薄明かりの部屋。ダイゴはハルカをベッドに押し付ける。恥じらうような目で見つめる彼女の唇を黙って奪った。  
 唇だけでなく、舌が割って入る。初めて受け入れる感覚に、ハルカの息は荒かった。ダイゴが舌でハルカの口腔を刺激するたびにふむぅというとろけた声が聞こえる。  
 最初はダイゴにただ翻弄されていたのに、徐々にハルカから舌を積極的に絡ませていた。  
 ダイゴの舌が離れ、ハルカは目を開ける。もっと欲しいという、少女にしてはやけになまめかしい目。初めてのキスは、ハルカを本能と理性の瀬戸際に追いやった。  
「ハルカちゃん怖い?」  
「少し。でもダイゴさんだから大丈夫です」  
 待ち望んだ心から好きな人とのこと。これからダイゴに処女を奪われ、雌として扱われることを。  
 それだけ、ハルカにとってダイゴという男は魅力的だった。ポケモンの強さ、凛々しさそして優しさ。全てが出会ったことのないオーラで溢れている。  
「上出来。まずは君の体を全部見せてもらおうかな」  
 
 上着をめくりあげる。無駄な肉のない、それでいて柔らかな腹。さらに上には、発達途中の胸。さらに脱がすと、鎖骨のラインがはっきりと見える首筋。どれもダイゴには美味しそう見えた。  
 ハルカの頬をなでる。そしてその下をダイゴはなめた。  
「きゃあ!」  
 首筋にくるくすぐったいような、気持ちよい感触にハルカはただ体を震わすだけ。  
「ダイゴさぁ…ん」  
 首筋を吸い上げる。ハルカからは見えないが、赤く腫れていた。  
「かわいいね。ここから大人にしてあげる」  
 右の膨らみの先端に口をつける。  
「っ、ダイゴさんっ…」  
 何かから逃げようとするかのようにハルカが体を動かす。けれど上からダイゴがしっかりと押さえつけてるのだから、無駄だった。  
 ダイゴの柔らかな唇にくわえられ、その舌で刺激される。その舌の動きは予想が出来ず、ハルカが声にならない声をあげる。  
「っあ…ぁあっ」  
 左の膨らみはダイゴの指で刺激されていた。特に先端を刺激する指は、優しく、そして時々強く。先端だけでなく、乳房を包み込むようにもみほぐす。チャンピオンという地位でもなければこんな幼い感触は味わえない。  
 
 それにくわえて処女ときた。丁寧に快感を与え、虜にするチャンスだ。それにハルカは逆らわない。大人しく、そして素直にダイゴから与えられる快感に身を浸している。  
 チュッとダイゴが乳首を吸う。そして一気に放した。しばらくダイゴは両方の乳房をもんだ。その間にもダイゴのものは堅く膨らんでいく。それがハルカの股に当たっているのも解った。  
「あん…ぁっ…」  
 一気に刺激されて、ハルカは初めてと思えないくらいに乱れていた。  
「はぁ…はぁ…」  
「気持ちいい?」  
 ダイゴは唇から乳房を解放し、ハルカに顔を近づける。キスする前とは全く違う。快感を欲し、ダイゴを誘っている。自覚はないかもしれないが、ハルカはもう雌として雄を誘惑しているのだ。  
「きもちいいです」  
 これだけでここまで淫らになる。思ったより早いな、とダイゴは小さく言った。  
 ハルカの声はとろけてきている。ダイゴは下の服へと手を入れる。パンツの中へ指を滑らせた。  
「ダイゴさ…そんなところはずかし…」  
 予想通りだ。中はもうよだれを垂らしたように濡れている。  
 
「君も解っているだろう。脱ぐんだ」  
 ダイゴは下着ごと一気に下ろした。ハルカがじっとダイゴを見つめている。不安そうで恥ずかしそうで。けれど何より早くして欲しいという顔で。  
「足の力抜いて」  
 緊張なのかハルカの両足に力が入りすぎている。声をかけてようやくダイゴの手が足の間に入る。  
 雌は雄を誘っていた。まだ毛も生え揃わない幼い雌が、成熟した雄を。  
 ダイゴはハルカの足の間に顔をうずめる。桜色のうっすらとした筋からは、とめどなく愛液が流れていた。そこからさらに舌でなめとる。すでに堅くなった小さな突起を。  
「ひゃぁっ」  
「ここなのかな一番感じるのは」  
「あっ、ダイゴさんやめて、はずかしいよぉっ」  
「処女なのに、こんな感じちゃって、恥ずかしいだろうねぇ」  
 ハルカの手がダイゴの頭に触っている。何とか離そうとしてるのだ。けどダイゴの舌が刺激を与え続け、ハルカから抵抗する気力を奪っていく。  
「あっ、あっ、ダイゴさん、もっと、もっと」  
 ハルカは足を積極的に開き、ダイゴからの刺激を求めていた。  
 突起だけでなく、さらに下までダイゴは舌で刺激を続けた。  
「ダイゴさん…」  
 
