ここは、バトルタワーに程近い町の、ポケモンセンター。
「いよいよ、明日の試合に勝てば、バトルタワー完全制覇ですね、レッドさん」
イエローはレッドを上目使いで見ながら、そんなことを言った。
「ああ。明日の試合が楽しみだぜ」
レッドは興奮を抑えきれない様子で、それに答えた。
あの、初めてにしては濃厚すぎるHから、どのくらいの時間が経っただろう。
レッドとイエローは、すっかり一組のカップルと相成っていた。
表では、「最強のダブルバトラー」として、すっかり定着していた。
と言っても、レッドが攻撃して、イエローがそれの援護をするという戦い方がもっぱらだが。
イエローにとって、その時間は楽しいものだった。
自分の一番愛する人が、ずっと近くにいてくれる。
レッドの技を盗み、自分もかなり強くなった。
しかし、レッドが「バトルタワーか・・・行ってみたいな・・・」と言ったので、
イエローはレッドの応援に回り、ダブルバトルの時のみ、バトルに参加するスタンスを取るようになっていた。
「今日は興奮して、眠れそうに無いな・・・」
レッドは、そんなことを言った。
「レッドさんでも、そんなことがあるんですね・・・」
イエローはそんなことを言って、クスッと笑った。
「そうだ、明日の応援の事ですけど・・・少し、変わった事をするつもりなんです」
イエローはうやうやしく、レッドに話しかけた。
「ん?何だ?」
イエローを怪訝な表情で見つめるレッド。
「でも、ちょっと変かな、と思って・・・だから、レッドさんに見て欲しいんです」
イエローの顔が、少しピンク色になる。
「何をだよ?」
少し恥らうイエローの様子を、笑顔で見つめるレッド。
「それは・・・見てくれればわかります・・・少し、待っててくださいね」
イエローはそう言うと、お風呂場へと入っていった。
お風呂場から、「がさごそ」という音が聞こえる。どうやら、着替えをしているようだが・・・?
「何なんだろう・・・」
レッドは、少し期待した様子で、イエローを待っていた。
「お待たせしました・・・」
少し恥ずかしそうにしながらも、イエローはレッドの前に姿を現した。
「お、終わったみた・・・なっ!?」
イエローの姿に、レッドは完全に不意を突かれた。
イエローの格好・・・それは、レッドの想像を、はるかに上回っていた。
驚くべきことに、イエローは「チアリーダー」の格好で、レッドの前に現れたのだ。
赤い星の刺繍がされた白のTシャツに・・・当然の事ながら、下は白のふわふわとしたミニスカートである。
「やっぱり、ちょっと恥ずかしいな・・・」
イエローはスカートのすそを押さえながら、そんなことを言った。
今まで男の子として生活してきたイエローにとって、スカートとは無用の長物であった。
それが今や、トレーナーの「ミニスカート」にも負けないぐらいの、ミニスカートをはいているのである。
恥ずかしがるなと言うほうが、無理な注文だろう。
「やっぱり、変ですか・・・?」
イエローが恥ずかしそうにそう言うまで、レッドは無言だった。と言うより、驚きで声が出せなかった。
「やばい・・・」
レッドの顔が、明らかに赤みを増していく。
「え・・・?」
レッドのそんな様子を、イエローは不安そうに見つめていた。
しかし、レッドの次の言葉は、イエローの予想をはるかに超えていた。
「何て言うか・・・その・・・か、可愛い・・・」
「!!!」
途端、イエローの顔が真っ赤になったのは、言うまでもない。
「可愛い・・・めちゃくちゃ可愛いよ・・・」
あまりのことに、「可愛い」を連発してしまうレッド。
イエローが初めて見せる、スカート姿。
それを最初に自分に見て欲しいという、イエローの健気さ。
いつもの半ズボンとは違って見える、イエローのきれいな太もも。
スカートのすそをいじらしく押さえる、イエローのしぐさ。
どれを取っても、それはレッドにとって、急所+効果抜群(しかも4倍弱点)+タイプ一致の高威力攻撃であった。
レッドがその攻撃に悶絶している間、イエローは顔を真っ赤にしっぱなしだった。
「あの、その、えーと・・・レッドさんを元気付けようと思って・・・」
イエローには、そう言うのが精一杯だった。
「あはは・・・俺よりも先に、こっちが元気になってたりして・・・」
レッドは少し乾いた笑いをしながら、股間を押さえていた。
「あっ・・・レッドさんのH・・・」
そんなことを言うイエローだったが、自分もHな気分になり始めていた。
「イエロー・・・」
今からすることを想像し、レッドは少し顔を赤くした。
「駄目ですよ、レッドさん。まずは・・・」
イエローはそう言うと、自分の唇に、その右手の人差し指と中指をつけた。
「ああ、そうだったな・・・」
レッドはその言葉にうなずくと、イエローと深いキスをした。
レッドとの長いキスが終わると、イエローはレッドの肉棒を取り出してあげた。
あの時のHからと言うもの、レッドは、イエローとのHの時に、自分から肉棒を取り出したことが一度も無い。
そのぐらい、レッドはイエローが恥ずかしそうに自分の肉棒を取り出すしぐさが好きだった。
「あっ・・・レッドさん、今日は、いつもより大きいですね・・・」
そんなことを言うイエローは、いつもより恥ずかしそうだ。
「そりゃ、イエローがいつもより可愛いからな」
恥ずかしそうにしながらも、そうはっきりと言うレッドに、イエローは顔を赤らめた。
「あ、そうだ、秘密兵器があったのを忘れてました」
イエローはそう言うと、レッドに背を向けて、なにやら自分のバッグをごそごそとかき回した。
「えーと・・・あった!」
イエローはそれを取り出すと、なにやら手にはめ始めた。
(イエローのやつ、何をするつもりなんだ?)
