「予想以上に好調だな、プリキュアのFUKOがこれほどとは……」  
サウラーは手を顎に当て、感心していた。  
「さて、そろそろ残りのプリキュアが到着するかもしれんな……少し早いが次の段階に進もう」  
 
サウラーは持参した分厚い本を開いた  
「え〜っと……ふむふむ、次はこうするわけか……ふふふ、今日は美味しい夕ご飯が食べられそうだ」  
 
サウラーは何もないように見える空の一点を見つめた。  
「ナケワメーケ!一気にたたみかけろ!」  
 
一瞬、男たちの腕や足から糸のようなものが見えたかと思うと、男たちの動きが急に激しくなった。  
二人の男が地面に押し倒れているピーチの無防備な乳首に吸いついたかと思うと、先ほどまでピーチのショーツの染みを確認していた男がピーチの股に顔を押しこみショーツごと敏感な部分を舐め出したのである。  
「あああああああ!!」  
身動きの取れないピーチはその衝撃を全身で受け止める以外に方法が無かった。  
 
「しかし、プリキュアというのはえっと……ふむふむ、この『感度』というものがやや高いようだな……」  
サウラーは男たちの間から時たま見えるピーチの姿を眺めながら本を開き読み耽っていた。  
「変身による肉体増強の効果と何か関連があるのかもしれないな……これは別の本で確認してみる必要があるね」  
 
一方ピーチの肉体は既に限界を迎えようとしていた。  
(あぁぁ!!駄目、なんだか分からないけど……なにか……爆発しそうだよぉ……誰か助けてぇ……)  
殆ど性的な経験のないピーチの体は両乳首を吸われ、性器を舐め回されるという  
敏感な部分の3点攻めに耐えられなくなっていたのだ。  
絶頂という言葉すらよく知らないピーチはただただ体を男たちに翻弄され、なす術も無く頂へと押し上げられていった。  
『ラブはん!頑張ってや!もうすぐ美希はんと祈里はんを連れていくさかい!』  
ラブの脳裏に仲間を呼びに行ったタルトの姿が映った。  
(タルト……私……負けないよ!)  
仲間の影だけが今のピーチを支えているのであった。  
 
「……」  
しかし、股間に顔を埋めていた男は新たな攻撃を開始しようとしていた。  
ピーチのショーツは既に男の唾液とピーチから出されているであろう液体ですでに性器全体に張り付いているような形となっていた。  
その張り付いたショーツの中央、スリットの上の部分に新たに自己主張を始めた部位がはっきりと確認できた。クリトリスである。  
男たちの激しい攻めでクリトリスは痛いほど勃起し、ショーツの上からでも確認できるほどになっていたのだ。  
 
そして、男の手がピーチのクリトリスへと近づいて行った。  
 
「私は……負けな……あぁん……絶対、諦め……!?」  
ピーチの言葉が一瞬詰まったかと思うと。押さえつけている男たちを撥ね退けるほどの勢いで背中を仰け反らせたのだ。  
「くぅぅぅぅぅぅん!?ぃぃぃぃぃぃぃ!!」  
ピーチの嬌声は歯を噛み締めた口の間から抜けるような音となって周囲に響いた。  
男がピーチのクリトリスを強く摘まんだのである。  
 
(な……何今のぉ……頭の中真っ白になっちゃったぁ……ぁは……体……全然動かないや……)  
ピーチは生まれて初めての深い絶頂に酔いしれていた。  
「あは……ははは……!?あああああああああああああ!!」  
絶頂の余韻に浸っていたピーチの体に再び甘い衝撃が走った。男たちの愛撫はピーチの絶頂とはまるで関係なく続いているのである。  
「はぁぁぁ!?やめ!ぎぃぃぃぃぃぃ!!」  
男は摘まんだクリトリスを激しく扱き始めた。絶頂によって体を自分の意思で自由に動かせなくなったピーチに抵抗の手段は無く。もはや、男たちによって押さえつける必要もなくなっていた。  
ピーチは手足を軽く明後日な方向に振り回しながら快楽を受け入れるしか、なかったのである。  
そして、一度絶頂を迎えた体はすぐに次の頂を迎えようとしていた。  
「ああああああああ!!」  
再び背中を大きく仰け反らせて絶頂するピーチ。男たちはピーチが完全に抵抗できなくなったのを確認すると一旦愛撫の手を休めた。  
 
