「チンコがたたないんです」
冗談で言ってるのではない、ましてやセクハラなどでは
勃起不全、EDなのである
「言わなくてもわかります…どうされたいのかも」
優しいとは程遠い棒読みな声で彼女は答えた
彼女の名はナツメ、ジムリーダーが本来の仕事だが
超能力で悩みを解決する事もやっているのだ
「出来るんですか?それともやっぱり」
間に耐え切れなくなり、つい聞いてしまった。彼女には言う必要は無いと言うのに
「それでははじめましょう」
彼女の瞳が不能となった私自身を見つめる
ナツメほどの美女に見つめられるとそれだけで立つものだが
なんせED、そう簡単には立ちそうも無い…
ぐぐっ
ズボンの中でせりあがりを感じる!これは!?
「念力で局部の血液の流れを調節しました。これを繰り返せば体が勃起を思い出すでしょう」
超能力で勃起のメカニズムを代用するなんて!さすがエスパーのナツメだ!
思わず感嘆の声が洩れてしまった。
「ですが」
しゅん
しぼんだ…
「私がいつも念力を送るわけにも行きません。そこで…」
こうして、私はナツメの超能力教室に入会した。