「ぐるぅぅ!!」
「んくっ!!んっ、ごくっ・・・」
また、俺の精液を飲んでる・・・
嬉しそうに飲んでるのは良いが、さすがに限界・・・
「んっ・・・やっぱり、グラエナのって、美味しい。ね、もう一回、良い?」
その言葉に、俺はあわてて首を横に振る。
言葉で伝えられたら、もっと楽なんだがな・・・
「そっかやっぱりもう駄目だよね・・・それじゃあ寝よう!もちろん、一緒に!」
「がぅ。」
おぅ、とうなずいて敷布団をしいていくマスターを見つめる。
俺に甘えて可愛い奴だが、しかし、度が過ぎるというか・・・
マスターなのに、マスターでないかのようだ。
だが、バトルのときの指示は適切、俺はマスターの元に来てから、マスターの仲間以外には負けたことがない。
ポチエナだった俺達は野生同士の縄張り争いで負けが続いていた。
食料となる木の実が少ない縄張りで、なんとかとれた食料も仲間同士での戦いでだれが取るかを決める。
そこでも俺は負けていた、空腹だった・・・
もう耐えるのは無理だった、仲間のもとを飛び出た俺はとにかく食料を探した。
だが、この辺りはどこも同族の群れの縄張りで、警戒が厳しく、食糧なんて取れなかった。
ようやく同族の一帯を抜けたころには、俺は空腹で倒れていた。
そのときに助けてくれたのがマスターだった。
空腹で倒れていた俺の前に、オボンの実を置いてくれた。
俺は何も考えず、それにむさぼりついた。
食べ終わったときに「美味しかった?」と聞いてきたマスターに、俺は敵意を示していた。
その時の俺は、仲間を抜け出し、生き倒れ、むしゃくしゃしていたんだ・・・
やさしくしてくれたマスターに、ひどいことをした。
だが、マスターはそんな俺に「怖がらせてごめんね?それじゃあね。」とこっちが悪いのに、さらにやさしい言葉をかけてくれた。
俺とは逆を向いて行ってしまおうとするマスターに、俺は戸惑いを覚えた。
行かないでほしい、もっとやさしさがほしい、と・・・
俺は足を動かし、マスターのあとを無意識に追っていた。
「ねぇ、さっきっからついてきて、どうしたの?」
どうやら、気付いてたらしい、それならもっと早く振り向いてくれればいいのに、なんて思ったもんだ。
でも、反応にも困って、とりあえず唸ってみたんだ。
「バトル、してみる?」
マスターも反応に困ったらしく、とりあえずボールを出してきた。
俺も、それに敵対して、唸り声を強くした。
マスターもあきらめたかのようにボールからポケモンを出した。
出てきたのはルカリオ、今は俺の先輩、憧れもある。
だが、その時には圧倒的な強敵、恐怖が体中を駆け巡った。
それでも、俺はがむしゃらに突っ込んでいった。
もちろん負けた、体はボロボロ、それでも立ち上がって、俺は突っ込む。
だが、ルカリオ目の前に、倒れこむ。
でも、悔しくて、もう一度立ち上がろうとする。
そこで、俺は何かに抱きつかれる、マスターだ。
「ねぇ、どうしてそんなに頑張るの?君は、どうしたいの?」そう聞いてきた彼女の腕の中で、俺はほんの少し唸り声をあげて意識が途切れたんだ。
そこからはポケモンセンターに連れて行ってもらい、治療されたと聞いた。
そしてマスターは意識が戻った俺に「ポチエナって、がんばり屋さんだよね。なんか好きになっちゃったかも。」なんて言って俺の目の前にモンスターボールを置いた。
俺は自ら、その中に入った。
グラエナになるまでは戦闘練習、模擬戦、実戦、そしてマスターにトリミングをしてもらいながら「やっぱポチエナは可愛いね。」なんて言われて浮かれていた。
そう、俺がグラエナに進化してから、マスターは少し変わったんだ。
「グラエナ。かっこいいね。」
「ぐるるっ!」
俺は進化したてですっかりと変わった自分の姿に、強くなった力にうれしく思っていた。
マスターもそうだと思った、けどどうやら少し違ったようだ。
トリミングされながらほめられてうれしくなって気を緩めていた。
ひっくり返されて、おなかをなで始めたマスターに、俺はじゃれつくようにしていた。
だけど、マスターはそれだけじゃとどまらず、俺の股間部分まで触り始めた。
さすがにおかしいと思って、止めようと思った。
思ったが、どう止めていいのか分からなかった・・・
強くなったこの力をまだ完全に制御できてない俺に、手加減が出来るのか?
マスターを傷つけるなんて、絶対できない。
でも、今の行為をやめさせないと・・・
その葛藤が俺の中を廻っていた、そして結局何もできず、ただマスターにされるがままになる。
股間を触られて、興奮しない雄なんていない。
マスターにみられたくない、はしたない部分を、目の前で見られてしまう。
進化して、そこも大きくなり、形もいびつになっている・・・
それなのに、マスターは俺のそこをじっと見つめている。
今なら、体を反転させて逃げれる、逃げれるはずなのに、体は動かない。
何かを、求めていた。
いや、何かじゃない、マスターにされることを期待していたんだ。
最低の考え、でもマスターは初めからそのつもりだったようで、ゆっくりと俺の性器に手を触れる。
ゆっくりと扱き始められ、体が硬直してしまう。
でも、マスターにそんなことをされてるという背徳感と、気持ち良さにだんだんと酔いしれ始めてしまう。
マスターは扱くのをやめて、俺の性器に口づけをする。
そして、口を開き、俺の性器を銜えこんでしまう。
俺は口をパクパクするくらいしかできず、マスターは口の中で俺の性器を刺激し始めてしまう。
気持ち良い、こんなに気持ち良いのは、始めて・・・
でも、出すわけにはいかない、マスターが銜えてるのに、絶対だめだ・・・
「んっ・・・出さないね、あんまり、気持ち良くない?」
そんなことはない、と首を横に振る。
「じゃあ、私の口に、出して?」
「わぅ・・・」
そんなことを言われたら、本当に我慢できなくなる。
また再び加えられ、少し刺激されれば、我慢の限界がきた性器がその我慢を解き放ってしまう。
「ぐぅぅっ!」
「んぐっ!!んくっ、んくっ・・・」
ま、マスターが俺の精液を飲んでる・・・
なんて背徳的、でも、うれしい・・・
「ん、グラエナの、おいしい。ね、またちょうだい?」
俺は、そこで思わずうなずいてしまった。
それが、俺とマスターの今の状態につながってる・・・
毎日2〜5発、飲みたいと言われてつい承諾してしまってる・・・