「ん……、はぁ……」
なぎさは頬を染めて、吐息をもらした。
両腕は後で縛られ、大きく足を開いて座った格好。
後にいるポイズニーが、露わになった太ももを、ゆっくりと撫でまわす。
「あらあら、さっきまでの元気はどうしたの?」
赤い唇を、そっとなぎさの耳元に寄せて言う。
暖かい息が耳にかかると、なぎさは芯からぞくぞくと震えた。
薄暗い体育倉庫の中で、縛られて体をもてあそばれるなんて、
テレビの中だけの事だと思ってたのに……。
「……う、ぅぅ……」
不意に低い声が響いた。
ほのかだ。
なぎさと同じく縛られて気絶していた、ほのかが目を覚ましたのだ。
「こ、ここは……」
ぼんやりと開いたほのかの目に、あられもない姿で縛られている
なぎさが飛び込んだ。
「な、なぎさ……」
なぎさは、じっと見つめられた。
(い、嫌……、見ないで……)
頬が真っ赤に染まり、頭がクラクラする。
脚をM字型に大きく開いて、下着はモロ見え。
いくら女の子同士とはいえ、恥ずかしさで焦げてしまいそう。
「あら、お友達がお目覚めみたいよ」
ポイズニーが、嬉しそうになぎさの秘部に手を当てた。
「ひゃあぅ!」
びくんっ! と弾かれたように体を反らせる。
「うふふ、友達の前で感じちゃって、恥じ知らずな子ねぇ」
下着の上から花芯をこすられると、つるんと奥のほうが潤った。
(やめて、こんな……、恥ずかしい……)
手で顔を覆いたかったが縛られていては、それも叶わない。
体がじんじん痺れて、大声を上げて泣きわめきたいようなパニック寸前。
もう駄目。耐えれない……。
「やめなさいっ!」
よどんだ倉庫の空気に、ほのかの怒声が響いた。
なに? という顔でポイズニーが眉をひそめる。
「あなた! こんなことして許されると思ってるのっ!」
ほのかは、噛みつきそうな勢いだったが、縛られているので
体を起しただけだった。
「許すもなにも、この子がして欲しそうなんじゃない?」
そういうとポイズニーは、ゆくっり円を描いてやわらかい場所を撫でる。
「あ、ああ……はぁん……」
なぎさは、荒い息で身をよじらせた。
「ほら、ほら。もっとして欲しいんでしょ」
「いいかげんにしなさいっ! 縛って動けなくしているからでしょう!」
「……全く、ぎゃあぎゃあ、うるさい子だねえ」
ポイズニーは、ギロリとほのかをにらんだ。
「それなら、おまえの体に聞いてみてあげるわ」
すっと立ち上がると、ほのかの前に歩み寄る。
「私のコレを入れても、そのへらず口がたたけるかしら?」
パチン、と指を鳴らすと、ポイズニーの股間が見る間に
たくましく盛り上がった。
にょっきりと、太くてそそりたつモノが、ほのかの目の前に
突き出された。
「あ、ふあ……」
たまらず、目を白黒させるほのか。
「さあ、始めようか……」
魔女の眼が、いよいよ妖しい輝きを放つ。