深い森の中  
「いやああああっ!」  
 若い女性の悲鳴が木霊した。その声の主はフグリだった。  
 数人の男に囲まれた彼女は、体を押さえつけられ、草の上に組み敷かれていた。  
 
 ここは16番道路とタマムシシティーを結ぶ街道の途中にある森の一つ。  
 次のジム戦をする途上のフグリだったが、気まぐれにポケモンをゲット  
をしようとふらっと入ったのが運命の分かれ道だった。  
 バトルに夢中になっているうちに森の中を彷徨っていると、  
運悪く、この森を集合場所にしている不良達と遭遇してしまったのだ。  
 ポケモンバトルで対抗したが、如何せん、独りで戦うには相手の数が多すぎた。  
 手持ちポケモン全てを出して戦ったが、不良達は一斉にポケモンを出して集団で  
襲い掛かられ、あえなく倒されてしまった。  
 
「へっへっへ、捕まえたぜ、カワイ子ちゃん!」  
 不良達はへらへらと笑いながら、フグリを取り囲む。  
「この数の前じゃ無駄な抵抗だったな」  
 不良達は総勢十人はいるだろうか。フグリ一人でなんとか出来る数ではなかった。  
「痛いっ……離してっ! 離してよっ!」  
 気丈に叫ぶフグリ。  
 だが、それは不良達の下卑た笑い声でかき消された。  
「ぎゃっははははは! 離せるもんかあ」  
 フグリを押さえつけていた不良が、彼女の短いスカートから伸びている太股を  
いやらしくさすった。  
「いっ──いやあっやめて! 触らないで!」  
「馬鹿言え、こんな扇情的な格好しやがってよ。本当は男とヤりたいからこんな生地  
の少ない服装をしてるんだろ?」  
「ち、違いますっ!──ああっ!?」  
 不良達の腕が伸び、フグリに襲いかかった。  
 
抵抗もできず、フグリの服は下着ごとびりびりに破られ。  
白い肢体が露わになる。白いルーズソックスだけは脱がされず、そのままだった。  
「ああっ……! いや……やめてぇ……っ!」  
 フグリは火がでるほど恥ずかしい気持ちに襲われた。  
 裸にされた──何人もの男が私の裸を見ている──  
「い、いやあぁ……」  
 体──特に胸や股間──を隠したかったが、強い力で手足を掴まれ、何もできない。  
 不良達はにやけた顔つきでフグリのからだを視姦する。  
「へえ、出るとこは出てんじゃねえか」  
「おう……あの可愛いアソコに思いっきりぶちこみてえぜ……」  
「たまんねえなあ……」  
 男達からの恥辱的な言葉に、フグリは顔を赤らめながら唇をくいしばる。  
「いや……やめて……」  
 だが、昂奮した男達は少女の言葉など聞かない。  
 腕を押さえていた男がフグリの胸を、脚を押さえていた男がアソコにむしゃぶ  
りつき、揉んだり舐めたりしはじめた。  
「おお、柔らけえ……」  
「甘酸っぱい味がするぜ……!」  
 
「いやあっ! いやあっ!」  
 フグリは力のかぎりもがいた。無論、少女の力では不良の腕力をはねのけ  
ることは出来ないが、行為の邪魔をすることは出来た。  
「ちっ!」  
 アソコから顔を離してしまった男が盛大に舌打ちする。  
 それを見ていた男の一人が、サバイバルナイフを抜いた。  
 それをフグリの顔めがけて突き下ろした!  
「ひっ!」  
 迫り来る切っ先に、恐怖のあまり硬直するフグリ。  
 
 グサッ!  
 
サバイバルナイフは、フグリの顔すれすれの地面に突き刺さった。  
「ひっ……」  
 死の恐怖に包まれ、がくがくと震えるフグリ。  
「分かったか?」  
 サバイバルナイフを静かに抜いた男は、諭すように言った。  
「大人しくしなかったら、殺す」  
「げへへ、そういう事だ。じっとしてな」  
 フグリの脚の間にいた男は、再び少女のアソコに顔をうずめた。  
 が、  
「ん……?」  
と、奇妙な味をおぼえた。  
「なんだこりゃ……こいつ、失禁したぞ?」  
 その通りであった。フグリのアソコから、黄色い液体がチョロチョロと流れ出た。  
「ハハハ、こりゃ傑作だ! 大勢の男の前で失禁するとはな!」  
「たまんねえ姿だなあ、オイ!」  
「うっ……うっ……うっ……」  
 フグリは悄然と涙を流した……  
 
