俺はとにかく憎んでいた。
野生で出てくる特性がんじょうよりも。
揺れる茂みや砂煙にたどり着く前に、飛び出してきたモンスターよりも。
何故か相手にばかり有利な偶然が頻発するバトルサブウェイの不思議な力よりも。
アバゴーラは自分と対になる最古の鳥を憎んでいた。
今日の戦歴はなかなかだった。
相手トレーナーが繰り出してきたアーケオスをアクアジェットで仕留めてやった。
その後、ネイティオのくさむすびで瀕死に追いやられたりもしたが。
テクニカルな狙撃手チラチーノのタネマシンガンで血反吐を吐いたりもしたが。
大事なのは宿敵アーケオスをこのアバゴーラが倒したということ。
「ザングースとハブネークの仲が悪いのは有名な話だが……。
どうしてお前はそこまでアーケオスに敵対心を燃やすんだ」
セッカシティで出会った時からの戦友、物知りメガネをかけたインテリマッギョがあきれ顔でつぶやいた。
「どうしてだと? そんなの決まっているだろう!
あの鳥のせいで俺が今までどんな屈辱を味わってきたか知らんのか!」
シッポウシティの博物館で化石から復元され、主人からかけられた第一声は忘れられない。
『あー……これがプロトーガかあ。本当は羽根の化石がほしかったんだけど、まあ仕方がないか』
「主人はあまり人の話を聞かない性格だから、適当に頷いているうちにもらったんだろう」
「るせえ! ていうかなんだよ蓋の化石って! 俺は鍋か!」
「どっちかと言えば甕じゃないのか。亀だけに」
「ああ、そうか。マッギョ、お前頭良いな……って、そんなことはどうでも良い!」
冗談めかしてみせても、プロトーガの時に聞いた言葉は今でもトゲになって残っている。
「俺の方がアーケオスよりも強くて優秀だってことを証明し続けるだけだ」
悪夢は唐突に訪れた。
メスのリリーラと引き換えに、ソイツはやってきた。
『ポケモン交換でやってきたアーケンだよ』
主人の足にちょこんとしがみついて、こっちを見ている小柄な生き物。
まだ産まれて間もないのだろう。ヒヨコとトカゲの赤ん坊を足して二で割ったような風体。
そのくりくりとした目が俺をとらえた。
主人から離れ、危なっかしい足取りで駆け寄ってくる。
「あっ、あのねっ!」
「……」
自分の体格の半分もないソイツを見下ろす。
「あなたも化石から復元されたポケモ……」
「うるさい」
無邪気に輝く幼い目が、自分の一言で一瞬で凍りつく。
「まとわりついてんじゃねえ、クソガキが。
俺はアーケンが大嫌いなんだよ。とっとと離れろ、うざってえ」
人間には聞こえない、ポケモン同士の言葉。
それでも険悪な空気を読み取ったのか、立ち尽くすアーケンを気遣うように主人が抱き上げた。
弱らかな羽毛を優しくなでている。
『アバゴーラ! 化石ポケモン同士だろ?
