注意、『』は、日本語で書いてあるが、作者パワーで翻訳しているだけで、実際、人(「」)には、にゃーんとかそう言うのが聞こえてます。
「ポケルス…ですか?」
「はい。害は無く、むしろポケモンの力が上がる良い病原菌なんですよ。」
『ご主人ー。どうしたんですか?』
ここはズヴォレ地方。その中でも東北に位置し、海が綺麗な”706番道路”である。
そこに位置するポケモンセンター。そこに僕達は宿泊している。
先日、ここに至るまでに、10数名のトレーナーと連戦し、疲れがピークに達していた。
僕、ザングースも、もう立つのも疲れるほど疲労していた。
そんな中見つけたポケモンセンター。
ご主人は先ほどから、ジョーイさんと呼ばれるどこにいっても同じ顔の女性と話をしている。
横には、タブンネと言われる可愛らしい姿をしたポケモンが銀色に輝くお盆をもって立っている。
「本当に大丈夫なんですか?」
「はい。今現在、害になるようなことも起こっていませんし…」
『ご主人、どうしたんですか?』
「ん?いや、なんでもないよ。ザングは気にしなくていいからね。」
そう言って僕の頭を撫でる。
昔は、もっと小さくて、手を動かす面積が大きかったのに、
つい先週18歳になったご主人の手は、2、3センチ動かせば僕の頭の面積全部を撫でることが出来る。
『…。(あの頃はまだ可愛いげがあったな…。)』
「どうした?早く行くぞ。」
『あ、はーい。』
「今日はここで止まろうか。」
『はい!』
僕は縱に首を振る。
今の時間帯は夜。
夜は狂暴な野生ポケモンがいるし、この辺りではハブネークがいるらしく、
昔噛まれたことを思いだし、身震いする。
主人はその事を案じて泊めてくれるのだろうか。
『ご主人。』
「…。」
『ご主人?』
「ん?なんだい?」
最近、主人は考え事が多い。
難しい顔をして、必死に何かを考えている。
こう言ってしまうと主人には悪いが、普段頭を働かせず、のほほ〜んとしている主人にしては珍しい。
僕が話しかけても、気が付かなかったりする。
諸君、私がザングースの主人である。
今日に至るまで、私はずっと思っている。
あぁ、ザングース犯したい…と。
モニターの前の諸君もそうだろう。
もし、諸君の目の前に自分に従順で可愛らしくてデレデレなザングースがいたら…
うん。犯したくなるよね。
ごめんなさいお母さん僕は子供できそうにないです2番目の兄さんに頼んでください。
あぁ、ザングース犯したいよコンチキショウ。
最近は、その妄想ばかりしている。
しかし、なかなか隙を見せない。流石に元野生、常に回りを警戒している。
この気持ちに気付いたのは、誕生日の日、僅か数日前である。
ザングースは野生で、誕生日というものがない。
そのため、私と一緒に誕生日を祝うことにしていた。
無礼講、お互い酒を飲み、共に祝った。
親が酒に強いので、缶の5〜6は余裕だった。
しかし、私が未成年のため、ザングースには酒を飲ませたことがない。
飲みやすいし、度が低いから、と、チューハイを飲ませた。
しかし、ザングース自身が酔いやすいのか、1缶でほろ酔い、2缶飲んだ頃には、もう顔が熱くなっていた。
そのときには春になってたが、もし冬なら湯気がたっていて、可笑しくはないだろう。
そこまではいい。
しかし、そのあと、酔った勢いでキスされて、ドキッとしない男はいない。たぶん。
少なからず、ケモナーの俺からしたらストライクゾーンド真ん中だ。
ケモナー?
ポ ケモ ンを愛でる人々をそういうのさ。
好きになってしまったのは仕方がない。
ごめんなさいお母さん僕は子供できそうにないです2番目の…以下略。
ザングは心のなかでは私を好きなのだろう。何故表に出さない。
出せば私が寛大な心で受け止めようではないか。
そして犯s…ゲフンゲフン。
そこ、妄想とか言うなし。
さて、色々回想妄想ゲフンゲフンしているうちに、2階の私達が泊まる部屋に着いた。
とりあえず、ダブルベッドの部屋しか空いていないとはどういうことだ。
耐えられるのか、俺。襲ってしまいそうだ。
ポケモンセンターはほとんどタダ。
これも税金のお陰か。トレーナー税ェ…
そもそも税金20%とか…
とりあえず、俺はザング以外にポケモンは持っていない。
1匹に愛情を注ぐのが俺主義だ。
べっ…別に捕まえられないんじゃないんだからね!
