知人の祖父母が営む農家で、収穫の手伝いをする運びとなったなぎさ  
たちは、初夏の日差しが眩しい中で、汗を流していた。  
「イエィ!ユア・ペニス、マイ・ペニス、イッてるんだから、おっぱいなんて  
目じゃない・・・」  
見晴らしの良い大根畑の中で、なぎさは絶好調。つい、口から出る歌だ  
って、少々節外れでも気にとめていない。何故ならば・・・  
「あんまり無理しないでね」  
そう言って気遣ってくれる意中の男性が、隣にいるからである。その人物  
は、言うまでもなくフジピー先輩とやら。  
「は、はい」  
顔をトマトのように赤くし、なぎさは先輩をチラ見。この時、昨日自分を誘っ  
てくれたほのかに感謝すると共に、引き抜いた大根を見つめ、  
(先輩のアレもこんなのかな・・・)  
などと考えていた。恋する乙女が浮かべる妄想は、性への知識が未熟な  
ためか、時として暴走気味になる。  
(大根と男根って似てるなあ)  
にひひ・・・と微笑むなぎさ。この時も、フジピー先輩を横目で見つつ、ついで  
とばかりに股間をチェック。  
(ライ麦畑でつかまえて・・・ううん、大根畑でつかまれて・・・でもいいから)  
隣で農作業に勤しむ異性を、愛しげに視線で追う少女。ボーイッシュゆえ、  
お笑い役を買って出なければならない彼女に、取り敢えず幸あれって事で  
場面はキャベツ畑へ移動。  
 
「背景が手抜きに見えるほど、日差しが強いね、キリヤ君」  
さくさくとキャベツを収穫するほのかが、キリヤを背にしながら言う。  
「・・・」  
世に混沌をもたらそうとしている自分が、何故こんな事を・・・とでも  
言いたげに、キリヤは不満顔。もっとも、普段から無表情であまり  
変化が見て取れないのではあるが。  
「ラブテスターって知ってる?昔、任O堂が作ってた恋愛度を測る  
測定器なんだけどね・・・」  
無口なキリヤに対し、ほのかはいいお姉さんの様に振舞っている。  
なぎさと違い、兄弟がいない彼女にとっては、彼が弟の如く感じて  
いるのかもしれない。  
「・・・こんな事をして、何になるというんだ?」  
ぽつんとキリヤが呟いた。すると、ほのかはきっと眉をひそめ、  
「こうやって取れたお野菜が、みんなの食卓を賑わせるのよ。そう  
やって、人は生きていくの」  
と、鉈をぶんぶんと振って、キリヤに迫る。  
「あ、危ねえ!」  
刃物が向けられた瞬間、キリヤは仰け反って尻餅をついた。その  
時、鋭いキャベツの葉っぱ(どこが!)が彼の小指を掠める。  
「あっ!大丈夫?」  
そう言って、心配そうにキリヤの元へ駆け寄るほのか。見ると、  
キリヤがはめている手袋が破れ、僅かにだが怪我をしている。  
 
「なんでもない」  
「だめよ、手当てしなきゃ」  
ほのかがキリヤの手を取り、手袋を取った。そして、傷口にそっと  
唇を寄せる。  
「あ、あの・・」  
キリヤが戸惑いを見せるにも構わず、ほのかは傷ついた指をちゅう  
ちゅうと吸い始めた。愛らしい唇をすぼめ、目でごめんね、と詫びな  
がら。  
「他人の・・・傷を手当てしてやって・・・何になる?」  
懸命に自分の指を吸うほのかへ、キリヤが問う。彼は、その生い立ち  
ゆえ、慈愛や優しさという観念が理解出来ないのだ。すると、  
「え?それが当たり前の事でしょ?」  
ほのかは吸っていた指を唇から離し、答えた。  
「・・・・・」  
ほのかの言っている事が、心の奥底に封じ込められた何かを、解き  
放してしまう気がして、キリヤは怯えた。今まで学んできた事全てが  
否定され、自分が変わってしまいそうになる。  
「やめろ!」  
取られた手を引っ込め、ほのかに対峙するキリヤ。目に、困惑が見て  
取れる。  
「どうしたの?急に・・・」  
キリヤへ追い縋るように、ほのかは立ち上がった。彼女は、まだこの  
少年が敵対する人物だとは、見抜けていない。それ故、キリヤの急変  
を心配している。  
 
