12月24日 クリスマスイブ
―夜までには帰るから。
彼から届いたメール。
相変わらず旅ばかりしている彼が帰ってくる日。
私は彼が帰ってくる日は彼の部屋で待つことにしている。
料理を用意したり、お風呂を入れていたり、部屋を掃除したり。
なんか彼の奥さんになった気分になる。
もちろん色々と大変な面もあるけど大好きな・・・彼のためだから頑張れる。
そして今日はクリスマスイブだから何時もより力を入れなければならない。
彼の喜ぶ顔が見たいから・・・。
でも何時もやっていること以外にも何かやらないと思った。
せっかくだからケーキ作りに挑戦する事にした。
初めて作るものだった。まず材料を買いにいった。
生地の元になるもの、イチゴ、バナナ、みかんなどのフルーツ、生クリーム。
不安もあったからシンプルなものを作るつもりだ。
お母さんとか友達にやり方を聞いて実践してみる。
スポンジケーキを焼いてクリーム、フルーツなどでデコレーション・・・。
それだけだと思ってた。
いざ始めてみると中々うまくいかなかった。
スポンジケーキがうまく焼きあがらない・・・。
何度も何度も繰り返し挑戦してみるけど良い風には出来上がらない。
刻々と時間だけが過ぎていった。
もう彼が帰ってきてしまう・・・。
私は造った中でも形のいいものを選んで、それにクリーム、フルーツをデコレーションする。
なんとか見た目は確保できた・・・。
時間がもう無かったから台所を大雑把に片付けてケーキを冷蔵庫に隠す。
部屋の掃除をして一通り片付いたところでベルが鳴った。
―ピンポーン。 ただいま!
彼が帰ってきた。
私はエプロン姿だったけどそのまま彼を迎え入れる。
「おかえりなさい!」
笑顔いっぱいで答えた。
―これ・・・一緒に食べようかなって。
彼は小さな箱を取り出して私に渡した。
中をあけてみるとプロのパティシエが作ったみたいなケーキが入っていた。
私の作ったものとは比べ物にならなかった・・・。
こんなすごいものを見たらさっき作ったモノなんて到底出せない・・・。
「うわぁ!すごいケーキ!リビングで待ってて、お茶も用意するから。」
私はケーキを受け取り彼をリビングに待たせてキッチンへと向かう。
お皿を取り出しケーキを乗せ、あったかい紅茶を用意する。
私のケーキは出す必要が無い・・・。
そんな事を思いつつリビングへとケーキを持っていった。
「おまたせ!こんなおいしそうなケーキ初めて見たから食べるのがもったいないかも・・・なんてね♪」
冗談を言いつつ彼に出す。
―じゃ、食べようか!
彼はケーキに手をつけ食べ始めた。
それを見て私も食べ始める。
「ぱく・・・。う・・・ん・・・おいしぃ・・・」
すごくおいしかった。
彼は笑顔でそれを食べていく。
私の作ったケーキでもあんな笑顔で食べてくれただろうか・・・。
そんな事を思ってたら涙が出てきた。
―ハ、ハルカちゃん!どうしたの!?
彼が涙に気づいた。
私は大泣きしながら彼にすべてを打ち明けた・・・。
―そうか・・・そうだったんだね・・・。
彼は黙って私の話を聞いてくれた。
私もだいぶ落ち着き泣き止んだ。
―僕の為に頑張ってくれたのに・・・こんな余計な事しちゃったか・・・。
彼が自分に責任を感じていた。
「ちがう!私が勝手にやったことだから!だから・・・」
私も自分に非があったという。
彼はふと立ち上がり台所へ向かった。
そして冷蔵庫から私の作ったケーキを取り出して持ってきた。
―これが・・・ハルカちゃんの作ったケーキだね?
「うん・・・」
私はうなづく。
すると彼は何のためらいも無くケーキを食べ始めた。
黙って黙々と食べていく。
「え!?やめて!そんな無理に・・・」
私は止めようとするも彼は一切手を休めない。
―モグモグ・・・うん、砂糖もちょうどいいね、フルーツも僕の好きなものが入ってるし。
何より・・・ハルカちゃんの気持ちがものすごく詰まっている。これが一番おいしいよ。
彼はケーキを食べ終えた。
私はうれしさのあまり彼に抱きついた。
「うれしい!けど・・・無理してないよね?」
―無理?そんなことあるわけ無いだろ?僕の彼女が作ったんだからさ・・・。
彼は私の頭を撫でてくれた。
こうしてもらえると私は安心する。
そして彼と目が合って自然にキスをしていた。
「ちゅ、ん・・・うふ・・・ふあぁ・・・・・・ん・・・ちゅ・・・・」
私たちはキスをする。愛を確かめ合うキス。
初めてのときは私も戸惑っていたけど今はもう・・・・。
彼の舌を受け入れ唾液の交換をする。
「ん・・・じゅる、ちゅ、あふぅ・・・あん・・・」
キスをしながら彼は私の胸をまさぐる。
服越しでも敏感な場所を探し出しうまく刺激する。
「ひゃ・・・ん・・・ふぅ・・・ちゅ・・・んふ・・・」
そして服を下着と一緒に上へ持ち上げ直接胸を触れる。
暖かくて大きな手で揉まれることが好き。
彼は私の乳首を舐め始める。
―ちゅる、じゅる・・・ん、ペロペロ・・・
こうしてるときの彼は何処か子供のように見える。
彼がふと舐めるのをやめた。
「どう・・・したの?」
思わず聞いてしまう。
―そうだね・・・少し待ってて。
彼は台所へと向かった。
そして彼が戻ってくると手にはケーキのデコレーションで使ったクリームとフルーツを持っていた。
「それをどうするの?」
―これをね・・・。
私の服をすべて脱がせる。そしてベッドの上に寝かせたところで私の体にクリームを塗り始めた。
胸、アソコ・・・冷蔵庫に入っていたからひんやりする。
そしてイチゴやバナナなどのフルーツものせる。
「はずかしぃ・・・」
―大丈夫・・・こんなおいしそうなケーキは初めてだよ・・・。
私の体はケーキのデコレーションみたいに飾られた。
そして彼が私の体を舐めてくくる。
―ん…ペロ…ちゅ…ちゅ…はむ…
「ひゃ!?」
胸に乗っているイチゴを食べその下の乳首を巧みにすう…。
―うん…こんな素晴らしいイチゴは食べた事がない…次はシロップかな…
彼は私の下に顔をうずめる。秘所から透明な汁があふれ出ている。
―はう…じゅるじゅる…ん…ペロペロ…じゅるるるるるるる…ん?これは小豆かな?
