ここは、ハルカがカナタに出会った町の、ポケモンセンター。  
ハルカが1時間半ほど約束の時間に遅れたこともあり、サトシ達は今日はここに泊まることになった。  
 
「全く、お姉ちゃんったら・・・」  
マサトは、まだ怒り足りないようで、ぶつぶつと言っていた。  
「まあ、いいじゃないか。急ぐ旅でもないしな」  
そんなことを言っているのは、意外にもサトシである。  
実は、タケシはハルカと一緒に夕食を作っていて、サトシに「マサトをなだめておいてくれ」と頼んだのだ。  
「まあ、そりゃそうだけど・・・」  
マサトは、そんなことよりも、「お姉ちゃんが何をしていたのか」が気になっていた。  
いくらカナタに会って、話し込んでいたとは言え、1時間半は長すぎる。  
実際には、ハルカとカナタが話し込んでいた時間は30分ほどで、残り1時間はHをしてたわけだが・・・  
マサトがそれに気付くはずも無く。  
 
「は〜い、この話はもうお終いかも。夕食が出来たかも」  
マサトとサトシがその声に振り向くと、そこには料理を抱えたタケシとハルカがいた。  
「わ〜、おいしそう!お姉ちゃんが作ったの?」  
マサトは空腹に勝てず、考えていたことを忘れてしまった。  
「ちょっと手伝っただけかも。さ、食べましょ」  
ハルカがそんなことを言うと、4人は夕食を取った。  
 
しかし、夕食を取った直後、男性陣3人は、揃って眠気に襲われた。  
「ふあああ・・・何か眠いや・・・」  
マサトがそんなことを言うと、サトシとタケシも「俺もだ・・・」と言って、それに同調した。  
「明日も早いし、今日は早く寝るか」  
タケシがそんなことを言うと、3人は同時にあくびをして、同じ部屋に入っていった。  
(注:今日は3人部屋と1人部屋しか開いていなかったらしく、  
仕方なく男性陣3人の部屋と、ハルカの部屋に分けることにした)  
 
勘のいい人ならおわかりかもしれないが、これは全てハルカの作戦どおりである。  
ハルカが使ったのは、マサトがハルカとHするために、残り二人を眠らせる薬・・・つまり、睡眠薬だ。  
しかし、今日はマサトにも睡眠薬を飲ませている。  
実はこれ、カナタがハルカに吹き込んだことに、深いかかわりがある。  
ここで、その様子を振り返ってみよう。  
 
「気持ちよくしてくれたお礼に、いい事教えてあげる。耳かして」  
ハルカはカナタに言われるままに、耳をカナタの口に近づけた。  
「『エイチの実』はね、男の子をギンギンにしちゃう効果もあるの」  
カナタがハルカに吹き込んだのは、このことだったのだ。  
「これで、鈍感サトシも落とせるね。よかったね、ハルカ」  
そして、ここでハルカは顔を赤く染めたというあんばいである。  
そう、ハルカはそれを実行に移すために、みんなの飲み物に、睡眠薬を入れたのだ。  
もちろん、サトシの飲み物には、ハルカデラックスも入れて・・・  
 
みんなが寝静まったのを確認して、ハルカは3人が眠る部屋に忍び込んだ。  
部屋の中は暗いが、豆電球がついていて、ある程度部屋の状況は確認できる。  
まず最初にハルカの目についたのは、マサトの眠るベット。  
(マサト、ごめんね・・・私、嘘つきかも)  
ハルカは静かにそうつぶやくと、マサトのほっぺたに、そっとキスをした。  
そして、ハルカは、部屋の中央にある、サトシのベットに近づいた。しかし。  
(あれ?おかしいな・・・?)  
ハルカは、そう思った。  
もしエイチの実に「男の子をギンギンにする」効果があるとすれば、サトシの股間には、テントが張っているはずだ。  
しかし、サトシの股間には、その様子は全く見られない。  
(???)  
頭の上に?マークを浮かべながらも、ふと横を見るハルカ。  
(あれ?テントが張ってる・・・?)  
そこには、確かにハルカの望む、テントが存在した。  
しかし、それはサトシのものではない。当然、マサトのものでもない。  
(と、言うことは・・・)  
ハルカはどぎまぎしながらも、テントが張っている人物のベットへと近づいた。  
そして、ハルカは、確認するように、その人の顔を覗き込んだ。  
(・・・やっぱり・・・)  
そこに寝ているのは、タケシ以外ではありえなかった。  
(どうしよう・・・私、ハルカデラックスを飲ませる相手、間違っちゃった・・・)  
その事実に、ハルカは混乱した。  
 
