僕の住んでいる村はミリリュウ、ハクリュー、カイリューしか住んでいない。  
ちなみに僕は色違いというお墨付きのカイリューなんだ。  
だからみんなは僕のことを気味悪がったり、けなしたりする。  
正直僕はもうそんな生活には耐えられなかった。  
でも・・・今日はその生活から抜け出せる最高の1日となった。  
「ふぁぁ〜〜ぁ」  
いつも通りの朝がやってきた。  
いつもの日課として村の外にある木の実を取りに行くために広場に向かった。  
「おい。聞いたか?」「ああ。どうするんだろうな。」  
何かあったらしい。(ま、いつものことか)そう思い村の外へと向かう途中、村長に呼び止められた。  
「ちょっと待ちなさい。ウンライン君。」「へ?どうかしたんですか村長?」  
「あるミリリュウが森の中で普段見かけない狂暴なポケモンを見てな…」  
(はあ…またやっかい事を押しつけるのか…)  
すぐに終えられるやっかい事であることを心の中で祈った。  
「そこでおぬしに出向いて貰いたいのだ。」「やっかい事は慣れてますよ。」  
おそらく色違いだから仲間はずれにしたいとでも思っているのだろう。  
でも村長の雰囲気がいつもと違っていた。何だか申し訳ないような感じが漂ってくる。  
「目撃したミリリュウの話ではそのポケモンは生贄を要求したようなのだ。頼む。村のために行ってくれ。」  
正直、この村での生活から抜け出したかった。いいきっかけなのかもしれない。そう思い、決意した。  
「わかりました。で、いつそのポケモンのところに向かうのですか?」  
「今夜だ。」「わかりました。」その後、木の実を取りに行のをやめて、晩になるまで家の中でのんびり過ごした。  
 
その夜  
僕はその狂暴なポケモンのいる洞窟へと向かった。  
洞窟の中へ入ったとき、村長の言ってたポケモンは半分眠っていた。  
「あの〜もしもーし。」「ん?ようやく来たのか。待ちくたびれたぜ。」  
暗くてよくわからなかったが緑色のポケモンであることがわかった。  
「ほう。俺と同じ色違いか。あんた運がいいな。」そういうとすぐに噂のポケモンは  
翼を広げて起きあがった。暗くてシルエットしかわからなかったがこのシルエットは本で見たことがある。  
「ボーマンダ?」「ご名答。ここらじゃ俺のようなポケモンは見かけないのによくわかったな。」  
たしかにボーマンダはこの地区では見かけない。その他あれこれ考えている内に彼が  
話しかけてきた。「もう夜も遅いしここで1晩明かしてから案内してくれないか?」  
「へ?案内?生贄じゃないの?」「生贄?何でそんなのがいるんだ?  
俺はこの森で出会ったミリリュウに道案内できるポケモンを連れてくるように頼んだだけだが?」  
おかしい。村長の話と違う。不審に思い、ボーマンダに今朝のことを話した。彼はしばらく考えてた。  
「ついてきてくれ。」そう言うと彼は器用に手を使い、床にある隠し扉を開けた。(あれ?手?)  
