「おにいちゃん、ルカリオおにいちゃん」
ルカリオおにいちゃんと呼ばれたルカリオが振り返ると向こうでまだ幼いトゲピーが小さい手で手招きをしている。
あのトゲピーはたまたま拾ったタマゴから生まれてそれ以来彼が世話をしているのだ。
そして現在早く、早くと走ってどこかに案内をしようとしている。
「ここ、ここ」
子供の見せるものだから大した期待を込めずにトゲピーの指す方を見るととんでもない風景を目の当たりにしてしまった。
なんと雌のミミロップが雄のリングマに奉仕をしていたのだ。
しかもフィニッシュまでしてしまった現場に立ち会ってしまいミミロップに精液が掛かり、耳についたそれを丁寧に舐めていた。
「アレなぁに?」
「さ、さぁな・・・・・・」
「おにいちゃんもわからないの?じゃあきいてくるよ」
トゲピーが飛び出す前にルカリオはすぐに口を塞いで抱きかかえると音を立てないように素早く撤退をした。
できるだけ遠くまで逃げるとトゲピーを置き、説教に入ろうとしていた。
「今日見たことは忘れて・・・」
「わぁ、おにいちゃんのもリングマさんみたいにおっきくなってるー」
下半身をみるとルカリオの青臭い逸物がさきほどの除きに興奮していて立っていた。
慌てて隠しその場に座り込むとトゲピーの質問攻めが始まった。
「コレっておいしい?ミミロップさんね、ずぅーとなめてたの」
「俺は舐めたことがないからなんとも・・・」
「ふーん」
「・・・・・・・・・舐めてみるか?」
思わずそんな言葉が出てしまった。
うっかりそんなこと言うからトゲピーは目をキラキラさせている。
聞き分けが悪い子ではないのだから止めればいいのに「やっぱりダメだ」と言う言葉が喉に引っかかって出ないでいた。
「・・・いいの?」
「ああ・・・歯を立てたり噛んだりは・・・ってお前には歯が無いか」
歯が生えていないので固いものは噛み砕いて口移しでご飯を与えているのでそんな注意は不要であった。
ルカリオは手を退けて足を開くとトゲピーに自分の立ち上がった息子を見せた。
トゲピーは恐る恐る近づき試しに先端だけを小さい舌でチロっと舐め、ルカリオはくすぐったさを感じた。
「・・・おいしくないね・・・」
トゲピーがそう言って離れようとするとルカリオはガッシリと身体を掴んで離さなかった。
「・・・・・・最初はそうなんだ。あとから美味くなるのかもしれない・・・」
「・・・そう、なの?」
「ああ、しっかり口で含んで手で触りながら心を込めるといい・・・・・・・・・らしい」
ルカリオはトゲピーを騙して奉仕を続けさせた。
罪悪感はあるがここまできたらもうやるしかない、そう思ったのだ。
「あむ、むぐぅ・・・」
トゲピーは言われた通りに口に含んで舐め始めた。
そんなに口が大きくないので全部は入らず半分しか咥えられずどこをどうすれば気持ち良くなるかだなんてまったく意識をしていない。
気持ち良いかと聞かれたらちまちましていてじれったいので自分の手でやったほうが早いだろう。
だがしかし、一生懸命に自分の逸物を咥えているトゲピーを見ていると何故か興奮してきてだんだん気持ちよくなってきた。
どくんと大きくなりルカリオは荒い息を吐きながら自分で根元からしごき開いた手でトゲピーの頭を押さえつけた。
「ぐっ・・・はぁっ・・・で、出るぞ!」
「んーッ!んんっ、・・・・・・ごくん」
押さえつられて苦しそうに暴れていたが口の中に生暖かくぬるぬるした液体が広がり「飲んでくれ」と言われたので口に入っている分全部飲み干し口の中が空になると尻餅をついて大きく深呼吸をした。
「ハァ・・・ハァ、にがいよぉ」
「そ、そうなのか・・・」
「でも、にがいのおいしかったかも」
悪いことをしたなと後悔をしたがトゲピーが笑顔で満足そうにしてくれたので安心をして頭を撫でて褒めてやった。
「俺だけ良い思いをして悪いな」
「きもちよかったの?いいなぁおにいちゃん、わたしもきもちよくなりたいなぁ」
「大きくなったらな」
ルカリオはさっき飲みきれなくて殻に付いた精液を指にすくってトゲピーの口元へ持っていくとトゲピーは手で押さえながら綺麗に舐め取った。
「ねぇ、もっとちょうだい?いっぱいのんでおおきくなるの!」
おわり