ハルカが混乱している間にも、タケシのテントは、自己主張を続けていた。  
(はうう・・・どんどんおっきくなっていくかも・・・)  
エイチの実の効果が増していくのが、タケシの体を包むシーツの上からでもわかる。  
(やっぱり、私がやるしかないかも・・・)  
それを見て、ハルカは、タケシの肉棒を、自分がなだめるしかないと悟った。  
 
(だって、私が間違ったんだし・・・)  
ハルカは、自分に言い聞かせるようにしながら、タケシを包むシーツを取り払った。  
(それに、苦しそうかも・・・)  
タケシの肉棒がズボンに引っかかっているのを見て、ハルカはそれを取り出すことにした。  
 
「ブルン!」と音を立てて、タケシの肉棒が、ハルカの暗さに慣れた目の前に飛び出した。  
(うわ・・・ギンギンかも・・・)  
カナタの言っていたとおり、タケシのそれは、皮が剥けきるほどに誇張していた。  
(ごめんね・・・こんなに大きくしちゃって・・・)  
皮が延びきって少し痛そうなので、ハルカはそんなことを思った。  
 
(ごめんね・・・きっと、童貞はお姉さんにあげたかったよね)  
ハルカは、そんなことを思った。  
(私、まだ子供だけど、優しくするから・・・)  
ハルカは心の中でそうつぶやくと、タケシの肉棒を、優しく擦り始めた。  
 
シュッ・・・シュッ・・・  
ハルカの優しい手コキが、タケシの肉棒にささげられている。  
それに伴い、タケシの肉棒が、時々ビクンと跳ね上がる。  
(タケシ、気持ちいい・・・?)  
ハルカは小さな声でそうつぶやくと、タケシの先っぽを、指の腹でなでた。  
(あっ・・・ぬるぬるになってるかも・・・)  
タケシのモノからは、すでに我慢汁が出ていた。  
(じゃあ、気持ちよく抜いてあげるかも)  
段階的に、手コキのスピードを上げていくハルカ。  
「うっ・・・ん・・・」  
タケシがそんな声を出している。しかし、ハルカは動じない。  
皆が飲んだ睡眠薬はかなり強力で、ちょっとやそっとの事では起きない事が、ハルカにはわかっているからだ。  
(きっと、夢でも見てるのね。やっぱり、お姉さんの夢かな?)  
ハルカは少し笑いながら、そんなことを思っていた。  
 
「ジョーイさん・・・もっと・・・」  
タケシの寝言に、ハルカは肩をすくめた。  
(相手、ジョーイさんなのね・・・じゃあ、ジョーイさんっぽくやってみるかも)  
ハルカはそうつぶやくと、自分にスイッチを入れ、ジョーイさんのような優しい口調で、タケシにそっと語りかけた。  
「タケシ君、今日はお薬で、あなたのモノを30分勃ちっぱなしにしたわ」  
「お付き合い・・・してくれるわよね?」  
ハルカの問いかけに答えるように、タケシは「お任せください、ジョーイさん」と言った。  
 
ハルカは少しクスッと笑うと、いきなりタケシの肉棒を、とどめを刺すように擦り上げた。  
「ああっ!ジョーイさん、意外と激しい人だったんですね・・・」  
眠っている割にははっきりとした声で、タケシはそう言った。  
「ふふっ、実は、私も薬を飲んで、Hな気分になってるの」  
ハルカにとって、それは用意済みの回答だった。  
「そうだったんですか・・・でも、そのギャップも自分は好きであります」  
タケシの、予想通りの回答に、ハルカは笑った。  
 
