初恋だった
森の中で木の実を取る為にうろついてた時、ふと木々の隙間から彼女が一目え見た時から胸が締まるよう
な感じがした。
それからと言うものは彼女のことばかりが頭に浮かんでは消えていく夢現のような生活だった。
生まれてこのかたそんな気持ちしたことなかったから、俺はどうすればいいのか全くわからなかった。
寝床にずっと篭っては彼女との妄想に胸を躍らせる、もし、彼女と仲良くなれていたらとか。もし、彼女
と木の実をとることができたならとか。果ては情事の風景すらも(大半はこれだった)妄想していた。
我ながら気持ち悪いとは思うが。
全くそんなこと気にならないほど彼女の幻影は気分を良くさせた。
どのぐらいそうしていたのだろうか?寝床の洞穴の入口から見える景色はいつしか雪が溶け、花が咲き始
めていた。
しかし、それからしてずっとそんな感じだった俺を見かねて、友人のゴーリキーが俺を寝床から引きずり
出した。特に抵抗するわけでもなく大人しく森の薄暗い洞穴の中から引きずり出された俺の目に太陽は強
すぎた。
酷い匂いがするから体を洗え と促され渋々水辺で体を洗っているとふと水面に映る己の姿が見えた。
俺はグレッグルだからクマがあるのは生まれつきだが、ここのところずっと篭っていたせいか目のクマは
一層酷くなっていて顔全体が真っ黒になるのではないかと錯覚するほどだった。
「一体どうしたんだよ・・ここんとこ全く喧嘩すら付き合ってくれないじゃないか」
そう俺がずっと水面を覗いていると後ろからゴーリキーが声をかけて来た。
「あぁ、悪い・・」
尻目にゴーリキーに目を走らせる、幼い頃からの付き合いだが一応コイツも♀だ。
最近言われるまで全く気付かなかった。ワンリキーならまだ多少わかる気もするが、ゴーリキーになっち
まったら到底♀とは思えない。
たくましい胸筋に丸太ぐらいあるのではないかと思わせる腕、頑丈そうな腹筋・・・etc
全てが♀らしい色気とは掛け離れている。
だからこそかもしれないが、彼女サーナイトの美しさが際立って脳裏に浮かんだ。
身長はゴーリキーと同じで俺より遥かに高いが細く綺麗にしまった体や淡く膨らんだ胸を思うと心地よく
なってくる。あぁ本当にゴーリキーの奴とは大違いだと俺は項垂れてため息をついた。
そして、顔を上げてゴーリキーの奴を見た。悪い奴じゃぁない、寧ろ良い奴だってのは俺でもわかる
木の実取るのも手伝ってくれるし縄張り争いの加勢にもすぐ駆付けるそいでタマには手合わせもしてくれ
る。・・・・まぁ♀であることを除けばとても頼もしい奴ではあるんだが・・。
「何かあったのかい?」
心配そうに声を掛けられる・・・・・頼むから仁王立ちで声を出さないでくれ、正直それ怖いんだよ・・。
正直話そうかどうか迷ったが、その時の俺はきっとどうかしていたんだと思う。
よりによってコイツに事の次第を相談しちまったってことは今では後悔している。
まぁ途切れ途切れだったが悩んでいる事を全て打ち明けるとゴーリキーは始終不思議な顔をして頷いてい
たが、話し終えると
「・・そりゃぁ恋って奴じゃないの?」
そう少し震える声で言った。
その時少し悲しい顔をゴーリキーがしていたのを俺は全く気づいていなかった。
「恋?」
「そう、恋」
ゴーリキーはそうひとりでうんうんと頷いている。
恋・・あぁこれが恋って奴なのか、そう言われてわかるとあとの思考に移るまでは早かった。
そうだ、これが恋って奴ならばそれを彼女に伝えなくちゃいけない。
「なぁ・・ゴーリキィ?」
俺はそう考えると猫なで声でゴーリキーに声を掛けた
「なんだよ・・気持ち悪い声出すんじゃないよ・・」
いくらなんでもそんな気持ち悪いモノを見るような顔するなよ、ちょっと俺傷つくんだが・・・
「ゴーリキーは恋をしたことがあんのか?」
「ばっ?!馬鹿なこと言うんじゃないよっ!」
そう俺が言うとゴーリキーは酷く狼狽えていた。そんな狼狽するようなことか?
