「メポ〜・・・なぎさぁ・・・」
「ん?」
なぎさはベッドに横になりながらメップルの方を見た。
何やら股を押さえながらもじもじしている。
「いつになったらミップルと会えるメポ?最近全然会ってないから寂しいんだメポ!」
メップルが顔を赤くして必死に叫んだ。
しかしなぎさはメップルを相手にせず、英語の教科書を読んでいる。
「仕方ないでしょ、最近テストと部活が忙しくてほのかに会えないんだから。そのうち会えるって」
「やだやだ、今すぐ会いたいんだメポ!!」
なぎさの表情が強張る。
それでもメップルの叫び声は止まらない。
「・・・あー、また分からなくなっちゃったよ・・・」
なぎさは教科書を閉じ、ベッドから立ち上がった。
「メップル、ごめんね〜」
なぎさはメップルを携帯型にさせ、机の引出しの奥にしまった。
ちなみにこの引き出しは鍵付き。
つまり、メップルは閉じ込められたのだ。
「疲れた・・・もう今日は寝よう」
なぎさは部屋の電気を消す。
メップルは引き出しの奥で何やら叫んでいたが、
時間が経つにつれ、それは段々と聞こえなくなっていった。
なぎさは安らか顔で寝息をたてている。
深夜2時過ぎくらいだろうか。
なぎさの部屋の引き出しがゆっくりと開いた。
中からは小さな物体が現れ、なぎさの寝るベッドに近づいていく。
「なぎさが悪いんだメポ・・・」
その物体はもぞもぞとなぎさのベッドの中へと入っていった。
それから1時間してからだろうか。
「う・・・ん・・・?」
なぎさは自分の下腹部に異変が起きているのに気付いた。
薄目を開けて、寝ながら足の方を見ると掛け布団の一部が盛り上がっていた。
なぎさは慌てて掛け布団をどけた。
何やら自分の股間が異様に盛り上がっているのが暗い部屋でも分かる。
「何・・・これ・・・」
なぎさは急いで部屋の電気を付け、パジャマとパンツを一気に下げた。
なぎさの下腹部には大きな男性器が付いていた。
「あ・・・あ、ありえな〜い!?」
体が動くたび、男性器も揺れる。
くっついているのでは無く、それは明らかに「生え」ていた。
「ウソ・・・これ・・・おちんちんってやつ・・・?」
「そうだメポ」
なぎさが声のした方を見ると、メップルが意地悪そうな表情でこちらを見つめていた。
「メップル、これアンタがやったの?」
「そうだメポ。僕のお願いを無視するからおしおきだメポ。
僕の性欲と男性器を丸々なぎさにも移してやったんだメポ」
「あんたっ・・・!」
なぎさがメップルに掴みかかろうとしたと同時に、
メップルが机の上にあった消しゴムをなぎさの男性器に投げつけた。
それは大きく剥けた亀頭の先に当たり、なぎさは声をあげて倒れてしまう。
「な、何・・・この感じ・・・」
なぎさが声を震わせながら呟いた。
電気のような感触が体全体に伝わっていく、そんな感じ。
びっくりして体が動かない。
女性器に刺激を受けた事もないなぎさにとって、それは仕方の無い事だった。
「さあ、早く精液を出さないと気が狂ってしまうメポよ?
オナニーなんかしても無理メポ。女の人の中に出さないと駄目メポ」
メップルがニヤリと微笑む。
「そ、そんな・・・どうしたら・・・ふうぅ・・・」
なぎさの男性器はどんどん血走って大きくなっていく。
「ほのかに相手してもらえばいいメポ・・・今ごろほのかもミップルに・・・」
「そんな・・・ほのかになんて・・・。
でも・・・でも・・・ああ、もう駄目っ!」
なぎさは顔を紅潮させ、フラフラになりながらキュアブラックに変身した。
メップルを抱え、部屋の窓から出ていく。
大きな男性器のせいで、走りにくそうにしている。
涙を流しながら荒い息遣いのなぎさを見て、
メップルは「上手くいったメポ」とほくそ笑むのであった。
「ひああぅっ・・・ミップル、止めてぇっ・・・ああっ」
ほのかの女性器からは止めど無く愛液が溢れていた。
ほのかはそれを止めようと手で触るのだが、
それは余計な刺激となり、さらに愛液が溢れてしまっていた。
「ほのか、もうちょっと待ってミポ。もうすぐ・・・」
ほのかの部屋の窓が突然開いた。
現れたのはなぎさとメップル。
なぎさは部屋に入ると変身を解き、そして悶えるほのかを見つけ愕然とした。
「ほ、ほのか・・・」
「なぎさ・・ちゃん・・・」
なぎさとほのかはお互いのあられもない姿は見つめ続けた。
片方は股間に大きな男性器を生やせた女の子。
片方は下半身を愛液でベトベトに濡らしている女の子。
「さあ、二人とも僕達みたいにセックスするメポ」
なぎさとほのかが同時にメップルとミップルの方を見ると、
正常位で繋がりながらメップルが激しく腰を振っていた。
「やるしか・・・ないよね」
「う・・・うん」
二人の理性は既に無くなっていた。
お互いの頭の中には、快感を味わいたいという性欲しか存在していない。
なぎさは男性器をほのかの女性器にあてがった。
しかしいざ入れようとすると、ぬるりと滑り、なかなか入らない。
「くそっ・・・入らないよぉっ・・・」
「なぎさちゃん、早く・・・私、もう・・・おかしくなる・・・」
二人が同時に力を抜いたその瞬間だった。
なぎさの男性器はずるりとほのかの女性器に入っていった。
「ふあぁっ・・入ったぁっ・・・・ひ・・・あああっ!?」
「な、なぎさ・・ちゃん・・・・きゃああっ!?」
なぎさの男性器は快感のあまり、入れた早々精液を吐き出してしまったのだ。
女性器から溢れる程の量が吐き出される。
しかしなぎさの男性器はそれだけではおさまらなかった。
なぎさはゆっくりと腰を振り始めた。締まったお尻がぷるぷると震える。
「ああ〜何コレ?ほのかの中凄く気持ちイイよぉ〜っ!!」
「はあぁっ・・・あうっ・・・な、なぎさちゃん・・・ひぐっ・・・」
運動神経の良いなぎさの腰の動きはどんどん速くなり、
ほのかの女性器を何度も何度も掻きまわす。
なぎさの男性器が深く入るたび、ゴボッという音と共に、
先ほど出したなぎさの精液とほのかの愛液が溢れる。
性欲という狂気に侵された2人の女子中学生が、そこにはいた。
「はあっ、はあっ、はあっ・・・」
「な、なぎさちゃん、もうちょっとゆっくり・・・。
そんなに速くされたら・・・気持ち・・・良過ぎですわっ・・・んああっ!」
性欲に耐えられない二人を見て、メップルとミップルはにこやかに微笑む。
「これで、僕達の辛さが分かったメポね」
「良かったね、メップル」