「ええい、毒でも喰らいな!」  
「マリン!危ない!  
 きゃぁぁぁぁぁぁ!」  
「ブロッサム!!  
 こんのー、マリーンインパクト!!」  
「くっ今日はこのぐらいにしておいて上げるわぁん。  
 そっちの赤いのには毒も刺した事だし、残るはあなた一人だけよん」  
「ブロッサム!ブロッサム!」  
「大変ですう、キュアフラワーに報告ですー」  
 
−−おばあちゃんの温室  
 
「つぼみのおばあちゃん!  
 つぼみが!サソリーナの毒にやられちゃったの!」  
「やられちゃったですう!」  
「あら大変、ちょっと見せてみて……」  
「お願いおばあちゃん、つぼみを助けて!  
 わたしの、わたしの代わりに刺されちゃったの!」  
「うん、これなら大丈夫ね」  
「ほんと!」  
「ええ、しばらくしたら目を覚ますだろうから、えりかさんちょっと相手して上げてね。  
 それじゃ、つぼみの部屋で寝かせて置きましょう」  
「はい!」  
 
−−つぼみの部屋  
 
「……えりか」  
「つぼみ?!良かったあ!  
 ごめんね、わたしの代わりに毒を…んぐ!」  
 つぼみが目を覚まして、安心して喋ってたら……いきなりファーストキスを奪われちゃった。何するのよつぼみ!  
「ちょ!つぼみ!んぐ!  
 つーぼーみ!しっかりして!  
 わたしそんな趣味ないんだから、ってつぼみ、すごい熱じゃない!」  
 なんとか引き剥がしてみたけど、つぼみったらまだ虚ろな目でキスしようとしてる。それにつぼみの体、すっごく熱い。  
「えりか…えりか…」  
「ちょ、つぼみどこ触って」  
 つぼみったら、ちょっと気を抜くと抱きついてきて、胸とかあそこを触ろうとしてくる。抱きついてくる体も、手もすごく熱い。  
(もしかして、目が覚めたら相手して上げてって……こゆこと?)  
「んー、仕方ない!こうなったらとことんやってやろうじゃない!  
 うわあ!」  
 決意した傍からつぼみに押し倒されて、ベッドに転がされちゃった。とほほー  
 転がるわたしにつぼみが覆いかぶさってくる。熱に浮かされたつぼみのキス、熱くて、甘くて、ココロパフュームの香りの中に、ツンとしたサソリーナの毒香が混ざってて。気持ちよくて、頭の中にもやがかかってくる感じ。  
(う、サソリーナの毒やばいかも。わたしまでおかしくなっちゃう)  
 キスをしたまま、つぼみの手が胸を触ってくる。服の上から、揉むほどボリュームのない胸をやさしく撫でる。たまに、乳首を掠めるつぼみの指がピリピリして気持ちいい。  
(ああん、もう!わたしがつぼみを気持ちよくしないと行けないのにい!)  
 お返しにつぼみの胸に手を伸ばす。優しく包むようになでなでして、たまに乳首をキュっと押しつぶす。すごく敏感になってるのか、乳首をキュっとやるたびに、つぼみの体がピクリと震えて、キスして塞がってる口からくぐもった声が漏れる。  
 胸を撫でながら膝を立てて、覆いかぶさるつぼみのあそこに押し付けてみる。  
(つぼみ、もうこんなに……)  
 つぼみのあそこはホッカイロみたいに熱くて、太股がべとべとになるほど濡れてた。  
 ちょっと戸惑っちゃったけど、えい!とつぼみのあそこに太股を押し付けると。  
 わたしの口を塞いでたつぼみの唇がやっと離れて、ものすごい切なそうな顔であそこをわたしの太股で擦り始めた。  
「えりか…えりか…」  
「つぼみ気持ちよくなってるんだね」  
 わたしの名前を呼びながら、必死にあそこを擦るつぼみ。  
 ちょっと余裕ぶってみたけど、わたしの上で犬のような姿勢で必死に腰を振るつぼみの姿は、まるで男の子が襲いかかってるみたいで、ちょっとドキドキしちゃった。  
「つぼみ、今楽にして上げるからね」  
 つぼみのスカートをめくり、べとべとのショーツを掻き分け、つぼみのクリトリスを探す。ついでに、ショーツを思いっきりずらして、あそこが直接太股に当たるようにしてあげた。  
 ぷりぷりしてるつぼみのあそこが、太股に直接当たってちょっと気持ちいい。じゃなくて、激しく上下するからクリトリスを探す作業は難航を極める。  
 あんまり難航したもんだから、見えないクリトリスを探すのは諦めて、あそこのスリットの端っこを指でぐりぐりする作戦に切り替えた。  
「あっああっえりか!えりかあ!」  
 こうかはばつぐんだ!必死に上下するつぼみのあそこに指を潜り込ませて、スリットの端っこをぐりぐりと左右に擦り上げる。  
 つぼみは泣き叫ぶような喘ぎ声を出しながら、必死にわたしの名前を呼ぶ。  
(すごい……こんなに激しいんだ)  
 目をぎゅっと瞑って、涙を零しながら乱れるつぼみの姿を見てると、わたしのあそこや胸の奥もきゅうきゅうと締め付けられる。  
 つぼみのチュニックをずらして、ちょっとだけ膨らんだかわいらしい乳首にキスをする。そのまま乳首を口に含み、クリトリスを責めるもう一方の手で反対の乳首をこねこねする。結構……苦しいかも、この姿勢。  
「あっえりっかっ!あああああっ!」  
 つぼみの腰の動きがヒートアップして、すごい声で叫んだと思ったら、今度は硬直して背筋がすごく仰け反ってビクビクって震えてた。  
 
 
ドサッ  
 
 気を失ったつぼみの体重がのしかかる。わたしの上で荒い呼吸を続けるつぼみ、さっきまでの酷い熱は感じないから一安心かな?うん、サソリーナの毒香もしないしない。  
 つぼみが落ち着いて一安心したわたしは、つぼみをパジャマに着替えさせて、改めて寝かしつける。  
 おばあちゃんに聞いてみると、やっぱり何が起きるかわかってたみたい。まあ、つぼみの可愛い乱れ姿を拝めたからよしとしますか。  
 全てが終わって、家に帰ったのはもう夕方だった。  
(はあ、さっきのつぼみ可愛かったなあ。  
 それにしても、さっきつぼみが触ってきた時の感じ、一人エッチとは全然違う感じだったし。  
 やっぱり、他人に触ってもらうと気持ち良いのかな)  
 ベッドでごろごろしながら、さっきのつぼみとの行為を反芻……しながら一人エッチに耽るわたしでした。  
 
 
 

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