クリームを舐め取りあふれ出るシロップを吸う、そして小さな小豆を下で転がした。
「きゃふ…ひゃ…そ…それは…ん…」
―それは?じゅる…ぺろ…
意地悪くそこだけ舐める。
「あふ…うん…それが…好きなの…」
私は彼に求める。
―そうか…じゅるるるるるるる
彼が勢いよく吸い取る。それに私は感じてしまう。
「きゃ!ん…はああああああああああああああああ!!!あう!」
体がはねる。思わず逝ってしまった。
「あう…ふ…うぅ…う…」
私が息を切らしていると彼はチョコレートクリームが塗ってある大きなものを顔に近づけた。
―チョコバナナ…食べるかい?
意識がボーっとしている中体を起こし大きなチョコバナナを咥えた。
「はむ…ん…」
私の口の奥まで入りきらなかった。
だけどクリームに包まれているものを一生懸命舐める。
「ん…はふ…ぺろ…ん…おお…ひぃ…」
―っく!…う…それは…よかった…。
彼はびっくりしていた。恐らく想像以上に感じているのだろう。
「ん?ふふ…はふ…ん…ろぉ?」
私は自信があった。彼がいない間に練習をしていたから…。
―まさか…ね…こんなうまく…なってるとは…。
もっと気持ちよくなって欲しくて私は前後に動かす。
「ん…ふぅ…んふ…はふ…ほぁ…ちゅ…んぅ…」
―すご!っくぅ…歯に当たる…でもそれが…いいね…。
彼の顔が可愛かった。うれしくてついスピードを上げる。
「んふ♪ん!ん!はふぅ…んん…ちゅ…チュル…んん♪」
―くぁ!!!出る!いくよ!!!
彼のバナナがビクッとはねる。
そして私の口の中に白いものを放った。
「ん!んふううううううう!!!!」
どんどん口の中に入ってくる。
口の中がいっぱいになって思わず咥えていたものを離した。
残っているものが顔にかかる。
「ん!!ん…ぅ…」
口の中のものを飲み込んだ。
―はぁ…はぁ…まさか…ね…こんなエッチな子になってるとは…ふふ…
彼は私を見て微笑んでいた。
「だって…あなたに…喜んで欲しかったから…」
思わずテレしまう私。
―…ふふ…じゃあお互いもっと気持ちよくなろうね。
彼は私を横に寝かせ左足を上げる。
そしていつもの場所へペニスを挿入させた。
「あ、…あふ…ん……くぅううううう!」
やはり私の膣には大きすぎる彼のモノ。だけど始めての時よりはそんなに苦しくは無い。
「あぁ…この瞬間が一番好き…」
―うれしいよ…ん!
彼が一気に腰を動かした。
私の体にものすごい衝撃が走る。
「はう!あん!あん!あん!」
彼がリズムよく腰を動かし始めた。
普段とは違う体勢なだけにこすれる場所も違いいつもより感じる。
「ふわぁ!す…すごぉい!いつもより感じるぅう!」
―今日のハルカちゃんはいつもと違うね?っふ!
いつもの自分と違うことに私も薄々気づいていた。
「うん…私なんか変…今日…なんでかな?あん!」
―でも…可愛いことには変わりないね!っふ!ん…ちゅ。
彼がキスをしてくれる。私もそれに答える。
「ん…んふ…ちゅ…ちゅ…あふぅ…あん!」
だけど彼の腰の動きが巧みでキスに集中できない。
―ハルカ…ちゃん…エッチな顔してるね。
彼がそういう。思わず部屋においてある鏡を見てみる。
「ぇ?え?これ…エッチな顔?」
目がトロンとしてよだれを垂らして、笑っていた。
そうか…私エッチなんだ…。そう思った。
「エッチ?私エッチなの?」
―うん。ハルカちゃんはとってもエッチな子だ。淫らな子だよ。
彼が言うんだから間違いない。
「うん…ハルカ…エッチなの…あん!…貴方とエッチして…ん…気持ちよくなってるの!あん!」
―そんなエッチな子には出してあげないとね…。いい?出すよ?
彼が私の中に精液を出そうとしていた。
「うん…あん!貴方の…貴方の精液を出してえええ!!」
私は思わず叫んだ。
―いくよ!…っく!!!ふ!!!!!!!!
「はああああああああああああああああああああ!!!!!」
どぴゅ!どぴゅ!………ぴゅ…
彼の精液が私の子宮に流れてきた。
一度出してるのにすごい量…。
「はぁ…あ…はうぅ…」
彼がペニスを抜いた。私はベッドに倒れこむ。
お腹の中に彼が入る気がする…。
「貴方がたくさん…えへへ…」
彼が私に覆い重なる。
―大好きだよ…ちゅ。
やさしいキスをしてくれた…。
大好きな人とのイブは一生忘れないだろう。