顔真っ赤にして
まぁコイツにはそんな経験きっと無いだろうがモノは相談だ。
「ないのか?」
「あるさ・・・」
「あぁっ!そりゃいい、ちょっち手伝って欲しいンだよぉ」
「・・・いいよ」
少し最後の返事は弱かったが、そんなことは気にせず
俺はゴーリキーを洞穴に呼び、告白の練習をすることにした。
やはり恋愛経験のある奴が手伝ってくれると今までよくわからなかったモンがよくわかるようになった。
筋肉達磨の癖にいやにそういう類にゴーリキーは詳しく、また丁寧に俺に教えてくれた。
告白の手紙を書くときなんかは何故だかゴーリキーの方が顔を赤くして こう書くといい と教えてくれ
る。俺は手紙なんて縄張り争いの脅迫状程度しか書いたことが無かったから、いちいちゴーリキーに添削
してもらうハメになり、そして、告白の練習なんかじゃぁ恥ずかしさのあまり逆にゴーリキーの方がブッ
倒れたりし、それの介護で時間を喰った気がする。
まぁとにかく長い時間を掛けて俺はやっと彼女に出会う事にこぎつけた。
手紙はわざわざ下っ端を走らせて渡しておき、会った時には花など渡せば良いとゴーリキーの奴に入れ知
恵され。わざわざ遠くの森まで出かけ綺麗な花を小さい束になる程度に摘み取り、そして嫌われないよう
に入念に体を洗った。グレッグル特有の模様が消えてもいいぐらいに必死に擦ったせいでヒリヒリして痛
いぐらいだ。
しかし、不思議なことに行く時になって一応手伝ってくれたお礼をしようとゴーリキーの奴に会おうと森
を回ったのだが何故だかどこにもいなかった。
まぁ約束の時間も迫っているし、終わった後でもいいだろうと俺は手紙に書いた待ち合わせ場所に急いだ
。
待ち合わせは森の水辺で俺のお気に入りの場所だった。
ここを縄張り争いで死守した時が懐かしい、あの時だってゴーリキーの奴がいなかったら
きっと俺はくたばっていただろうと思う。それぐらい、あの時は激しい喧嘩になった。
そう少し昔の思い出に浸っていると森の奥から静かに彼女が現れた。
あの一目見た時から全く変わっていない、下世話な話だが俺が妄想していた姿とも瓜二つだ。
「あの・・・あなたが手紙を出したグレッグルさんでしょうか・・?」
透き通るような声が俺の耳に響く、全身が嬉しさに震えていることがわかった。
「はっ・・はい!お・・俺ですっ」
どもりながらも俺は必死に声に応えた。癖というか本能的にやってしまう猫背もこの時ばかりは
背筋が真っ直ぐになっていた。
そう背筋が真っ直ぐなグレッグルを見るのは初めてだったのか彼女は妙に距離をとって
ゆっくりと口を開いた。
「あの・・僕何か悪いことでもしたんでしょうか・・?」
何故だかサーナイトは体を震わせひどく怯えている。
・・・あぁっ、その時俺は頭の中で しまった と感じた。
一応ゴーリキーの奴に見てはもらっていたが、少々乱暴になった文体に二人共慣れていたせいか。
脅迫文と大して変わらないことに気づかなかったのかもしれない。
俺は不味いと肝を冷やし、手を大きく振って
「あぁっいや!そうじゃない、そうじゃないんだっ」
怯える彼女を落ち着かせようと手を振る姿を傍から見たポケモンはきっとあれこそ正に真の「あくタイプ
