トキワの森その奥地にある誰にも知られない暗い場所で、
今まさに淫欲の性宴が開かれていた
「おらっ! たっぷりとフグリちゃんの子宮の中に注いでやるぜ!」
「イヤアアア!!」
一糸まとわぬ姿のフグリは、男によって後背座位で激しく揺さぶられ、
貫かれていた。純真な少女のからだは、もうすっかり男の性欲の餌食となり果
て、可愛い唇も、ぷっくりと乳首が勃った乳房も、もちろん今まさに醜悪なイ
チモツで貫かれている秘唇も、性臭濃いザーメンにまみれていた。
彼女を犯すオスは、いま腰を振っている男一人ではなかった。その周りにも
十数人はいるだろうか。男たちは皆、フグリが犯される姿を嬉々として眺
めていた。全員裸で、もう一巡した証拠を示すように、
誰の肉棒もてらてらと淫靡に濡れていた。
彼らは窃盗団だった。この辺を縄張りにしていたが、付近の住民の通報により
警察がこの辺り一帯を一斉取り締まりを始まっために一時的に
山奥へ隠れていた。警察に見つかれば、彼らのような指名手配犯は現行犯逮捕。
取締りがさらに強化されために、自然、彼らの潜伏期間もそれだけ
長いものになった。その間、蓄えていた食糧などで食べるものには困らなかったが、
問題は女だった。人里には当然出られないし、街道などに出ても運悪く警察と鉢合
わせしたら一巻の終わりだ。出ようにも出られず、女日照りの日々が長い間続
き、我慢も限界に近くなっていた。しかし、
ようやく取締りがトキワシティー近辺から引き、窃盗団たちは女を調達しようと
雀躍して山を下りた。初めての冒険に心躍るフグリは、嬉しさのあまり
モンスターボールを忘れてしまっい…そんな時だった。彼らに遭ったのは、
不幸としか言いようがなかった。
少女はさらわれ、彼らの隠れ家に連れ去られた。
そうして、フグリ輪姦陵辱劇の幕が上がった。
少女の秘められし可憐な花弁は無惨に散らされ、猛々しい肉棒でさんざんに
貫かれた。フェラチオを強要され、キスもまだしたことのない唇にむせかえる
ような精臭を放つ肉棒を押し込まれて、喉に粘りつく濃厚なザーメンを何度も
飲まされ、また顔に浴びせかけられた。膣出ししまくられ、精液まみれになっ
て締まりが悪くなると、立たされて脚を大股に開かされ、衆人環視の中、自分
の手で膣に溜まったザーメンを掻き出さなければならなかった。濃い精子がぼ
たぼたと途切れることなく落ち、その度に大きな水溜まり、いやザーメン溜ま
りを作った。男女の営みについては、書物で一応の知識を持っていたフグリは
は、(子供を孕んじゃう……)と絶望に泣いた。だが、男たちは可憐な少女
の哀れな様子などお構いもしなかった。飽くことなく、淫虐に満ちたどろどろ
の欲望を、肉人形に堕ちたフグリの媚肉の中に次から次へと吐き出してい
くのであった──
子宮に注ぐと聞いて、もう完全に手遅れなのにも関わらず、フグリは恐
ろしい嫌悪感に必死で頭(かぶり)を振った。が、その男は少しの遠慮もなく
フグリの腰を下に強く押しつけ、肉棒を根元まで刺し込んだ。そして彼女
の膣(なか)深くで己の欲望を思い切りぶちまけた。
ビュルッビュルルッ! ビュルルーッ! ビュルルルルーッ!
