コンコン、とドアをノックする音がして、あぁ、今日はイースを抱ける日なんだと思い出した。  
「ウエスター、入るわよ」  
俺の返事を待たず、肩までの銀髪を揺らした小柄な少女が静かにドアの内側に滑り込んでくる。  
行為の際には何か特別な香水でもつけているのだろうか、ベッドに腰掛ける俺の側に  
歩み寄るイースからふわりと甘い香りが漂ってきて、それだけで俺の身体は危うく反応しそうになった。  
 
はっきり言って、ラビリンス支給のイースの制服はエロい、と思う。  
ところどころ鮮やかな赤で彩られた光沢のある黒い生地が妖艶な雰囲気を醸し出す、  
まだ発達途中の少女の身体の線を強調する丈の長い上着に、恥骨まで見えそうな  
股上の浅いホットパンツ。臍出しなのはメビウス様のご趣味か、非常にナイスと言わざるを得ない。  
黒い長手袋にアームリングが華奢な二の腕を飾り、肌の露出量が控え目に抑えられているのは  
男に脱がす楽しみを味わわせる為の、メビウス様の至上のお心遣いと捉えられなくもない。  
そして極めつけは赤いリボンのついたニーハイソックス。これは脱がさないのが俺のジャスティス!  
笑うなら笑え、俺にも俺の正義くらいある。  
 
待ち遠しかったはずのお楽しみを、今のいままで忘れていたなんて俺はどうかしている。  
いや、今日も今日とてプリキュアの奴らに手を焼かされ、苛々していたせいだろう。  
全く目障りな奴らだ、また俺のFUKO収集実績が下がってしまうじゃないか!  
いつか必ず地に這いつくばらせてやるぞ、覚えてろよ!?  
あ゙ー、考えるとまた苛々が……チッ、やめだやめだ、イースを抱いて忘れてしまおう。  
 
俺は待ち切れずに立ち上がり、イースの腕をぐいと引き寄せてベッドに押し倒した。  
性急に剥ぎ取った両の手袋に絡まって赤い腕輪も脱け落ちる、かしゃんと小さな音がしたのを  
気にも留めずに上着の胸元を留めるダイヤに手をかけたところでイースの抗議の視線にぶつかった。  
「…ほんと、アンタって…サルね」  
「? どういう意味だ?」  
きょとんとしてしまった俺に、イースは眉間の皺を更に深くして溜息をつく。  
「…何でもない……。もっと、優しくしてよ」  
「はァ? 何を言ってるんだ、そんなガラでもないだろ」  
「でも、サウラーは…してくれるわよ」  
「何を」  
「……キス」  
 
正直、むかっとした。  
いや、別にあいつとコイツの関係が俺をハブってなんかいい感じらしいとかそういうことじゃなくて、  
ただ単にサウラーの性格上、女に対して力技を行使するような形でコトに及ぶのは趣味じゃない  
というか却って面倒臭いというか、そんな理由でしかないだろうことはわかっているんだが。  
なんつーか。  
比べんじゃねーよ、っつーか。  
 
「…ん、っ……」  
あんまりムカついたんで、思いっきりキスしてやった。  
顎を捕まえて唇を無理やり開かせ、舌をねじ込んで口のなかを舐めまわす。  
唾液を吸って、流し込んで、また吸って。戸惑って泳ぐ舌を掴まえて、つよく吸った。  
プリキュアを倒す作戦やFUKOを集めるアイデアならまだしも  
イースを抱くのにあいつがどんなやり方するかなんて知るか、俺は俺のやり方でやる!  
 
「っちょ…っと!」  
呼吸を塞がれたイースは苦しがって、俺の胸を叩いて押し退けた。  
「何よ、いきなり」  
「……キス。して欲しかったんじゃないのか?」  
「ちがっ…う、わよ……もう、バカ」  
なんだよ、その顔は。なんでそんな困った顔をするんだ。  
ああもう、女ってめんどくせぇ! せっかくの俺のターンなのに、なーんか面白くねぇ!!  
 
