「フン、光の園の戦士とて…」
顔面へのキュアブラックのパンチ。
ピーサードは軽く片手でいなし、その手をブラックの首にあてる。
「分断されてはオレ様には敵うまい!」
疾走し、ブラックをコンクリの壁に叩きつける。
「あグッ!」
ブラックはとっさに受身を取り四肢を壁面に叩きつけた。
だが背中への衝撃は息を詰まらせ、後頭部へのダメージが頭の中を白く染める。
ピーサードはU字型の金具を取り出し、ブラックの左腕を挟んで壁に打ち込んだ。
「あ」
ブラックが脳震盪から意識を取り戻したのは、二本目の金具が右腕を固定したときだった。
「この!」
密着したピーサードのわき腹を右ひざで狙う。
が、寸前で阻まれ、膝を高い位置―肘のすぐ下―に固定されてしまった。
「フッ、いい様だな。この拘束具はそう簡単には外れんぞ」
残る左足も張りつけ、ブラックを見下ろす。
「こンの変態白髪アタマ、調子に乗っていられるのも今のうちよ!」
ピーサードを睨みつけて悪態をつくブラック。
「フン、仲間が助けに来てくれるか。だが今回のザケンナーは一味違うぞ」
余裕の笑みをブラックに見せつける。ブラックの目つきが一層鋭くなる。
「ホウ、いい目をしている。この状況でも闘志を失わないか」
ブラックのあごの下に手を入れ、瞳を覗き込むように顔を近づける。
それにブラックは今にも噛みつかんとする。
「その目が涙を浮かべ、絶望に染まるところを見てみたいな…」
そう言うと掌を返しブラックの胸部のコスチュームをむしり取った。
「キャア!」
あわてて胸を隠そうとするが、拘束された腕はあらわになった肌を誇示するかのように大きく広げられたままだ。
「なんだ、ほとんどまったいらではないか。まるで子供だな」
形と大きさを確かめるかのようにピーサードの手が胸の上を這い回る。
「こ…これから大きくなるのよ!」
顔を真っ赤にして叫ぶ。
「お前…本当にメスか?」
ブラックの心をさかなでる発言。
「失礼ね、うら若き乙女を捕まえておいて。眼、おかしいんじゃない?!」
指がピンクの乳首をつまみ、勢いよく引っ張った。
「うっ」
一瞬顔をしかめたが、すぐにピーサードを睨みつける。
「まだまだ減らず口を叩く元気はあるか…」
乳首をこねくり回しながらブラックの眼を見返す。
「だが、これならどうだ?」
片膝を上げさせられ突き出された恥丘に、スパッツ越しに指が突きたてられる。
「ヒィッ」
ちいさな悲鳴が上がる。
そのまま指を動かし、爪でスパッツを縦に裂いた。
「ぁ…」
ピーサードが屈みこみ、今裂いた部分を確認した。
ブラックは瞳を硬く閉じ、顔を背け、この恥辱に必死に堪えようとしている。
「ククク。確かにメスのようだな」
パックリと開いたスパッツとパンティの穴から、ブラックの幼い秘裂が顔を出していた。
裂け目の左右に指が当てられた。
磔にされたブラックの体がビクンと震える。
指がだんだんと開かれる。
「ぁ…あ…ああ…」
ピーサードの長い舌がブラックの中に入り込む。
「ツッ!」
「処女か、こいつはいい」
舌をゆっくりとブラックの秘められた孔から上げていく。
舌先が器用にブラックの陰核を露出させる。
「う…」
舌が陰核に巻きつき、ひねるようにこすり始める。
「く…ウ…ン…」
ブラックの食いしばる歯の間から声が漏れる。
ピーサ−ドの舌の動きが複雑に、そして早くなる。
「ンッ!ふっ…うっ…うぅ…」
声が漏れるのに合わせてブラックの体が跳ねる。
陰核への責めが止み、ピーサードが顔を上げブラックを見る。
「な、なによ!」
目に涙を溜めてピーサードを睨みつける。
「ふあぁっ!!」
突然指を入れられ、つい声をあげてしまった。
その指がブラックの前に掲げられる。
「貴様…感じているな?」
自分の恥ずかしい液がついた指を見せられ、怒りと恥辱で耳まで真っ赤にしながらもブラックの目は陵辱者を睨みつけていた。
「だがまだまだ濡れ方が足りんな。子供ということか…」
再びピーサードの顔が正面を向く。
「やり方をかえてみるか」
