プクリンのギルド副所長、ぺラップの一日は早い。  
 
ギルド副所長として誰よりも早く起き、  
「起きろぉぉぉーっ!朝だぞぉぉぉっ!」  
仲間であるDの(所長の方針にあやかり『ともだち』と呼ぶ場合もある)大声に耐える事から始まる。  
 
──いつもこの時間に?  
「もうカラダが慣れたと言うか…寝過ごしてもアイツの馬鹿でかい声で叩き起こされるからな。」  
 
そして毎日の朝礼を行い、仲間達に本日どのような事をするのかを告げる。  
所長からの信頼が非常に厚いため、ペラップはほぼ全ての業務を行っている。  
 
──仲間達の事をどう思っている?  
「本っ当にダメなヤツラだ!アイツは物覚えが悪い、アイツは壺ばかり磨いている、アイツは……  
……でも、大切な…いや、そんなこと無いという訳では…」  
 
業務を告げた後は、彼自身の仕事に移る。如何にも面倒そうな書類仕事だ。  
 
──何を書いている?  
「セカイイチの…もっと多く仕入れるようにしろ、という要望書だ。」  
──やり甲斐はある?  
「やりがいというか、誰も進んでやりはしない。親方様はもっと消費量を自重して…スマナイ、今のカットで。」  
 
書類仕事をしている最中に、緊急事態が発生した。  
「キャー!チャームズですわー!」  
 
何と不審な輩がギルド内に侵入し、一人が金切り声を上げて辺り一面を走り回る始末。  
無論ぺラップがそれを見逃す筈はない。直ぐ様現場に駆けつける。  
「コラーッ!お前ら、持ち場に戻れっ!」  
 
「あら?そんな風に言わなくてもいいのに……」  
「ミミミ(プライバシー保護)さん、下手にウチの面々をたぶらかすのは止めて貰いたいっ!」  
「…もっと素直になってもイイのに。」  
ぺラップの活躍により、不審な輩は去っていった。  
 
──こういった事はよくある?  
「いや、ウチは滅多に無い……やっぱりサインぐらいは…」  
そしてペラップは書類仕事に戻る。  
 
1日の業務が終わり、ギルドの就寝時間になる。  
明日もまた、ぺラップの一日は早い……  
 
その後サプライズプレゼントで屈強な雄ポケに延々ずぽずぽされる話って無いかね  
 

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