」だと納得するぐらい異様に見えたかもしれない。
「えぇと・・つまり・・あの手紙はラブレターって事だったんですね?」
「あ・・あぁ・・そうです・・」
怯える彼女を必死に落ち着かせ、事を俺が思っていたのとは大分違う形で伝え終えると。
彼女はやっと落ち着いてくれた。
「良かったぁ・・てっきり僕何かあなたの縄張りの方に何か不味いことでもしたものかと・・今日はヒヤヒヤ
してまして・・」
落ち着くと彼女は息を吐いて安堵したようだ。
しかし、何なんだろうかこの違和感は・・彼女の姿も声も誘惑的な♀であると感じられるのに何かが
あるような気がしてしまうのは・・
「あぁ、別にそんなことは・・と・・ところで返事は・・?」
俺は思い切って聞いてみることにした。このままでは埒があかない。
「え・・・えーと・・」
そう聞くと彼女は大分顔を強ばらせ
「た・・大変申し訳ありません・・が・・そのぅ・・」
どうも要領を得ない返事ばかりを彼女はしばらく繰り返していたが、
俺の方はいても立ってもいられなくなり
「どっちなんだよっ!?嫌なら嫌とはっきり言えばいいだろっ!」
つい思わず声を張り上げ彼女に詰め寄ってしまった。
「ひぃっ・・」
少々怖がらせたり俺が詰め寄りすぎたせいもあって彼女は怯えてその場で尻餅をついてしまった。
「あっ・・・わ・・悪い・・」
怖がらせてしまったことに罪悪感がして、慌てて頭を下げて彼女を起き上がらせようとすると。
妙なモノが尻餅を付いたサーナイトの股間から見えてきた。
俺は悪い予感がしたが、そのモノに目を凝らした
「だ・・駄目・・」
サーナイトのか細い悲鳴が耳に聞こえてくるが、それよりも好奇心に俺は心が奪われていた。
「・・っ」
目を凝らした先に見えたのは・・・・・ペニスだった。 しかも情けなく逞しくおっ立っていた。
俺はカイリキーの筋肉に少し似たそれを見て意識を失った
目が覚めると同時に俺の脳裏に走ったのは一種の貞操観念と言うものか、
それともただ単にずっと自身が勘違いしていたことに恐ろしく恥ずかしくなったのか?
多分両方だろう。目を開くとまっさきに飛び込んできたのは
「あぁ・・良かった・・」
と微笑むサーナイトの顔であった。きっと彼女いや彼はとても親切なポケモンだ
だからこそ、そんな彼を俺の勝手な妄想で弄んだ(?)ということに俺はすごく恥ずかしくなり
。つい、彼女が何か口を開こうとした瞬間
「すいませんでしたぁっ!!」
と悲鳴にも似た声を出し俺は頭を強く地面にこすりつけ謝った。
それから先はよく覚えていない、散々俺は地面に頭をこすりつけ謝り続けると、
直様その場を逃げ出すように走り去った。
気付いた頃には自分の洞穴の寝慣れた寝床の上で大の字に寝そべっていた。
夢だったら良いと思っても足から伝わる急いで走ってきた途中で枝などに足を引っ掛け軽い
切り傷を負った痛みがこれは現実だと、知らせている。
「・・・最低だ、俺・・」
顔を手で覆って後悔する。
これが失恋って奴か・・・思っていたより体にも心にも堪えるモンがある。
まさか彼女が彼だったなんて・・なんで気づかなかったのだろうか?
