ポケモンリーグでの激戦から数カ月後、白いドラゴンポケモンが人を乗せて空を飛んでいったという情報が、ホワイトの耳に入った。  
「きっとNかもしれない!」  
そう思ったホワイトは、ポケモンが向かったと思われるリュウラセンの搭へと急いだ。  
搭の頂上まで行くと、そこには予想通り、白い翼を持った巨大なポケモンと、一つの人影がいた。  
「N……なの?」  
逆光になって上手く確認できないが、ホワイトの問いに人影は答える。  
「ホワイト……久しぶり。帰ってきたよ」  
「N……!」  
ホワイトは待ち人とわかると足を早め、Nに駆け寄り、  
「さあ、僕とトモダチになろう!」  
「なんで全裸なのよっ!!」  
跳び蹴りをぶちかました。  
 
〜一方の思念会話〜  
「ゼクロム……私と、もう一度、一つに」  
「お前とりあえず変態化した主止めろ」  
 

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