「♪ときどきやろうね、バコバコやろうね、マゾヤバくない?INじゃない♪」  
美墨岳が運転するワゴン車の中では、なぎさ、亮太姉弟ならびにほのかが声を合わ  
せ、どこかで聞いたような歌を口ずさんでいた。今日は美墨一家と、雪城ほのか、忠  
太郎主従合同で、一泊二日のキャンプを予定している。場所は岳パパ推薦の、穴場  
中の穴場。というか、どっかの山ン中。  
 
「ひかりも来れたら良かったのにね」  
なぎさが残念そうに言う。実はひかりもキャンプに誘ったのだが、家業のタコカフェが  
忙しく、辞退していた。  
「そうね。でも、忙しいから仕方がないじゃない。アカネさんだって、一人じゃ大変だし」  
キャンプに行くというのに、ミニのワンピースなんかを着ているほのかも、どこか残念  
そう。トリオは三人揃ってなんぼ。誰が欠けてもいけないのだ。  
 
「もうすぐ着くぞ、みんな」  
岳が目的地が近い事を告げると、助手席の理恵ママの目が恋する乙女の様に輝いた。  
「懐かしいわ!昔、ここでお父さんと青姦やったのよ」  
「若かったからなあ」  
若いとか、そう言う問題ではない。車内に中年夫婦の生臭さが漂う中、ついにワゴン車  
は目的地へ到着。一行はさっそく、キャンプの用意を開始したのであった。  
 
「テントはお母さんたちにまかせて、我々はかまどを作ろうか」  
「はい、おじさま」  
岳とほのかが対になって、石を組み始めた。石をコの字に組むと、簡易的なかまどが  
出来る。キャンプでの煮炊きはこれでやるのが常套である。  
 
「おじさま、これでいい?」  
ほのかがしゃがみながら石のレイアウトを聞いた。膝は閉じているが、腰を落として踏  
ん張っているので、当然股の辺りがお留守になる。すると、岳の目には鮮やかな純白  
のショーツが飛び込んできた。娘と同じ、女子中学生の生下着である。  
 
(ほ、ほのかちゃん・・・下着が丸見えじゃないか)  
純情中年には、これが必殺の右ストレートの如き破壊力となった。ショーツのラインに  
は可愛いフリルが飾られ、清楚ながらも生々しい色香に溢れている。長年連れ立った  
古女房(理恵ママ)の下着ばかり見ている岳にしてみれば、これはたまらないご馳走で  
あった。  
(ふふ・・・すごい目で見てる。おじさまったら・・・)  
キャンプだというのにミニのワンピース姿。それがここで効いてきた。実を言うと、ほの  
かは無邪気を装い、わざと下着を見せていた。娘の友達の誘惑──それに、この中年  
男がどこまで抗えるか、知りたかったのである。  
 
「かまどの用意できた?」  
遠くから理恵ママの声が響いた。いけない──と、岳は思わず頭を振って正気を取り戻  
した。妻も子供もある身だという事を思い出したのである。  
「ああ、いいよ。ママ、食材を持ってきて」  
石を組むだけのかまどだ。もう、大半は出来ている。岳は理恵ママを手招くと、ほのかに  
向かって優しく微笑んだ。  
 
「ほのかちゃん、バーベキューの用意を手伝ってくれるかな」  
「はい、おじさま」  
女子中学生の股間から目をそらし、かまどを組み上げた岳を、ほのかは愛しげに見遣っ  
た。甘い男だ。そんな事を考えていた。  
 
 
夕食を終えた一行は、静かな夜を迎えていた。テントは二つに分かれ、美墨夫妻と亮太  
で一つ、そしてなぎさとほのか主従に、途中で合流したひかりで一つ。それぞれが、楽し  
いキャンプの初日を過ごそうとしている。  
(眠れないな)  
岳はランタンの灯りが落ちたテントの中で悶々としていた。先ほど見たほのかのまばゆい  
内股が脳裏に焼きついて眠れない。こんな事はずいぶんと久しぶりだった。  
 
「ビールでも」  
クーラーボックスはワゴン車の中にある。岳は理恵ママを起こさぬよう、そっとテントを  
出た。  
「やあ、こんな夜空は都会じゃ見られないな」  
月明かりが美しく煌き、星の瞬きがまるで息遣いのように分かる。こんな景色は、山の  
中でしか見られない。岳は先ほどまでの不遜な思いを振り払うような、清々しい気持ち  
になった。そこへ──  
 
「おじさま」  
と、ほのかが現れたのである。  
「ほのかちゃん」  
「眠れなくて。おじさまも?」  
「実はそうなんだ。どう、ほのかちゃん。ミルクでも」  
「いただきます」  
 
二人はワゴン車まで歩き、それぞれが飲み物を手に取った。岳はビール。ほのかはミル  
クである。  
「おいしい!こういうところで飲むと、余計に美味しく感じるのが不思議」  
「だよね。おじさんもそう思うよ」  
落ち着いた感じの子だと思っていたが、案外子供らしいじゃないか。岳はそう思った。  
 