ボーマンダは四足歩行だから手のような物は無いはずなのに…  
でも手がなければ開けられない扉を難なく開けた。「さ、早く行こうぜ。」  
「あ、うん。」僕は彼の後に続いてハシゴを下りた。その先には何もない箱の中のような空間があった。  
「モニター室はこっちだ。」「もにたーしつ?」いきなり聞いたことのない単語にちょっと戸惑った。  
「監視する為の部屋だ。難しく考えずにこっちに来いよ。」  
とりあえずその部屋に入ると、四角いボックスの所々に絵みたいな物が写っている。僕はそれに見とれていた。  
「四角いボックスみたいなのがテレビと言って、絵みたいな物は今の風景をうつしている映像だ。  
んで、これがさっきの洞窟の中の映像だ。」  
彼は近くのボタンを押して、洞窟の中の風景を表示した。そこには殺意に満ちた村長と他の村人達がうつっていた。  
「探せ。我々の生活を脅かす者を消すのだ。」そこで映像が映らなくなった。「やっぱりな。  
逃げて正解だったぜ。」騙されたことを知った僕は放心状態となり、その場にへたり込んでしまった。  
「だいじょうぶか?」「うん。へーき。ありがと。」彼に励まされて少し気が軽くなった。  
しばらくしてから彼が訪ねてきた。「そういや名前聞いてなかったな。俺の名前は  
マンダって言うんだ。あんたは?」「ウンライン。」「なあライン、とりあえず休もう。  
ここなら絶対に気づかれないから。」「うん。」僕は立ち上がった時に何か妙なボタンを押してしまった。  
その時今写っている映像が変わった。いろいろ写ってたけど一番印象に残ったのはドラゴンタイプの♂同士の  
エッチなシーンであった。「おお、すげえ…」  
マンダも僕もその映像に釘付けにされた。何だか気持ちよさそう。しばらくすると急に映像が映らなくなった。  
「げ、いいとこなのに」マンダはスイッチをいじった。でも映像は映らなかった。「ちぇ……あ!  
悪い。すぐ寝室に案内するから。」僕はあの映像が頭から離れられずボーッとしてしまった。  
気がつくと寝室に連れて来られてた。「じゃ、お休み。」「うん。」  
 
彼が板?の上にある布?の中に入って横になっていたので同じように彼の隣にある物の中に入った。  
中は結構ふかふかで暖かかった。でも眠りつく事が出来ず、あの映像による影響がエスカレートしていった。  
具体的にはマンダを見ると興奮しちゃう。僕は彼を見ないために逆方向を向いた。  
その時、マンダが後ろから抱きついてきた。興奮していたので顔が真っ赤になって、心臓がバクバクした。  
「やっぱり発情しちまってたか。」「いつ気付いたの?」「あの映像を見た後さ。  
あれは初心者にとってきついからな。」そう言うと彼は僕の股間をまさぐり始めた。「マンダぁ…だめぇ。」  
頭が真っ白になった時、ついにマンダが僕の尻の穴と雄棒に触れた。「ひゃああ!!」今まで感じた事のない  
快感と苦痛のあまり声を上げてしまった。その後も触られるたびに喘ぐような声が出る。  
もう優しく触られるだけでも何かが出ちゃいそうで不安だった。不安を感じた時には僕達を包んでいた布?  
は無くなっていた。僕は自分の物がどうなっているのかに興味を持っていたので、  
下を向こうとしたらマンダが僕を向き合うように回転させてディープキスをしてくれた。  
「はぁ…ぁぁ…ぁん」ちゅぷ、くちゅと言った音と僕のあえぎ声だけがしばらくの間部屋に響いた。  
「なあ四足歩行の俺が器用にボタン押したり愛撫出来ると思うか?」彼は撫でる場所を変えて、  
ゆっくりと説明を始めた。「200年前に俺はある研究所に入れられたんだ。その時に色違いと強さの関係  
の調査が行われていた。」「…結果は?」「色違いとそうでないのとの違いは無かった。俺は元々生まれつき  
強かったようなんだ。」「へぇー」「そこで俺を更に強くしようと関節などの肉体の改造や様々な  
知識を蓄えさせられたりもした…」ここから聞こえなかった。今もなお継続している快感のせいだ。  
