それでは第102回のプリキュア会議を始めます  
今日の議題は私たちプリキュアの新しい必殺技について  
何か良いアイディアはありますか?  
 
のぞみ「やっぱり敵の弱点を攻めるのが一番だと思うんだ!」  
かれん「のぞみにしては良い事言うわね」  
りん「確かにフットサルでも敵の一番弱いスペースを見つけて攻撃するもんね!」  
 
のぞみ「一番弱い所・・・弱点・・・急所・・・そうか!金玉だよ!金玉!!  
金玉をやっつければ良いんだよ!」  
 
うらら「さすがです!のぞみさん!」  
のぞみ「うららもそう思うでしょ!  
プリキュアの新しい必殺技は金玉蹴りに!決ッ定〜〜!!!」  
 
かれん「ちょっと待って!のぞみ!そんなの駄目よ!」  
のぞみ「どうしてですか?かれんさん!」  
かれん「だって・・・金玉蹴りなんて可愛くないわ!  
私たちはプリティーでキュアするからプリキュア!  
やっぱり必殺技も可愛くなくちゃ駄目よ!」  
のぞみ「そうかなあ・・・良いと思うんだけどなぁ・・・金玉蹴り・・・」  
 
こまち「でも・・・ホントに金玉って弱点かしら?  
」  
りん「う〜ん・・・確かに私たちには付いてないからイマイチ判らないわね・・・」  
 
かれん「シロップ!シロップ!何処?ちょっと来て!」  
シロップ「なんだよ!何の用だよ?」  
 
かれん「ちょっとあなたの金玉を蹴らせて欲しいんだけど?お願いね」  
シロップ「バッ・・・バカ言うな!それに俺は忙しいんだ!ナッツにでも頼めよ!」  
 
かれん「ナッツ・・・そうね、金玉って英語の俗語でナッツって言うらしから丁度良いわね」  
こまち「じゃあ、ナッツさんに頼もうかしら・・・って?アラ?ナッツさんが居ないわ?」  
のぞみ「仕方ないなぁ…じゃあココでも良いや・・・ココ!ココ!何処?ってココも居ないよ!?」  
うらら「二人ともどうしたんでしょう?」  
かれん「困ったわね・・・これじゃあ実験が出来ないわ、  
坂本さん・・・に頼んだら私たちがプリキュアってばれちゃうし・・・」  
 
のぞみ「そうだ!私良い人知ってるんだ!」  
――ピポパポピポパ・・・  
 
――なんでもオマカセ!ブンビーカンパニーです!  
――おお!・・・のぞみさん!お久しぶりです!・・・一体何の御用でしょう・・・  
――えええ!!!き・・・き・・・金玉を蹴らせろですって?  
――・・・はい・・・確かに、何でもオマカセブンビーカンパニーですが・・・  
――あのぅ・・・のぞみさん・・・やっぱり・・・私の事・・・怒ってます?  
――いえ、それなら良いんですが・・・  
――そうだ新入り!お前言って来い!行って金玉を蹴られて来い!  
新入り?「おやぁ?この様な難しい依頼は社長自らがお手本を示して戴けませんと」  
――くぅ・・・しかし!確かに!!ココは私自らが頑張らねば!!  
 
――という訳で・・・  
 
ブンビー「水無月かれん・・・この娘は駄目だ!蹴る!思いっきり蹴る!そんな娘だ  
秋元こまち・・・彼女なら優しそう・・・いやいやイヤ駄目駄目!  
      アノ娘は無実の私を真っ二つにぶった切ろうとした・・・殺ル時は殺ル娘だ!  
夏木りん・・・うわッ!スパイクに履き替えてる・・・完全に殺ル気じゃないか!  
やっぱりここはのぞみさん・・・駄目!この娘は踏む!  
蹴った後ケラケラ笑いながら、私の金玉をグリグリ踏む!そんな娘だ  
となると残りは・・・春日野うららさん!お願いします!!  
 
さぁ!ド〜ンと・・・でも・・・やさしく・・・来―――――い!!!!!!  
 
 
かれん「ブンビーさん・・・救急車で運ばれて行っちゃったわね・・・」  
こまち「凄っごく痛そうだったわね!」  
うらら「軽〜く蹴っただけだったんですけど・・・」  
 
りん「うらら、一体どんな感じだった?」  
うらら「えっとぉ・・・ぷにゅっっ・・・ていう感じでした!  
のぞみ「ぷにゅ・・・かぁ・・・やっぱりカワイイね!  
よーし!私たちプリキュアの新しい必殺技はプリキュア金玉蹴り!に・・・  
決ッ〜定〜〜!」  
 
――――YES!!!!!  
                        おしまい  
 

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