どうして仲良くしてあげないんだ!?』
俺はあんな風に優しくされたことがあっただろうか。
プロトーガの時だって抱き上げられたり、なでられた記憶はない。
『アーケンに謝ったらどうなんだ!?』
そりゃそうだ。
主人にとって俺は間違って選んでしまったポケモンで、
アイツは本当にほしかったポケモンなんだから。
もう何日ボックスの中で待機しているのだろう。
俺がここにいる間、あのアーケンが手持ちに入って
どんどん強くなっているんだと考えると、焦燥感で狂いそうだ。
このままだと再び化石に戻ってしまうんじゃないか
と思うほどボックスに放置された後、急に呼び出された。
主人はいったい何を考えているのか。俺とあの鳥をもう一度引き合わせた。
草むらが点在する道。風が潮の匂いを運んでくる。恐らくはサザナミタウン近くの道路だろう。
俺とアーケオス。そしてマッギョを残して主人は立ち去った。
「アバゴーラ! 見て見て!」
まだ仕草や顔つきに幼さが残るものの、アーケンはアーケオスに進化していた。
「アバゴーラ、前に会った時アーケンは嫌いだって言ったから、
頑張ってアーケオスに進化したんだよ!」
屈託のない笑顔。ぶち壊したくなるほどに。
「……お前、どれくらい強くなった?」
「へ? うーんとね、いっぱい!」
「そうか……じゃあ」
さすがに産まれたばかりのアーケンとは戦えなかったが。
「ようやく俺と本気で殺し合いができるな」
「わたしとバトルするの? アバゴーラは強そうだから、ちょっと緊張するなあ」
アーケオスとは何度も戦ってきた。
アバゴーラがアーケオスに勝っているのは特性と防御力だけだ。
ただ、こっちは向こうの飛行技を半減で受けられる。
そして俺の主力技の水と岩が、アーケオスには効果が抜群だ。
アーケオスのストーンエッジは強力だが、俺を一撃では仕留められない。
俺のストーンエッジの威力そのものは奴に劣るが、当たればアーケオスは戦闘不能になる。
さあ、ストーンエッジを撃つが良い。
「とりゃー。きあいだまー!」
二刀流ですか。そうですね。アーケオスは特攻も高いんでしたよね。
岩タイプに効果抜群の格闘技。それも特殊じゃないですか。
ちょっと本当にやめてくださいよ。特殊防御は紙なんです。
鈍いを積んでもカバーできないし。ちょ、本当に撃つんですか。
大丈夫。ハードロックがあるから弱点でも大丈夫……かなりHP持っていかれますけど。
そう、がんじょうじゃなくてハードロックなんです。
からをやぶる+がんじょうコンボができないのも、主人に冷遇されている理由だったりします。
「ありゃ、外れちゃった」
……。
「はっ! 実践経験の浅い小娘の技なんぞ当たるものか。
幾多の激戦を潜り抜けてきた俺の実力を見せてやる! ストーンエッジ!」
……外れた。
いや、まだ次のターンがある。
やっぱ命中率の悪い技は信用できなよなー。うん。
鈍いを積んでも二刀流相手じゃ分が悪いし、ここは堅実かく確実に先制アクアジェットだろ。
一撃で仕留めることはできなくなるが、あのヘタレ鳥をよわきにするぐらいの威力はある。
よわき状態ならきあいだまも充分耐えられる。俺ってばマジ策士。歴戦の勇士。
俺のアクアジェットが直撃し、アーケオスが吹っ飛ぶ。
草地に墜落し、ふわふわだった羽毛も水で濡れてみすぼらしくしぼんでいる。
飛び上がる気力もないのか、ぺたんと座りこんだままだ。
「ふん。反撃する気もないってか」
「うう……、降参するから、もう許してよ」
「少し戦況が悪くなるとすぐこれか。使えねえ鳥だな」
「ご、ごめんなさ……」
びくっと肩をすくませる仕草に、俺の中で優越感と嗜虐心が同時に刺激される。
「泣いたら許されるってか「頭を冷やせ、アバゴーラ」
背後から熱湯を浴びせられた。
「ぎゃああ、熱っ! 火傷! 火傷した!