「ほのかちゃん、あの星座何か分かる?あれがいて座。その隣が浅草フランス座」  
「いい加減にしなさい!」  
岳がギャグをかますと、ほのかがきよしさんツッコミで返した。いい子だな、と岳は心の  
底から思う。  
 
「うふふ。おじさまって楽しい人ですね」  
「そうかな。なぎさなんて、寒い中年ギャグだっていつもバカにするんだ。アハハ」  
「いいえ。ひょうきん族世代には、たまらない面白さですよ」  
ほのかが笑いながら、岳の腕を軽く取った。子供が父親に甘えるような、そんな風に。  
 
「こんなお父さん、いたらいいなァ・・・」  
「そうか。ほのかちゃんの所は、お父さんもお母さんも海外にいるんだっけ。寂しいよな、  
そりゃ」  
「ええ。すごく寂しい・・・」  
体を密着させ、胸を押し付けるほのか。近ごろとみに膨らんできたそこは、服を着てても  
はっきりと分かるほどの肉感を持っている。岳は戸惑った。  
 
「ミルクなくなっちゃった」  
しなだれかかったほのかが呟いた。岳から差し出されたミルクの容器は、空っぽにな  
っている。  
「まだクーラーに残ってるよ、あっ!」  
新しいミルクを──と、クーラーに手を伸ばしかけた岳の股間に、ほのかの指が這った。  
指は男根の形に添い、しっとりと柔らかく蠢く。  
 
「ミルクだったら、ここにあるやつが飲みたいわ」  
「ほのかちゃん・・・」  
「おじさま、ワゴン車の中で・・・」  
岳の正面に立ち、首へ腕を絡めるほのか。岳は一瞬、軽いめまいを覚えたが、次の瞬間  
にはほのかをワゴン車の中へ連れ込んでいた。  
 
「キスしましょ」  
ワゴン車の二列目シート。ほのかはそこへ寝そべり、岳の唇を奪った。舌を自然に求め合  
い、音を立てて唾液を吸う。  
「ほのかちゃん・・・どこまでいいの?」  
「やだ、おじさま。そんなこと聞かないで・・・」  
乳房をそっと揉まれると、ほのかの頬が紅潮した。もう、十分な膨らみを持っているという  
のに、ブラジャーはしていない。わざと外してきたのだ。  
 
「おじさま、昼間あたしの下着見てたでしょう?」  
「気づいてたのか。いや、お恥ずかしい」  
「いいの。見せてたんだから。うふふ・・・おじさま、お顔が真っ赤だったわ」  
「なんだ、そうだったのか」  
いやらしいやりとりが行われている間に、ほのかは自らの指を岳のズボンへと伸ばす。  
ジーンズのボタンを外しジッパーを下げると、そこはもうおぞましいくらいに滾っていた。  
 
「わあ、おじさま、凄い」  
「そ、そうかな」  
ほのかの指はひんやりと冷たく、熱い肉棒には心地良い。しかし、それが刺激となり、  
岳はあやうく精を漏らしそうになる。  
「おっと!ほのかちゃん、あんまりいじらないでくれよ」  
「今、ピクってなったわ」  
「興奮してるんでね。じゃ、ほのかちゃんも脱がすよ」  
 
岳は手探りでほのかの下着を脱がそうとした。ワンピースの裾から手を忍び込ませ、脳  
裏に焼きついた少女の内股を侵していく。  
「脱がせ方がいやらしいわ、おじさま」  
「年甲斐もなく、焦ってる。ほうら、パンティゲットだ」  
脱がせた下着は、間違い無く昼間見たあの下着だった。岳はそれを三列目のシートに  
放り投げ、ほのかの両足首を持って左右に割った。  
 
「ずいぶん毛深いね。眉毛が濃いと、下の毛も濃いっていうけど、本当なんだな」  
「いやん・・・おじさまったら」  
ほのかの恥丘には、黒々とした若草が繁っている。眉の濃さは精神の強さを表している  
そうだが、なんの、ここも中々に剛毅である。  
 
「割れ目が開いてる。もう、粘っこい汁が垂れてるぞ。これは、どういう事だい?」  
岳が女陰を指でなぞると、愛液が滴った。薄めの女唇はすでに割れ、いつだって男を呼  
び込む状況にある。  
「おじさまに見られてた事を思い出して、濡れちゃったの」  
ぺろっと舌を出しておどけるほのか。すると岳はいきり勃った男根を、早々と女陰にあて  
がった。  
 
「これだけ濡れてれば、前戯はいらないな。いくよ、ほのかちゃん」  
「ええ。思いっきり、ね」  
ほのかが岳の首に手をかけた。正常位で貫かれる時は、男の顔を見てやるのだ。ほのか  
はそんな事を思いながら、男根の侵入を許していく。  
「あうう・・・」  
「すごい・・・根元までずっぽり入ったね、ほのかちゃん」  
いったん腰を止め、繋がっている部分を見る岳。自分の娘と同じ年の少女を犯している。  
そう考えると、たまらなく興奮した。  
 
