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サトシは、また旅に出て行った。
お友達と一緒に帰ってきてから、たった1日で。
もう少し、ゆっくりしていけばいいのに。
・・・ま、あの子らしいけど。
あの子が10歳になったその日から、私は一人で、この家にいた。
さびしくなかったと言えば、嘘になる。
でも、それはきっと、あの人に似たんだと、私はあきらめていた。
だんだんと成長するにつれて、あの子が、どんどんとあの人に似ていくような気がしてならない。
そう言えば、あの人は、鈍感な上に、トレーナーの女の子なら誰とでも仲良くなって、振り向かせるのに苦労したっけ。
そう言えば、カスミちゃんが同じようなこと、話してたな・・・
でも、サトシがうちに帰ってきた時に、ポケモンを1匹置いていってくれて、私は一人ではなくなった。
私は、その子のことを、「バリちゃん」と呼んでいる。
「バリちゃん」は、息子よりも、私になついてしまい、いまや私のものと言っても過言ではない。
「バリちゃん」は、私の言うことを、何でも聞いてくれる。
炊事、選択、掃除などの家事から、果ては怪しい人の撃退まで。
そして・・・夜の営みまでも・・・
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「バリちゃん、いつものやつ、お願いね」
ハナコはそう言って、バリヤードを促す。いつしか、これがハナコの、夜の日課になっていた。
「バリ・・・」
バリヤードに、いつもの元気が無い。
(昨日のマサト君との付き合いで、ちょっと疲れてるのかしら。結構、夜遅くまで、一緒にいたみたいだし)
ハナコは、そんなことを思った。
「バリちゃん、昨日はマサト君と、何をしてたの?」
ハナコの質問に、バリヤードは「テレパシー」を使って答えた。
と言っても、ハナコにしかこの声は聞こえないらしい。
長い間付き合っているから、以心伝心なのだろう。博士の受け売りだが。
(・・・ふ〜ん。マサト君、結構頑張るじゃない。そんなに大きいなら、今度、悪戯しちゃおうかしら)
ハナコはくすっと笑った。
「疲れてるのにごめんね、バリちゃん。今日はなるべく早く、終わるようにするわね」
ハナコがそういうと、バリヤードは(大丈夫だよ)と言ってきた。
ハナコがバリヤードで一番好きな所は、そんな気丈な所。
(無理しなくてもいいのに・・・それに甘えちゃう私も私だけど)
ハナコには、少なくとも反省の色は無いようだ。
バリヤードは、まず、ハナコの服を脱がすことから始める。
それも、自分の手を使えばいいのに、わざわざ念力を使って。
本人曰く、そのほうが燃えるらしい。
知らないうちに脱がされる感じで、ハナコもそのほうが燃えるようなので、相性はピッタリだが。
バリヤードがハナコの服を脱がせ終えると、次にバリヤードは、ハナコの胸を揉む。
こればかりは、さすがにバリヤードも、自分の手を使う。
一度念力でやってもらったこともあったが、ハナコばっかり気持ちよくなって、
バリヤードに、ずるいと怒られたのだ。
「あっ・・・そこ・・・バリちゃん、上手・・・」
バリヤードはハナコの心を読むことが出来るので、その急所は全てお見通し。
しかも、揉んでる最中に、バリヤードは、ハナコが気持ちよくなるような念を送る。
(バリちゃん、そんなの反則・・・でも、気持ちいい・・・)
ハナコは、そんなバリヤードの胸揉みが、大好きだった。
バリヤードは、疲れているにもかかわらず、今日はいつもより激しかった。
「もしかして、昨日のマサト君とハルカちゃんのHを見て、興奮しちゃってるのかしら」
ハナコがそんなことを聞くと、バリヤードの顔が赤くなった。どうやら、図星だったらしい。
「うふっ、うぶな子。でも、そんな所も好きよ、バリちゃん」
ハナコがそう言ってバリヤードを抱きしめると、バリヤードはさらに顔を赤く染めた。
「はぁ・・・はぁ・・・」
一通り胸を揉み終わると、ハナコははいつの間にか、こんな風に息を立てていた。
(もう、バリちゃんが上手すぎるのよ。今日も、お仕置き決定かしら)
ハナコはそんなことを思った。
そんなバリヤードの次の標的は、ハナコのおまんこである。
バリヤードは、ハナコのおまんこを、念力を使って、気持ちよくした。
「ああん!きゃっ!」
ハナコの中で、バリヤードの念力が暴れている。実はこれ、かなりの攻撃力だ。
ハナコだから耐えられるようなものであって、きっとカスミや、
ハルカが喰らったら、壊れる寸前まで行ってしまうだろう。
まあ、その辺の力加減は、バリヤードは上手いから、実際には大丈夫なのだが。
「バリちゃん・・・イかせて・・・」
ハナコがそうやっておねだりすると、バリヤードのとどめの行動は、決まっていた。
Gスポットと、クリトリスへの、同時攻撃。
断言する。これでイかない女の子など、絶対にいないと。
「あああああっ!イくうううううっ!」
ご多分にもれず、ハナコもイっってしまった。
(何回もバリちゃんとHしてるけど、やっぱりこれはすごいわ)
ハナコは、息を立てながら、そう思った。
「それにしても、こんなに私を感じさせて、バリちゃんはいけない子ね。やっぱり、今日もお仕置き決定ね」