「ははあ・・・」  
と、その時、ほのかは我が意を得たような顔つきとなった。目を細め、  
唇をつんっと尖らせた後、静かにキリヤの体へ覆い被さっていく。  
「何をする!」  
ほのかの突飛な行動に驚くキリヤ。彼は、ほのかがプリキュアで  
ある事を知っているので、体に触れられた事が脅威となるのだ。  
「分かってる。分かってるから、お姉さんに任せなさいって・・・」  
ロングヘアーをすっと掻き上げ、ほのかはキリヤの股間を手で探る。  
何を勘違いしたのか、ほのかは頬を染めつつ、少年の男根をズボン  
の中から取り出そうとした。  
「指を吸って貰ったんで、変な事考えたんでしょう?うふっ・・・」  
てれてれとまなじりを緩めるほのか。そのいやらしい御姿に、キリヤ  
は魂を抜かれたかのように凍りついている。  
「あら・・・意外に育ってて・・・でも、毛が無くてカワイイ!」  
むくりとキリヤの男根を目前にしたほのかは、ご満悦であった。更に  
カリ首を根の部分から持ち上げ、生唾を飲んだかと思うと、  
「こっちも吸ってあげるから・・・」  
そう言って、少年の男根をぱくりと咥えてしまった。  
「ああ・・・何を・・」  
キリヤは、女性からそこを唇で愛撫されるという事を、初めて知る。  
無垢だった少年は年上の女性の手ほどきによって、男へと登りつめ  
ようとしているのだ。  
 
「販促のためとは言え、ちょっと不自然では・・・」  
なぎさが、地球外生命体の二人組みが持っていた、愛の深さを  
測る機械とやらを手にして、畑の中を歩いている。半信半疑では  
あったが、あざとくもこれでフジピー先輩との相性を測ってみよう  
などと思い、気が逸っている。すると・・・  
「あ、あれは・・・ほのか?ナニやってんの!」  
キャベツ畑まで来た時、四つんばいになったキリヤの尻を舐める  
ほのかの姿を見て、なぎさは驚愕した。  
「う・・・うああ・・」  
切ない喘ぎを漏らすキリヤの尻穴には、尖ったほのかの舌が差し  
込まれている。しなやかで細い手は男根へ添えられ、しごいては  
揉み、揉んではしごくという、淫らな動きに終始していた。  
「ありえない!」  
と、お約束事のように叫ぶなぎさ。だが、言いながら物音ひとつ立て  
ずに、キャベツ畑へ迫るのはさすがと言えよう。  
(かぶりつきだ、キャッホー!)  
生えているキャベツの中に顔を並べ、ほのかとキリヤが紡ぐ危険な  
情事を覗き見るなぎさ。彼女だってお年頃、こういったシーンには  
興味があるに決まっている。  
「どう?気持ちいい?キリヤ君」  
少年の尻の割れ目に顔を埋めているほのかが問うと、  
「う・・うん」  
キリヤはうなだれつつも、真摯に答える。表情は羞恥にまみれ、気が  
気ではないご様子。  
 