「タケシ君を見てると、私も気持ちよくなりたくなってきたわ・・・」  
ハルカは自分が気持ちよくなりたくなり、そんなことを言った。  
「お任せください、ジョーイさん」  
実際にはジョーイさんに寸止めされた格好のタケシだが、彼は女性を立てる人間だ。そんなことを気にするはずは無い。  
「じゃあ、服、脱いじゃうわね」  
ハルカはそう言うと、わざとごそごそと音を立てて、上着を脱いでしまった。  
「じょ、ジョーイさん!?」  
タケシは、1オクターブほど声を上ずらせた。  
「覗いててもいいのよ、タケシ君」  
ハルカは、タケシを試すかのように言った。  
「いや、自分は・・・」  
夢の中のタケシは、踏ん切りがつかなかった。  
「見たくないの?」  
しかし、ハルカがそう言うと、タケシは「いえ、そんなことはありません!」と言った。  
どうやら、踏ん切りがついたらしい。  
 
「やっぱり、下着は白が一番よね。そうじゃないと、この服は透けちゃうし」  
ハルカは上着とスパッツを脱ぎながら、そう言った。  
どうやら、夢の中のタケシに、白い下着姿のジョーイさんの姿を想像させるつもりらしい。  
もちろん、自分の下着も白だが。  
「清純な感じで、お似合いですよ」  
それに呼応するかのように、タケシがそう答える。ここら辺の発言は、さすがと言ったところだ。  
「ふふっ、ありがとう。チュッ」  
ハルカはそう言うと、タケシの頬にキスをした。  
「じょ、ジョーイさん・・・」  
途端、タケシの顔が、豆電球のあかりだけでもわかるほどに赤くなった。  
「ふふふ、うぶね。でも、そんな所、好きよ」  
ハルカがそう言うと、タケシの顔がさらに赤くなった。  
 
「じゃあ、私の胸、揉んでくれる?」  
ハルカはそう言って、タケシの股の少し上に馬乗りになった。  
そして、ハルカはそのまま四つんばいになり、その胸にタケシの手が届くようにした。  
「お・・・おまかせください、じょ、ジョーイさん・・・」  
さっきとは違い、さすがに噛んでしまうタケシ。  
「そんなに緊張しなくていいのよ。リラックス、リラックス」  
ハルカは、タケシを気遣うように、そう言った。  
「は、はい・・・」  
タケシは少し緊張したまま、ジョーイさんの(実際にはハルカの)胸に、その手を伸ばした。  
 
むに・・・  
ハルカの柔らかい胸が、タケシの少しごわついた手に触れた。  
「あっ・・・タケシ君、上手・・・」  
タケシの、緊張しつつも、弱点を突く大人の胸揉みに、ハルカは少し声を上げた。  
「うわっ・・・じょ、ジョーイさんの胸、大きいんですね・・・」  
タケシがそんなことを言ったので、ハルカは嬉しくなった。  
実際には、10歳にしては大きすぎるといっても、ハルカの胸は、ジョーイさんより小さいはずだ。  
ハルカは内心、それで気付かれるのではないかと思っていたが、その心配は取り越し苦労だったようだ。  
 
タケシがハルカの胸を揉み続けるにつれ、ハルカの胸には、突起が出来始めていた。  
「うわ・・・ジョーイさん、もうこんなになってる・・・」  
その突起に指が触れたので、タケシはそんなことを言った。  
「タケシ君が上手だからよ」  
少しクスッと笑いながら、そう答えるハルカ。  
「ここ・・・舐めてみる?」  
ハルカはそう言うと、ブラジャーを外しながら、体を少し前にずらし、その胸を、タケシの顔の前に持って行った。  
「じょ、ジョーイさん・・・」  
その言葉に誘われるように、タケシは、口の前にある突起に、その舌を伸ばした。  
 
ピチャッ・・・  
「ひゃあん!」  
タケシの舌が突起に触れた途端、ハルカは声を上げた。  
「タケシ君、どう・・・おいしい?」  
ハルカがそんなことを言うと、タケシは「は、はい・・・」と答えた。  
「じゃあ、もっと舐めて・・・」  
ハルカはそう言うと、タケシの体に、全体重を預けた。  
「ジョーイさん、自分が思っていたより、軽いんですね」  
タケシがそんなことを言ったので、ハルカは「ふふっ、ありがと」と言って、タケシに口付けした。  
 