そもそも、俺も18歳、遂に成人ですよ先生。
そして目の前に可愛い羊…いや、イタチがいるんですよ。
襲いたくなるよ。しかも向こうも好きだと思われるし。
よし、酒で行こう。うんうん。
こんどこそ落とす。いや、堕とす。
「ザング〜。ちょっとご飯取ってくるよー。」
さて、どうしようか…
ポケセンに売ってたっけ。酒。
まさか、あるとは思わなかった。
とりあえず、オレンジソーダ味のチューハイを買う。
見た目はほとんどジュースだ。バレることはないだろう。
そのまえに、なんでポケセンにローションとか近藤さんとか…
だが、一応買っておく←
そして、これだ。
コッカの実とマリファーナの実を調合した、媚薬!これで勝つる!!111←
いやまて、なんでこんなのが売ってるんだポケセン…
とりあえず、食事にポケモンフーズと、上にかける缶詰を買ってきた。
普通のご飯を食わないのか?と問うたことがある。
ザングは、ポケモンフーズでいいらしい。
遠慮しているのだろうか?気にしなくて良いのに。
とりあえず、酒に例の媚薬をぶっかけ、自室へ入る。
『ご主人、お帰りなさい♪』
「ただいま。」
ふへへ、これでザングは…
『ご主人?ニヤニヤしてどうしたんですか?』
彼が首を傾げている。
「ん?」
『それじゃ、ご飯にしましょう。もうお腹が減っちゃいました…(笑)』
かれはジェスチャーで、お腹を叩く。はぁ底に顔埋めて良いですか。
「わかったわかった。それじゃ、食べようか。(そしてそのあと君を性的に食べる。)」
『それじゃ、いただきまーす♪』
「いただきまーす。(ニヤニヤが止まらないwww)」
『ふぅ、食べたぁ♪ごちそうさまでした!』
「あぃ、そいじゃ僕もごちそうさま。」
『はーい…。』
「それじゃ、寝ようか?」
『にゃ…?あ、はい…』
「ん?どうした?」
『いや…それが…ちょっと熱っぽくて…』
頭を僕の手に当てて、熱があるとアピールしている。
「大丈夫?薬あるから飲んどく?(といいつつ、この薬は精力剤だったり)」
『あ…はい…。』
「じゃぁ、はい。あーん。」
『あーん…。』
ゴクッ
「じゃぁ、寝ようか。」
『にゃ…はぃ…』
ふへへ、これでザングは…www
『はぁはぁ…ッ…ご主人…』
「ん?なに?」
そういう彼の顔は、まるでダゲキのように赤く見える。
「どうしたの?(ニヤニヤ)」
ギュッ
「!…。」
そっと、彼のふわふわした身体に手を回す。
『んふぅ…。……//』
「ん?どうしたの?」
『な…なんでもにゃい…』なでなで
脇辺りを重点的にもふもふする。
『にゃう…///』
「どうしたのさ。そんな声だして。」
『…………き。』
「ん?」
『………す…き。大好きれすッ!』チュッ
「!い、今のは?」
『き…キスしました…///』
ま、まさかザングから攻めてくるとは夢にも思わなかった。
ヤバい、そろそろ理性が…
ザングースが俺のズボンに潜り込み、モノを舐めた…
キ レ た 。
もう我慢できん。
俺の理性は今キレた。
「ザングッ!」
『あぅ///』
俺の想いは爆発し、ザングに襲い掛かる。
チュッ…
軽い口付けをし、ザングの尻尾を愛でる。ふわふわとした毛はある程度握るとその嵩を減らし、
少し固い本体に触れる。
『ひゃぁッ!!』
ザングは足先を伸ばし、快楽に悶える。
生きててよかった…!