「アアアーーーッ!」
爆ぜた肉棒から大量の黄色く濁った粘液が勢いよく噴出し、膣奥を叩きつけ、
まだ未熟さを残す子宮に流れ込んでゆく。フグリの子宮はもうすでに満杯
状態で、新しい精液が流れ込むたびに徐々に膨張していく有様だった。卵子は
──もうとっくに食い荒らされていた。
「おおう……ああ……」半ば忘我に入りながら、出し尽くすまで腰を上下させ
続ける男。「気持ちいいぜぇ……カワイコちゃんのキツキツおまんこに、一月
以上溜まりに溜まったザーメンが……どんどん吸い取られていきやがる……」
「ア、ア、ア……」喉をわななわせるフグリ。「また……熱いのが……お
腹にいっぱい入ってくる……赤ちゃん出来ちゃう……」
やがて満足し終えた男がフグリのからだから離れると、ニュプリといや
らしい音を立てて肉棒が引き抜かれた。その場にくずおれたフグリのヒク
ヒクと蠢く充血した肉唇から、よほど溜まっていたのだろう、ドロリとしたほ
とんどゲル状の黄ばんだ精液が流れ出てくる。これが彼の今日三発目であった。
「あーあー。また全部中に出しやがって。せっかく掻き出したばかりなのに、
まーたフグリちゃんがキレイにしないといけねえじゃねえか」
他の男たちが苦笑を浮かべて言うと、
「ヘッ」
膣出しをした男は口端を歪めた。「どうせお前らもまだまだ出すんだろうが」
「それもそうだ」
男たちは笑いあった。
男たちの一月以上の禁欲生活で溜まった性欲は、フグリをこれだけ弄ん
でもまだ尽きることがなかった。何人かがいきり立ったままの己のイチモツを
しこり、「待ちきれないぜ!」と熱っぽく言う。
「おいおい、あんまり昂奮しすぎて空出しすんなよ?」
男の中の一人がそう言いながら笑った。
「出しても出してもまだ収まらねえんだよ……ウウ、で──出る!」
フグリの間近でしごいていた男は、空いてる手で少女の腕を掴み上半身
を持ち上げると、その胸に狙いを定めてザーメンを発射した。
ビュルルー! ビュルルウウウーーーッ!!
すでに黄土が被せられた泥山のようになっていた双丘に、さらに浴びせかけ
られる無慈悲な泥雨。
「キャアアッ!」
乳房の谷間に浴びせられ、フグリは心臓の上を灼かれるような熱さにか
らだを悶えさせた。
なだらかな渓谷を流れる濁水となって、フグリのからだを伝い降りてゆ
く子種は、精液を溜め込み膨れたお腹の両側を迂回して、恥丘から陰唇へ滑り
落ち、そこから流れ出している大河に合流してゆく。
その光景を、フグリは虚ろな目で眺め、
「赤ちゃん出来ちゃうよう……」
と、うわ言のように呟いた。
「お、俺もだ!」
もう一人の男が近付き、イチモツをしごきながらフグリの頭を掴み、そ
の唇に押し当てた。観念しているフグリが半ば無意識的に開いた口に、ひ
どい淫臭の肉棒が無遠慮に侵入していく。
臭いに顔をしかめながらも、頬をすぼめてフグリがフェラチオを始めた
瞬間、それは爆発した。
ビューーッ! ビュウーーーッ!
喉奥へ火傷しそうなほどにザーメンを浴びせられ、
「ンウウ!」
と、喉を鳴らして悲鳴を上げるフグリ。
男は構わずに抽送しながら射精を続け、
「全部飲め……!」
と命令した。
言われるまでもなく飲み込まなければ、むせかえって酷い有様になってしま
う。苦くて臭いのも我慢しなければならなかった。
フグリは大量にぶちまけられる濃く粘つくザーメンを必死に飲み下して
いった。
ごく……ごく……
(ああ……熱くて……苦いぃ……)
食道を通って胃に注がれていくのが熱さで分かった。胃にももうどれぐらい
ザーメンが流し込まれただろうか。胃と子宮──二つの容器を子種で満たされ、
フグリはもう、自分で立ち上がることが億劫なほど、体を重く感じていた。
お腹はまるで妊婦のように膨らんでいる。しかし気分は最初の時ほど悪くなく
なっていた──無理矢理目覚めさせられた快楽と諦観によって。
最後の一滴まで出されてから、やっと解放された。いやらしい形に開いた口
から何本も糸がねばねばと引きながら肉棒が抜かれる。
「あ……ああ……」
「そら、今度は俺の番だ。またたっぷりと可愛がってやるからな」
次に来た男は、フグリを四つんばいにさせ、後ろから埋没させていった。
「ハアアアン!」
それ幸いとばかりに、その次の男が前に回って、嬌声を上げる少女の口唇を
いただく。フグリは前の男の腰に腕を回し、根元までくわえて奉仕させら
れた。
「ンフ……ンフウン……」
グチョッ! グチョッ! グチョッ! グチョッ!
