こんにちは!私「心(こころ)」1○歳!来週はウツギ博士に呼ばれてポケモンをもらいに行くの!  
うふふ、チコリータにヒノアラシ、ワニノコ…どれをもらおうかなぁ、楽しみだなぁ…。  
「ねっ、ジーヤ」  
「バクー♪」  
バクーダの「ジーヤ」が、上下にびょんびょんと首を伸ばして頷いている。ちょっとキモイけど、とっても頼りになる子なんだ。  
そうして、庭でジーヤと一緒にオボンの実のお世話をしていると、数度電話のベルが鳴って、すぐにお母さんからの声がかかったの。  
「ココちゃーん、ホウエンのハルカちゃんからお電話よー」  
「えー?はーい」  
ホウエン地方に住んでる親戚のハルカお姉さんは、とっても優秀なポケモンブリーダーなの。それにかっこよくて綺麗でかわいいポケモンを  
い〜っぱい持ってるからアコガレの存在なんだよねー。  
急いでじょうろを片付けた私は、お母さんの手から奪い取るように受話器を取って、「もしもし」と向こうのハルカお姉さんへと声を掛けた。  
お母さんがちょっと怒った顔をしてたから、片手でゴメンナサイもしておいた。  
『あ、ココちゃん元気?聞いたよ〜、ついにトレーナーになるんだって?』  
「えー、お母さんお姉さんに言っちゃったの〜?ビックリさせようと思ったのに〜」  
ついお母さんを睨むと、どうどう、と両手を挙げてきたから取りあえずムシっ。  
『ココちゃん、そのまま進学しちゃったから、てっきりポケモンに興味無いと思ってたよ。で、最初は炎?それとも水?それともそれとも  
 草とか?』  
「うーん、特に決めてないなー。目つきが可愛い子がいたらその子にしようかなーとかそんな感じ」  
『あっははははは!!ココちゃんらしー!よし、ポケモンブリーダーの新進気鋭。ハルカお姉さんがトレーナーデビュー祝いにタマゴを  
 あげちゃおう!』  
「えー!?いいのいいの!?でも、ハルカお姉さん、前に「あんまり最初から優遇もどうかな」とか言ってなかったっけ?」  
去年の、本家(ウチとハルカお姉さんのお家は分家ってやつで、シンオウ地方に本家っていう古いお家があるの)の新年会で、本家の  
男の子になんかのタマゴをせがまれていたお姉さんが、ビシッと男の子にお説教してたことを思い出す。  
そんなことを知ってしらずか、お姉さんはまた「あっははははは」と笑って続けた。  
『あの子、タマゴを自分が孵した後に、また私に渡してそだてさせようとしてたのよ。それで叱ったの』  
「あ、なーるほど!」  
それは叱っちゃうかも。と頷く私に、お姉さんはさらに「そっちにジーヤいるでしょ?」と続けてきた。  
のそのそと上がってきたジーヤにもお姉さんの声が聞こえたみたいで、うきうきした顔で寄ってくる。  
「え、うん。すっごいお役立ちだよ!もう手放せないって感じ!」  
ジーヤは元々、お姉さんが送ってくれたポケモンで、近くに「すいどう」があって冷え込みが厳しいワカバタウンに住んでる私達に  
お姉さんが貸してくれたの。それに一家揃って冷え性な我が家なので、超大助かり!  
『タマゴと一緒に、ジーヤに着けるカゴもいっしょに送るから、デビューするときは一時的にジーヤを連れて行きなさいよ』  
「え?なんで??」  
 
『ジーヤは「とくせい:マグマのよろい」っていうのを持っていて、タマゴが孵りやすくなるの。その後はジーヤに頼らないで、  
 自分で育てること!』  
ジーヤが何かを告げたそうにコッチを見上げながら、膝の後ろを頭でグイグイ押してくる。なんだろう?  
「はーぁい!…なんのタマゴくれるの?」  
『それは孵ってからのお楽しみ!それじゃあまたね!』  
「うん、またねお姉さ…ん、ちょっとまって!」  
『ん?』  
私ははっと思い当たって、ぐいぐいと足を後ろから押してくるジーヤの側へと受話器を持って行く。  
「はい、ジーヤ。ハルカお姉さんだよ」  
「バクー!バクゥー!バクバクー!」  
『あっははは!久しぶりだねジーヤ!ココちゃんたちと仲良くやってる?』  
「バクゥー!」  
『そっかそっか!じゃあ、今度そっちに行くから、そのとき一杯遊ぼうね』  
「バクー!」  
ツーツーツーと切られた音をちょっと寂しそうに聞きながら、ジーヤが満足げに頭を擦りつけてくる。かわいいやつめ。  
やっぱり育ててもらったハルカお姉さんが大好きなんだね。  
うりうりと頭を撫でていると、お母さんが「ゴハンよー」と呼んできた。さあ、ばんごはんだー!  
*  
「うふふっ」  
「なんだよココ、嬉しそうだな」  
その年齢にしては大きめの胸を、鷲掴みにする無骨な手。ココの家の側に住む幼なじみ「シルバー」だった。  
「だってぇ、もうすぐトレーナーなんだもん。ワクワクする」  
枕元に置かれた、トレーナーの手引きと書かれているパンフレットの表面を撫でる細い手を取り、乳房の上で両腕をクロスさせたまま  
拘束し、青年は腰を前に押し出すように何度も揺する。  
「あっ、あっ、あっ、あっ」  
「こう、やってっ、ヤれるのもっ、もうすぐっ、無くなるかもなっ」  
「あぁっ、そ、そうかもっねっ」  
シルバーは腰をさらに押しつけ、きゅっと大臀筋を引き締めた。  
「くぁっ、ココ、出るッ」  
「っ。いいよっきてっ」  
どくどくと熱い精液がココの膣をたっぷりと犯し、シルバーはさらに精液を搗くように膣奥を亀頭で刺激する。  
「ンあぁぁっ!それ大好きィ!」  
「コレも好きだろ、コレもっ」  
膣奥を搗き捏ねていた亀頭を引き摺り、膣天井を搗き解す。  
「ぃあぁぁ…ッ!」  
下腹部を激しく痙攣させ、快楽を露わにするこころにシルバーの頬が緩んだ。  
「いつも思うけど、オマエ本当に気持ちよさそうにするよなぁ」  
「あぁぁ…らって、ひゅごくきもひいーんらもん…あ、とろけるぅぅ」  
「はいはい、トロけてトロけて。まだまだSEXするからなー?気絶すんなよ」  
「がんばりゅぅ〜」  
セックスフレンドと呼ばれる関係の二人。こころは手引きに書かれていたトレーナーや、ジムリーダーたちの写真を思い浮かべて  
微笑んだ。  
 
―ぜったい、おしたおしてやろうっと…うふふ。―  
 

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