「はぁ……はぁはぁ……な、なに?」  
1人の男が全身に力の入らないピーチの腕を羽交い絞めするような形でピーチを立ちあがらせた。  
「?」  
何がなんだか分からないといったピーチの表情を尻目にもう1人の男がピーチの前に立った。  
男はピーチと目線も合わせることも無く唾液と愛液でぐしょぐしょに濡れたショーツに手をかけた。  
ついに最後の防壁であるショーツを脱がしにかかったのである。  
「!?……や、やめ!?」  
体に力の入らないピーチは若干内股になって抵抗するも、あっさりショーツを男に脱がされてしまう。  
羽交い絞めにされたピーチの服装は胸や性器など敏感な部分のみコスチュームが裂かれ、腰や腕、足などのコスチュームはそのまま残されているような形となっていた。  
その姿は、裸よりも卑猥でいやらしい恰好となっていた。  
 
…………  
……  
…  
 
「ブッキー!」  
青い髪の少女が走ってきた。その服装はいかにも今時の女の子という感じである。  
「あ、美希ちゃん!こっちこっちー!」  
祈里がその少女、美希を一刻を争うという顔で手招きしていた。  
「はぁはぁ……ラビリンスが現れたんですって?」  
美希が息を切らしながら言った。  
 
「そうなんや、今はピーチはんが食い止めとるはずやけど、いそがんと!二人とも!変身や!!」  
 
「わかったわ!」  
「任せて!」  
2人は携帯を取り出すと路地裏に隠れて行った。  
 
「「チェンジ!プリキュア!!ビィーット・アァーップ!!」」  
その声が聞こえたかと思うと2人が消えて行った路地裏から閃光のようなものが走った。  
「ブルーのハートは希望のしるし!つみたてフレッシュ、キュアベリー!」  
「イエローハートは祈りのしるし!とれたてフレッシュ、キュアパイン!」  
 
タルトが路地の入口で待っていると2人の少女が先ほどとは明らかに違う雰囲気で現れた。  
「これってなんで私達毎回言ってるのかしらね?」  
まるで別人のようになった美希、もといキュアベリーが腰に手を当てヤレヤレといった顔をした。  
「それはお約束って奴や」  
タルトはふんぞり返りかえった。  
「別に……タルトさんが威張ることじゃないと思うんだけど……」  
こちらは余り雰囲気の変わっていない祈里、もといキュアパインが申し訳なさそうにタルトを見ていた。  
「そんなことよりもまずはピーチはんのことや!」  
タルトは急に真面目な顔になった。  
「みんなで四ツ葉町商店街へ急行や!超特急やで!!」  
 
「……急行と、特急は別物のような……」  
再びパインが申し訳なさそうな顔でタルトに突っ込んだ。  
 
…………  
……  
…  
 
「ついたで」  
タルト、ベリー、パインの3人は四ツ葉町商店街に到着した。  
「さすがプリキュアはんやで、ワイが小一時間かかる道のりでも一瞬や」  
3人はまわりを見回した。  
 
「なによ、人っ子一人いないじゃない?」  
「逆に……不気味です……」  
「おかしいな?ピーチはんはどこや?」  
3人はそれぞれに思い思いの事を口に出していた。  
 
「ふふふ、待っていたぞ!プリキュアの残り!!」  
3人は声のする方向に目を向けた。そこは商店街の店の屋上、そこに一人の男が立っていた、サウラーである。  
 
「我が名はサウラー、ラビリンスの幹部にしてメビウス様の忠実なる……」  
「そのセリフは聞き飽きたで!」  
タルトはサウラーを指差した。  
 
サウラーはやれやれといった感じで  
「ふむ、人間界には『人の話は最後まで聞く』という風習があるそうだが、どうやらスイーツ王国の下賤な住人にはそういうものは無いようだな。」  
と持っていた本を開いた。  
 
「御託は良いわ!」  
「ラブちゃんを、ピーチをどうしたの!?」  
ベリーとパインは今にも飛びかかろうとする勢いである。  
 
「丁重に扱っているさ……お前たち出てこい!」  
 
誰も居ないと思われていた商店街のそれぞれの店から男たちがぞろぞろと現れてきた。そして3人はその中に1人の少女がいることを確認した。  
「んな……アホな……」  
「ピーチ、そんな……ウソでしょ……」  
「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」  
 
