休日の朝にも関わらず、ほのかは普段と変わらない時間に起床し、  
着替えを始めていた。パジャマを脱ぐと、白い裸身に映える下着が  
お目見えして、どうにも眩しい。  
「今日はなぎさが来るから、おめかししよう」  
昨日、ほのかは間近に控えた中間テストの勉強を、一緒にやろうと  
なぎさに提案した。日頃、クラブに熱中するあまり勉学がおろそかに  
なっているなぎさは、渡りに船とばかりに了承し、来訪を約束している。  
「お菓子でも食べながら、一緒にやろう。ほのか」  
元気いっぱいにそう言ったなぎさの笑顔を思い出すほのか。  
「嬉しいな。なぎさが遊びに来てくれるなんて」  
活発で逞しいなぎさが、内気な自分には及ばないような存在にすら  
思えていたほのかは、この親友の存在が愛しい。今も、着替る仕草  
になぎさの視線を意識するような、恥じらいが込められていた。  
「下着も替えようかな」  
パンティに指をかけ、音もなく足首まで下ろす。カーテンで遮光された  
自室内で、ほのかは生まれたままの姿となった。小さな膨らみを持つ  
胸元から、うっすらと脂の乗った腰までのラインはまだまだ未成熟で  
ある。しかし、性毛の無い恥丘はなだらかな稜線を描き、決して女性  
の魅力に欠けるという訳では無い。だが、たった一つだけ、彼女には  
普通の女性とは異なる物が備わっていた。  
「やだ、元気になっちゃってる・・・」  
ほのかが股間へ手を遣り、陰裂の頂点から反り返っている男茎を  
撫でつつ、頬を赤らめる。それは、クリトリスが発達したような異形  
を持ち、大きさも並みの成人男性のそれをはるかに凌駕していた。  
 
「なぎさの事を考えてたからかな・・・」  
ビクビクと血潮が滾る男茎を握るほのか。熱を帯び、鍛えられた鉄のように  
硬いそれは、愛らしい少女の手の中で暴れては、唸りを上げている。もし、今  
美しい獲物が目の前に現れれば、野獣の如きしなやかさで襲い掛かっていく  
だろう。  
「でも、なぎさには見せられないな・・・こんなもの」  
自身の腕の太さほどもある胴回りを持つ男茎を、ほのかはしごき出した。  
筋がひきつれて、めりめりと音を立てているような錯覚を覚えた後、ほのかは  
床へ身を投げ仰向けとなる。そして、  
「なぎさ!」  
愛しい親友の名を叫びながら、激しい自慰行為に沈溺していった。  
「はっ・・・はっ・・・はっ・・・ウウッ!」  
目がとろんと蕩け、半開きになった唇から涎を漏らすほのかの脳裏に、なぎさ  
と重ねた日常が浮かぶ。親友が髪を掻き上げる仕草を始め、クラブのユニフォ  
ーム姿。果ては、盗み見た下着までが記憶の狭間から沸きあがってくる。  
「なぎさ・・・ああ、なぎさ・・・」  
男茎を激しくいたぶりながら、ほのかはなぎさを想い、淫らな妄想を紡いだ。  
(あたしにこんなものがある事を知っても、親友でいて欲しい)  
切ない願いが、ほのかの脳を焼く。彼女は自慰に溺れながら、なぎさがこの  
異形を受け入れてくれる事を願った。  
『いいわよ、ほのか。それをあたしに入れても』  
白昼夢の中で、なぎさが微笑む。親友は裸で自分を迎えてくれている。  
『本当に?これ、おちんちんなのよ、なぎさ』  
『うん。だって、ほのかのおちんちんだから・・・』  
戸惑う自分を、なぎさは優しく抱きしめてくれる。甘いキスをかわし、醜く張り詰  
めた男茎をさすってくれる・・・  
 