ピーサードの舌が、細く、長く、針金のようになった。
先端が秘裂の中に入り込もうとする。
「や!やだぁ!」
何をされるか分からない恐怖。ブラックはなんとか逃げようと体を動かすが、磔にされた体でできるのは腰を振ることだけだ。
両手ががっしりとブラックの腰を捕まえる。か弱い抵抗も封じられてしまった。
「うあぁ!!」
膣でもクリトリスでもない部分で、新たな刺激が生まれた。
「そんな…おしっこの…あな…」
尿道の入り口に舌の先端が当てられた。
「そんなとこに…入れるなんて…」
舌が侵入を開始する。
「はあああ!」
尿を吐き出すためだけに存在する穴に、異物が侵入してくる。
痛みかどうか、それすらも分からない痺れが体を震わせる。
「ヒィィ!いや!いやぁ!!」
舌が少しずつ侵入する度に、大粒の涙をこぼしながら悲鳴を上げる。
「やめて、やめてェ!」
漏れそうになるのをガマンする、その時のもどかしさの感覚が何倍にもなってブラックを襲う。
ブラックの中で、ピーサードが舌をくねらせる。
「ンあああああああっ!」
ブラックの体が大きくのけぞり、分泌された愛液が滴り落ちる。
ブラックの細い腰をしっかり押さ込みながら、舌をさらに奥へと進める。
「ああああ!出ちゃう、出ちゃう、出ちゃう!!」
限界に来たブラックの体がブルブルと震える。
「うわあああ!」
ブラックの股間から金色の液が噴出し、ピーサードはそれを口で受け止めた。
強張った体から、尿が出きったところで糸が切れた人形のように力が抜ける。
「ハァ…ハァ…ハァ…」
喘ぐように息を吸う。快感の残滓に、手足がピクピクと痙攣する。
涙でぼやけた視界にピーサードの顔が迫ってきた。唇を合わせようとしてくる。
キッと睨みつけ、唇をキュッと結ぶ。
鼻で荒い息をするキュアブラック。
ピーサードの動きが止まる。
この状況でも未だ力を失わないブラックの目を見て、驚嘆の表情を浮かべた。
が、口の端を曲げにやりと笑うと、ブラックの鼻を口にくわえた。
「!!」
ブラックの鼻腔と喉に強烈な痛みが走る。
「ゲボッ…ゴホッ……が…ぁあ…」
鼻から自分の尿を注ぎ込まれ、激しくむせ返る。
「ハッハッハッ。どうだ?自分の味は!」
自分の排出液に溺れかけたブラックは、ゼーゼーと苦しそうに息をしている。
「やだ…もう、やだ…」
光を失った瞳がブラックの怯える心を映し出す。
「やっと嬲られるだけの奴隷の目になったか」
そうしてピーサードは自慢のペニスを取り出す。
「次は体も奴隷にしてやる!!」
猛りきったペニスがブラックに向けられる。
「ゆるして…もうゆるしてください…」
鼻水と尿でグチャグチャになった顔で、恐怖に歯をガチガチ鳴らしながら、ブラックが懇願する。
その時だった。
「やあ!」
掛け声と共にピーサードが吹っ飛んだ。
「キュアブラックの清き純潔を、あなたなんかに奪わせはしないわ!」
ピーサードを指差しセリフを決める。
「ホワイト…」
ブラックを庇うようにキュアホワイトが立ち塞がった。
「クッ、白い方!どこから現れた?」
「そこの、柱の陰よ!!」
すぐ近くの柱をビシッと指差す。
「貴様の相手はザケンナーが…」
「あんなもの、とっくの昔に片付けましたわ!!」
「ええい、バカな」
飛びかかってくるピーサードに対して、ホワイトはあびせ蹴りを仕掛ける。
体をそらして避けるピーサード。
しかし、大きく張り詰めていたペニスが災いした。
「ぐあああ」
ホワイトの蹴りがもっともデリケートな部分にクリーンヒットし、電撃のような痛みがピーサードの体を突き抜ける
「お…おぼえてやがれ」
ピーサードが股間を押さえてあわてて逃げ帰る。
「大丈夫?ブラック」
ホワイトがブラックに駆け寄る。
「ホワイト…アタシ、アタシ…」
みるみる涙が溢れてくる。
「うわぁぁん」
ホワイトが、泣きじゃくるブラックの頭を優しく胸に抱きこむ。
「さ、泣いてないで、早く体をキレイにしましょ」
「あ…それより前に、この金具外してよ」
だがホワイトはブラックの顔を舐め始めた。