レッドは、それを怪訝な表情で見つめていた。
「レッドさん、これが秘密兵器です」
そんなことを言うイエローの手には、黄色い「ポンポン」がはめられていた。
チアリーダーが応援の時にはめる、塩化ビニール製のあれである。
イエローが手を振ると、それは「シャカシャカ」と音を立てた。
「なるほど、それで応援してくれるってことか」
レッドはそんなことを言ったが、内心は(それを今出して、どうするんだ?)と思っていた。
「はい、これで応援しますよ・・・」
しかし、イエローは別の事を考えていた。
「と言っても、応援するのは、レッドさんの・・・おちんちん、ですけどね」
イエローはそう言うと、何を思ったのか、ポンポンをはめたままの手で、レッドの肉棒を包み込んだ。
「じゃあ、レッドさん、行きますね」
そして、イエローは、その状態で、手を上下に揺らし始めた。
「うわあっ!な、何だこれ・・・きもちよすぎ・・・っ!」
ポンポンのビニール繊維が、レッドのカリや先っぽを、容赦なく刺激する。
ポンポンから「シャカシャカ」と音がするたびに、レッドは腰が抜けそうなほどの快感に襲われた。
「うわあ・・・レッドさんのこれ、ビクビク言ってる・・・」
(優しく擦ってるのに、こんなに反応してくれるなんて・・・)
あまりにもレッドの反応がすごかったので、イエローは少し驚いていた。
「わあっ!ああっ!」
イエローがそんなことを言う間にも、レッドの肉棒は、すでに限界を超えようとしていた。
先っぽからは、我慢汁が出ている。いま少しでも油断したら、レッドはイってしまうだろう。
「わ、もう我慢汁が出てる・・・攻撃力高いんですね、これ」
イエローは少し笑うと、レッドにとどめをさすために行動し始めた。
「せーのっ、頑張れ頑張れレッドさん、頑張れ頑張れレッドさん」
リズムに乗って、レッドの肉棒を擦るイエロー。もちろん、今までよりも強く擦ってあげる。
そのたびに、「シャッ、シャッ、シャッ、シャッ」と音を出しながら、レッドの肉棒を刺激するポンポン。
「ああっ!やばい、やばいって!」
その攻撃に、レッドはすぐに限界を訴えた。
イエローはレッドの言葉を聞くと、「わ〜っ!」と言いながら、その手を思いっきり振った。
どくうん!!!
レッドの反応は、イエローの予想をはるかに超えていた。
ビクン!ビクン!
レッドの肉棒が跳ね上がるたびに、その先っぽから、白く濃い液体が、これでもかと言わんばかりに噴出している。
「きゃあっ!?」
その液体のほとんどは、イエローの顔を汚していく。
心なしか、その液体は、いつもよりも熱い気がした。
「うわあっ!と、とまんねえ!?」
レッドの射精は、1分近く続いた。
「うわあ・・・こんなにいっぱい・・・」
イエローは、ポンポンを手から外すと、その小さな左手で、自分にかかった精液をすくい取っていた。
「ごめん、イエロー・・・全然我慢できなかった・・・」
レッドは腰が抜けたのか、ベットにしりもちをつくように座った。
「平気ですよ、レッドさん。むしろ、こんなに出してもらえて、嬉しいです」
イエローはそう言いながら、左手にすくい取ったレッドの精液を、ガーディがミルクを飲むかのようにして舐めていた。
(イエローの舌、可愛い・・・)
その様子に、レッドはまた射精感を覚えてしまった。
それを知ってか知らずか、イエローは中指についた精液を、「チュポン!」と音を立てて吸い上げた。
イエローの舌と中指を吸い上げる行動で、レッドの肉棒は復活の兆しを見せていた。
「レッドさん、こんなに出したのに、まだ大きい・・・」
イエローは、それを見逃さなかった。
「い、イエロー・・・」
レッドは恥ずかしそうに、イエローを見つめた。
「駄目ですよ、レッドさん」
しかし、イエローはそれを足蹴にしようとした。
「明日の試合に勝つまで、おあずけなんですから」
こう言った方が、レッドが頑張ってくれると思ったからだ。
しかし、レッドがさびしそうな表情をしたので、イエローは特別にレッドをもう1回だけイかせることにした。
(えーと、確かまだ秘密兵器が・・・あった!)