後ろの男が腰を突き入れる度に、いやらしい音とともにその結合部から収ま
りきらない精液が吹き出した。そして、その振動で口腔を犯す肉棒が自動的に
粘膜に擦れる。
「フウン! フウン!」
フグリは快感に上擦った鼻声を上げた。ピストン運動でお腹から──た
ぷたぷと揺れる子宮から、言いようのない快感の波が生まれるからだった。
もう前も後ろも分からず、ただ突かれるがままに細いからだを揺らされ、夢
中で肉棒をしゃぶるフグリ。前後の男は目で示し合わせ、
「よし、同時に出してやるからな!」
と叫んだ。
(ああ……また中に出される……!)
思わず緊張に固まるフグリ。厭だったが、抵抗など出来なかった。
二人の男は唸るように吠えると、一緒に絶頂を迎えた。
ビュルルルルルウウウウッッッッッ!
ビューー! ビュルルー! ビュルルウー!!
「〜〜〜〜〜ッッッ!!!!」
その瞬間、前と後ろから肉棒を押し込まれて圧迫されたフグリは、膣奥
と喉奥同時に灼熱の迸りを受け、たまらずにザーメンを飲み込むのに失敗した。
逆流したザーメンが鼻の穴からブビュッと飛び出す。息ができない苦しさがオ
ルガズムを呼び、オルガズムが苦痛を快感に置き換え、フグリのからだは
絶頂にガクガクと痙攣した。ほとんど白目に近い状態になるフグリ。
「ンブ──ンブウ──?」
「おお……ずいぶんとよく締まるぜ……」
フグリの秘壺の奥まで刺し込んでいた男は深い吐息をついてそう言った。
澄ましたように言うが、彼の流し込んでいるザーメンが今日一番の量だった。
前の男が離れても彼はまだ射精が続いており、夥しく溢れかえったザーメン部
隊が、フグリの膣内で暴れ回った。
ビュルルー──ビュルルルーーー──
「ア"……ア"……赤ちゃん孕んじゃうよう……」
ザーメンで黄色くまみれた唇で弱々しく呟くフグリ。
勢いよく子宮口に群がった新たな精子は、残留組や後続部隊の後押しを受け、
試練の壁を容易に突破してゆく。
フグリの子宮はまるで精液のマグマ溜まりであった。
ついに、卵管以降に本格的な侵略が開始された。あっという間に押し寄せた
ザーメンで埋め尽くされる卵管。そこには移動を開始していた受精した卵子が
あったが、瞬く間にザーメンの波濤に飲み込まれた。目指していた獲物を見つ
け、受精卵でも構わず無数の精子が押し包み、瞬時に卵子が見えなくなる。
それはまるで、全ての棘を蠕動させるウニのような姿──
フグリの腹が目に見えて膨れていくのが分かった。口と鼻からだらだら
とザーメンを垂らす少女は、お腹の重みで立っていられず、繋がったまま床に
へたりこみ、焦点を失った目を中空に彷徨わせた。
「ア"……ア"……出てる……出てるうぅ……」
と、絶頂に漂う声を上げ、子宮の膨満感をいつまでも感じ続けていた。
やがて何か抜け落ちたような顔で後ろの男がやっとフグリから離れると、
それを押しのけるようにして、次の順番が巡ってきた男が少女の腰に取り付く。
「も、もうダメだ我慢できねえ、どうでもいいからまた一発出すぜ!」
と、フグリのからだを手荒くひっくり返し、片足を上げた横臥位にすると、
昂奮のあまり血管がくっきりと浮き出た肉棒を、ぐちゃぐちゃになった秘芯に
挿入した。それはザーメンまみれの肉孔にヌルッと容易く埋まり、
肉棒の体積分だけザーメンが吹き出した。
「フワアアアン!」
と、フグリは快楽に震える。オルガズムがまだ去っておらず、意識が半分
霞んでいるままに、肉の穴が充溢する感覚が、本能的な歓喜を呼んでしまうの
だった。痛みはもう全然感じなかった。
グチョッ! グチョッ!