 淫らな声でダイゴの名前を呼び続ける。それと同時にますます濡れていく。  
「ハルカちゃん」  
「はい」  
「君、ここいじったことないのに」  
 ダイゴの長い指がハルカの桜色した筋へと割り込む。その刺激に彼女は体を強ばらせた。  
「よく僕とやりたいなんて思ったね。こんなに狭くて入ると思ってるの?」  
 何もまだ入れたことないからってダイゴは容赦しない。中指を入るところまで押し込み、そしてゆっくりと動かす。  
「い、いたっ!」  
「指一本しか入れないのに、これ以上できるわけないよね」  
「いたいっ、うごかさないで…」  
「これも痛いのに、全く。僕は君の開発係じゃないんだ」  
 ハルカに対し、攻撃的な言葉を投げつけた。無論、考えなしに言ってるわけではない。  
「ごめんなさい」  
「その割には、こんなに気持ち良くさせてもらおうなんて、甘いんじゃないかな。そういうの僕は嫌いだ」  
 ダイゴに怒られている。今まで優しかったのに。ハルカは何がなんだか解らず、指でかき混ぜられてる痛みもあって、泣き出してしまった。  
「ごめんなさい、わたし、ダイゴさんがすきで、ダイゴさんに…」  
「ああ、ごめんね」  
 
 ダイゴはハルカを優しくなでる。ただしその表情、口調は変わらない。  
「僕に抱かれたいって思ったんだろう。それは嬉しいよ。でもハルカちゃんばかり気持ち良くなるのもずるいよね」  
 ダイゴはハルカの目の前にそそり立つ男性器を突きつける。先端からは透明な液が何度か出ていた。  
「君にしたように、僕のを口でくわえて」  
「え、そんな…」  
 ハルカが初めて見る大人の男性器は大きく、とてもハルカの口に入りそうでもない。けれど躊躇している暇はなく、ダイゴに頭を掴まれ、無理矢理口の中に押し込まれた。  
「うっ」  
 吐きそうになっても、ダイゴに頭を押さえられて動かすことができない。それでも半分も入っていないのだ。苦し紛れに自ら舌を使ってダイゴに刺激を加える。  
「そう、その調子だよハルカちゃん」  
 ダイゴの腰に手をまわし、ダイゴのものを一心不乱でなめた。ダイゴに嫌われたくない。ただそれだけで。  
「ああ…気持ちいいよハルカちゃん。上手だ」  
 ダイゴがハルカの頭をなでる。彼女はダイゴの目をみて、必死に機嫌を見ていた。口の中に少しずつ出る液体に不快な思いをしながらも。  
 
 口からは唾液が溢れて、それが潤滑油のように動きをなめらかにしていた。  
「ハルカちゃんよく出来ました。もう放していいよ」  
 許して貰えた。ハルカは口からダイゴの男性器を放す。よだれだらけの口周りをダイゴはぬぐった。もう怒ってないし、嫌われてない。ハルカは安心したようにダイゴに抱きつく。  
「してる間、ハルカちゃんも気持ち良くなりたいと思った?」  
 ハルカは頷く。ダイゴが喜ぶのなら何をされても構わない。そんなハルカの心を見抜いているダイゴが、彼女を言いなりにさせるなんて簡単すぎることだった。  
「じゃ、足開いて寝てごらん。寝ながら僕のをさっきみたいにくわえるんだ」  
 ダイゴの両膝がハルカの頭付近にあった。そしてそこに見えるのは、ダイゴの男性器。  
「ダイゴさん…」  
 唾液で濡れた男性器はベッドライトを反射させた。ハルカはその手で掴むと、愛おしいものを扱うかのように口へと運ぶ。  
 その瞬間、ハルカは舌の動きを止めてしまった。さっきみたいな気持ちよさがまた来たのだ。ダイゴの舌が、ハルカの堅くなった突起を優しくなでている。  
「ハルカちゃん、やめちゃダメだよ。君の開発は時間がかかりそうだからね」  
 
 またダイゴに嫌われてしまう。そう思ったらハルカは必死でダイゴの男性器を舌で愛撫した。  
 その間にもダイゴは突起を舌で転がし、指で桜色の筋をなでる。そしてもっとも愛液が溢れる場所へと指を当てる。  
「んー!」  
 ハルカが苦しそうに叫ぶ。それでもダイゴへの愛撫を必死になってしていた。ダイゴの指が奥まで入っている。ハルカには一番苦痛のようだ。足に力が入って、ダイゴの頭を挟む。  
 何度も指を出し入れすると、筋がだんだん一つの穴を暴き出す。指を抜き、ダイゴはその穴をなめた。  
「ハルカちゃん、本当によく出来たね」  
 ずっとハルカの愛撫を受けていた男性器はもう限界というところまで来ていた。ハルカの上に向き合うように乗ると、唇を塞ぐ。  
「入れるよ」  
 ハルカの前髪をなでる。  
「いれてください」  
 ダイゴがゴムを取ると、自らの性器につける。何度も楽しむ為に。  
 ハルカの筋に先端をあてがう。そして彼女の足をしっかり押さえる。ダイゴは腰を動かし、その中へと入れた。  
「いたっ!いたぁ」  
 まだ先端しか入ってないのに。ダイゴは一度そこで止まる。  
「ぬいて!ぬいてください!」  
 