その少女はまぎれもなくピーチであった。しかしその顔に普段の快活な印象は感じられなかった。  
さらにその服装は胸や性器の部分が無残に引き裂かれた状態となっていた。  
ピーチは両腕を左右に立つ男の肩にかけ、両足を別の男たちに太股から持ち上げられて限界まで広げられていた。  
このためピーチは俗に言うV字開脚の状態となっている。  
女性として見られたくない部分を全て曝け出された姿は無残としか言いようが無かった。  
 
「ふぅん……はぁ……あぁぁ……」  
そしてその曝け出された敏感な部分は男たちに弄り回されていた。  
胸は、それぞれ腕を肩に回している男たちに揉み潰され、乳首を摘ままれたりしていた。  
さらに、正面に立っている男にクリトリスを軽く扱かれ、時には膣の浅い部分をかるく指で穿られたりしていた。  
「うぅん!!きちゃうぅ!また来ちゃうのぉ!!なんかくるぅぅぅぅぅ!!」  
ピーチは3人の姿に気付いていないようで、自分の体が再び頂きに達しようとしていることを宣言していた。  
そして太股がビクビクと痙攣を始めたかと、あっけなく絶頂してしまった。  
 
「なんて……酷い……」  
ベリーは醜態をさらすピーチを見つめていた。  
そしてサウラーへと視線を移し、全力で睨みつけた。  
 
「あんた……覚悟はできてるんでしょうね?」  
ピーチの姿を見ていられずに顔を手で覆っていたパインもその手を外しサウラーを目に涙を浮かべながら見た。  
「私達の仲間を傷つけたあなたを……絶対にゆるしません!」  
 
「ほう……」  
サウラーは驚いたという風な顔でベリーとパインを見つめた。  
「面白いものだな、君たちは仲間のFUKOで自分からもFUKOを放出するのだね……」  
さらに興味深そうな顔をしたかと思うと"ニヤッ"と笑みを浮かべた。  
 
「これはもしかすると絶大な相乗効果が得られるかもしれないね……フフフ……実に興味深いよ、君たちは」  
それも見たベリーとパインは我慢できなくなった。  
「何をぼそぼそ言ってるの!?」  
「さっさと降りてきて私達と戦いなさい!!」  
 
サウラーは腕を組み直し、本を空中に浮かべた。  
「君たちは勘違いしているようだ」  
サウラーの前に浮かんだ本のページがパラパラとめくれていく。  
「君たちと戦うのは僕じゃない……それにね?」  
 
サウラーは大きくジャンプし、ピーチの前に着地した。  
「こちらには人質が居るんだ、あまり暴れないでいただきたいね?」  
サウラーは完全に勝ち誇った顔で続けた  
「君たち人間界の者は仲間を守ろうとする傾向が強いようだ、ここまでは僕の読んだ本に書いてあった」  
 
「でもね、それだけじゃない。人間というものが守ろうとするものは他にもある……」  
サウラーの目の前に本が降りてきた。  
「処女性。これは実に面白い、興味深いよ」  
サウラーの言葉にベリーとパインは絶句した。  
「ま、まさか……」  
タルトが体を震わせながら言った。  
 
「あぁん」  
サウラーはピーチの下腹部、ちょうど子宮の上あたりを摩った。それにピーチの体は敏感に反応する。  
「人間界の女性には処女膜というものが存在するらしいね?」  
サウラーはピーチの性器を指差す  
「これを失うのは人間界の女性にとって大きな意味を持つ、しかしそれがこのような場所で不特定多数の異性に襲われるとどうなるか」  
 
サウラーは指先を今度は自分の額に当てた。  
「僕はね、考えたんだ、人質の有効な活用法というものをね?」  
 
そしてサウラーはベリーとパインの方に指を向ける。  
「つまりこういうことさ『彼女の処女が無残に奪われるのを見たくないのなら僕の命令に従ってもらう』……良い考えだろう?」  
 
ベリーは悔しそうな顔でサウラーを睨んだ。  
「この……腐れ外道が……」  
 
その姿を見たサウラーはくじ引きを引き当てた子供のような笑顔になった。  
「やはり、僕の計算は当たっていたようだね!さぁ、まずはそこに立ってもらおうか!!」  
 
ベリーとパインのそれぞれの後ろに男がまわりこみ  
2人を羽交い絞めにする。するとベリーは軽く馬鹿にするような顔をした。  
「何?これで捕まえたつもり?だったらちゃんちゃらおかしいわね!」  
「プリキュアの力を甘く見ないで下さい」  
パインも力強くサウラーを見つめた。  
 
「ベリーはん……パインはん……」  
タルトが心配そうに見つめていると  
 
「タルトさん、私達は大丈夫ですからどこかに隠れていてください」  
「こんな奴ら一気に倒してやるわ、ピーチだってすぐに助ける」  
2人はタルトに諭すように言った。  
 
「わかった……2人とも気ぃつけてや」  
タルトが隠れようとすると  
「待って!」  
ベリーがタルトを引きとめた  
 
「どうしたんや?ベリーはん?」  
タルトが不思議そうな顔をしているとベリーが軽く目配せをしてきた。  
タルトは一瞬何のことかわからなかったがハッと気が付いたようで  
(なるほど、わかったでベリーはん!)  
 