まるで獣のような荒々しい抽送だった。
「う、うお、うおお!」
ケダモノのような吠え声を上げると、男は五六回腰を振ったただけで昇天し
てしまった。
ドビュッドビュッドビュウウッ! ドビュルルルウッッッ!!
フグリの最奥で思い切り射精すると、押し出されたザーメンが結合部か
ら溢れ出て、ぶくぶくと泡立ちながら、繋がっている部分が隠れてしまうまで
黄色く染めた。垂れ落ちたザーメンは、掻き出しの作業をするまでもなく、
新たな水溜まりとなっていく。
「おー……おー……」
腰を強く押し込んで密着させたまま、途方もない射精の快感に酔いしれる男。
次の男がその後ろで待機していた。待ちきれない様子で、先走り汁でてらて
らになった肉棒をしごいている。
「つ、次は俺だぜ、さっさと代われよ」と焦れたように急かす。
「おいおい」見ていた一人が呆れたように口を挟んだ。「そんなグチャグチャ
になったマンコでいいのかよ? いくらついさっきまで処女だったからって、
それじゃ全然入れた気分にならないだろ?」
「い、いいんだよ」次に待機している男は、ハーッハーッと昂奮を抑えられな
い息をしながら言った。目の色が完全に変わっている。
「俺なんかよ、博打でスッカラカンになったおかげで、山に籠もる前からの禁
欲生活だ! 一発じゃ全然出した気になれねえんだ! し、締まりなんていく
らでも作れらあ」と言う。
と、やっと射精し終わった前の男が離れ、目の色を変えた男はそれに気付い
て嬉々としてフグリのからだにとりついた。床に広がったザーメンの海に
横たわったフグリを抱き起こし、再び横臥位をとらせる。
「うへへ、ようやく天国のお時間の再到来だ。おら、次は足を閉じるんだお嬢
ちゃん。ピタッとくっつけな! そう、そうだ」
大人しく従う(というかもう逆らう気がもはや起こらない)フグリに満
足の表情を浮かべると、男は少女の背後に同じく横伏せになり、閉じられた股
の間に素股の要領で肉棒を差し込んだ。そして、二三度会陰部から秘裂にかけ
て擦り上げる。
「ふううん!」
ゾクゾクと背筋を快感が走り、フグリは鼻につく嬌声を上げてしまう。
男は手を前に回して少女の肉ビラをめくると、開かれた肉孔の入り口に亀頭
を擦り当てた。固くしこった陰核に触れると、フグリのからだが痺れたよ
うに弾んだ。
「行くぜぇ〜」
と、男は一気に貫いた。ズリュン、と滑らかな淫音を立てて埋没していく灼熱
の剛直。
脚を閉じているため膣内がすぼまっており、その狭さが抵抗を生む。
「アハアアァン……!」フグリは全身を駆け回る甘い快感に、色っぽいあ
えぎ声を上げた。
「おおお、小さくていい締まりだ……たまらねえ……これでも充分用は足りる
が……」男は指を一本ペロッと舐めると、少女のアナルにズッと差し込んだ。
「ヒイイ! そ、そこはやああ……!」
フグリの背中がびくんと仰け反った。
「うおお、締まる締まる……い、いいぜぇ……これだ……そのまま足を閉じた
ままでいるんだ」
男は天上に昇っていくような心地の蕩けた笑みを浮かべながら、腰をせわし
く動かした。
ズリュッ! ズリュッ! ズリュッ!
抽送されるたびに、フグリの横たわったお尻がマシュマロのように柔ら
かく揺れ、つぶれる。
男は淫猥な笑みを浮かべながらフグリのからだを嬲り続けた。後ろから
乳房を揉みしだき、痛々しく勃起している乳首を摘み上げると、少女のからだ
は淫らにくねった。そして時折、フグリの内股を垂れる体液を指に塗りつ
け、可憐な菊蕾に抜き差しした。
その度にフグリのからだがビクビクと反応し、
「いやあ……おしりは……いやあぁ!」
と、少女は涙を流しながらイヤイヤと首を振った。気持ち悪さと快感がないま
ぜになった、いい知れない感覚──そんな感覚が全身を侵していき、フグリ
の意識は千々に乱れた。
「だめぇ、おしり汚いよう……私が……私でなくなっちゃうぅ……!」
「ふひゃひゃ、もう一丁前にここで感じてやがんのか。いいぜぇ! もっと感
じまくりな! そら! そら!」
調子に乗った男が後ろで指を抜き差ししながら、
グチョッ! グチュッ! ズリュウッ!