「…で今俺の指はお前の尻の穴の中にあるんだ。」「どういう事?」「俺は人間に近いように改造されてな。  
こういう事が出来るんだよ。ほーれ」そう言った直後僕のお尻の方から言い表せない程の快感が襲ってきた。  
「ああ!!やぁ…ぁぁ…すごい」僕はこの快感に身体を預けていた。しばらくいやらしい音を聞いていると  
身体に異変が起こった。その時と同時にマンダが愛撫を止めた。赤ん坊のようによだれを垂らした僕の雄棒は  
後一息で爆発しそうだった。「マンダぁ…くるしいよぉ。」「じゃあこれでトドメだな。」マンダは僕の雄棒  
を咥え始めた。「ふえええぇぇ!マンダぁぁぁダメぇぇぇぇ!!」ビュル ビュル ビュウゥゥゥ  
そう言った時にはもう遅かった。僕は自然とマンダの頭を抱えつつ生まれて初めての精通を味わった。  
そしてすべてを出し終えた後、僕の身体は脱力しきった。「初めてだったんだな。ライン。」「うん。」  
僕はマンダの身体を見た。当然の事ながら雄棒がいきり立っている。でも僕みたいな無垢な物じゃなくて  
雄々しい感じの雄棒だった。「悪いな。こいつを鎮める手伝いをしてくれないか?」「いいよ。おいで。」  
マンダはまず僕のそばに寄ると僕の雄棒を彼の穴の中に入れた。「い…いきなりで大丈夫?」  
「ああ。心配しなくていいよ。」その後僕の穴に指を入れてぐりぐりした。さっきとやっていることは同じ  
であるが今は僕の雄棒が彼の中にある状況である。「マンダ…まさか腰動かす気?」「ご名答。」そう言うと  
いやらしい音と共に雄棒からと尻の穴からの2つ同時の快楽を味わうこととなった。「ふぁぁ…ああああ!…」  
僕の喘ぎ声は先ほどよりも大きく、間隔が短くなっていた。「ライン…はぁはぁ…良い感じだ。」  
さっきから僕は何もしてない気がする。僕の目の前にはマンダの顔と雄々しい雄棒があった。  
よだれは垂れてたが、僕みたいにあちこちに飛び散っていなかった。僕はその立派な雄棒をそっと舐めた。  
「ああぅ…ライン…何を…」「はぁ…舐めてる…ひゃああ!!」彼の腰のスピードは急撃のに上がった。  
「悪い…もういきそうだ。」「僕もだよ。」そう言うと僕はすぐに彼の雄棒を咥えた。  
マンダは腰を深く下ろした。その直後僕たちは射精をした。彼の暖かい精液が口の中に広がっていった。  
(これが…マンダの…)僕は彼が出した暖かい精液を全て飲み干した。(癖になりそう……)  
 
「じゃあこっからだな。」「ええええ!」意外だった。と思うのもマンダは200年も  
生きていたのだから…「200年生きたからって性欲が衰える訳じゃない。20年分の乾きと100年費やして得た  
テクニック。存分に味わってもらうぜ。」そう言うと彼は小悪魔的な笑みを浮かべ、次のステップに進む。  
まず僕の穴と自分の雄棒を引き離し、次に僕を上の方にもってくる。最後に元気いっぱいのマンダの雄棒を  
僕のお尻の穴へ突っ込む。ここで僕は色違いから性を受け取ったら死ぬという話を思い出した。  
そのためか僕は首を横に振って否定した。そんな僕を彼は優しく抱きしめながら深いキスをした。  
「心配しなくていい。痛くないように今まで慣らしたから。」僕の不安は痛みよりも死であった。でも  
そんな不安は彼が腰を動かすと共に消えていった。ただ完全には消えなかった。「ライン…どうだ…くぅ」  
「はぁ…ぁう…」彼がキスを続けているおかげで上手く喋れない。でももう不安は完全に消えていた。  
「はぁ…はぁ…一発行くぞ。」「い…いいよぉぉ…きてぇぇ」ビュク ビュク ビュッ ビュゥウウ  
20年の乾きが一気に注ぎ込まれる。「はぁ…はぁ…まだいってないよな。?」僕はただ静かに泣いていた。  
「そ…そんなに痛かったのか?」「ううん。色違いから性を受け取ったら死ぬっていう噂を聞いたから。」  
そう言うとマンダは少しほほえんで僕の手を彼の精液にまみれたお尻のところへもっていった。  