タルトはそのまま振り返ると全速力で走って行った。  
 
「ふん、スイーツ王国の住人も大したことは無いな」  
サウラーが呆れた顔をした  
「それより次は何をすればいいのよ?」  
「早くピーチを開放してください」  
 
サウラーは空中に浮かんだ本を手に取り、片手を上空に向けた。  
「君たちはもう何もしなくてもいいよ……ナケワメーケ!今だ!!」  
 
その合図とともに何もない空中の一点から何本もの半透明な糸が飛んできた。  
 
「「なっ!?」」  
完全に隙を突かれた2人は糸に全身を絡め取られた。  
(まずいっ!逃げないと!!)  
2人がそう思った次の瞬間糸はスゥっと消えた。  
 
「?」  
2人は何が何だかわからないといった状態だったが  
(ここはとりあえず距離を取って……)  
と後ろに大きくジャンプしようとした、しかし次の瞬間2人の体は砕けるように地面に倒れた。  
 
「な……なんで……」  
「力が……はいら……ない……」  
2人はなんとか体を起してサウラーを見た  
 
サウラーは納得という顔をしていた。サウラーは手を顎に当て  
「ふむ、やはりこちらのプリキュアも完全には操れない……か……しかしどの道同じだ、君たちにも彼女と同じ運命を辿らせてあげよう」  
とピーチの方を眺めながら言った。  
 
ピーチの周辺に居る男たちを除いて手持ち無沙汰になっている男たちがベリーとパインのまわりを取り囲んだ。  
 
「「い、いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」」  
 
2人の悲鳴が商店街の中にこだました。  
 
 
…………  
……  
…  
 
ベリーはどうするべきか考えていた。  
 
男たちに取り囲まれたせいで近くに居たはずのパインも確認できなくなってしまった。  
 
「ふん、満足に動けない女をよってたかってなんて……結構な趣味じゃない……」  
ベリーが悪態をついていると2人の男がベリーの両腕をそれぞれ掴み、むりやり立ちあがらせた。  
「このっ!痛いわよ!!……立てばいいんでしょ……立てば……っ!」  
余裕の言葉を出している半面ベリーは立ちあがることすらギリギリの状態であった。  
なんとか立ちあがったものの、その体は左右の男たちに支えられてなんとか立ち続けている、というものだ。  
「な……なによ!……あれ?」  
ベリーの正面に1人の男が立った、ベリーよりもやや低い身長でよく見れば明らかに少年である。  
(確か……ラブの友達の……あぁ!あの子だわ!)  
ベリーはこの少年を知っていた、少年の名前は沢裕喜、ラブの男友達の1人である。  
頻繁に自分に告白してくるものの特に興味が無いので毎回スルーしていたのは記憶に新しい。  
坊主がトレードマークでそれ以外に特に印象らしい印象は無い、というのがベリー、この場合美希の覚えている沢裕喜の情報の全てである。  
 
幸か不幸か彼は今日偶然この商店街に足を踏み入れていたのだ。  
「ちょ……あなた裕喜君でしょ!ほら!目を覚ましなさい!!」  
ベリーが残る力を振り絞って声をかけても裕喜は特に返事をしない。  
それに明らかに目の焦点が合っていない、彼は裕喜であって裕喜ではないのだ。  
 
「そ、そんな……」  
ベリーが落胆していると裕喜はベリーのコスチュームの胸の部分に手をかけた。  
「い、いや……やめなさい!……やめて!」  
 
"ビリィ!"  
ベリーの嘆願もむなしくベリーの胸の部分のコスチュームは破り捨てられ、手足とスカートの部分のコスチュームのみが残った。  
「や、やめてぇ……見ないで……」  
 
ベリーの体は元々モデルを目指しているというだけあってとてもスレンダーである。  
しかし、ただ痩せているというだけではない腰はしっかりとくびれているのに対し  
胸はその存在をアピールするかのように自己主張をしている。  
本来の裕喜であればこの段階で流血し卒倒していることであろう。  
 