ジョーイさんの(実際にはハルカの)突起を舐め続けるタケシ。  
その肉棒は、ハルカのひざの辺りで、自己主張を続けていた。  
「そうだ、出してあげるの、忘れてたわね」  
ハルカは申し訳無さそうにそう言うと、右足の膝の裏で、タケシの肉棒を包み込んだ。  
そして、ハルカは、そのままの状態で、右足を動かした。  
俗に言う、「膝裏コキ」の体勢である。  
「ああっ!じょ、ジョーイさん!」  
タケシの肉棒が硬くなるのが、膝裏の感覚だけでわかり、ハルカは顔を赤らめた。  
「うふっ、ヒクヒク言ってる。このままイきたい?」  
ハルカがそう言うと、タケシは「ジョーイさん、イかせてください・・・」と言った。  
それを聞いて、ハルカは満足そうに、その足を、激しく動かした。  
 
その刹那、ハルカの膝の裏の中で、タケシのモノがビクンと暴れた。  
「うふっ、たくさん出てる」  
ハルカの言うとおり、1回寸止めした効果なのか、タケシの射精は、1分近く続いた。  
 
「タケシ君、元気ね。あなたの精液、お尻にまでかかっちゃったわ」  
パンティにかかった精液を気にしながら、ハルカはそう言った。  
「そ、そんな・・・ジョーイさんがお上手なだけであります」  
タケシは、少し照れた様子で言った。  
「汚れちゃったわね。時間もないし、これも脱いじゃうわね」  
ハルカはそう言うと、わざとスルスルと音を立てて、パンティを脱いでしまった。  
「じょ、ジョーイさん!?」  
タケシの声が、2オクターブほど上ずる。  
「・・・私の裸、どうかしら・・・?」  
ハルカは、そんなことが聞いてみたくなった。  
「・・・きれいです・・・」  
ハルカは、タケシは噛むだろうと思っていたが、タケシの言葉は、至極鮮明なものだった。  
恐らく、感情がそのまま出たのだろう。  
「ありがとう・・・」  
ハルカはそう言うと、タケシにディープキスをした。  
タケシも、それに答えるように、ジョーイさんの(実際にはハルカの)口に、舌を入れた。  
 
二人の唇が名残惜しそうに離れると、ハルカは体を入れ替え、シックスナインの形を取った。  
そして、ハルカは、自分の中に指を入れると、クチュクチュと音を立てた。  
「ほら、見て・・・私のここ、もうこんなになってる・・・」  
ハルカは、タケシを誘うように言った。  
「タケシ君、舐めて・・・」  
ハルカがおねだりをすると、タケシは「は、はい・・・」と言った。  
 
クチュ・・・ピチャ・・・  
タケシの舌は緊張で震えていて、それがハルカの秘所に刺激を与える。  
「タケシ君、上手・・・ああんっ!」  
その刺激に耐えながらも、ハルカはその小さな口に、タケシの大きな肉棒を入れた。  
クチュ・・・チュパ・・・  
タケシの肉棒に、ハルカの舌が絡みつく。  
「ああっ・・・ジョーイさん、そこ・・・上手ですね・・・」  
その喘ぎ声に、ハルカは嬉しそうに、「ズボッ!ズボッ!」と音を立てて、タケシの肉棒にバキューム攻撃をした。  
「うわっ!ジョーイさん、それ、すごい・・・」  
タケシの肉棒が、ビクビクとうなりながら、大きくなっていく。  
(でも、ジョーイさんは、さすがに歯コキはしなさそうかも)  
ハルカは内心歯コキでイかせたかったが、それは無理だと思い、そのままタケシの精気を吸い取ることにした。  
「ズボッ!!ズボッ!!!」  
ハルカが吸う力を強くし、それに伴って、バキュームの音が大きくなった。その刹那。  
 
ドクン!!ドクン!!  
タケシの肉棒が、ハルカの口の中で、激しく暴れた。  
それに呼応するように、タケシの舌が、ハルカの秘所を舐め上げた。  
「ああああああ!」  
それと同時に、ハルカの体がビクンと震え、その割れ目から、愛液がこぼれた。  
「あ、ジョーイさんの、おいしいですね・・・」  
タケシはそれを舌ですくい取ると、そんなことを言った。  
「ゴクン!・・・タケシ君のも、おいしいわ・・・」  
口の中の精液を飲み込むと、ハルカもそんなことを言った。  
 
