3番道路・地下水脈の穴前  
 
 
「ホワイト、準備はいいか? 相手は…」  
「大丈夫大丈夫! チェレンは心配しすぎだよ」  
だけど、とチェレンは反論しそうになったが、ホワイトの笑顔を見るとそれもどこかに消えてしまった  
「さぁ、あの子のポケモンを取り返しに行くよ!」  
「…そうだな」  
少し苦笑しながらチェレンは地下水脈の穴へと入っていった。  
 
「案外あっけなかったな」  
そう言ってチェレンはボールにツタージャを収める  
「ホントだねー、それにしても戦ってる時のチェレン、すごくかっこよかったよ」  
「…なっ!?」  
急にはにかみながら言われ、チェレンは言葉を失う  
「ふふっ、チェレン顔が真っ赤だよ」  
「へ、変な事言ってないで、さっ、さっさとポケモン返しに行くぞ!」  
ごまかしてチェレンは早足になる  
「あ、ちょっと待ってよ!」  
そうして二人は洞窟から出て行った  
 

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