しかし本来の裕喜でないとはいえ知り合いに胸を晒すという行為は  
さまざまなグラビア活動などを行ってきたベリーであっても、多少自尊心を傷つけることとなった。  
 
(駄目……こんなの恥ずかしすぎる……これならまだ知らないオヤジに見られた方がマシだわ……)  
 
「うぅ……」  
いくら恥ずかしくても、両手の自由を奪われているベリーにはそれを隠す手段が無い。  
そして裕喜の手がベリーの胸へ触れた  
 
「ふわっ!やめ!!な、こんな……くぅ……」  
裕喜の手がベリーの胸を揉みしだく  
(何これ!?胸を揉まれるだけでこんなに感じちゃうの!?)  
実を言うとベリーは生娘ではない、しかしこんな感覚は初めてであった。  
明らかに今まで経験した性的な行為のよりも気持ちいいのである。  
 
「ほう……どうやら、本当に変身したことによって『感度』が上昇しているようだね……これも僕の予想通りだったようだ」  
どこからともなく声が聞こえたかと思うと、サウラーがベリーの前に降り立った。  
 
「き……貴様……っ!」  
ベリーはあらん限りの力でサウラーを睨んだ。  
「ふ、どうやらキュアピーチはそのような経験が少なかったようでね、実際に性的な感度が上昇したかどうか前例が無いので比較できなかったようなんだよ」  
サウラーはベリーの顎に手を添えた。  
「その点、どうやら君は過去のデータを持っているようなのでね、確認させてもらったのさ」  
 
「この!……くっ!」  
ベリーは男たちの腕を振りほどきサウラーを殴ろうと試みたが当然それがかなうことも無かった。  
 
「僕は真実を知りたかっただけさ、じゃああとはこの坊やに任せるよ……っと!」  
サウラーは裕喜の肩を軽くたたくと再び高く飛び上がり、ベリーの視界からは見えなくなった。  
 
「あいつ……自由になったら容赦しな……ふむぅ!」  
ベリーの言葉を遮るように操られた裕喜がベリーの唇を奪った。  
と、同時に胸の愛撫も再開された。  
 
「はむぅ……ふぅ……はふ……」  
裕喜にキスをされながら胸を揉まれ、ベリーの顔は怒りに満ちたものから、明らかに変化していっていた。  
(やだぁ……なにこれ……なんでキスまで気持ちいいのぉ……)  
 
…………  
……  
…  
 
「やだっ……駄目です……やめてください!」  
一方パインもベリー同様に服を引き裂かれていた。  
実は3人の中で一番胸が大きいのがパインである。  
元々着やせするタイプの上にその性格から特に気取った服装を好まない彼女の体系がどのようなものか、  
友人であるラブや美希もそこまで気にかけたことは無かった。  
 
「やだ、やめて……おっぱい揉まないでください……」  
その中学生にしては豊満な胸が中年男性と思われる男に揉みこまれている。  
さらにパインは他の二人とは全く違う危機的状況に陥っていた。  
 
(ひゃあ、すげぇおっぱいだな!)  
(中学生でこれかよ、末恐ろしいぜ)  
(おじさんこんな可愛い子にエッチなことできるなんて幸せだなぁ!)  
 
パインは新たに覚醒したキルンの能力で動物の声が聞き取れるようになった。  
それはまさに深層心理との会話である。  
操られているとはいえ、男たちはその目で彼女を見て、その手で彼女を触れているのである。  
体は完全に操られているもののその心までは操られているわけではない。  
その結果、パインには聞きたくもない男たちの歓声が直接頭の中に聞こえてくるのである。  
 
(いやぁ!やめてぇ!!そんなこと……言わないでぇ!!)  
パインは激しく頭を振るがそんなことで声が聞こえなくなるわけではない。  
また、彼女の体もまた変身により感度が増強されており、とても感じやすい体となっている。  
 
(あれ?もしかして、もう感じちゃってるの?)  
(おっぱいだけで感じちゃうなんてエッチな子だなぁ)  
(エッチなことばっかり考えてるからこんないやらしいおっぱいに育つんだよ)  
 
「ふぁぁ!!やめてぇ……くぅぅん!!ふあぁぁぁああ!!」  
体に直接叩き込まれる快楽と頭の中に流れる自分への心ない言葉にパインはどんどん追い詰められ、  
さらに絶頂への階段を上りつめようとしていた。  
 
 

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