「どーせ、バカだよ」  
呟いて、もう一度キスした。さっきよりも少しだけ大人しめにしたら、今度はイースは拒まなかった。  
それどころか、目を閉じて舌を合わせてきて……手袋を外したイースのつめたい指先を  
項に感じて、俺は臨戦態勢に入った。  
 
イースの唇は柔らかくてぷにぷにしていて、唇でそっと挟んでみたら歯を当てたくなって、  
噛んでみたら舐めたくなって、なんつーか、いつまでも吸ってたいっつーか……  
重ねたら離したくなくなって、自分のコントロールを失いそうになるから嫌なんだ。  
ほらもう手が勝手に動いちまうし……  
 
胸の形まではっきりとわかる、身体にぴったりとした上着のうえから柔らかな膨らみを  
手のひらに包みこむ。『巨乳』と呼べる程ではないが、年齢的には標準よりも大きめだろう、  
俺とサウラーの日頃のマッサージの賜物かも知れない。しかもまだまだ成長期、将来は有望だ。  
もちろん万が一ここで成育が止まったとしても、それはそれで充分、悪くない。  
合わせた唇の隙間から零れるイースの吐息が少しずつ熱を帯びてきて、俺の興奮を誘う。  
 
俺はこう見えても実は女の扱いに関しては結構繊細なんだ(ただしプリキュアを除く)、  
自分でも女に触れるには無骨でデカすぎる手指だとは思うができるだけ優しく揉みこんでやる。  
掌に心地好い弾力を楽しみながら、ぶらじゃあ?なにそれ美味しいの?とばかりに  
起ちあがってきた乳首を、布越しにゆるく擦ってやった。  
 
小さな耳朶を噛みながら、胸元の合わせ目の紅いダイヤを指先で弾いて外す。  
服の内側に手を侵入させるに当たって、俺はデフォルトが素手で良かったと思った。  
瑞々しい張りのある冷たい素肌とたっぷりとした重量感が掌を満たす。  
指先にほんの少し力を入れるだけで、柔らかな肉は素直に形を変えた。  
 
「あ……ん…」  
黒いリボンのチョーカーが巻かれた首筋に吸いつくと、イースが色っぽい声をあげる。  
血管が透けて見えそうな色素の薄い肌からは、一丁前の女の甘い匂いがする。  
まだ、ガキのくせに。……いや、こんなふうにしてしまったのは、俺とサウラーなわけだが。  
「あぁん…!」  
上着が肌蹴て覗いた淡い桃色の乳首を摘みあげると、イースの皮膚が粟立つのがわかった。  
 
イースの肌は白い。雪みたいに白くて、冷たい。  
そんなイースに真紅のジュエルと漆黒のコスチュームはよく似合っていて、  
だから俺はいつも全部脱がしてしまうのが惜しくなるんだ。  
 
胸元や乳房のあちこちに唇で愛撫の痕をつけつつ、下腹部の合わせ目も外した。  
臍のくぼみをつっとなぞってやると、くすぐったそうに身を捩る。  
「や…ん、もぅ…」  
腰骨になんとかひっかかっている状態のホットパンツのなかに、掌を滑り込ませる。  
淡い茂みを脱けて指先が辿り着いたそこは、もう既に受け入れ態勢を整えていた。  
 
「濡れてるんだな……」  
にちゃっ…と音がしそうなくらいに潤んだそこに、ゆっくりと中指を沈み込ませる。  
素肌の冷たさとは裏腹に、煮えたような熱さの粘膜が指に絡みつく。  
「ぁ…、あ……!」  
声を殺して俺にしがみつくイースが、……なんか、可愛い。  
 
くちゅくちゅと指を動かしながら、乳首に吸いついて舌先で転がしてやる。  
かたく勃ちあがった小さな粒の食感は、他に例える食べ物を思いつけない。  
「ふぁ、…ぁん…!」  
びくん、びくん、と震えて声をあげるイースが、……すげぇ…可愛い。  
 
