4番道路の砂漠地帯を抜けたブラック。  
途中電気タイプ使いのカミツレの対策としてメグロコを捕まえた。  
「電気対策はこれでよし…と。」  
旅を出てから捕まえたポケモンも増えてきてさまざまなタイプがそろって来た。  
ジム戦の前に情報を得て、相手のタイプの弱点となるポケモンを捕まえる。  
これは恒例となっていた。  
「さて…ライモンシティに着いたわけだけど…」  
街に着いたブラックは感動をしていた。  
ヒウンシティとは又違った都会で、アミューズメント施設がたくさんある。  
「ジムの前に…へへ…少し遊ぼうかな?」  
旅の途中でしばらくハメをはずしていなかったこともあって久しぶりに胸が騒いでいた。  
「そうだな…スタジアムにでも行ってみよ。」  
アメフト、野球、サッカー、バスケとさまざまなスポーツが行われるスタジアムがあった。  
ブラックはジムの前にそのスタジアムに試合観戦に向かった。  
 
「いやぁ!すごかったな!!!」  
ブラックがスタジアムに行くと丁度試合が始まるところだった。  
最初から最後まで試合を観戦したブラックの興奮は治まらなかった。  
今まではテレビでしか見たことの無い有名プレーヤーたちがすぐそこのグランドで激しい戦いを繰り広げていた。  
「また見に来たいなぁ」  
ブラックはそう思いつつスタジアムを後にした。  
スタジアム以外の施設に目をやりつつ街の中を探索する。  
「バトルサブウェイかぁ…お、観覧車!テレビ局もある!!」  
街の中にある建物を見るたびに好奇心が沸いてくる。  
あれもこれもと、見たいものがたくさんあってキョロキョロしていた。  
「次はどこに行こうかな!」  
ブラックがコンテスト会場の前を通りかかると見覚えのある姿があった。  
「あれ?ベルじゃないか?」  
ベルはコンテスト会場を外から見ていた。  
ブラックは声をかける。  
「ベルー!」  
ベルもブラックの声でこちらに気づいた。  
「あ!…ブラック…」  
一瞬明るい顔をしたがすぐに顔を下に落とす。  
ベルの頭の中にホワイトの言葉が流れる。  
―ブラックが好きなら問題ない。いつまでも思い通りで入られるわけじゃない。  
頭の中の言葉を振り切って何も無かったように接する。  
「ぶ…ブラックはもう遊んだの?」  
ブラックはベルの表情の変化に気づかなかった。  
「あぁ!さっきスタジアム行って来たところなんだ!」  
ベルはブラックの楽しそうな顔を見て自分の気持ちも少し良くなった。  
「そ、そうなんだぁ!昔からスポーツ好きだったもんね!」  
いつも通りの自分…そう心に言い聞かせながら会話を続ける。  
「ベルは…ん?コンテスト会場か…中入ったの?」  
ブラックはベルに聞く。  
「あ…いや…」  
ベルの反応を見てブラックは察した。  
「まだなんだろ!一緒に入ろうぜ!」  
そういうとベルの手を取り会場へと入っていく。  
「あ!ブ、ブラック!」  
手を取られた事に驚きベルはブラックに引っ張られて行った。  
 
二人は会場の中に入った。  
「うわぁ!みんなオシャレな格好してるな!」  
ブラックは今まで感じたことの無い雰囲気に興奮していた。  
「わぁ…ほんとだぁ…」  
ベルも自分の想像以上の光景だった為驚きを隠せなかった。  
「あの人のヨーテリーすごいたくさんリボンつけてるぞ!あのチョロネコ悪いカッコウだなぁ!」  
ブラックは色々な格好のポケモンを見つけている。  
ベルもブラックが見ているポケモンを見る。  
「ほんとだねぇ!」  
こうして二人で楽しむことは久しぶりだった。  
(楽しそうなブラック…えへへ…)  
ベルはブラックの手を少しギュッと握った。  
すると二人の下に1人の老人が現れた。  
「おやおや!これはかわいらしい参加者さんだ。」  
老人はスーツに帽子、白いひげを生やしていた。  
「えっと…あなたは?」  
ブラックが老人に尋ねる。  
「おっと、自己紹介をせねば。私はコンテストの主催者だよ。」  
老人がそう答えると2人は驚いた。  
「えー!そんな人がなんでこんな場所に!?」  
「ふぇええ!」  
2人の反応に老人は笑う。  
「はっはっは!どんな参加者がいるかなと思いましてな!どうですか、お二人も参加してみては?」  
老人が2人をコンテストに参加しないかと誘った。  
 