(うわあ・・・お尻の穴、舐めてるよ)  
親友が少年の尻穴へ唇を捧げている姿が悩ましく、なぎさはちょっぴり  
羨ましげ。自分も、先輩とああなればいいな、なんて思っている。  
「キリヤ君、後ろ見ないでね」  
ほのかは、少年の男根をしごきつつ、自分の股間から生えている男根  
をも刺激し始めた。いけない事と思いつつも、行わずにはいられない。  
(おっと、ほのか・・・それは、危険じゃない?)  
ふたなりプリキュアを自称する彼女たち。なぎさも、自前の男根を持ち  
合わせているので、ほのかの切ない気持ちが分かる。今も、なぎさの  
股間は親友と同じように、男根が鎌首をもたげているのだ。  
「はあっ・・・はあっ・・・」  
右手で自分の男根を、左手でキリヤの男根を懸命にしごくほのかの  
息が荒くなっていく。目を蕩けさせ、うっとりと微笑を見せる様は、忌まわ  
しくも美しかった。  
(ああ・・・ほのかってば・・・)  
親友が危険な快楽を求めている。それが、なぎさにはたまらなかった。  
自分にだって男根がある。そして、女と男・・・両性の欲望を・・・  
(あなたにだけ、切ない思いはさせない)  
それだけ思うと、ふらりとなぎさは立ち上がる。そして、キャベツ畑の真ん  
中で番っている男女の後ろへ、迫っていった。  
 
「はっ!」  
快楽に溺れかけ、理性を失っていたほのかは、背後に人の気配を  
感じ取り、怯えた。今、この状況に対する言い訳など、どう考えても  
無いからである。しかし、振り向いたほのかの視線の先には、見慣れ  
た親友の笑顔があった。  
『なぎさ』  
『しっ!続けて』  
バツの悪そうなほのかへ、ウインクで慰めるなぎさ。二人は表情だけ  
で気持ちを通じ合わせ、目で語る。親友になった今、言葉は必要が無  
かった。  
『ありがとう』  
ぽっと頬を染め、友誼を確かめ合えた事を喜ぶほのか。そして、更なる  
喜びがなぎさから与えられていく。  
『パンティ脱がすよ、ほのか』  
『えっ?』  
なぎさは、ほのかの背後へ覆い被さり、親友の下半身を衣服の戒め  
から解き放つ。そして、真っ白な桃尻へ跨り、有無を言わさず腰を押し  
つけていった。  
『きゃあ!』  
声にならない叫び。ほのかは目を見開いて、仰け反った。親友の男根が  
根深く自分の女穴へ捻じ込まれた事を悟って、ぶるぶると震えている。  
『声だしちゃ駄目よ、ほのか』  
恐ろしく野太い男根をぐいぐいと送り込みながら、なぎさはほのかの口  
を抑えた。肉筒は可憐な少女肉を押し開き、泡だった蜜穴を悲惨なまで  
に抉っていく。  
 
『愛しいキリヤ君の、それ・・・遊んであげなくていいの?』  
ほのかの耳元で、なぎさは囁いた。その間、ほのかは腰砕けになり、  
地に突っ伏していたが、少年の男根は掴んだまま。  
『さあ』  
ぐぐっとなぎさが腰を沈めると、ほのかは背をエビ反りにさせ、涙を  
零してしまう。その姿はまるで、弓がきりきりと張力を蓄え、今まさに  
矢を放つ様。  
『ううッ・・・』  
小さくうめいたほのかが、キリヤの男根を優しくしごき始める。この  
少年は図らずも、ふたなりプリキュアに屈した事となる。が、それは  
置いといて・・・  
『ほのかの中、気持ちイイッ!』  
親友の女穴は肉がたっぷり詰まっていて、湿り気も申し分がない。  
なぎさは女性ながらにして、女犯の快楽を知る。それも、打ち解け  
合った親友の体によって。  
『い、いつまでもこのままで・・・』  
なぎさの男根が絶頂を感じ取った時、不意に軽妙な音楽が耳元へ  
届いた。そう、エンディングである。  
 
なのにどうして 今日もこうして 生ハメまくる!くる!くる!(YEAH!)  
 
「時間オーバー?そ、そんなあ・・・」  
がくり、と頭を垂れるなぎさは落胆。ほのかは安堵のため息を漏らし、  
キリヤは無表情。そうして、次回予告が始まったのである・・・  
 

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