病気の弟ピチューを持つ姉ピカチュウは、弟の病気を治す薬を買うための資金集めに苦労していた。  
弟の病は難病で、どんなに真っ当な手段で熱心に稼いだとしても、薬はとても買えない。  
 
その挙句発見したのは、たった3分で莫大な賞金を得られるという裏世界のアリーナ。  
 
その種明かしは意外にも、歴史的に奥が深い。  
太古の昔、空間の神と時の神の戦いのときに偶然、時の流れのない空間が生まれた。  
その空間内は現実の世界と時の流れ方が全く違う。その空間での100年間が、外の空間の1分に当たる。例えば、その空間に入って何十年過ごそうと、現実世界に出た時には秒単位の時間しか経過していない。  
三分で〜という煽り文句だが、実際には現実世界における秒単位の時間しか費やさないのだ。  
さらに、そこでは時空の歪みの影響が生じており、空間内では生物が老化することもない。また、空間内で損傷を受けたとしても、空間を出ると入る前に戻っている。  
 
その空間は最近発見されたのだが、その空間の発見をしたのは悪徳なトレジャーハンターだった。  
その空間はポケモンたちの表社会には公表されずに、裏社会に売り飛ばされる。  
やがてその貴重な空間は、どんなに戦いに明け暮れても時間を浪費しない、アリーナへと作り変えられたのだ。  
どんなに傷を負っても現実世界に戻れば関係ない…その空間はアリーナとして重宝されてきた。  
だがそのアリーナのプロモーターが暗殺された。それからはしばらく闇組織同士のアリーナの所有権の取り合いになったが、最終的にはメスの性虐待に近い試練を見世物にする、卑猥なアリーナとなり果てて今に至る。  
メスの性を虐める見世物だけあって、その挑戦者には、挑戦の成功失敗に関わらず、莫大なファイトマネーを得ることができるのだ。  
 
ピカチュウは、無謀にもそこに挑戦して、弟の病を完全に治す薬を手に入れようというのだ。  
そのピカチュウは若く、性交は未経験。何度も言うとおり、あまりにも無謀な挑戦だった。  
だが、ピカチュウは挑んだ。そのアリーナへの道を探し出し、その挑戦権を得ることに成功したのだ。  
 
ピカチュウが連れられてきた異空間は、別世界とは分からないよう細工されている。ピカチュウにも、仕掛けは教えずに地下深くの施設だと説明されていた。  
 
「お願いします。私は、このアリーナに挑戦して賞金を得たいんです。」  
受付ではきはきとした態度でそう言っても、笑われるのは当然だった。こんなに生き生きした少女がこのアリーナに挑戦しに来ることなどあり得ないことだったからだ。  
「挑戦権を得るのが至難だというのは知っています。しかし、それでも私はこの挑戦を受けなければならない…。挑戦権を得る試験を受けさせてください! お願いします!」  
このアリーナでは、挑戦者は一切の出費をしなくて済む。ただし、誰でもアリーナに参加できては意味がない。それ相当の、勇気と根性を試される試験が行われるのである。  
ピカチュウは受付に笑われつつも、その参加資格を得るための試験会場へと連れられて行った。  
 
ピカチュウが連れられてやってきたのは、広いリング。  
普段はここで、メスたちのチャレンジの見世物をしているが、その時間帯は空いているらしく、客はなしで空だった。  
 
広いリングはがらんとしているが、その中心に、大きな鉄柱が立てられていた。  
いや、鉄柱と見違えたほどのそれは、天井に向かってまっすぐに立てられた巨大な張り形だった。  
その太さは15p近く、ペニスの首の部分はもう一回り太く、長さは1メートルほどで、巨大なペニスの形を模られている。  
「これは…」  
「ボスゴドラのペニスを模した張り型です。妖精タイプのポケモンは、これを入れられなければ資格を得ることが出来ません。」  
ピカチュウのサイズの挑戦者なら、これを入れられるほどの性器と度胸を持つ者。それが資格を得る試験だった。  
 
