チャンピョンロードとよばれる、トレーナーたちの頂ともいえる場所。  
そこは野生のポケモン達も強力と言われるが、所詮人間が通れるようになっているところに住んでいるポケモン達はまだまだよわい。  
人間がいけないようなところにいるポケモンは、自分のテリトリーをつくり、空腹のときには他のポケモンすら食らうのだ。  
そんな中に、一匹のサザンドラはいた、特にそのあたりでも強い種だ。  
通常、野生では存在しないとされているが、人間の入り込まないところで力を伸ばしたのだろう。  
そのサザンドラは、空腹に苛立っていた。  
あたりに殺気を放ちながら、テリトリーも出ている。  
他の強いポケモン達のテリトリーに入っても、他のポケモン達は手を出さない。  
さっきに押され、殺されぬように隠れているのだろう。  
サザンドラも、無理に襲おうとはしない。  
いくら自分が強くとも、自分のテリトリー外でそこそこ強い輩と当たって倒したところで、その場で食事をしたりすれば周りに襲われる可能性がある。  
自分のテリトリーに持っていくためには負傷は避けなくてはならない、負傷すれば途中で襲われる可能性が高い。  
それくらいの野生の感は環境が環境なので高いのだ。  
何かいい獲物はいないかと本物の口は歯ぎしりをし、両手についた口もパクパクとさせていた。  
そんなときに、曲がり角の影から、獲物を見つける。  
オノンドだ、このへんのやからではなさそうだが、弱くもなさそうだ。  
トレーナーに捨てられたのだろうか、この辺りにはトレーナーに捨てられたポケモンも多い。  
だが、1進化しかしていないものなど所詮は格好の獲物。  
狙いをつけたサザンドラは、一気に詰めより両腕の口で、捕らえようとする。  
オノンドもさっきに気が付き、即応戦態勢に入り、からわわりをくりだそうとする。  
だが、発動前に腕を左腕の口に捕まれ、さらに右腕の口でもう片方の腕も捕まれる。  
そして、ふりほどいたり、反撃した利する間もなく、岩壁に叩きつけられ気絶する。  
 
サザンドラは無傷で獲物を捕獲できたことにほんの少し喜びつつ、自分のテリトリーへと運んだ。  
サザンドラはオノンドが起きる前に、両牙をへし折る。  
抵抗を防ぐためにも、食すのに面倒にならないためにも。  
まだ気絶しているが、いつ起きてもおかしくはないためか両腕は押さえつけたままの状態で尻尾をオノンドの股間にすりつけ、何かを確認する。  
サザンドラは黒い笑いを見せる、そのオノンドは雌だった。  
興奮で、股間からいきり立つ一物、それを何の遠慮もなしに、慣らしもなしに体格がまるで違うオノンドの膣に一気に串刺しにする。  
その瞬間オノンドも悲鳴を上げ、意識が戻る。  
それに気づき、さらに黒い笑いを浮かべながら、まだ全部入り切っていない一物をさらに奥へと進めていく。  
オノンドは悲痛な鳴き声を上げながら首を振り、抵抗しようとするが力の差は圧倒的で無駄に終わる。  
強制的にすべて入れきったサザンドラは、至福の表情だ。  
だが、そんなので終わりではない。  
慣れるのも待たずに、腰を引きまた深く貫く。  
大きく貫かれるたびにオノンドは悲鳴を上げる。  
サザンドラは、その往復のスピードをゆっくりと速めていく。  
グチュグチュという淫らな音は響くが、血のにおいがする。  
そんな本核的な、強制的な交尾が始まった。  
オノンドの悲鳴も聞く耳持たず、サザンドラはピストンの動きを速めて、快楽をむさぼる。  
オノンドは、強烈な痛みを感じながらも、全く何も抵抗が出来ずに、ただただ大きく鳴くのみ。  
一際大きく貫いたサザンドラの大きな鳴き声とともに、オノンドに注がれる大量の熱い液。  
オノンドは、これで終わったと、ほっとするとともに、虚脱感に襲われ力を抜いてしまう。  
だが、悲惨にもサザンドラの腰はまた動き始める。  
予期していなかったオノンドは、急にはじまった動きに対応できず、体が違う反応を始める。  
痛みの中に、ほんの少し快楽を得始める。  
それは繰り返したことによるただの慣れのせい。  
だがそれがオノンドにはより悔しかった、自分のことしか考えてないような奴に感じ始めるなんてと。  
もちろん、サザンドラはどっちだろうと気にしない。  
ただ自分の快楽を求め、自分の欲求を満たすだけ。  
そして、また欲求をオノンドの中に二発目でも十分に多い量をうちこむ。  
オノンドは、もはや悔しさと痛みにすすり泣いているようだ。  
サザンドラは、そんなオノンドの腕を、捕まえている両腕の口の歯を立て噛みつく。  
オノンドは痛みに悲鳴を上げる、それを見て、黒い笑いをまた見せるサザンドラ。  
自分の一物をそっと引き抜き、オノンドの膣から自分の精液が流れ出すのを見ながらオノンドの腹に本物の口の歯を立てる。  
オノンドはそれに一瞬の恐怖を覚えるが、すぐに意識が飛ぶ。  
サザンドラは腹を食い破ったのだ。  
サザンドラは食えるところだけを食い、残骸を自分テリトリー外へと捨てる。  
その残骸を卑しい奴らが奪っていくのにすら満足していた。  
いろいろと満足したサザンドラは自分のテリトリーの安全な場所で仮眠を始めたのだった。  
 
終わり  
 
 

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