奥のほうから沸き出してくる液体を掻き出す俺の指先はもうふやけてしまいそうだ。  
親指を使ってクリトリスもぬるぬるにしてやると、もじもじ閉じてた脚も開いてきて、  
「は、ぁん、や…っ、ウエスター…」  
涙目になって俺を呼ぶイースが、…やべぇもうめちゃめちゃ可愛くて、たまらなくなった。  
 
優しくして、って言われはしたがな、やっぱ無理だっつーの……  
はぁはぁ言ってる俺、マジ野獣みてぇ。  
引き抜いた指を舐めたらエロい女の味がして、もともと危うかった理性が弾け飛んだ。  
下着ごとホットパンツをむしり取る、足先を彩る赤いパンプスも一緒に脱げてシーツの上に落ちた。  
俺様お気に入りのニーソははかせたまま、すらりと伸びた両脚を大きく開く。  
ベルトの黄色いダイヤを外すのもじれったく、ズボンとトランクスをまとめて蹴り脱いで  
ギンギンに勃起してる俺のでっかいやつをひくひくしているイースの入り口に押し付けた。  
 
「ぁ、ウエスタ…、やさしくして、やさし…」  
びっちょびちょのクセして何を言ってるんだ、わがまま言うなって……  
「はぅ…ん、あぁんっ――……!」  
ぬぷぬぷ、ともじゅぷじゅぷ、ともつかない音がして、イースのなかが俺を呑み込んでいく。  
「……っぁ…」  
キっツくて、熱っつくて、ぬるっぬるで……、すげぇ、気持ち良くて、声がでた。  
イースの身体は大きく仰け反って、がくがく震えている。  
「あっ、あ…、うぇすた…ぁ、おっき……」  
お世辞かも知れないが、大きさを評価されるのは悪くない。  
「…まだ、全部じゃないぞ?」  
ずぷぅ、って奥まで突っ込んでやった。  
「あぁ――……」  
イースが俺の腕をぎゅうっと掴んだ。  
 
 
こうして繋がると、イースの幼さが余計によくわかる。  
腕も肩も脚も細くて、頭も手も足も小さくて、胸を除くと尻も腿も肉が薄い。  
身体を起こして膝の上に抱え上げると、俺の腕の中にすっぽりと納まってしまう。  
やべぇな俺…、なんだよ、こんな……がっつりやっちまってて言えた立場じゃないが、  
コイツはまだほんのガキじゃないか。なのにいいのか、こんなこと……  
そう言えばサウラーが言っていたな、こっちの世界ではイースくらいの歳の女と性交するのは  
犯罪になるって……メビウス様のご指示とは言え、若干気が咎めないこともない。  
 
「ぁ…っ、ウェスタぁ…、はぁ…っ」  
潤んだ瞳で俺を見上げたイースの声が珍しくまるで甘えるような響きで、股間にキた。  
ぅぉ、締まるし…、マジ無理もー無理やっぱ無理、我慢できるわけねぇだろ!  
俺、ラビリンス人で良かった! メビウス様ばんざい!  
 
細い腰を押さえつけるように掴んで、ガンガンに腰を突き上げた。  
「あん、あんっ、ひぁあ、ぁあん、あぁん、あんっ、ぁんっ」  
イースのなかはぐちょぐちょのぬちゅぬちゅで、そのくせぎちぎちのきゅんきゅんに締め付けてくる。  
休みなく嬌声を漏らす小さな唇は開きっぱなしで、涎が零れそうだったから舐めてやった。  
瞼が半分降りた赤い瞳がきらきらしていて、涙ぐんでいるように見えた。  
 
……猫、みてぇ。  
普段はツンと澄まして孤高なフリして、メビウス様以外は歯牙にもかけないような顔して。  
ほんのときたま、気紛れにじゃれついてくる身体を抱き締めようとして引っ掻かれたことも山ほどある。  
けどこうやって中にはいってしまえば、可愛い鳴き声をあげて縋りついてくる。  
たぶん本当は、コイツも……淋しい、の…かな……  
 