 ……あれからどれくらい時が経っただろうか。  
 フグリの白い肢体は、男達の為すがままに犯されていた。  
 今は四つんばいになり、口と性器に黒々とした肉棒を突っ込まれて揺れ動いている。  
手にも一本ずつ握らされ、擦ることを強要されている。順番待ちをしている男の中に  
は我慢できずに手コキしている者もいた。  
 男達はフグリの意志など関係なく、煮えたぎる肉欲をフグリのからだに浴  
びせ続けていた。繰り返し繰り返しフグリを犯し、貫き、フグリのしろいか  
らだをキャンパスのようにして白濁液をぶちまける。  
「ラッキーだったな……こんな若くてイイ女をよお……最高だ……!」  
 誰かがそう言った。  
 森の中のアジトに籠もって女日照りだった不良達は、精液まみれになったフグリ  
を見ると、ますます情欲に昂奮してフグリに凌辱を尽くすのであった……。  
 
ぐちょっ、ぐちょっ、ぐちょっ、ぐちょっ、ぐちょっ、ぐちょっ  
「ふっ! ふっ! ふっ! ふっ! ふっ……!」フグリのオ○ンコに肉棒を出  
し入れしている男がたまらずに呻く。「さっきより全然滑りがよくなったな」  
 フグリの口を犯している男が笑った。  
「そりゃ、あれだけ中出しするほどヤりゃあ、ほぐれるってもんよ!──うっ!」  
 その瞬間、口腔の中に思いっきり射精する男。  
「ううっ……よし、一滴残らず飲み干せ!」  
「──んぐぅ……!」  
 だが、フグリは全部飲みきれず、  
その朱い唇の端から白く濁った液体が垂れ流れた。  
「飲み干せって言っただろうが! こんなんじゃまだまだ解放できないな」  
「うぅ……こんな濃くてねばねばしたの……それに苦くて……飲めないよぅ……だめ  
……もう許してぇ……」  
 哀れを乞うフグリの前に次の男が立った。手コキをしていた。  
「おおうっ、その顔すげぇ最高だ──でっ、出るっ……!」  
 男はもう一方の手でフグリの顔を掴み、亀頭の目の前まで持ち上げた。一段と  
激しくペニスを擦り上げ──  
 
 ビュッ! ドビュッ! ドビュッ!  
 
 フグリに顔射した。  
 白濁液まみれになるフグリの顔……。  
「いあああぁぁ……臭い……どろどろの精液が……私の顔にぃ……」  
 絶望に染まるフグリの声。  
 
 背後から獣姦していた男も、そのピストン運動が加速しはじめた。  
「くっ……! 今ので膣(なか)が締まりやがる……! 俺もそろそろ限界だ……!」  
「あっ、あっ、ああっ、だめっ……そんな激しく動かないで……あっ、あんっ、んあ  
ああっ……擦れてる……擦れてるよぉ……熱いのが……私の中で出入りしてるぅ……  
あっ、あっ、あっ、あんっんあっ……ああっ!」  
 
ぐちょっ! ぐちょっ! ぐちょっ! ぐちょっ! ぐちょっ! ぐちょっ!  
 男はフグリの腰を押さえつけ、欲望のままに強く深く突きまくる。  
「ああっ! だめぇ! そんなに強く突かないでぇ! ああっ、ああっ、ああっ!」  
「だ、出すぞっ!」  
 絶頂の瞬間、男は今までで一番深く、子宮を衝かんばかりの勢いで突き挿した。  
「──んんああああああああーーーーーッッッ!」  
 フグリのオ○ンコがギュッと収縮し、締め上げられた肉棒から大量の白濁液が  
最奥めがけて吐き出された。  
 
 ドクッ! ドクッ! ドクッ! ドクッ! ドクッ!  
   
「──ッッッんんんーーー!──んふあああぁぁぁ……熱い……熱いのが……私の膣  
(なか)に……また入って来るよぅ……いやぁ……いやああああぁぁ……」  
 最後の一滴までフグリの膣内に出し終えた男は、ようやく腰を引いた。  
 ジュポッといやらしい音がたち、体液にまみれた肉棒が抜かれると、フグリの  
アソコから愛液や精液、処女の血などが混じり合った薄いピンク色の体液が、どろど  
ろと溢れ出てきた。  
「へっ……随分と中出しされたもんだな。女冥利に尽きるってもんよ」  
「ハァ……ハァ……」  
 ぐったりと草の上に突っ伏すフグリには、答える気力はなかった。  
 わずかに、  
「もう……許して……」  
と呟いた。  
 それを耳聡く聞いた男がせせら笑った。  
「まだまだだよ。アジトに帰りゃあ仲間がまだいるんだ。あいつらの相手もしてやっ  
てもらわないとな。ま、安心しろ、死なない程度にヤってやるから」  
「……そ、そんな……もうやめて……壊れちゃう……妊娠しちゃう……」  
 フグリの瞳から、徐々に光が失われていった……  
 

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