「もう時間があまり無いわね・・・」  
タケシが「ハルカデラックス」を飲んでから、もうすぐ30分経つ。時間は、刻一刻と迫っていた。  
強制的に濃い精液を出させている分、30分経ってしまうと、それから1日は、精液のせの字も出ない。  
(私は、タケシの事、嫌いではないかも・・・)  
しかし、ハルカは悩んでいた。  
ハルカデラックスを飲ませてしまった責任は、取らなくてはならない。それは、わかっている。  
しかし、ハルカは元々、サトシとやる予定だったのだ。  
後数分ほおって置けば、タケシの肉棒は元に戻る。  
しかし、ここまでやったのに、ジョーイさんがこの状況から、寸止めするはずも無い・・・  
(それに・・・それに、なんだかよくわからないけど・・・)  
ハルカは、何故か知らないが、夢の中のジョーイさんに、怒りを感じていた。  
 
そうだ・・・いっその事、タケシを起こしてしまおう。そして、謝ろう。  
そして、罰として、彼に体を奪われよう・・・  
この結論を出させた犯人は、他ならぬ「ハルカデラックス」だろう。  
少なくとも、ハルカにはそうとしか思えなかった。  
(注:先にハルカデラックスを飲んだハルカは、その効果でHになっている)  
しかし、実際には・・・ハルカは、夢の中のジョーイさんに、嫉妬していたのかもしれない。  
 
罰としてやってもらう以上、起こし方は1つしかない。  
それを行動に移すため、ハルカはその割れ目を、タケシの肉棒に当てると、自分から中に滑り込ませた。  
「ああっ・・・熱い・・・それに、大きい・・・」  
今までより少し高い声で、喘ぐハルカ。  
「うわっ・・・ジョーイさんのここ、思ってたより狭くて、気持ちいい・・・」  
タケシのその言葉に、ハルカは罪悪感を覚えた。  
(ごめんね・・・今、現実に戻してあげるからね・・・)  
ハルカはそんなことを思いながら、騎乗位の状態で、腰を激しく振ると、「タケシを起こす呪文」を唱えた。  
 
「ああっ・・・!タケシぃ・・・!気持ちいいかもぉ!」  
 
・・・「かも?」  
おかしい。そんなことを言うジョーイさんなど、俺は知らない。  
というか、そんなことを言う人間は、俺が知りうる中で一人しかいない。  
そういえば、このジョーイさんの体重は、いくらなんでも軽すぎる。  
それに・・・さっきこそほめたが、このジョーイさん、思っていたより、胸が小さい・・・  
何考えてるんだ、俺?冷静になったら、このジョーイさんは矛盾だらけじゃないか。  
起きろ!タケシ!  
 
タケシは、目を覚ました。  
その目に映ったのは、思っていたとおり、ハルカの裸だった。  
「あ、タケシ・・・起きたんだね・・・」  
少し悲しい表情で、ハルカはそう言った。  
「は、ハルカ・・・なっ!?」  
タケシは怪訝な表情をしたが、自分の肉棒がハルカにくわえ込まれているのを見て、驚いた。  
「あっ、これは・・・」  
ハルカはそう言うと、今までの経緯を話した。  
 
「そ、そんな・・・そんなことが・・・」  
タケシはこんらんしている。  
「ごめんね、タケシ・・・私、うそつきかも・・・だから、お仕置きして・・・」  
ハルカは、もうどうにでもなればいいと思っていた。  
 
じゃあ、俺は、ハルカに大人を感じていたのか?  
胸はともかく、こんなにも子供のハルカに・・・?  
そんな特別な感情は、何も無いと思っていたハルカに・・・  
 
しかし、タケシには、怒りとは違う感情が生まれ始めていた。  
 
「お前のお望みどおり、犯してやるよ」  
タケシの結論に、ハルカは何故かほっとした。  
そう、これでいいんだ。ハルカは、そんなことを思った。  
「ただし、これはお仕置きじゃない」  
しかし、タケシの次の言葉は、ハルカが思うこととは違っていた。  
「えっ?」  
ハルカは、少し怪訝な表情をした。  
「お前が俺に、大人を感じさせてくれた、お礼をしてやるってことだよ」  
タケシは感慨深そうに、そう言った。  
その言葉に、ハルカは無言のまま、顔を赤くした。  
 