あぁ、直に見ていなかったからか・・。思い返して見れば会うのは初めてなんだ。
散々妄想で補おうとしていたんだ、そう思うと酷く自分が下衆に感じた。
「大丈夫かい?」
ふと洞穴の入口から聞きなれた声が聞こえた。
顔を覆っている指の隙間から目を覗かせると、入口にはゴーリキーの奴が立っていた。
入口から入る光のせいで表情などは分からないが、きっと愉快そうにニヤけてるんだろう。
手には先程入口で放って捨てた花束を拾い上げ持っている。
「・・全然」
手をどかし寝床から上半身だけ起き上がらせ、ゴーリキーの奴と向かい合う。
俺のことを嘲笑いたいのか?森だとすぐ噂は広がってしまう、早速聞きつけやがったか。
「・・・♂だったんだって?」
「はうっ!?」
古傷を抉るような言葉に思わず俺は蹲った。
油汗が出て、少し腹まで痛くなってきやがった。
「あぁ〜・・やっぱり気にしてた?」
「あっ・・当たり前だろうが・・」
うめき声を出して答える、あぁ本当最悪だ心情的にも立場的にも。
しばらくは森の中を出歩けそうにない。
「でも、いいじゃない」
「・・・何が?」
「サーナイト・・結構アンタ気に入ったみたいよ」
「はぁっ?!」
顔を驚愕にガバっと上げるとやはり愉快そうな顔で立っているゴーリキーがいやがった。
忘れ物 と皮肉に笑って花束を俺の横に置いた
畜生、消え失せろ
「彼とはダチでね、さっき偶然あってね。 心配してたよ?」
「余計なお世話だ・・・」
どうやら噂で知った訳じゃないようだ・・・待てよ、コイツのダチって事は
「おい?」
「何さ」
「最初に言ってくれよ・・そういうことはぁ・・」
そうだ、ゴーリキーのダチなら最初から言ってくれれば良かったんだ。
畜生・・、まさか俺を嵌めて面白がってたっていうのかよ。
「あぁ・・言いそびれてよ・・。」
少しだけ申し訳ないような顔してるが、本心はやっぱり笑ってやがるんだろ 畜生
そう思うとコイツの顔みるのも嫌になってきて、俺は顔を背けた。
しかし奴はそんな俺をお構いなしに話を続ける。
「なぁ・・グレッグル?」
「・・・」
おまけに背けた顔に近づいてきた、ゴーリキーの息が頬に当たる。
息は暖かくてそれを感じると不思議と胸の鼓動が早くなってきている気がした。
「無視すんなよ・・」
残念そうに呟くゴーリキーの声が耳に響く。
気のせいか少し色っぽいと一瞬感じてしまった。しかし、直様そんな訳があるかと
考え直す。
おい、相手はあのゴーリキーだぞ?筋肉達磨だぞ?ついに失恋でトチ狂ったのか、俺は?
(いや、だがそういってもアイツは♀だ)
ふと頭の中でそんな考えが過ぎった、ふと視線をゴーリキーに戻す。
確かに♀らしい色気は全く感じられない肉体かもしれない、だが、こいつは今までそんな
♀とは一切かけ離れた肉体で俺の手助けをしてくれた。
そう思うと、その鋼のような肉体はとても頼もしくそして温かいモノに思えてきた。
「・・?なんだよ・・そんなジロジロ見んなよ・・。」
そうゴーリキーの奴に声をかけられるまで俺は・・彼女を見つめていた。
「・・ありがとう」
自然とその言葉が出た。 そうだ、本当に彼女には手伝って貰ってばかりだったな・・・
言葉を言い放つと何故だか涙が出てきた、嬉しいようで悲しいようでどちらなのか全くわからな
かったがハイドロポンプ並に涙が出てきた。
「おっおい?!どうしたんだよっ・・」
彼女は心配して俺の肩に大きい手を置いた
「いや・・なんか今まで世話になった事を・・思うと俺・・お前に何も言えてなかったなって・
・」
「グレッグル・・」
彼女はなんとも言えない複雑な顔をして
「そんなに・・・♀とヤリたかったのか?」
哀れむような顔して聞いてきやがった。
「な、なんで・・そうな「いいよ・・慰めてやるから・・」
勢いよく流れ出た涙が今の台詞で塞き止められた驚きで。
え?何言ってるのゴーリキー?今の俺そういう流れだった?え?