激しく腰を振ると、
「はうん!……はふうぅん……! こんな……こんなあ……!」
と、たえきれずにフグリの喉から嬌声が漏れてしまうのだった。ヴァギナ
とアナルを同時に責められると、頭がおかしくなるほどの快楽を感じるらしい。
口端からよだれを垂たらし、表情からはもうすっかり苦痛が取れ、淫蕩の朱に
染まってしまうのであった。
「イヤアア、だめぇ、感じる、感じちゃう! 奥まで、奥まで来てるうう!」
「うおおお! 出るっ、出す、出すぞおおおーーー!!」
「だ、だめぇ……出さないでぇ……! 赤ちゃんが……赤ちゃんが……!」
「遅いぜ諦めなッ! そらあ、孕みまくれえええ!! オ、オ、オ、オオ!!!」
男は野獣のように吠えると、フグリの脚を閉じさせたまま、乳肉を鷲掴
みにし、ぐっと媚肉の奥まで突き入れた。フグリのお尻に男の腰が潰れる
ぐらい密着し、隙間なくすっかり覆われる。
その途端、
ビューーーーーッッッ! ビューーーーーッッッ!
と、凄まじい射精が始まった。
「ハアアアアンッッッ?」
と、嫌がりながらも快楽に歪んだ顔で絶叫するフグリ。
男の射精はその量、濃度ともに申し分なかったが、特筆すべきは、他の者と
は比べものにならないほどの噴射速度であった。
ビュウウーーーーーー! ビュウウーーーー!!
膣奥に長時間に渡って強い衝撃を受け続け、女性器全体が揺さぶられる。子
宮がたぷんたぷんと震えると、その重い振動に肉体が四散するほどの快感が生
まれ、フグリは完全に真っ白の世界へ飛ばされた。背中が折れんばかりに
弓なりにしなり、全身が硬直する。
「奥にひぃっ! 奥にいぃ来てるうう"ぅ〜〜〜〜ッッッ!!!!」
フグリのオルガズムの絶叫が盗賊の隠れ家中に響き渡った。
男の黄色く濁った濃厚なザーメンは、もう充分に塗装されていた肉壁をさら
に上塗りした。あっという間に空隙を無くすフグリの膣内。
ブピューーー! と、噴水のようにザーメンが結合部から噴き出て、穢れた
アーチを作る。
「ア"ア"ア"ア"ア"〜〜〜〜〜ッッッ?!!!!!!
孕んじゃうッッッ!!!! 孕んじゃう〜〜〜〜〜ッッッ?!!!!!!」
もう、フグリの子宮も膣も一体化した精液タンクに成り果てていた。膣
内から水圧で押し込まれるようにして、ザーメンが子宮の中へどろどろと流動
してゆく。フグリの子宮は限界まで膨張し、恐るべきことに卵巣にまでザ
ーメンの大群が襲いかかった。迎え入れたくない精子の陵辱を受ける最後の聖
域──卵巣の壁を食い破ろうと、兆を超える精子が尾を振り回して滅茶苦茶に
突撃する。だが、卵管采の固い壁に阻まれ、どんな精子もその中に入ることは
できない。
しかしもし、この壁が破れるようなことがあれば──卵子としての機能を未
だ持たない卵胞に襲いかかる精子の大群──考えるに恐ろしい光景だった。
そんな狂乱が繰り広げられ始めた卵巣の間には、運悪く排出されていた何個
かの卵子があった。
猛り狂った精子たちがそれを見逃すはずがなかった。
数十万、数百万、数千万と、爆発的な勢いで集まってゆき、卵子へ襲来する、
恐るべき精子たち──。
取り残された卵子たちに逃げ場などどこにも無かった。卵巣へ戻ることなど
出来ない。ザーメンの汁の中でたゆたってる間もなく、夥しい精子の黒い雲霞
が一斉に彼女らへ群がっていき──
そしてこれは始まりに過ぎない。絶望への宴と続く螺旋の階段への
「アハアアァン……!」
そして彼女は本能的に感じていた……自分は受精してしまった事を……