ハナコは少し怒ったように言ったが、バリヤードは喜んでいた。
「・・・こら、お仕置きなのに、喜ばないの!」
口ではそう言ったハナコだったが、心の中では、
(全くもう・・・こんなにHな子に、した覚えないんだけどな。・・・って、私に似ただけか)
と思って、少し笑った。
バリヤードの丸みを帯びた股間。実は、あれはパンツである。
ハナコはそれに手をかけると、その手を下に引きおろした。
「うふっ、今日は一段と大きいわね」
ハナコは、バリヤードの股間を、嬉しそうに見つめていた。
(バリヤードの股間がこんな風になってるなんて、もしかして、博士でも知らないんじゃないかしら)
ハナコは、そんなことを思ったが、「そんなわけ無いか」といって笑った。
「ば、バリ・・・」(は、恥ずかしい・・・)
バリヤードは、少し恥ずかしげな表情をしている。いつもやっているのに、まだ慣れていないようだ。
バリヤードが人型なこともあってか、そのおちんちんは、人間のものとほぼ変わりない。
形は言わずもがな。驚くことに、人間のものと同じように、気持ちよくしてあげると、射精してしまう。
白くてねっとりした感じや、ちょっと苦い味。一般に、「イカ臭い」と称されるにおい。
さらには、我慢してる時に透明な汁が出るところまで、人間そっくりである。
ケーシィが元々人間だったらしいと言う説があるけど、バリヤードもそうなんじゃないかと、ハナコは思っていた。
「さ、バリヤード。こっちにいらっしゃい。最初は手でしごいてあげるわね」
ハナコはそう言って、バリヤードのおちんちんを、手で擦ってあげた。
「―――どう、バリヤード。気持ちいい?」
ハナコの手コキは、優しくも、バリヤードの急所を突く、大人の手コキといった感じだ。
「バリっ!バリバリ!」(ああっ!うわああ!)
バリヤードは、気持ちよさそうに喘いでいる。
「うふっ、そんなに喘いじゃって。手コキでこれなら、胸に挟んだらどうなるかしら」
バリヤードは、ハナコの胸でしごかれるのが、大好きだった。これだけで、イってしまうこともあるほどに。
「バリバリバ〜!バリバリ・・・」(もう駄目〜!イきそう・・・)
バリヤードがおねだりをすると、ハナコは口の中に、バリヤードのおちんちんを入れた。
くちゅっ・・・ちゅぱっ・・・
「バリ〜〜〜!」(イくうう〜!)
どぴゅっ!どくん!
バリヤードは、ハナコの口の中に、いきなり射精してしまった。
「もう、思わず飲み干しちゃったじゃない・・・バリちゃんったら、いつもより量多いんじゃない?」
ハナコは笑いながら、そう言った。
「・・・あら?バリちゃんのこれ、大きいままね」
ハナコはそう言って、バリヤードのおちんちんを、ちょんとさわった。
「いつもは1回出したら、終わりなのに。本当に疲れてる?」
ハナコはそんなことを言って、また笑った。
「バリ・・・」(最後までさせて・・・)
バリヤードがおねだりをすると、ハナコもそれに答えた
「・・・ふふっ、わかってる。おまんこに入れたいのね。いいわ。バリちゃんのおちんちん、頂戴?」
ハナコはそういうと、バリヤードのおちんちんを、自分の中に招き入れた。
自分のおちんちんを全て入れ終えると、バリヤードは、念力を使って、自分の腰を動かした。
本人曰く、この方が激しく出来るし、意思に反して動かしてる感じがいいらしい。
「バリちゃんたら、今日も激しいわね・・・ああんっ!」
腰を激しく打ち付けられ、よがるハナコ。
バリヤードは不意に、ハナコに送っている、気持ちよくなる念の力を、最大にした。
それは、バリヤードの限界が、近いことを意味していた。
「あああんっ!バリちゃん、イっちゃいそうなのね・・・来て!」
ハナコがそういうと、バリヤードは、その精液を全てハナコの中に出した。
「あああああああっ!」
中に出る精液の感触に、ハナコもイってしまった。
「うふっ、たくさん出たわね、バリちゃん」
まだ中に残る精液の感触を感じながら、ハナコはバリヤードの頭をなでた。
「バリ〜・・・」(恥ずかしい・・・)
バリヤードは、少し照れている様子だった。
「ねえ、バリちゃん」
不意にハナコは、バリヤードに話しかけた。
「バリ?」(何?)
バリヤードは、怪訝な表情で聞いた。
「今日はもう無理だけど・・・明日、マサト君みたいに、精液を止めたままやってみない?」
ハナコの提案に、バリヤードは驚いて、「バリバリ!」といいながら、首を振った。
しかし、バリヤードは、内心、そうしようと思っていた。
次の日の朝。いつものように、博士が散歩がてら、ハナコに挨拶しに来た。
「やあ、サトシのママさん。今日は一段とお美しいですなあ」
いつもはお世辞のつもりだった博士だが、今日は本当に、きれいになったなあと思っていた。
「やだ、博士ったら・・・」
それに対し、お決まりのセリフを言うハナコ。いつしか、これがハナコの、朝の日課になっていた。
「バリ!」
不意にバリヤードの声がしたので、博士はバリヤードにも話しかけた。
「ん?バリヤード、今日はいつもより元気そうじゃのう。ママさん、何かいいことでもありましたかな?」
その質問に、ハナコは、「いえ、今日あるんですよ」と、笑いながら言った。
博士は怪訝な表情をしたが、そのまま帰っていった。
こうして、今日もマサラタウンの1日が始まった。(fin.)