「じゃあ行ってきまーす!また帰るのは夕方ぐらいだからねー!」  
「行ってらっしゃい。あんまり危ないことしちゃいけないわよ?」  
「うん、分かってるよ。おかーさんもウツドンのお世話してあげてね〜」「はいはい」  
 
 
急病で旦那が逝って、早五年。  
若く美しい外見の未亡人であるミナは、毎朝むしポケモンを探しに行く息子を見送ってから家事に追われ、夕方に息子が帰ってきたら風呂にいれ、夕食を食べ、少し休み洗い物をして、風呂に入って眠るだけの毎日を送っている。  
 
ウツドンは毎日家で一人いる彼女が、昨日息子に頼んで捕まえてきてもらったモンスターだ。  
顔を合わせるのは今日が初めて。  
ゆえに、ウツドンの外見さえミナは知らない。  
 
「えーっと、出てきてウツドンちゃんっ」  
 
ミナは自室のベッドに座りながら、モンスターボールを投げる。  
息子がバタフリーの眠り粉で眠らされている内に捕獲されたためか、気がたっているらしい。  
 
 
ウツドンは姿を表すと同時にミナを睨みつける。  
 
「・・え?どうしたのウツドンちゃん?」  
 
ウツドンの怒りに気がつかぬままウツドンに近付いたミナは、不意に眠気に襲われて・・・・・。  
 
ミナは眼を覚ましたとき、まず身体が痺れて動かないことに気付く。  
次に、何らかの液体をかけられたのか衣服−それも身に纏うもの全てだ−が溶かされて無くなっていること。  
そして、ウツドンの姿が見えないこと。  
 
 
「・・・ウ・・ウツドンちゃん?どこなの?」  
 
本能的に不安を感じ取ったミナは、涙声で呟いた。  
すると。  
 
 
ビシィっ!  
 
「ひぃっ!」  
 
バシィっ!  
 
「痛!何!何なの!?」  
ビシィっ!  
 
「やめてぇっ!」  
 
ビシィっ!  
 
「痛いよぅっ!」  
 
桃のような丸みを帯びた美しい尻を何度も叩かれ、ミナはぼろぼろ涙を流す。  
しかも身動きがとれないままだから恐怖が一層増している。  
 
 
「ウツドン・・ちゃん?どこにいるの・・・?」  
ミナは恐怖に震えた声で再度呟く。  
それに呼応するように、ミナの背後にいたウツドンがまた動き出した。  
 
 
ぐちゅうっ!  
 
「くひぃっ!?何!?」  
 
ミナの前の穴に何かが入る。しかも勢い良く。  
一気に挿入されたためか、子宮口に触れる程深くに入る。  
 
その時身体の痺れがとれた(=しびれごなの効果が切れた)ミナは、とっさにムチから逃げるように前に出る。  
一方これほど痺れがとれるのが早いと思わないウツドンは、ミナが逃げるのに対応出来なかった。  
 
「・・・もしかして、お尻を叩いたりしたのはウツドンちゃんなの?」  
 
 
息を切らしながら、涙を流しながら、ミナはウツドンに問う。  
ウツドンが伸ばしたツルと、それにまとわりつくミナの淫液が、答えだった。  
 
 
「もしかして捕まえられるのが嫌だったの?」  
 
ウツドンは、身体を上下に揺らして首肯とする。そりゃあただ光合成をしているだけの時に眠らされて捕まえられるのはどんな草ポケモンでも嫌がるだろう。  
 
「ウツドンちゃんが嫌なら、仕方ないわね。・・・逃がしてあげるわ」  
 
 
涙に濡れた顔のまま、ミナは微笑んでみせる。  
ウツドンを許すのは、自分(というより息子)に非があると分かったからだろう。  
 
 
一方ウツドンは、一気に怒りの熱が冷めていく。これほど酷いことをしたモンスターは、普通なら保健所送りにされるのが普通だった。  
しかし、目の前の雌はいたぶり傷つけた自分を許すという。  
しかも、涙を流すほどの痛みを与えた自分を。  
 
 
ウツドンは、目の前の雌の優しさに甘えようと思った。  
そしてそれは、ミナの優しさと母性の力だった。  
 
「ウツドンちゃん?」  
 
ミナは、ようやく息が落ち着いたことを確かめ、ウツドンに近づく。  
ウツドンの瞳から怒りのそれが失せたことをどことなく察知したのだろう。  
 
 
「ウツドンちゃん、私を許してくれるの?」  
 
身体を上下させ、肯定。  
「私と一緒にいてくれる?」  
 
再度肯定。身体をミナにすりつけてやる。  
 
「ふふ、ありがとうねウツドンちゃん。優しいわね?」  
 
 
ミナはウツドンを撫でて、身体にキスしてやる。ウツドンは両手代わりの葉っぱをぐるんぐるんと回した。  
 
 
それから数日後。  
 
 
「さぁ、ウツドンちゃんとマダちゃんにツボミちゃん・・・お願いね?」  
二体のマダツボミと一体のウツドンは身を揺らす。  
まずマダちゃんと呼ばれたマダツボミが強くミナの身体に巻き付き、縛り上げる。  
最初は痛いと思っていたミナだが、既にこれを快楽として感じられるようになっていた。  
 
「マダちゃん・・・もっとキツく絞めてぇ・・」  
ウツドンの一件を境にマゾヒストとしての才能を開花させたミナは、甘い声でマダに頼む。  
マダは1.5倍増しの強さでミナを締め付けた。  
 
 
「ウツドンちゃんとツボミちゃんもお願いね・・・・?」  
 
いやらしい眼でウツドンとツボミを見るミナ。  
二体は自身のマスターの要求に応えるべく、動いた。  
 
バシィ!ビシィっ!と音を立て、二体はつるのムチをミナにふるう。  
ミナの美肌にムチの傷跡が幾多も刻み込まれ、その傷跡に比例してミナの女芯から淫液が溢れ出す。  
 
 
マダと呼ばれるマダツボミは、ただ巻き付くだけで手持ち無沙汰(?)になったのか、不意にミナの女芯に自身の根を挿入する。  
 
そして・・・。  
 
 
「あひぃっ!?私の膣中吸い取られちゃうっ!」  
 
マダはミナの膣中に溢れる淫液を根から吸い上げ、自身の栄養とする。  
それも吸い上げる力がメガドレインクラスの力なため、ミナの膣中に溢れる淫液を吸い取るだけでなく、子宮口さえも吸い取られそうな錯覚をミナに与えた。  
 
 
「マダちゃん、気持ちいいわ!もっと強く吸ってぇっ!ウツドンちゃんとツボミちゃんもぉ・・もっと強く強く叩いてぇ・・・・はひゅ、イっちゃうぅっ!」  
 
 
 
ミナの身体がビクン!と痙攣する瞬間、三体は全ての行動を取りやめる。これ以上やったら壊れると、ミナに教えられたのだ。  
 
 
 
ミナが息を整えてベッドに四つん這いになる。  
一度絶頂に達した未亡人の身体は、さらなる快楽を求めて。  
 
 
「じゃあ、今度はお尻も気持ちよくしてね・・」  
 
どうやらウツドンとマダツボミによる加虐は、まだまだ続くようだった。  
 

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