 
 
 
「え!?コンテストに参加!?」  
「わ、私が…」  
驚きが隠せなかった。  
いきなり参加だなんて…二人は悩んだ。  
「どうかな?」  
老人は二人を見つめる。  
「うーん…オレはバトルの方が性に合ってるし…ベル出てみなよ?」  
ブラックはベルに参加するよう振った。  
「えぇ!?わ…わたし…」  
ベルは考える。  
ブラックに参加を勧められた、もし結果が出れば自分を見てくれるかな?  
色々頭の中で思考が回る。  
「ほらほら!な?」  
ブラックはさらに後押しをする。  
「うー…うん…参加…してみる…」  
ベルは返事をした。  
「うむ!ではお嬢さんこちらにどうぞ。」  
老人はベルを連れて参加者の控え室へと向かった。  
「ブ…ブラック…」  
ベルは連れて行かれる中ブラックの方を見た。  
「大丈夫!オレも応援してるから!!」  
ブラックはベルに向かってそう叫んだ。  
「あ…うん!」  
ベルも大きく返事をした。  
控え室に入る際出場させるポケモンを選ばないといけなかった。  
ベルはムンナを選んだ。  
「ムンナ…一緒にがんばろうね…えっと…リボンはこれにして…」  
コンテストに出るためにコーディネートを始めた。  
 
ブラックはベルの参加するコンテスト会場の観客席を探していた。  
「えっとベルの会場は…っと、ここだな。」  
会場の案内板を見つけ会場に入る。  
中にはたくさんの観客がおり人ごみの中を掻き分けて進んでいく。  
「見るなら前の方がいいしな…」  
ステージの最前列にやってきた。  
「ここならバッチリ見ることが出来るな!」  
ブラックは公演の開始を楽しみにしていた。  
しばらくすると会場の明かりが消え、ステージに明かりが集中する。  
「さぁ!始まりました!今回はビギナーの方のみに参加していただきました!」  
司会の声が会場に響く。  
「では参加者の登場です!」  
ステージの端からトレーナーとポケモンが出てきた。  
ベルは恥ずかしそうな顔をしながら最後にいた。  
「ではそれぞれのポケモンにアピールをしていただきます!」  
出場者のポケモンが審査員、観客に向けてアピールを行う。  
観客からは拍手とすごい声援が飛ぶ。  
最後のベルとムンナの番が回ってきた。  
「ちゃんとできるかな…」  
ブラックは心配していた。  
昔から人前に出る事が苦手なベルがこんな大勢の観客の前で何かをするなんて…。  
そんなことを思いつつステージのベルに目をやる。  
すると周りの観客から前の参加者以上の歓声が上がった。  
ブラック自身もびっくりした。  
ベルは今まで見てきた以上の笑顔をしてムンナと一緒にアピールをしていた。  
アピールを終えたベルはすごい達成感にあふれていた。  
これで参加者のアピールが終わり、結果発表へと進んだ。  
 
 
 
 
「さーて!これにてすべての参加者のアピールが終わりました!!審査員の方々に判定をしてもらいましょう!!」  
審査員が各自の手元にあるボタンを押していく。  
そしてすべての審査員が結果を出し終えた。  
「結果の集計が終わったみたいです…いいですか皆さん?結果です!どうぞ!!」  
司会が後ろにある巨大スクリーンを指す。  
そこにはベルとムンナの名前が表示されていた。  
「今回の優勝はベルさんとムンナちゃんです!!!」  
スポットライトがベルとムンナを照らす。  
「え?え?わ、わたし達…が?」  
ベルは驚いていた。  
「ムムーン♪」  
ムンナは嬉しそうに喜んでいる。  
「ムン…ナ…うん…やったね!」  
喜んでいるムンナを見てベルはようやく笑顔になった。  
「おめでとうございます!ベルさん!こちらがトロフィーになります!」  
司会者がベルに優勝トロフィーを渡す。  
「あ、ありがとうございます!!」  
トロフィーを受け取るベルの手は震えていた。  
ブラックはステージ上のベルが他人のような気がした。  
「ベルが…優勝…か…」  
心の中で自分も負けていられないと思った。  
 