思わず、某ドラマのような台詞<セリフ>を頭の中で呟いてしまった…
少し卑怯な手を使った。後で詰<なじ>られても仕方がない。
だが、それだけの価値はあると言える。それはもうはっきりと。
「ザング…感じてるのか?」
『ち…違います…!//』
あぁ、もうかぁいいなぁ…←
俺はザングの胸元を弄<まさぐ>ると、ピンク色をし、まだ誰も触れたことがない小さな突起が顔を出す。
小さなソレはしっかりと自己主張をし、触ってと言わんばかりに膨れ上がっていた。
俺はその小さな突起を弄<もてあそ>ぶ。
『ひゃぁん!やぁ…んぅ…///』
「ふふ…にゃぁにゃぁ鳴いて可愛いよ…」
『やぁ…//言わないでぇ…!///』
俺は弄っていた両手のうち左手を止め、徐々に下に持っていく。
『やぁ…そこはダメ…』
ザングがにゃぁにゃぁ言っているが、表情を見るからに、嫌がってはないようだ。
下に滑らせていた手が熱い何かに当たり、その手を止めた。
ヒトと少し違った形をしたるソレは、先端からドロドロとぬるついた液をだし、今にも破裂をしそうなモノであった。
俺はそのモノに手を添え、ゆっくりと上下に擦る。
『にゃぁッ…!らめッ…!///』
ザングが可愛らしく媚声を発する。ぐちゅぐちゅと、淫乱な声<おと>を奏で、
その声を聞いたザングの顔が更に羞恥を受け、体毛を透けて、顔が赤らんでいるのが見えるほどにまでなっていた。
他になにか出来ないか、と考えたところ、まだ自身の口が残っていた。
俺はザングの口に自らの口を添えた。
ザングは目をつむり、快感に耐えている。
「ん…くちゅ…」
『んぅ…ふにゃ…んッ!//』
ザングが我慢できなさそうな顔をしている。
それを見計らい、俺は手を止める。
『…?』
ザングは何故?とでも言いたそうな顔をしている。
「ザング、聞いてほしい。」
『にゃ…?』
「俺とけっ…結婚を前提に付き合わないか…?」
ここ、ズヴォレ地方は、民間人に対してかなり甘く、同性結婚は勿論、麻薬すら合法とする地方である。
相思相愛であれば、ポケモンと結婚出来る。
『……。』
先程と一転、長い静寂の時が流れ出す。
もし合意を得られなかったら。
こんな行為をしてしまったことを、今になって後悔している。
最悪、野生に返すしか…
『ご主人。』
「は、はいッ!」
彼、ザングは主人に首を振った。
縱に。
「ざ…ザングッ!!」
『うわッ!』
ドサッ
主人はザングを抱き締め、鼻をすすり、キスを彼に浴びせる。
「ご主人、くすぐったいですよっ//」
『ざ…ザン…グ?』
ご主人が驚きの顔で僕を見ている。
『どうんさったんですか?』
「ザングの声が…聞こえる!」
ご主人はなにを言っているのだろう。
『僕はいつでも喋ってますよ?』
「違う、ザングの声の意味が…なんて言ってるかわかるんだ!」
『へ…?』
「もしかしたら、シンクロ?それともテレパシーか?この際なんでもいい!
ザング、これからは仕草じゃなくてちゃんと言葉で喋れるんだ!」
『ご…ご主人様!!』
「ザン…!ぐアッ…!」
『ご…ご主人様?』
「だ…大丈夫だ…!大丈夫…!」
大丈夫とは言っているが、ご主人は尋常じゃない量の汗をかき、真っ青になっていた。
「…!」
ご主人の手が腹部に、両足が密着して癒着していく。
あまりの光景に、ご主人も僕も口を開けて見ているしかなかった。
次の瞬間には、手足は完全に胴体と同化して、まるで蛇のようになっていた。
『ご主人!今ジョーイさんを…!』
「ダメ…だ!こんな身体…見せても…もう…グガッ!」
何事かと顔を見てみると、主人の鼻と口が競り上がり、まるで犬のようなマズル、いや、これは犬と言うより…
『へび…?』
そう、ヘビだ。
何故か、身体がウズウズしてくる。
本能が、主人へ飛びかかれ、と。
そうしてる間に、主人の変化は終焉を迎える。
肌の色が人間味を無くし、紫色に変わる。
主人の股、いや、股があった部分を見ると、ご主人のモノが消え、一本のスジがある。
一体ご主人はどうなったのか…
ご主人をみた。あの目、身体、これは…
ハブネーク。
そう判断した途端、ウズウズが強くなった。
「俺…どうなったんだ…?」
『ご主人…』
僕は、ご主人の前へ手鏡を出す。
「そ…そんな…一体どうして…」
『分かりません…でも…その…』
「ざ…ザング…?」
『ダメです、僕と主人は一緒にいては…』
「ど…どうして!」
『わかっているでしょう?僕はザングース、ご主人はハブネークです。
いつ、ご主人に襲い掛かってしまうか…』
「ザング…」
『ご主人、さような「駄目だ!」!?』
「嫌だてやっとおもいが伝わったのに…」
『…。』
「我慢する、お願いだ、俺を…一人にしないでくれ…」
『ご主人…』
「そもそも、なんでこんなことに…」
「…あ。」
『どうしたんです?』
「もしかしたら、ポケルスで…?」
『え、僕ポケルスに感染してたんですか…?』
「だとしたら…ひょっとしたら、菌が消滅すれば…!」
『治るかもしれませんが…1週間は掛かりますよ?』
「それまでは、外に出るしかないか。」
『主人、僕も我慢するんで、攻撃してこないでくださいね?』
「わかってるわかってる。じゃぁ、行こうか。」
『はい!』
to be continued