「おーっす。あれ、ももこだけ? みやこは?」  
「そこでねてるよ」  
「あ、ホントだ」  
「よくねてるし、起こしちゃダメよ? 寝言がスゴイし、たのしい夢でもみてるんじゃない?」  
「寝言?」  
 
「うぅ〜ん…かおるさんの○クビ…薄桃色でとってもカワイイですわ〜…」  
 
「……って、何だ!? 何て言った今ッ!?」  
「え? みやこの事? かおるのアクビがどうとか」  
「あ、アクビ? いや、だって、色がどうとか! アクビと色は関係ないだろ!? 薄桃色とか!」  
「おくちのなかとか」  
「う…でも、アクビじゃなかったような気が――」  
 
「うぅ〜ん…かおるさんのア○コ…とっても綺麗ですわ〜…」  
 
「なッ!? 何だ今のッ!? どういう夢見てんだコラ! おい起きろ、みやこ!」  
「ちょっとちょっとちょっと、ダメだってば! そっとしといてあげなさいよ。アンコっていっただけでなに騒いでんのよ」  
「…アンコ? でも、俺の、とか」  
「アンタのもってきたアンコがキレイだってんでしょ。甘いものには美がやどるものよ?」  
「そ、そうかなぁ…もっと凄い事言われてるような気がすんだけど…」  
 
「うぅ〜ん…かおるさぁん、お○○コって言ってみてですわ〜…」  
 
「お汁粉かぁ…最近たべてないなぁ…、かおるお汁粉好き?」  
「いやいや、お汁粉とは言ってないぞ、どう聞いても」  
「でも、さっきもアンコがどうとかいってたし。ナニよさっきから。ヘンだよ、かおる」  
「そんな事は…あ、いや、う〜ん…俺がおかしいのか…?」  
 

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