「大丈夫・・グレッグルは楽にしてて・・全部やってあげる・・から」
普段の男勝りな口調からは全く想像できないような声で顔を赤くして、ゴーリキーが俺を押し倒
した。寝床の地面の冷たい感触が背中から伝わってくる。
「ちょっ・・ちょっと・・ま「気にするなよ、私だってグレッグルの事を・・」
人の話を強引に押し切っておいて途中で切るなよ・・と俺の声を無視して、彼女は俺の股間に
大きな手を這わせる、暖かくて優しい感覚が伝わってくる
「ひぃっ!」
いきなり触られたせいで声が出た、自分でも情けないと思えるぐらいの声だ
「グレッグルってそんな声出すんだな・・意外」
「いや・・意外って言われてもなぁ・・お前は一体何をしたいんだよ・・」
「何って・・ナニをするに決まってるだろ♪
いや、まて意味がわからない
しかし、ゴーリキーは困惑する俺を無視して股間をまさぐる
「や・・やめ・・」
「ん、やめてほしいのか?でも気持ちよさそうじゃないの」
気持ちよくないかと聞かれて気持ちよくないと言えば嘘になる。
実際に俺のモノは情けなく勃ち始めている、なんだかんだ言ってゴーリキーにされるのが
気持ちいいんだろう・・
「・・・くぅ・・」
「いいんだよ、我慢しなくたって」
ゴーリキーは俺の耳元でそう言い放つと、俺のモノをその大きな手で呆気なく包み込むと
指をワサワサと動かし始める。体格の違いもありとてもじゃないが俺のモノはゴーリキーにとっ
ては小さすぎるようだ。
それがしばらく続いた
「んあっ・・ゴーリキーぃ・・」
これが俺の声か?まるで俺が♀みたいじゃないか・・気付くと俺はゴーリキーに
もっとしてくれと頼んでいた。それも♀が♂に甘えるように・・
「なに?そろそろ出そう?」
ゴーリキーの息も荒く、よく見ると彼女自身も快楽に浸りたいのか己のパンツの中に指を入れ
音を立て弄っている。その音は卑猥で妖艶だった。
「・・あぁ・・もう・・」
個体差というところが悲しいが俺のモノはゴーリキーの手をはみ出るほど大きくはならなかった
が、その暖かい温もりの中で射精しようとしている。
「私もだよぉ・・グレッグル・・ねぇ・・一緒に逝こう・・一緒に・・」
そんな切ない顔で俺を見るなよ・・我慢できなくなるだろ・・
「・・・くぅ・・」
「あっ・・あぁぁ・・グレッグルぅ・・グレッグルぅ・・」
きっと俺と彼女が逝ったのは同時だったと思う。俺は情けなく精を彼女の手の中に吐き出し、
彼女は自分のパンツをぐしょぐしょに濡らしていた。
そして、そのゴーリキーのパンツをぼんやりと眺めながら俺は意識が遠のいていくのを感じてい
た。今さっきまで走ってきた疲れもあったのかもしれない。
俺は精を吐き出すとそのままぐったりと寝てしまった。
次に目が覚めた時俺はまだ寝床で寝ていた。
しかしさっきと違う事は巨体が俺の体を押しつぶさんと重みをかけてのしかかっている事だ。
あぁ勿論ゴーリキーだよ・・・体格差もあって退かせそうにない。
コイツもどうやら散々した後に疲れて寝ちまったみたいだ。
だけど何故だろう・・この充足感は、のしかかって寝ているゴーリキーのすごく嬉しそうな
寝顔を見ているとこれも悪くないと思えてくるのだった。