ブラックとベルは会場の外で待ち合わせた。  
「いやぁ!すごかったよ!」  
ブラックはコンテストの感想をベルに伝えた。  
「え…へへ…ありが…とう…」  
感想を聞いてベルは照れながら優勝トロフィーをギュっと抱きしめた。  
「(今の私なら勇気が出せそうな気がする…うん!)」  
ブラックにもう少し一緒に街を見ようと誘おうと考えた。  
「あのね…ブラック…」  
「ん?なに?」  
ベルの言葉に反応する。  
「あのね…この後一緒に…」  
一緒に街を周ろう…そういいかけたときだった。  
「ベル!!!!!」  
少しはなれたところから男性の声がした。  
2人はそっちの方へ振り返る。  
「あれは…?」  
「お!お父さん!?」  
ベルは男性を見て父親だとわかった。  
父親が2人のそばにやってきた。  
「私の制止を聞かず…家を出たと思えば…テレビで見てすっ飛んできたぞ!!」  
「え?テ、テレビ!?」  
先ほどベルが出たコンテストはテレビでライブ中継されていたのだ。  
それを見たベルの父親は急いでやってきた。  
「さぁ!コンテストで優勝もしたんだ!十分旅を楽しんだだろう!帰るんだ!」  
ベルの手を掴み引っ張る。  
「きゃぁ!やだ!!まだブラックと旅がしたいもん!!!」  
そうベルが叫ぶ。  
「ブラック!君からも何とか言ってくれ!」  
ベルの父親がブラックにも説得するよう言う。  
「いや…でも…オレは…」  
ブラックは動揺していた。  
「さぁ!わがままばかり言ってないで!!」  
父親がベルの手を思い切り引っ張った。  
「やめてぇ!!!!!」  
再びベルの叫び声がする。  
「待ちなさい!!!」  
綺麗な女性の声が3人の場所へ届いた。  
 
3人の下へ1人の女性が近づいてくる。  
長身でスラっとしたスタイル、金髪のショートヘアの女性だった。  
「あ、この人は…カミツレさん…」  
ブラックは気づいた。  
テレビで見た女性、ライモンジムリーダーのカミツレだった。  
「嫌がってるでしょ?その手をまず離しなさい。」  
カミツレはベルの父親にそう言った。  
「あ…あぁ…」  
ベルの父親は素直に手を離した。  
「あ…あの…」  
ベルが何かを言おうとしていた。  
「あなた大丈夫?」  
カミツレが先にベルに聞いた。  
それに対してベルは返事をした。  
「あ…はい!」  
それを聞きカミツレはベルに軽く微笑んだ。  
「ふぅ…話は聞いてたわ…」  
ベルの父親の方にカミツレが振り向いた。  
「あなたの娘でしょ?親だからといって何でもかんでも意見を押し付けるのは感心しないわ。」  
「う…」  
父親は黙り込んだ。  
「子供というのは親の知らないうちに成長するものです。彼女も成長して自分で旅に出ようと決心した。  
 その彼女の決心をつぶすというのはいかがなものでしょうか?」  
「…」  
カミツレは冷静な口調で説得を行った。  
「うぅ…ベル…」  
父親は口を開く。  
「私の知らないところでおっちょこちょいのベルがしっかりと成長をしていたんだな…」  
ベルの方を見る。  
「すまなかった…、ブラック…ベルの事頼んだぞ…。」  
ブラックの手を取り言った。  
「カミツレさん…だったかな?あなたに言われて目が覚めました…大変お騒がせして申し訳ない…」  
カミツレに頭を下げた。  
「ベル…お前の好きなように旅をしなさい…何かあったときはいつでも家に帰ってこれば良いからな。」  
「お父さん…」  
ベルは父親を見た。  
「でわ、私は帰ります。」  
父親はそう言いその場から去っていった。  
 
 
 
「ふぅ…分かってくれたみたいで良かったわね。」  
カミツレは2人を見る。  
「あ…ありがとうございました!」  
ベルがカミツレに頭を下げた。  
「いいのよ、困ってるみたいだったから。あとそっちの…」  
ブラックのほうを見た。  
「ブラックくん?だっけ。あなたはジムを周ってるみたいね。いい目をしてるわ、ライモンジムで待ってる。」  
そういい残しカミツレは去っていった。  
ベルとブラックはその場に残された。  
「はぁ…綺麗な人だったね…」  
「あぁ…生だとオーラがすごいな…」  
2人はカミツレの美貌に興奮がおさまらなかった。  
「うん…ブラック…決めたよ…私!カミツレさんみたいに強い女性になる!」  
ベルは声を大きく上げた。  
「お…おう!ガンバレ!」  
ブラックはそんなベルを見て応援の言葉をかけた。  
「じゃあ、オレはライモンジムに行ってカミツレさんに挑戦してくるよ!」  
「うん!頑張って!!」  
ベルは満面の笑みでブラックを見送った。  
 