「僕をどんだけ待たせたら君は気が済むんだい?僕はこの時を待ってたというのに」  
 言葉の意味を知り、ハルカは歯を食いしばる。これ以上、大切なダイゴの期待を裏切れない。  
「いくよ」  
 ダイゴはさらに中へと入れた。  
「ったぁーーー!」  
 ダイゴもそんなに痛くないわけではなかった。締め付けすぎて、きついのだ。けれどハルカほど痛くない。  
「いたい、いたい…」  
 幼い雌には、成熟した雄は暴力にも等しかった。  
 無意識にダイゴから逃げようと、ハルカは上へ上へと動かす。  
「頭ぶつけるよ」  
 すかさずダイゴが枕を入れる。そして下へと戻された。  
「まだ全部入ってないからね」  
「や…いたいっ」  
 さらにダイゴは入れていく。粘膜のこすれるイヤらしい音と共に。  
 ハルカの中はダイゴを拒否するかのように締め上げた。それがダイゴにとってこの上ない快感。  
「動くよ」  
「あーっ!うごかさないでうごかないでぇ!」  
 ダイゴが出し入れする。ハルカの悲鳴が聞こえる。彼女がダイゴを掴む力が強くなる。  
「ハルカちゃん、すっごく気持ちいいよ」  
「やだ、やだぁ…ぬいて…」  
「やっとのことで手に入れた。そう簡単に離さない」  
 
 ハルカの体を起こし、そのままダイゴの上に乗せる。  
「上の方が痛くないらしいよ」  
 膝たちのハルカを抱きしめ、下から突く。それでも苦痛が変わらず、彼女の表情は泣きそうだ。  
「それでも痛いのかい?仕方ないね」  
 ハルカの頭を撫でる。そして唇に触れ、舌を絡ませた。  
「ダイゴさん」  
 やめてくれるのかという期待がハルカにあった。  
「ごめんね、最後までさせてもらうよ」  
 容赦ない突き上げがハルカを襲った。ダイゴはハルカを抱きしめたまま。そして時々唇を重ね、悲鳴をかき消す。そんなダイゴにハルカはされるがまま。よりいっそう、ダイゴに抱きつき、しがみつく。  
 いつの間にかハルカはダイゴに再び押し倒されていた。ダイゴの顔がベッドライトに照らされた。いつもの余裕の表情でダイゴはハルカを見ている。  
「ハルカちゃん、ハルカちゃん…」  
 時々唇を求めて来る。柔らかい唇を重ね、舌を絡ませた後はハルカの耳元で囁く。  
「好きだハルカちゃん。愛してる」  
 
 その声はいつも聞くものよりは震えていた。それでもダイゴからの愛を告げる言葉はハルカを痺れさせる。  
 荒い息づかい。じっとりと重ねた肌に感じる汗。  
 ハルカは目を閉じてダイゴに身を任せる。もう抵抗なんて意味がない。痛みは続くのに、ダイゴと抱き合っていることの嬉しさが勝っていた。  
 何度か体位を変え、ダイゴはハルカをしっかりと抱いて離そうとしない。  
 ハルカが下になり、上からダイゴに犯されている。激しく乳房をもまれながら。  
 ハルカは初めて体を犯され、抵抗の痛みにそろそろ限界だった。堅く目をつむり、ダイゴにされるがままに。  
「気持ち良いよ…イきそう」  
 ダイゴのペースが早くなる。さらに痛みが増した。  
「う…あぁ…」  
 
 ハルカのうめき声が漏れる。ダイゴはどこか遠くを見ていた。そして一気に突き上げる。  
「…あぁ…あつい」  
 ハルカは体の中に、熱いものが広がるのを感じとっていた。ダイゴに抱きつかれ、しばらく言葉を発しない二人。  
 思い出したようにダイゴが終わったものをハルカから引き抜く。そしてゴムを剥がすと、縛って捨てた。  
「ハルカちゃん、良かったよ」  
 ダイゴがハルカの髪を撫でた。けれどそうは言われても、ハルカは痛くて仕方なかったので、ピンと来ない。  
「またしようね」  
「…はい」  
 唇を重ねた。軽くして、ダイゴは離れる。  
「ハルカちゃん先にシャワーする?」  
「あ…はい」  
 ベッドから起き上がり、裸のまま出ていくハルカの後ろ姿を見送る。そしてちょうどそのタイミングでポケナビにメールが入る。  
「…この人はもういいや。僕には新しいおもちゃが手に入ったからね」  
 一方的に別れを告げるメールを打つ。  
「ハルカちゃん、か」  
 今までの人たちよりだいぶ年下だが、今日はかなり楽しめた。  
 ダイゴはハルカの調教計画を頭の中で練り、ポケナビの電源を消した。  
 
 
君も今まで寄ってきた女と同じ、僕のお金が目当てなんだろう?  
だったら僕は君で快感をむさぼりつくす。君が僕を利用するのと同じだね。  
ハルカちゃん、愛してるよ。飽きるその日まで、たくさん可愛がってあげる  
 
 
 
 
終わり  
 

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