まず性器をディルドに挿入する前にピカチュウの性器を軽く検査される。  
ピカチュウの性器は一般的なピカチュウとなんら変わりない、ただし未経験なだけに膣口はまだ固く、ディルドはおろか、指もまともに入るか分からない。  
陰唇もあまり厚みがなく、性器は控えめだった。  
 
ピカチュウは試験官に促されてその極太のディルドにまたがった。ピカチュウの比で言えば、スカルファックとも等しい。  
処女にしてこの太さのディルドを挿入するなど、このアリーナのスタッフでも見たことはない。  
スタッフは皆、すぐに諦めるだろうと思っていたが、それでもピカチュウは、その挑戦を諦めようとしなかった。  
「誰か…協力を…力のあるスタッフの方の協力をお願いします…。」  
原則として、自力だけでどうしても出来ないことについて協力を求めることは反則ではない。  
今回もスタッフの一人、ルカリオが手伝いとしてつけられた。  
「お願いします。これを…押し込んでください。思いっきり!」  
 
ピカチュウはルカリオに腰を支えて持ち上げられた。  
ルカリオに担がれて、ディルドの先端に、ピカチュウの膣口が押し付けられた。  
「お願いします、挿れてください…。遠慮はいりません。思いっきり、力を込めて…」  
ルカリオといえば生粋の格闘タイプ。その力は半端ではない。ピカチュウはそれをもちろん理解している。  
スタッフは機械的に働くだけなので、ピカチュウの言うとおり、ピカチュウの性器を張り形に押し付けた。  
「ぐ…ぐぐ…」  
ディルドに押し付けられたピカチュウの膣口が限界まで開く。が、せいぜい陰唇で先端を包むことしかできない。先端からだんだん太くなるところへは、とても進むことが出来なかった。  
ピカチュウは声を荒げた。  
「お願い! やって! もっと力を入れて! 私も頑張るから! あなた格闘タイプでしょ!?」  
ルカリオも手加減しているようだが、ピカチュウは顔を赤くしてルカリオに言った。  
「私なら大丈夫! 力いっぱいお願い!」  
ルカリオも躊躇っていたが、とうとう、ピカチュウの話を承諾したらしく、頷いた。ピカチュウは微笑んで、  
「じゃぁ、私がせぇのっ! って言ったら全力で押し込んでください! 私も腰の力、抜きます。お願いします!」  
ピカチュウは一度大きく深呼吸した。膣はディルドのほんの先端1センチの部分を飲み込んでいるだけだ。膣口はまだ6センチも開いていない。  
 
ピカチュウは覚悟を決めて、息をのむ。  
「…いきますよ…せぇのっ!!」  
ルカリオが格闘タイプなりの全力を込めて、ピカチュウをディルドへと押し込んだ。  
 
グボボッ!!!!  
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」  
 
ピカチュウの膣はメリメリと音をたて、先端を一気に飲み込んだ。  
だが、まだ鎌首の一番太いところへはさしかかれない。ピカチュウの膣の入り口は12センチほどまで広がり、それから止まってしまった。  
「だ、大丈夫ですよね…? 一息つけば…もっと奥まで…」  
ピカチュウは息も絶え絶えな様子で、それでもまだルカリオに挿入を求める。これではまだ試験合格ではないからだ。  
とはいえ、ディルドはピカチュウの膣の一番奥まで到達しており、子宮口をへそまで押し上げていた。  
少なくともこの亀頭を挿入できなければ、試験合格にはならない。それには、子宮へこの亀頭を導かなければ、収まりきらない。  
「お願いします…ルカリオさん…私の、子宮口を…拡げてください…ちからいっぱい押し込めば…入れられます…よね…」  
スタッフは、チャレンジャーの頼みを断ることはできない。  
「お願いします…もう一回、押し込んでくれますよね? …もう一息だから…もう一回いきますよ… せぇ…のっ!!」  
ピカチュウは全身の力を抜き、ルカリオは、黙ってそれに応えた。  
 