「イース…イース、気持ちいいか?」  
自分の感じてるような快感がイースにもきちんと生じているのか、確かめたくなって問いかけた。  
「っ、あ……な…に?」  
イースの眠たげな瞼が怪訝そうにひらく。  
「だから…、お前も、気持ちいいのかって、聞いてる」  
「き…もち? いい…とか」  
ガクガクに揺らされながら、喘ぎに紛れた答えが返ってくる。  
「…っ、くだ、ら、ない…」  
……ほんっとコイツは、なんでこんなに素直じゃねーんですかね、メビウス様ぁ!?  
「……くだらなく、ねーだろ…、んな顔、して」  
ぐいっとひときわ奥を突いて、自覚を促してやった。  
 
「…っ、や、もぅ…、ウェ、スターの、クセにっ」  
イースは目を閉じて、その蕩けた顔を隠すように俺の胸に額を寄せた。  
「ん?」  
「ウエスターの、クセに…、ナマイキ…! っ、あ…ん」  
「あ゙ぁ!?」  
……こんのクソガキ、ナマイキなのはどっちだよ?  
「何だよ、ったく…可愛くねぇな」  
思わず心にもない悪態をついてみたりして、こういうところ、俺もまだまだガキなんだけどさ……  
「…っ! どうせ…」  
急に顔をあげたイースが、俺をキッと睨みつけた。  
うん、そこまでは、予想どおりだったんだが。………およ?  
「どうせ、可愛く…なん、か…っ」  
……うっそっ……なんちゅー顔してんだよ、イース?  
え゙ぇえぇぇ、何その反応…聞いてねーよ! ……だぁぁもう!!  
 
「…う…嘘、だ。…イース超可愛い、ラビリンス一可愛い、マジでたまらんくらい可愛い」  
ぐっはぁ……あ ま ず っ ぺ ぇ ぇ 〜……  
ラビリンス幹部ともあろう者が、こんなんでいいのか俺!?  
 
さすがにきまりが悪くなって、顔を見られないようにイースの頭を抱き寄せた。  
「なっ…!? バ、バカじゃないの!? 虫唾が走るわ!」  
恥を忍んで言ってやったのに、まぁ酷い言われようだなおい。  
「だからどうせバカだと言っている」  
腰を回しながら押しつけて密着させた肌は微かに水分を纏っていて、まだすこしひんやりしている。  
掻き抱いたイースの髪からカチューシャを外してやりながら、耳元で囁いた。  
「だから、気持ち良かったら……ちゃんと教えろ」  
押し戻そうとでもするかのように俺の胸に当てられていたイースの掌が、ゆるゆると躊躇いがちに  
背中に回っていって、それから、……ぎゅって力が入った。  
「……アンタって、ホンっト……信じらんない、バカ」  
 
大人しくなったイースの背を再びベッドに預けて、キスしながら覆い被さる。  
絡めた舌がサウラーの紅茶かってくらい甘くて、なんかクラクラして、いろいろ抑えきれなくなった。  
華奢な膝裏を持ち上げて左右に開き、俺の自慢の武器を咥えこんでいる中心を丸見えにさせる。  
「ふぁ…ん、ぁん、ぁんっ…」  
ずちゅん、ずちゅん、て何度も出し入れするたびに、熱い液体を溢れさせるイースの熟れた肉が  
妖しく蠢いて俺の先端を刺激する、そこから甘い痺れが脳の中心にまで響いていく。  
冷たかったイースの肌も徐々に火照ってきて、長い睫毛には涙の粒が絡まっている、  
断続的にあがる甘い声と共に薄っすらと身体全体がピンク色に染まっていく。  
 
