木漏れ日が注ぎ、夏を忘れさせる涼しさを感じるこの森。  
そこを進むと森に囲まれた湖がある。  
今回俺が用があるのはここだ。  
草むらの影から湖の様子を伺っていると、大きな水しぶきを上がり、そこから一匹のポケモンが出てくる。  
雄雄しい一角と、前足に供えられた二つの剣。  
青きボディを持ったポケモン、ダイケンキだ。  
野性のダイケンキは珍しい、うわさを聞いてはるばる着たが、ほんとにいた。  
つれてきたフシキバナのボールを構え、挑みに行こうとする。  
そこに突然、突風が起こり俺は思わずひるんで目をつぶってしまう。  
風がやみ、目を開くと、ダイケンキの目の前に有名な黄色いボディのドラゴンポケモン、カイリューがたたずむ。  
完全に出るタイミングを失って、とりあえず様子を見ることにした。  
これから戦いでも始まるのかと思ったが、カイリューが手を広げると、ダイケンキが器用に後ろ足で立ち上がりカイリューに抱きついた。  
二匹は仲がいいのか、なんて思っていたが、二足で立ち上がっていたダイケンキがはそのままカイリューを押し倒し、胸元をひと舐めする。  
カイリューはややくすぐったそうな顔を下あと、ダイケンキをキッと睨み返して上下の立場を入れ替えた。  
 
そしてすかさず体を反転させ、ダイケンキの股間を舐め始める。  
ダイケンキは急な刺激に目を一瞬つぶるが、お返しとばかりにカイリューの股間を舐め返す。  
まるで人間同士のようなその触れ合いから、俺は目を離せなくなっていた。  
しばらくすると、二匹の舐めあっていた部分からむくむくと何かが出てきた。  
ピンク色で、肉欲の塊ともいえるそれはいわゆる、男性器・・・  
どちらのも人間のとは比べ物にならないほど大きい・・・  
に、二匹とも雄同士なのにこんなことしてたのか。  
でも二匹ともグルグルと声を鳴らしあって、気持ちよさそうだ。  
お互い舐めあうのをやめると、カイリューがダイケンキの上から降りるが、ダイケンキが起きる様子はない。  
カイリューはダイケンキのもうひとつの角のしたにあたりに顔を近づけ、舐め始める。  
ここからだと分かりにくいが、大体何をするのかが見当が付く。  
少し舐めたところで、思ったとおりカイリューの性器が、ダイケンキの尻につきたてられる。  
突きたてられた性器はそのままダイケンキの中にゆっくりとだが入っていく・・・  
それをダイケンキはグググと唸り声をあげ、片目をつぶりながら受け入れている。  
ついにはカイリューの腰とダイケンキの腰が重なり合う。  
少しの沈黙のあと、カイリューがバウッっと鳴くとゆっくりと腰を引き始める。  
半分ほど抜いたところを、また突き入れていく。  
ダイケンキの股間の角もそれに反応しビクビクと小さく震える。  
抜いて、突き入れてというピストンの動きがだんだんと早くなっていく。  
豊かな森に囲まれた湖には不具合なぐちゅぐちゅとみだらな音がおき始める。  
ダイケンキは両目をぎゅっと閉じながらも、口を大きく開きながらキュンキュンと雄とは思えない高い声で鳴いている。  
カイリューも片目をぎゅっとつぶり、ただひたすらにケモノのように腰を打ち付けている。  
雄同士なのに、卵グループだって違うのに、二匹は愛し合ってるんだ・・・  
カイリューの動きが早く突き上げる動きからさらに深く、突き上げるような動きにと変わる。  
ダイケンキがひときわ高く、大きくキュゥゥン、キュゥゥンと泣き叫ぶ。  
カイリューは最大限にまでダイケンキの中から性器を引き抜き、バウバウッという雄たけびとともに奥まで一気に突き上げた。  
それと同時にキュゥゥゥッという声とともにダイケンキの股間の角が少し膨らみ、白濁液が潮吹きのように噴き出す。  
カイリューの腰の動きも止まり緩んだ表情を浮かべている。  
しばらくの静寂の後、カイリューはダイケンキを抱えたまま湖へと飛び込んだ。  
俺は湖から背を向け、ボールも小さく戻してその場を後にするしかなかった。  
 

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