「これラインの精液だろ。もしあんたの仮説が正しければ俺もう死んじまっているぜ。」  
それを聞くと恥ずかしさと安心感がこみ上げてきた。同時に僕たちの雄棒が背比べをしてるかのように伸びてきた。  
「これでいった回数は同じになったんだよな。」「うん。」「じゃあ絶頂になるまでいかせ合い  
勝負しようぜ。中途半端な状態じゃ寝れないだろ?」「ま…まだするの?」「当然だろ。夜はまだまだ長い。  
じっくり楽しもうぜ。」「あううぅぅぅ…」その勝負は確実に負けるだろう。  
なぜなら僕は無垢で素人。対するマンダは100年以上かけて得た技術と経験があり、その上快感を欲している。  
でも僕はその勝負を受け入れた。彼ともっと交わりたいから。それにさっきのことが彼の技術の全てであると  
思ったからだ。しかし彼の身につけた技術は僕の想像をはるかに超えていた。  
まず仰向けに寝転がっていた僕の足を持ち上げて僕のお尻の穴を舐めた。「ぁぁぁ…」何されているのか  
よくわからず、予想外の攻撃に弱々しい声が出た。確認しようにももう力が余り残ってなかった。  
「すぐにいかせてやるからな。」彼は僕の体力のことを心配していたようだ。「やぁだぁ…はぁはぁ…  
僕もマンダと一緒に…」僕は残った力を振り絞って彼に伝えた。彼はあと少しのところで止めてくれた。  
「しばらく耐えていろよ。」彼はそう言うと僕のと自分の雄棒をくっつけて、掴んでいた手を上下に動かした。  
僕も彼と同じように掴み上下させた。「ひゃぁぁ…出ちゃうよぉぉ…」「まだだ。…頑張れ…」  
数分間水音よりも僕とマンダの喘ぎ声が部屋中に響いた。ふと僕の雄棒から熱い何かが来た。「マンダぁぁ…  
はぁはぁ…僕もうダメぇぇ。」「はぁはぁ…くぅ…頑張ったな…俺も…もう」僕たちは同時に絶頂に達した。  
僕の身体はあまりの快感のためにのけぞり、もだえた。彼は僕を押さえるために翼を使って動きを封じる檻を  
作った。僕はその檻の中で永遠と続きそうな快楽を味わった。長く続いた絶頂が終わると僕を縛っていた檻は  
優しく包み込んでくれる抱擁となり、その抱擁の中で静かに眠りついた。  
 
次の日の朝  
僕たちは昨日の激しい行為の後始末の為にシャワールームで水浴びをしていた。「ねぇ、マンダ」「ん?」  
「昨日200年生きていた。って言うけど僕たちってそれほど長く生きて来れたっけ?」昨日の激しい行為の中  
で唯一頭の中に残っていた疑問を問いかけた。「ああ、俺ともう一人のダチが人間にとってかなり役立ってた  
から老化しない様にテロメなんとかっていう薬使って歳をとらなくしたんだ。」「それで…今何歳なの?」  
「200とちょっとだな。もう覚えてねーや。」会話が終わり、シャワールームから出た後、「ライン。  
あんたこれからどうする気だ。」彼の質問に理解できなかった「そりゃ…」「道案内終わったら村へ帰る気か?」  
僕はようやく質問の意図が分かり焦った。でももう決意した。「マンダと一緒に行く。」そう言うと彼は  
笑って僕を迎え入れてくれた。僕たちは秘密の出口へ向かった。「なあライン。」「ん?」  
「今までに村の外に出たことは?」「無いよ。どうして?」「世界は広いからさ。海を越えたらそこから  
見たことのない文化やポケモンと出会うだろう。だから俺が色々な事を教えてやるよ。大人の遊びもな。」  
「大人の遊び?」不慣れな単語を聞いたので彼が解説してくれた。「昨日したあれだよあれ。」「ああ…あれ」  
聞いたことを頬を赤らめながら後悔した。行き止まりまで進み、彼が近くにあるスイッチを押して  
出口を出現させた。その時にまぶしい日光が僕たちをてらした。森に囲まれた村に住んでいたせいか  
空がこんなに青く日光がこんなにまぶしい物だとは思えなかった。「さあ。行こうぜ。」「うん。」  
僕たちは光満ちあふれる空へ向かって旅立った。  
終わり  
 
 

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