「気持ち…いいか? イース」  
「あんっ、ぁんっ、いい、よぅ、ウエスター、うぇすたぁ…んっ」  
「お前のなか、すごいぞ…」  
「ぁぁん、あぁん、あぁん……」  
……いっつもそんくらい、素直にしてりゃいいのに……  
あーもうパネェ…、何だよ、イース可愛いじゃねーかイース……  
 
ツンツンに尖った乳首が目の前で揺れて、あんまり旨そうなんでむしゃぶりついて舐めまくった。  
脱ぎそびれていた俺の上着のマントをイースの手が何度も強く引っ張るから、もどかしくなって  
投げやりに肩から脱ぎ落とした。  
 
不思議だよな、男には棒がついてて、女には穴があって、穴に棒を突っ込んで掻き回して、  
こんなことがこんなに気持ちいいなんて。  
……いかん、危険すぎる!   
こんな気持ちいいことを自由にできたら幸せになってしまうじゃないか、くっそぉお!   
…っぁー…だめだもう止まらん、もっと気持ち良くなりてぇ……  
 
「ぁっ、あ、うそ…、や、うぇすた」  
夢中で突きまくってたら、イースが泣きそうな顔をしてるからちょっとびびった。  
「…っ、どうした…?」  
腰の動きを止められないまま尋ねる。  
「ウェスタ…ぁ、イク、あん、あ、うぇすた、イク、イク」  
イク…って、マジで? イースが? うっそ…、初めてじゃないか? 俺がイースをナカイキさせんの?  
「ここ? ここが好きなのか?」  
「あん、あん、や、そこだめ、イク、イっちゃ…」  
奥のほうの、ザラっとした天井を擦り上げるように突くと、イースはいやいやをする子供みたいに  
銀の髪を振り乱す。けれど快感を堪えようとする表情が、その幼い仕草には不釣り合いなほど  
艶めかしく見えて、俺はイースのその場所を狙って何度も深く突いた。  
 
「駄目ぇ…っ、うぇすた、ホントにイっちゃう、イっちゃう…!」  
駄目って…、泣き声出してるけど腰を振ってるのはイースもだろ?  
「俺も…っ、イース、イース…」  
ぱんぱんと皮膚のぶつかりあう乾いた音を立てながら、射精感の迫りくるままに高速ピストンする。  
絡み合う性器から沸き起こる快感がビシバシに全身を満たしていく。  
腰の裏側から頭の天辺まで、さらに高みを目指す欲望に支配されて他のことは考えられない。  
「ゃん、あん、ぁん、ぁあん、イク、イク、イク…」  
も…やべ、マジ、限界、イース締めすぎだぞおい……っ  
でもあともう少し、もう少し耐えようと伸ばした手でイースの乳房を強く掴み、乳首を捏ねた。  
 
「うぇすた、ウェスタぁ…ぁ――ひぁああぁあんっ!!」  
黒いニーソックスに包まれたままのイースの両脚が、爪先までぴぃんと引き攣るように伸びた。  
そのまま、強く吸いつくような締め付けを繰り返す奥へと引き込まれて、俺もイってしまった。  
びゅくびゅくと勢いよく精液をぶちまける、放出のたびに背中を走る快感に内腿が震えた。  
白い喉を反らせ、俺の肩に爪をたてたイースの身体も小刻みに痙攣していた。  
 
 
この手の行為も任務のうちに帯びているイースには、本国から避妊薬が支給されている筈だ。  
けれど快楽の余韻に息を乱しながらぐったりとしているイースの上気した頬を見ていたら、  
イースがそれを飲み忘れていればいいのにという思いがちらりと頭を掠めた。  
そしたら、俺だけの―――……っていやいやいや何考えてんだ俺!?  
……ははは、やっぱり、今日の俺はどうかしている。  
きっとまだ汗をかき足りないんだ、もう1発やればたぶん治る……よな、なぁイース?  
 
「っちょっ……、調子に乗るな! 早く離れろ、バカウエスター!!」  
抜かずに2戦目を始めようとした俺の顔面に、赤いハイヒールが直撃した。  
 
 
 
 
 
                                            END  
 
 

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