イエローは、ポンポンをバッグにしまうついでに、あるものを取り出した。
またも、それを右手にはめるイエロー。
なにやら、野球のグローブでもつけるかのように、手を開いたり閉じたりして、それを手になじませている。
(何をするつもりなんだろう・・・)
レッドには、その様子を、怪訝な表情で見つめることしか出来なかった。
「うん、これでよし!」
イエローはそう言うと、レッドに向き直った。
しかし、右手は後ろに隠したままである。
「イエロー、何を隠してるんだ?」
レッドは、単刀直入に聞いた。
「ピカチュウ、出ておいで」
イエローはそう言うと、右手をレッドの前に出した。
その右手には、いわゆる「パペット」タイプの、ピカチュウのぬいぐるみがついている。
「ピカチュウ、レッドさんに自己紹介して」
イエローはそう言った後に、手を動かしながら、「ピカチュウ」と言って、人形に自己紹介させるようなしぐさをさせた。
(イエローが人形遊びなんて・・・すっかり、女の子らしくなってきたな・・・)
レッドは、その様子を、笑顔で見つめていた。
イエローは、ピカチュウの人形を、レッドの肉棒の前に持って行かせた。
「ピ〜カ?」
これなあに?と言わんばかりに首をかしげながら、レッドの肉棒を見つめる、ピカチュウの人形。
「駄目だよ、ピカチュウ、悪戯しちゃ」
イエローはそんなことを言って、少しにやりとした。
(おいおい、まさか・・・)
ここまで来て、レッドはイエローのしようとしていることを、ようやく理解した。
そして、レッドの予想は、見事に的中した。
「ピッピカチュ〜ウ!」
イエローはそんなことを言うと、ピカチュウの人形の口で、レッドの肉棒をくわえたのだ。
その行動からして、恐らく、ピカチュウは「いっただっきま〜す!」と言ったという設定なのだろう。
「ああっ!駄目だよピカチュウ!」
それをあわてて止めようとするイエロー。だが、ピカチュウはイエローの言うことを聞く様子が無い。
それどころか、ピカチュウは、レッドの肉棒を擦り上げ始めたのだ。
と言っても、ピカチュウの人形の中には、イエローの手があるので、これは当然イエローの意思なわけだが。
「うわっ!それ、気持ちい・・・」
先の「ポンポン手コキ」で散々敏感にされたレッドの肉棒に、人形の柔らかい布が、容赦なく刺激を与える。
イエローの手のやわらかさと暖かさが、布越しでも十分すぎるほどに感じ取れる。
その感覚に、レッドは一気に射精感を増して行った。
「駄目だってばあ・・・すみません、この娘、初めて見る物に目が無くて」
イエローは、少し申し訳無さそうに言った。
「チャ〜」
ピカチュウはそんなことを気にせず、甘えるような声を出して、レッドの肉棒を擦り上げていた。
「ははは、すっかりなつかれちまったな」
レッドのそんな発言に、イエローは思わず吹き出してしまった。
そして、二人は、大笑いしてしまった。
「ピ〜カ〜」
しかし、ピカチュウの少し低い鳴き声が、二人の笑いを止めた。
「ああっ、駄目だよピカチュウ、こんな所で電気ショックしたら・・・」
しかし、イエローの命令は、ピカチュウに届かなかった。
「チュウうううううっ!!!」
ピカチュウは、レッドの肉棒を、これでもかと言わんばかりに激しく擦り上げた。
恐らく、これがイエローの言う「電気ショック」だろう。
「なっ!?うわっ!」
(イエロー、いつもは優しいのに、今日は激しいな・・・)
ピカチュウの電気ショックで、一気に限界に近づくレッド。
まさに、「きゅうしょに あたった! こうかは ばつぐんだ!」である。
当然、今までのピカチュウの「かみつく」および「したでなめる」攻撃で弱っていたレッドに、それが耐えられるはずも無い。
「うわあっ!」
ドクン!ドクン!
「うわっ、またこんなに・・・」
イエローは、レッドから出てくる精液を、驚いた表情で見つめていた。
「はぁ、はぁ・・・」
ようやく2度目の射精を終えると、レッドはベットに仰向けになった。
「すみません、レッドさん・・・こんなにHな娘にしたおぼえ、ないんだけどなあ・・・」
イエローは、少し申し訳無さそうに言った。
「飼い主に似ただけだったりしてな」
レッドは、冗談のつもりで、そんなことを言った。
「もうっ、レッドさん!・・・でも、そうかもしれませんね」
イエローは最初少し怒ったが、最終的には笑っていた。
「ふあああ・・・何か眠くなってきたぜ」
Hの反動か、レッドはそんなことを言った。
「丁度良かったですね。興奮で寝られなかったせいで負けたら、悔いが残るでしょうから」
イエローがそんなことを言うと、二人は申し合わせたかのように、お休みのキスをした。
イエローの応援が効いたのか、レッドがバトルタワーを制覇したことは、言うまでも無い。(fin.)