「ちょ、ちょっと、ホワイト!」
「ダメです!このままじゃ今回のことでブラックはPTDSになっちゃうわ。それを阻止するためには気持ちいい思い出で塗り替えないと…」
強い剣幕でまくし立てる。
「メ…メップルー、ミップルー、ちょっと、止めてよー」
「あら、お二人なら、そこの物陰でしっぽりしてますわ」
耳を澄ませば確かに二匹の喘ぎ声が聞こえてくる。
「ですから私たちも…」
「ホ、ホワイトー!」
ホワイトがブラックの鼻を咥える。
激しい痛みと窒息の恐怖がブラックの脳裏に思い起こされ、体がビクッとなった。
「じゅ…じゅるる」
「ふああ」
中に残っていた鼻水と尿がホワイトに吸い出される。
続いて、ホワイトの舌がくまなくブラックの口の中を舐め回す。
口が終わるとアゴから首を伝って胸へ。
ホワイトが乳首を口に含む。
「ちょ…ホワイト、そんなところ汚れてないよ…」
「いいえ、あの男に摘まれたんですから、十分汚れてます」
ちゅーっと乳首に吸い付く。
「んあ!…って、ホワイト、いつから見てたのよ!!」
「引き締まった体…胸も膨れてないからいいのよねぇ」
ブラックの問いには答えず丹念に両の乳首を愛撫する。
「やぁっ…もうやめてよ、ホワイト」
充分胸を楽しんだあと、ホワイトはブラックのスパッツの破れ目に舌を伸ばす。
「そんな扇情的な格好をしておいて言うセリフじゃないわよ」
そう言ってブラックの舌の口に接吻をする。
「あンン!…だから、先にこれを外してって…」
もう何を言っても無駄だと悟りつつも、ブラックは拘束具を外してくれるように頼んだ。
「ブラックの処女、あんな男に奪われなくて良かったぁ。今のうちに、私が貰っておこうかしら?」
膣口を舐める。
「きゃ!か…勝手なこと言わないで!」
ブラックがホワイトのとんでもない発言に抗議の声をあげる。
冗談よ、とホワイトはくすくすと笑う。
「私、一人っ子だから好きなものは最後に取っておくタイプなのぉ」
邪気のない笑顔でにっこりと微笑む。
「そういうことじゃなくって…ひっ」
尿道口をホワイトの舌がつつく。
「でも、尿道処女なんてマニアックなのを先越されちゃうなんて…」
残念そうにこぼす。
「今のうちに、今日はアナルだけ貰っちゃお」
「アナ…なに?」
聞きなれない単語だが、少なくとも自分にいいことはないな、と予感するブラック。
ホワイトが自分の中指を根元までしゃぶる。
ちゅぽん、と音を立てて抜き取った指を、ブラックの体の下へ持っていく。
「何するの、ホワイ…ひゃ!」
肛門に中指が突き立てられた。ブラックは驚きの声をあげる。
「そ、そんなとこに指挿れないでぇ…」
「大丈夫。すぐ気持ちよくなるわ」
片手でブラックの直腸を弄りながら、もう片方の手を自分のショーツの中へ伸ばす。
「見ていただけでも…ハァ…ぐっしょり濡れちゃって…」
潤んだ瞳でブラックを見上げる。
「もう我慢出来ないの。いいでしょ?ブラック」
「や…よ、よくないぃ」
ブラックのクリトリスを口に咥える。
「あぅン」
ふたりの少女の嬌声があたりに響く。
責められるブラックの体がブルルっと震えた。
「ブラック、も…もう、限界、なの?」
ブラックから口を離したホワイトが、喘ぎながら尋ねる。
ブラックは歯を食いしばり堪えており、答えることができない。
「じゃあ、最後はお尻だけでイかせてあげる…」
そう言ってブラックのアナルに突き入れた指を激しく動かす
「あう…ダメ…もぅ…」
「イきましょ、ふたりで、ふたりで…」
イきそうなのを必死にガマンするブラックの表情を見て、ホワイトの体も震える。
「クゥゥ」
歯を食いしばったまま、ブラックの頭がのけぞる。
それを見てホワイトは、自分の膣とブラックのアナルに、力いっぱい指を突きこんだ。
「ぅあああああ」
「はああぅん」
ブラックの体がガクガクと痙攣し、ホワイトの体がブラックの足元に崩れ落ちる。
『世界の平和を守るために戦ってるはずなのに、こんなのありえない…』
白濁していく意識の中で、ブラックは最後にそう思った。
end