暖炉の前で猫のように丸くなり、すやすやと眠っているカイリュー。
ついその姿が可愛くて、撫でながらもその手はゆっくりと下に降りる。
そして、尻尾に到達すると、思わずその尻尾をぎゅっと握ってしまう。
「るりゅりゅ!? 」
その刺激に思わず飛び起きるカイリュー。
「るりゅー! るりゅー! 」
ちょっと怒りながら跳ねるその姿に悶えそうになりながら、ごめんごめんと頭をなでてやる。
頑張って飛び跳ねても、僕の肩位までしか届かない彼の姿を見たら、きっとほとんどの人がカイリューなのかを疑うだろう。
僕だって、ちょっと前までそうだった。
ある雪の日に山で倒れていたところを拾ったのがこいつだ。
あの日は確か、友人宅のスキー場でスキーを楽しんだあと、ちょっと散策しながら帰ろうと山を降りている途中で雪が降ってきたんだったな・・・
引き返そうにもだいぶ降りてきてしまっていたし、そのまま降り続けようと思ってたときに、倒れてるこいつを見つけたんだ。
あの時は見た目の割りに重くて運ぶのは大変だったけど、だいぶ冷たくなってて瀕死の状態だったから無我夢中だったな・・・
「るりゅりゅ? 」
首をかしげながらこちらを見上げるカイリュー。
あぁ、もう、全く可愛いやつだ、襲いたくなる。
窓から射す光も赤くなってるし、このまま押し倒すのも悪くないかもしれない。
だけどまずは気持ちよくしてやるか。
彼の背後に回りこみ、まずはそっとおなかを撫でる。
「るりゅりゅー・・・」
落ち着いたように鳴いていられるのも今のうちだからな?
そのまま撫でる手は下腹部へ。
股間の辺りをまさぐると、収納口とよばれるスリットを見つける。
「る、るりゅ? 」
恥ずかしそうに頬を赤くしつつも、期待からか抵抗はしない。
そのままスリットの中を指でまさぐると、暖かい塊の先端に触れる。
「るりゅっ! 」
体がつんのめって、強く目をつぶるカイリュー。
さらに僕はその塊の先端をつまんで、外にと引っ張り出す。
「るりゅぅ・・・」
恥ずかしそうにするカイリュー。
彼の股間から出てきたそれはカイリューの見た目の割に大きく誇張し、天に向かって張り詰めている。
僕はその誇張されたものに手を絡め、ゆっくりと扱いていく。
「りゅりゅぅ。」
さっきよりも高い声を上げて、わなわなと体を震わせる。
ゆっくりとしごいていた手も、だんだんと早めていき、誇張されたそれを開放へと導く。
「りゅ、りゅ、りゅ! 」
こすられる快楽にあわせてカイリューも声を荒げ、ぐっと体を縮こまらせてこらえている。
くちゅくちゅと湿った音と、暖炉の炎の音が交じり合う中で、湿った音だけがどんどんと早くなる。
「る、りゅぅっ!」
誇張したカイリューのものがビクビクっと震え、先端からどろっとした白濁液が噴出す。
相変わらず、大量に出すな、片付けが大変そうだ、僕のせいだけど。
「りゅー・・・」
恥ずかしそうにこちらを見るカイリュー。
まだ彼のものは天を向いている。
僕も服を脱いで、裸になる。
自分のものもカイリューの姿を見て興奮している。
カイリューは僕の姿を見て、うつぶせになり、尻尾を上げてこちらにお尻を見せ付ける。
尻尾の付け根にある穴はくぱくぱと開き、何かを欲するように動く。
僕は我慢できなくなって、そこにものをあてがって、一気に挿入した。
「くりゅぅっ! 」
ちょっと痛そうに鳴いたが、すんなりと入っていき、すべて入りきる。
そのまま尻尾を手でつかみ、腰をゆっくりと引く。
そして、またゆっくりと腰を進める。
「りゅぅぅ・・・」
さっきよりも早く埋まりきる。
これならもう激しくしても良いかもしれない。
ゆっくりとした出し入れから、激しいピストンにと僕の動きは変わっていく。
「りゅっ、りゅっ、りゅっ!」
彼のあえぎ声と肉のぶつかり合う音、ぐちゅぐちゅというぬめった音が僕たちの世界を支配する。
僕のものは彼の中の暖かさに包まれ、より興奮し、だんだんと限界が近づく。
そこでカイリューのものに手を絡ませしごくと、カイリューの中がさらにきつく締まる。
そして一際深く突き入れて、彼の中に種を注ぎこむ。
カイリューも体を震わせ、絶頂し、床をさらに白く染めた。
だけど、お互いのものがなえる気配はない。
今夜は長くなりそうだ。