「波導」。それは全ての生き物が出す「波」を感じ、  
話さずとも相手の気持ちや考えている事が分かる能力である。  
アーロンと言う男は、その「波導」の能力を持つ人間であった。  
 
とある岩山。深い霧が辺りを包む。  
そこにはアーロンと、一匹のポケモン「ルカリオ」がいた。  
アーロンは、「波導」を身に付けたいと願うルカリオを弟子にしていたのだった・・・。  
 
『・・・!』  
目を瞑り、波を感じる。アーロンからのアドバイスはそれだけだった。  
『・・・感じた! アーロン様!』  
ルカリオはアーロンが立っていた方を向く。  
しかしそこにアーロンの姿は無い。  
『アーロン・・・様?』  
 
「ルカリオ・・・私はここだ」  
耳に入ってくるアーロンの声。  
『アーロン様! 何処にいるのですか!』  
声を頼りに、ルカリオはアーロンの居場所を探し始めた。  
 
『アーロン様!』  
ようやく、ルカリオはアーロンを発見した。  
しかし、アーロンの様子がおかしい。息が少し荒く、何か嫌な感じがした。  
「ル・・・ルカリオ・・・。もう・・・我慢の限界だ・・・・・・」  
アーロンがルカリオの方へ歩み寄る。  
何か、危険なものを察知したのか、ルカリオは後ろへ下がる。  
しかし、後ろにあるのは断崖。  
ルカリオは岩の壁にもたれかかる格好になってしまった。  
『な、何をするつもりですか・・・!』  
ルカリオはふと、下の方へ目をやる。  
アーロンの股間が膨らんでいるのがハッキリ分かった。  
「・・・もう、私が何を考えているのか分かっただろう・・・?」  
『ま・・・、まさか・・・・・・!?』  
 
アーロンが膨らみから「モノ」を出す。ルカリオは初めて見るそれに少し恐怖を抱いた。  
「すまないルカリオ・・・。  
だが、あの時点で私の考えが分からなかったということは、まだ修行が足りないと言う事だ・・・」  
ルカリオは、「コレも修行の一環なのだ」と思い始めるようになった。  
『私なんかで・・・宜しいのですか・・・?』  
「相手がポケモンでも、私は構わない・・・。私の性欲を抑える者さえあれば・・・!」  
 
ズッ・・・  
『!?』  
ルカリオの中に、熱い物が入ってくる。  
もちろんルカリオはオスのポケモン。アーロンはアナルに挿入れるしかなかった。  
『ぐっ・・・あぁ・・・・・・っ!』  
アーロンの肉棒はさらに奥へと入っていく。  
堪え切れずにルカリオは声を上げる。  
「これは・・・初めてか・・・?」  
『あ・・・当たり前じゃないですか・・・・・・』  
アーロンの問いに、恥ずかしがりつつも答えるルカリオ。  
ルカリオはだんだん「修行の一環」であることを忘れ始めていた。  
 
ルカリオの穴の中で、出入りを繰り返すアーロンの肉棒。  
棒が奥を突く度に、ルカリオは声を漏らす。  
「・・・ルカリオ、今度は私に背を向けろ」  
 
『こ・・・これで良いですか・・・?』  
ルカリオは四つん這いになり、アーロンに背を向け、入れられるのを待った。  
「入れるぞ・・・!」  
再び穴に挿入される肉棒。穴の中で少し漏れた精液のおかげで、スルリと入ってしまった。  
『あぁ・・・っ!』  
ルカリオは何度も声を上げた。次第に気持ち良くなっていくルカリオ。  
「どうだルカリオ・・・私の波導を感じるか・・・!」  
『とても・・・感じます・・・んぁっ!』  
ルカリオに挿された棒から、ルカリオの波導がアーロンに伝わる。  
「それじゃあ・・・今日の修行はこれで・・・っ!」  
 
ルカリオの中にアーロンの精液が注がれる。二人は全く同じタイミングでイったのだった。  
アーロンは挿していた物を抜いた。次第にそれはしぼんでいく。  
知らずに勃起していたルカリオの肉棒も、射精し終わりしぼんでいく。  
 
「一時的に波導を感じるだけでは駄目だ。常に周りの波導を感じていないといけない。  
明日も頼むぞ、ルカリオ」  
『わ、分かりました・・・・・・」  

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