ズボッ!! ズズズ…  
「ぐあっ、あああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」  
ピカチュウの腹部の辺りからメリメリと音がする。  
ピカチュウの子宮口にディルドの先端が押し付けられ、さらにそれが子宮口に侵入してそこを拡げ始めた。  
膣口はいよいよ、亀頭の太いところにさしかかる。膣口が悲鳴をあげた。それでも、ピカチュウは諦めない。  
「お、お願い…もうちょっと…あぁ…ぁ…ぁぁぁあああああ!!」  
ルカリオがタイプ特有の怪力でピカチュウの身体をディルドに押し付けた。ピカチュウの身体はディルドに押し付けられ、ディルドはぐいぐいとピカチュウの身体へと埋もれていく。  
ピカチュウの膣がミリミリと音を立てる。裂ける寸前だった。子宮口も、入り込んでくるディルドでどんどん拡張されていく。  
もう一度ルカリオが勢いをつけてピカチュウを押し込んだ。とうとうピカチュウの膣口は、ディルドの亀頭をズルリと飲み込む。だが勢いがついて、亀頭は子宮口まで押し込まれ、とうとう子宮口を通過した。  
「ぐあぁ…あ!」  
ピカチュウの子宮口を、15センチを上回る太さが通過する。亀頭は子宮口を潜り抜け、ピカチュウの子宮はディルドの亀頭を丸々飲み込んでしまった。  
巨大な亀頭がピカチュウの子宮壁を拡張し、内臓を圧迫する。膣口と子宮口も、その管の太さに拡張されて痛みをもたらす。  
ピカチュウの膣口も、膣壁も、子宮口も子宮もパンパンに拡張されたが、柔軟な陸上タイプの身体の性質が生き、かろうじて裂けはしなかった。  
ピカチュウの子宮口は胸部近くまで押し上げられており、その巨大なディルドの姿をくっきりと腹に写し出した。  
性器を目茶目茶に拡げられ、ピカチュウは意識を失いかけていたが、それでも、間違いなくこのアリーナの挑戦権を得た。  
これからも、ピカチュウは無謀な挑戦に自分の性器を捧げ続けなければならない。だが、ピカチュウにはその覚悟ができていた。全ては弟のために…。  
 
 
挑戦は終わり、ピカチュウの性器からディルドが引き抜かれる。ディルドには処女の血液が付着していた。  
寝かされたピカチュウは、四足を大の字に開いてぐったりとしている。巨大なものを引き抜かれた後のピカチュウの性器はだらしなく開き、子宮口も半開きになったままになったままになっている。  
無理はない、たった今フィストファック同等の責めを受けたのだから、性器は早くもボロボロの状態だ。  
 
ピカチュウはスタッフたちに高く評価され、アリーナチャレンジの参加資格を得た。  
次の日までピカチュウは、アリーナ備付の宿舎に泊って身体を癒した。ピカチュウはもう、次の日から挑戦に参加する気でいる。  
性器はズキズキと痛むが、きずぐすりを使って落ちつけた。そして、スタッフに渡された挑戦のメニューを眺める。  
プレイヤーはこのメニューの中から自分が好きなものを選んでそれに挑戦することができる。成功すればその種目に定められた賞金が、失敗したり途中で断念したりしても、減額はするがファイトマネーは得られる。  
ピカチュウに渡されたメニューは本一冊分もあり、種目は50種類を超える。その種目も難易度を選ぶことが出来、その全てを、ピカチュウが自分の意思で選ぶことができる。  
また、好きな時に欠席したり、このチャレンジ自体をやめてアリーナから出ていくのも自由。試合時間こそ限られているが、基本的に、プレイヤーの行動に束縛はない。  
なにしろ主催者側はそれを見世物にして、儲けをしているわけだ。それ故に、見世物のすべてはプレイヤーの意思優先ということになる。  
幸い、主催者側はプレイヤーには困ってはいなかった。身体を売ってまで賞金を得ようとする者はいくらでもいる。誰かが勝手に欠けたところでなんの問題も起こりはしない。  
ピカチュウは性欲にまみれたアリーナへの挑戦に、足を踏み出した。  
 
 
 
 
もしかしたらつづくかもしれない  
 

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