な、何しやがるマッギョ! ていうか熱湯じゃ頭は冷えねえよ」
「アーケオスはもう降参って言ってるだろ。いつまでも絡むのはみっともないぞ」
「……ちっ」
マッギョと言い争って、かみなりやじわれの餌食になるのは勘弁だ。
「アーケオス、大丈夫? オボンの実をあげるから食べると良いよ」
「うん……、ありがと、マッギョさん……」
「それからこっちはチーゴの実。火傷に効果がある」
まだ元気のないアーケオスの膝をマッギョのヒレがぽんと叩いた。
「頑張ってな」
「う……うん!」
べちべちと這いずりながら去っていくマッギョ。
しかし、頑張るだと? アーケオスめ、再戦するつもりか? 俺は何度でも戦ってやるぞ。
「ア、アバゴーラ……」
アーケオスが近寄ってくる。俺はいつでも戦えるように身構えた。
「そ、そんなに嫌わないでよ。ねえ、一緒に木の実食べよ?」
「……」
「やっぱり、嫌……かな……」
「もらう」
宿敵と飯を食うのは気が進まないが、火傷の痛みには変えられない。
「ねー、どうしてアーケオスのことが嫌いなの?」
オボンの実を食べて、少し元気を取り戻したアーケオスが話しかけてくる。
「……ライバルだから」
「むう。でも、わたしは同じトレーナーに仕えてる仲間なんだから、そんなに敵視しないでほしいな。
好きになって……なんて言えないけど、問答無用で嫌われるのは悲しいよ」
コイツは本当にわかってない。
「俺は世界中のどんなアーケオスより、お前のことが憎くて憎くてたまらない」
いや、正確に言えば。
「お前が怖い」
アーケオスはしばらくきょとんとしていたが、頬を膨らませて反論してきた。
「アバゴーラの方が怖いもん」
「お前がきた時……、俺は本当に怖かったんだ。
自分はもう用済みになるんじゃないか、と」
これまでアーケオスに勝ち続けることで、主人に自分の価値を認めさせようとしてきた。
それが、主人の元にアーケンがやってくれば、自分のことなど忘れ去られてしまう。
主人にとって、アバゴーラよりもアーケンの方が魅力的で価値ある存在なのだから。
「アバゴーラはさ」
やや眉間にシワを寄せた表情でアーケオスが尋ねた。
「ご主人のことが好きなの? ラブなの? メロメロなの?」
「は? なわけないだろ」
主人へのそういった感情は一切ない。
嫌いなわけではないが、自分を認めてくれないことへの苛立ちも抱いている。
「俺は認めてもらいたいだけだ。俺の強さ、俺の価値、俺の存在。
それにはアーケオスが邪魔な……」
「わたしは認めてるよ」
「……適当なことを言いやがって」
「適当じゃないってば。初めて会った時から。ううん、会う前からずっと
アバゴーラのこと気にしてたんだよ。化石から復元された古代亀ポケモン。
どんなポケモンなのかな、って会えるのを楽しみにしてたんだよ!」
「そりゃ残念だったな。こんな性悪のひねくれ者に巡り合うはめになって」
「もー、そういうことばっかり言うんだから」
憎まれ口をふさぐように、柔らかな羽毛におおわれた手が伸びてきた。
「な、何しやがる!」
「口で言ってもわからないみたいだから」
アーケオスの目がいたずらっぽく輝いた。
「どれだけアバゴーラのことが好きか、体に直接教えてあげるんだよ!」
「バカ! ちょ、お前、やめ」
アーケオスが体をぴとりと寄せてくる。
そしてふわふわした羽根で俺の体の敏感な部分を……くすぐり始めた。
脇腹だの首筋だの、脇の下なんかを容赦なくこちょこちょされる。
「クソガキ! や、やめろっ! アクアジェットで羽毛ぺったんこにしてやろうか!