『舐めてあげるね』  
なぎさが男茎を唇で包んでくれる。そんな妄想をしつつ、ほのかは快楽を  
貪った。自ら乳首をつねり上げ、乳房を愛撫されているような気分を出す。  
「おちんちんが・・・気持ちイイッ!」  
腰を浮かし、一心不乱に男茎をしごくほのか。淫液がほとばしり、生臭い  
性臭が室内を漂う。  
「なぎさ、なぎさの中へ・・・これを、入れたいッ!」  
興が乗ってくると、ほのかはなぎさを犯す妄想に狂い出した。愛する親友  
を辱め、身も心も我が物にしたいと犯し狂う自分の姿を思いながら。  
『ああッ!ほのかッ、ほのかッ!』  
『なぎさ、やっとひとつになれたのね!ああ、嬉しいッ・・・』  
『ほのか・・・あたし、ずっとこの時を待ってたわ』  
『あたしもよ、なぎさ』  
二人がひとつになり、愛を確かめる。なんて素晴らしい姿だろうと、ほのか  
は悦にひたり、男茎を凄まじい早さで絶頂へと導いていく。鈴口がぷっくり  
と膨れ上がると、親友を想う少女はとうとうその時を迎え始めた。  
「イ、イクッ!」  
ぴーんとふくらはぎを伸ばし、腰を浮かしたままの姿勢でほのかは射精した。  
男茎があさましく吼えると、大量の白濁液は彼女の顔をめがけ飛んでいく。  
「ああ・・・恥ずかしい・・・自分の精液を浴びるなんて・・・」  
生暖かい精液が自分の顔へ注がれると、ほのかは急速に現実へと引き  
戻されていった。恥ずかしい妄想自慰で、親友を汚したような罪悪感が心を  
曇らせてしまうのだ。  
「ごめんね、なぎさ・・・」  
分かっていてもやめられないの・・・その思いは言葉にならなかった。  
 
時を同じくして、なぎさの自室。  
「ひとばんやって、またひとば〜ん、ぶっかけあり得ない・・・」  
今日はお出かけとあってか、なぎさも愛らしい装いに身を包んでいた。  
オレンジのシャツに、デニムのミニスカートが良く似合っている。  
「フリチンで、チラ・チラ・・・ふたりは、フリチラ・・」  
少々、節は外れていたが、なぎさは気分上々で歌などを口ずさんでいる。  
彼女もほのかに会うのが嬉しいのか、鏡に映った自分の装いにおかしな  
所が無いか、何度もチェックしては体をひらひらと舞わせていた。まるで、  
愛しい恋人にでも会う時の如き、念の入れようである。  
「ほのかの家は上品だからなあ・・・おしとやかにしなくちゃ・・・おっと、いけ  
ない。こいつを大人しくさせないと」  
ふんふんと歌が鼻歌に変わった時、なぎさはスカートをたくし上げ、パンティ  
をあからさまにする。見ると、股間の中心部が異様に盛り上がっていた。  
それは、どうやっても男茎をかたどっているようにしか見えず、愛らしい少女  
の下着に悲鳴を上げさせんとばかりに、張り詰めている。  
「一回、抜いていこう。ほのかを見て、粗相をしちゃ困るもんね」  
パンティの股布をひょいとずらし、なぎさは中から男茎と思しき物を取り出し  
た。それも、すでに興奮状態にあり、悠々と鈴口が天を突き、先走りを垂らし  
ている。  
「ほのかがこれを見たら、ショック死するな、多分」  
ひゅうっと口笛を吹き、なぎさは手馴れた動きで男茎をしごき出した。そして、  
はあはあと息を荒げ、この後に会う親友の名を叫ぶ。  
「ああ〜・・・ほ、ほのか・・」  
何と言うことであろう。なぎさもほのかと同じように陽根を携える身であった  
のだ。しかも、大きさ、太さ共に、並みの男性など足元にすら及ばないほど  
の巨物を・・・  
 
「こッ・・・これで、ほのかを・・・犯したい!」  
元気娘のなぎさには、ほのかほどの悲観は無い。むしろ、この陽根を以って  
親友を陵辱の果てまで追い詰めたいとすら思っている。  
「いつか・・・いつか、きっと・・・ウウッ!」  
なぎさの脳裏に、ほのかの裸身が浮かぶ。親友となった彼女のすべてを犯し、  
自分へ傅かせたいと淫らがましい妄想が。  
「イ、イクッ!」  
目を細め、唇を舌なめずりしながら、なぎさは果てた。大ぶりな男茎はその  
雄々しさに似つかわしく、大量の白濁液を放っていく。  
「あはん」  
なぎさは前かがみになり、ずらしたパンティの中へ射精した。鈴口を股布へ  
押し付け、下着が汚れるのも構わず、恐ろしい快感と共に。  
「こ、このパンティ・・・を・・・ほのかに穿かせてあげたい・・・な」  
きりきりと男茎を引き絞り、なぎさは精を一滴残らず下着の中へ染み渡らせる  
と、そのまま着替えることも無く身なりを整え始める。どうやら、下着を汚した  
まま、ほのかを訪ねるつもりらしい。  
「さて、行くか」  
最後に鏡を一瞥し、自室を出たなぎさにいつもの彼女らしさが戻っていた。  
親友の家へ勉強がてら遊びに行く、ごく普通の中学生の姿である。そして、  
屋外は五月晴れの青空によって、美しく彩られていたのであった・・・  
 

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