「時間は、あと何分あるんだ?」  
タケシは、そんなことを聞いた。  
「あと・・・2分ぐらい・・・」  
ハルカは、タケシの射精が間に合うかどうかを気にしていた。  
「それだけあれば十分だな・・・少しきつくなるけど、いいか?」  
タケシがそんなことを言うと、ハルカはうなずいた。  
どうやら、タケシは、あと2分でハルカをイかせるつもりらしい。  
 
タケシは、善は急げといわんばかりに、腰を突き上げ始めた。  
 
パンパンパン!  
タケシは思い切りよく、ハルカを突き上げた。  
「ひゃあん・・・!タケシのが、お、奥まで・・・っ!」  
ハルカがそんな声を上げる。その間にも、タケシはハルカの中を、かき混ぜるようにして犯していく。  
「す、すごい・・・さすがかも・・・ひああん!」  
ハルカは、タケシのテクニックに酔いしれながらも、  
自分のテクニックも見せてあげたいといわんばかりに、その肉棒を締め付けた。  
「うおっ!子供でも、こんなことが出来るなんて・・・」  
ハルカの締め付けは、タケシの想像を遥かに超えていた。  
(やばい、先にイかされそうだ・・・)  
そんなことを思うタケシをよそ目に、ハルカは自分からも腰を振った。  
「なっ!?・・・ハルカ、お前、きっといいお姉さんになるぞ」  
タケシは限界が近くなり、そんなことを言った。  
「え?わたしは、お姉さんだよ。マサトにとっては」  
ハルカは、クスッと笑った。  
「それもそうか・・・」  
タケシは少し笑うと、一気に腰の振りを最大にした。  
「あああっ!タケシぃ!来て!」  
ハルカは、最後のおねだりをした。  
「行くぞ、ハルカ!」  
タケシはそう言って、ハルカの中に、欲望を吐き出し始めた。  
 
ドクン!!!  
タケシは、ハルカの中で、全てを吐き出した。  
「タケシいいいいい・・・!」  
その熱い感覚に、ハルカもイってしまった・・・  
 
「タケシぃ、おきてよぉ・・・おなか空いたよぉ・・・」  
聞き覚えのある声がして、タケシは目を覚ました。  
その目の前には、マサトがいた。  
「ふあああ・・・」  
タケシは大あくびをして、ふと時計に目をやる。  
その時計は、自分がいつも起きるより、1時間も遅い時間を示していた。  
どうやら、寝坊してしまったらしい。  
「タケシが寝坊なんて、珍しいな」  
そんなことを言うサトシは、すでに着替えを済ませていた。  
「そういわれてみれば、そうかも」  
その隣には、ハルカがいた。こちらも、着替え済みである。  
「すまん、何か変な夢見てて・・・朝ごはん、すぐに作るから!」  
タケシは、あわてて着替えると、調理場へ向かった。  
(それにしても、変な夢を見たなあ・・・ハルカとあんなことするなんて、俺、どうかしてるぞ・・・)  
タケシは、そんなことを思っていた。  
 
「じゃあ、出発するか!・・・って、タケシは?」  
朝食を食べ終わり、サトシは皆に号令をかけた・・・が、タケシがいない。  
「ジョーイさん!自分は別れが非常につらいのであります!」  
タケシは、いつも通りに、ジョーイさんを口説いていた。  
「はいはい、さっさと出発しましょうね〜」  
しかし、タケシに耳引っ張りを決めたのは、マサトではなく、ハルカだった。  
「痛てててて!」  
いつもより痛い耳引っ張りに、タケシは完全に不意を突かれる格好になった。  
「あれ、何でお姉ちゃんが引っ張ってるんだろ?僕より痛そうだし・・・」  
「さあ・・・?」  
二人は、その様子を、怪訝な表情で見ていた。(fin.)  
 
 

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