ちょ、やめ、マジ……くっ……、やめろってば……ぁっ!」
進化したとはいえ、アーケオスはまだ子供っぽい。
奴はふざけているだけのつもりなんだろうが、俺の方はだんだんと変な気分になってきた。
「はわっ!?」
振りほどいて、地面に押し倒すのは簡単だった。
「あ、ご、ごめんね。ふざけすぎちゃった?」
「……」
おずおずと少し怯えるように見上げる表情に、オスとしての欲がたぎった。
無垢な子供と成熟した大人の間だけの青い妖艶さ。
「ひゃっ!?」
滑らかなウロコにおおわれたアーケオスの首筋を軽く噛んでいた。
少し震えているのがわかる。舌で舐め上げると、びくんと体が跳ねる。
ふと我に返る。青臭いガキ相手に何をやってるんだ。
のしかかりかけていた体を引き離そうとして、
肩を小さな鉤爪できゅっとつかまれていることに気づく。
「アバゴーラ……」
恐る恐る見上げてくる目には、怯えだけでなく期待と緊張の色も見てとれて。
俺のなけなしの理性を吹き飛ばすには充分だった。
アーケオスの体は温かくて触り心地が良い。
腕を回して抱きしめると、意外と華奢な体つきだった。
そうだろうな。体重が俺の半分もないんだから。
細い腰から手を放し、ウロコにおおわれた長い尻尾をなで上げる。
「うあ……っ、そこ、やだぁ」
「そうか、嫌か」
特に弱い部分を探すように、重点的に尻尾を責める。
付け根の辺りが一番弱いようだ。ここから尻尾の先端に向けて絞りあげるようにしごくと、
面白いように良い反応を見せてくれた。
「ひうぅ……っ! やぁっ! やめてよぉ……」
尻を振っているのは抵抗しているのか、それとも誘っているのか。
「はっ、ガキのくせに色気づきやがって」
そんなガキの色気に惑わされている自分も自分なのだが。
尻尾の付け根を責めていると、何かぬるりとしたものが手に触れた。
ねっとりとしたメスの愛液。
羽毛をかきわけ、この清水の源流を探り当てる。
ふわふわとした羽毛が、アーケオス自身から分泌された液体でべっしょりと湿っていく。
「ふん、発情してるのか? 俺なんかを相手に。節操のないメスだ」
ふうふうと荒い息遣いの間から、ぽそりと小さなつぶやきが聞こえた。
「……アバゴーラだからだもん」
ぐいとアーケオスの両脚を持ち上げた。
「ひゃあっ!」
隠された場所を広げ、まじまじと観察する。
「やっ、やだよ、アバゴーラ! 恥ずかしいよ!」
アーケオスはばたばたと脚や羽根を動かして抵抗するが、俺は解放してやる気はない。
それに……アーケオスも恥ずかしがってはいるが、本気で暴れているわけではなさそうだ。
「見ちゃ、やだぁ……」
「そうだよな。だらしなくヨダレ垂らした下の口を観察されるなんて、耐えがたい屈辱だよな」
「ふ、あ……っ! アバゴーラ、んっ、意地悪なこと言わない、で……っ、よぉ……」
粘膜部分には直接触れず、内腿を左右に引っ張り間接的に秘められた箇所を広げた。
俺の手はあまり器用にできていないし、荒く硬いウロコにおおわれている。
直接乱暴に触ったりしたら、アーケオスのぷっくりとした孔を傷つけてしまう可能性がある。
さすがの俺も、そこまで鬼畜じゃない。
ただ、この配慮もアーケオスにしてみれば、達するには足りない刺激を与え続けられる責苦に
感じているのかもしれない。それはそれでかまわないが。
「ひぅ、んっ! ひ、どい、よぉ。アバゴーラ、の、い、じわ……るぅ!」
「あー? なんのことだか、さっぱりわからんな」
わざとアーケオスの秘所から水音を立ててやる。
「はあっ……、お、お願いぃ。お願い、だから……あぁっ!」
「ちゃんと言え」
アーケオスは荒い息を整えている。
消え入るようなか細い声を聞き逃さないよう、顔を近づけた。
「はあ……アバゴーラと……こ、交尾したいよぉ」
恥じらいと欲情が入り混じった表情で懇願される。
断る理由は何もなかった。
普段は体内に収められているオスの性器が硬くなり露出する。
「ふえっ? ひゃあ……なんだかアバゴーラの……大きいね」