「あッ!おじさま!」  
「ほのかちゃん!」  
ギシギシとワゴン車のサスペンションが悲鳴を上げている。岳はほのかを押さえ込む  
ように抱きしめ、ぐいぐいと肉の杭を少女の胎内へ捻じ込んだ。男汁と女汁が混ざり合  
い、しずくとなってシートを濡らしている。今や岳もほのかも無我夢中になっていた。  
 
 
一方、その頃なぎさのテントでは。  
「あれ、ほのかがいない・・・」  
寝ぼけ眼のなぎさが、隣に居るはずのほのかの姿が無い事に気づいた。ひかりは、穏  
やかな寝顔で眠っている。  
「トイレかな・・・忠太郎、ちょっと来て」  
「ワン」  
お供を連れてテントの外へ出るなぎさ。用足しだったら川の近くだろうと、ほのかの姿を  
求めて歩き出した。  
 
「居ないな」  
川のほとりには誰も居ない。なぎさは忠太郎を連れて、ワゴン車の方へ向かった。  
「なんか揺れてるな」  
ワゴン車に近づくと、人の気配があった。なぎさは忠太郎に静かにしてねと促し、そっと  
足をしのばせる。すると・・・  
 
「ああん!すごく気持ちイイッ!おじさま、もっと突いてッ!」  
「いいよ、ほのかちゃん!うちの古女房とは大違いだ!すごく締まるよ、ああ・・・」  
と、ほのかと父親が交わるシーンを、なぎさは見てしまったのだ。  
 
「あ、ありえない!」  
「ワン!(意訳・気をしっかり持て!)」  
よろめくなぎさを、忠太郎が抱きとめた。器用な事に二本足歩行をしている。そのうち、  
風太君とか呼ばれるのではないかと、心配になってくる。  
「クウ〜ン・・・(意訳・元気出せ、相棒)」  
「忠太郎・・・」  
犬に元気付けられるようじゃ、あたしもヤキが回ったもんだとなぎさは嘆く。こんな時は  
歌うに限る。そう、新しいエンディングがあるではないか。あれを歌おう。なぎさは立ち上  
がった。  
 
「いくよ、忠太郎」  
「ワン!(意訳・やんや、やんや)」  
マイクはないが、父親が自前のマイクを親友の大事な所へ突っ込んでいる。それだけで  
十分さ──なぎさは声高らかに歌い始めた。  
 
BAKO BAKO やろうね! 告白後って マジエロくない? INじゃない?!  
YARI YARI だよね! パンチラしてく 尻見送って 意味無いじゃん!  
そして朝ハメ 中出し 子種嫌い(アレする時間が減ってるし!ハア・・・)  
ワタシの胸にブラジャーはいつ来るの?(それっておっぱいおっぱいじゃん!)  
 
キャパ以上はめちゃう時 喜びも大きい(勃起 勃起 やりすぎね!)  
アソコがふくらんでゆく そんな気がする 不思議(イク イク 不思議だね!)  
 
YOU ペニー 夢に マOコ開いたら SO メニー そうMANY 子宝宿るの  
YOU ペニー 夢に マOコ緩いなら 慣れようアナル 自分で濡らして  
めげない ガールズ・ビー・レズビアン・ジョイン・アス・ナウ!  
(ムリムリ ヤリヤリ INじゃない!OK?YEAH・・・)  
 
カリブト マシーン イヤヨ 横パイ 両手にブリーフありじゃない?(ハイ!)  
トキメクアレも キュートなボインも 手に入れたってINじゃない?(YEAH!)  
BAKO BAKO やろうね! 大事な事は あと輪姦しって 意味無いじゃん!(ネエ?)  
YARI YARIだよね!24時間 ホントのところ 『性』いっぱい。(ヒュー!)  
 
「ワオ〜ン!(意訳・いいぞ、なぎさ)」  
なぎさが歌い終わると忠太郎が吼えた。目に涙を溜め、男泣き。そんな感じである。  
 
「真っ白に燃え尽きちまったよ、へへ・・・」  
ばたりとなぎさが地に伏せった。忠太郎が慌ててタオルを持ってくる。テンカウントは  
無しだ。  
「ワン・・・(意訳・よくやったよ、オマエは・・・)」  
忠太郎は夜空を見上げた。うつむけば涙がこぼれてしまう。利いた風な事を言うが、  
それが本心だった。  
 
「ワン・・・ワオ〜ン・・・(意訳・今年こそ、水着シーンがあるといいな)」  
忠太郎がまた吼えた。それと同時に、ワゴン車の中の二人も達する。ちなみに、ほのか  
はイクと一言。岳はコマネチと叫びながら、冥利を得たという・・・  
 
おしまい  
 

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