ホワイトはホテルの一室にいた。  
「ん…はふぅ…あん…」  
ベッドの上に座り下着の上から自分の秘所をいじっていた。  
下着は湿っており水々しい音がしていた。  
「ん…ふぅ…んん…はぁ…はぁ…なんであんなこと…言ったんだ…ろ…ん…」  
ベルに思わず言った言葉。  
「ブラックが好き…ん…うん…なんでかな…あん!」  
ベルに叱咤するために例えで言ったつもりの言葉。  
「例え…ひゃ…なんかじゃない…ん…ふ…ぅ…」  
ホワイトはブラックのことを思いながら自分に体を慰めていた。  
「ブラック…ん…ブラ…あん…ックぅ…」  
下着の上からじゃ満足できなくなってきた。  
来ている衣服をすべて脱いだ。  
そしてカバンから丸い機械を取り出す。  
それを自分の胸、ピンク色のとがっている部分へとあてがう。  
「ひゃ!あん!…んふぅ…そう…いいわよ…」  
―これがいいのか?  
頭の中でブラックの声を想像する。  
「うん…いい…の…きゃ…」  
機械の振動を強め胸の周りに当てる。  
―ホワイトのおっぱい…おいしいよ…ん…ちゅう…  
「もっと吸って…あぁん…んふぅ…」  
ブラックがホワイトの胸を執拗に攻める。  
―こっちも淋しいんじゃないのか? くちゅ…  
「あぁああん!欲しいよぉ!ブラックの大きいのが欲しい!!!」  
ホワイトはローターを秘所へ持っていき膣の中に入れ振動をMAXにした。  
―こんなに濡らしやがって…変態。  
「んふうううううう!!!!!」  
ブラックの指が膣の中に入り激しく責める。  
「ダメ!ダメ!ダメ!そんなに強くしちゃああああああああああ!!!!」  
激しく潮を噴きホワイトはイッた。  
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」  
ホワイトはベッドの上に倒れこんだ。  
「オナニーでイクなんて…久しぶりかも…しかも相手はブラックで受身って…」  
 
―終わるとは思ってないよな?  
再びブラックの声が頭に響く。  
「まだ…うん…もっと欲しい…」  
ホワイトはバイブを取り出す。  
―奥まで入れてやるよ。  
バイブを膣に挿入する。  
「あ…ふぅうう…うん…あぁ…」  
―なかなか良い締め付けだなぁ、あまり使ってないのか?ビッチの癖に。  
ブラックが耳元でささやく。  
「いやぁ…言わないで…あぁ…もっと…ブラックのが良い…」  
バイブをスライドさせる。  
―ほら、自分でも動けよ。  
「あん!う…うん…気持ちよく…する…か…らぁ…ひゃ!」  
ホワイトは腰を動かしバイブも奥まで動かす。  
「んふううううううううう!いいよぉ!ブラックぅ!!!」  
―ははは!普段とはまったく違うじゃないか!淫乱め!  
ブラックが胸を掴んで腰を振る。  
「良い!いいよぉ!!ブラックぅ!!」  
ホワイトの秘所からは透明な液体があふれて淫らにたれている。  
「ん!ふぅ!!!はあああああ!!!!」  
2回目が近づいていた。  
―中がいいのか?  
「中に…中に熱くて濃い精液だしてええ!!!!」  
バイブのピストンを早めた。  
―中に出してやるよ!しっかりと!!!  
「うん!うん!来る!来る!ああああああああああああああ!!!!!」  
ホワイトは2回目に絶頂を迎えバイブを膣から引き抜いた。  
「はぁ…はぁ…はぁ…気持ち…よかった…」  
 
 
 
 
ホワイトはシャワーを浴び部屋に戻った。  
「ふぅ…ホントに私らしくない…」  
体を流し心も体もサッパリさせた。  
「さてと…」  
窓の外に見えるライモンシティの景色を見る。  
「何とか立て直さないとね。」  
ホワイトは着替えを済まし街へと出て行った。  
 
 

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