カメ系ポケモンのポケットなモンスターはかなりデカくて凶悪な形をしていると、
一部の界隈で有名だったりする。
「……その、無理だと思うならやめたって良いんだぞ」
大人になったばかりのアーケオスの体にコレを入れるのは酷だろう。
繋がれないのは残念だが、たぎった欲望を処理する方法は挿入だけではない。
口とか羽根とか鉤爪とかすべすべのウロコとか尻尾とか、色々気持ち良さそうだ。
「だ、大丈夫だよ! で、でも、なるべく痛くないようにしてね。約束だよ!」
「……努力はする」
「んっ!」
先端を押しつけただけで、アーケオスの孔は侵入を固くはばもうとする。
それでも少しずつ少しずつ愛液のぬめりで、俺の一部がアーケオスの中へと飲まれていく。
「はあ……はあ……」
涙目になっている目元を舐める。
アーケオスの中は熱くて、ぎゅうぎゅうと絞めつけてくる。
入れている俺でさえ少し痛いぐらいだ。アーケオスの方は少し痛い、なんてもんじゃないはずだ。
「大丈夫か?」
「だ、大丈夫……じゃないよぉ」
どうやら、弱気が発動するぐらい痛いようだ。
「ひぐっ、痛い、けど……、アバゴーラのなら、我慢、できるから……んっ!」
無意識にアーケオスの頭をなでていた。不思議な気分だ。
快楽だけでなく、心が満たされていくような。
なんとなくわかったような気がする。
不要な存在でいるのが嫌だった。ないがしろにされることが耐えられなかった。
自分の価値を認めてほしかった。誰かの特別になりたかった。
主人に自分の強さを証明することで、自分の価値を見出そうとしていたが、
俺を受け入れ認めてくれる相手は、目の前にいた。
「ねえ、アバゴーラ。気持ち良かった?」
ぐったりと体を横たえながら、アーケオスが問いかけてくる。
あれだけ俺の精液を搾り取っておいて、気持ちが良くなかったはずがない。
「感じてる時のお前の顔、可愛かった」
「な、なんてこと言うの! は、恥ずかしいなあ、もう!」
羽根でぽすぽすと甲羅を叩いてくる。
アーケオスのこういう子供っぽいところや、
明るくて元気があふれてる時も、落ちこんでしょんぼりしてる時も、
素直に受け入れている自分に気づく。
アーケンだったコイツを払いのけていた頃の俺からは想像もつかない。
「しかし、このままじゃ主人たちのところへ帰れないな」
俺によって白く汚されたアーケオスを見下ろす。
幸い、近くに海がある。体の汚れを落とすのには丁度良い。
「体を洗いにいくぞ。どうした、アーケオス?」
「ちょ、ちょっと待ってぇ! た、立てないぃ。脚に力が入らないよお! 助けてー」
地面に尻もちをついた格好で、羽根をぱたぱたさせている。
「……」
足腰立たなくさせたのは俺なんだし、これぐらいのサービスはするべきだろう。
アーケオスの軽い体を持ち上げ、海まで運ぶ。
「きゃあ、凄いー! これ知ってる! お姫様抱っこってやつでしょ!」
「うるさい」
「アバゴーラ、力持ちだねー」
首を伸ばしてすりすりしてくる。その純粋でストレートな好意が嬉しくもあり、照れくさくもあり。
「や、やめろ! くすぐったいだろ、ガキ!
う、海の中に放り投げて羽毛ぺったんこにすんぞ!」
「きゃー」
おしまい……?
オマケ
「君は悪人ではないけど、人の話を聞かないし、相手を傷つける言葉を悪意なく言うよね。
今回のことはそれが原因になってるんだよ?」
海に近い町のとある一室。
一人のトレーナーと一匹のポケモンがいた。
『ね、ねえマッギョさん。何か怒ってる?』
「君がアバゴーラを鍋の蓋だのいらない子だの
顔が悪役っぽいだの草四倍wwwwだの
ゆめしまに連れていくと口開けっ放しで超アホ面マジ受けるーだの言うから、
アバゴーラがあんなにひねくれてしまったんだよ」
『マッギョさん、怒ってる? 電気出てるよ? ほーら、風船あげるから許して、ね?』
「そうして物で解決しようとするのも君の悪いくせだよ。
君はもうちょっとポケモンの気持ちと言うものを……くどくどくど」
インテリマッギョが無神経なトレーナーにかみなりを落としていた。
今度こそおしまい