夕方、調べの館…
「おいで…、ピーちゃん。ハァハァ…、
♪ま〜めが ほしいか そらやるぞ〜…」
靴下以外何も付けていない下半身、その脚部をM字に開いている少女の股ぐらに奇妙な丸っこい形をした小鳥が佇む。
「ピーッ、ピーッ」
少女にピーちゃんと呼ばれたその小鳥は、少女の歌に合わせるかのようにその露出した膣口に自身の嘴を何度も突きこんでいる。
「あっ!ンあっ!いい、いいよぉ!
とても気持ちいい!もっと、もっと豆を突いて、ピーちゃん!!」
少女…アコはメガネがずれ落ちるのも構わず頭を何度も振り上げ、ピーちゃんがもたらす電撃のような快楽に身をのけぞらせる。
豆、と称するアコのクリトリスをリズミカルに突っつくピーちゃん。その都度、合いの手のように喘ぎ、身をよじるアコ。
そんな光景を遠方から覗き見るひとりの少年。
「…な、何やってんだよ、アコの奴…。あれって…、え、えっちな事じゃないのか…?」
キュアキズムこと南野奏の弟、奏太は自分が見ているものが信じられなかった。
奏太は目の前の異様な光景に釘付けになっていた。
気になる同級生の女の子が、屋外でペットの小鳥相手にいやらしい事をしている。
非現実的な光景に、奏太の思考は混乱していた。
「と、止めなきゃ…。止めさせなきゃ、あんな事…。
…でも、俺…」
奏太の半ズボンが盛り上がっている。彼は早熟ではないものの、性に関する事は人並みには知っていた。
精通もあり、姉の下着で自慰をしたこともある。
アコのいやらしい行為を見つつも、自分はそのアコにいやらしい男と思われたくないという感情があった。
「…ハァ、ハァ…」
奏太は無意識のうちに、怒張した性器をこすり始めた。アコに気づかれないように息を殺し、性器に刺激を与える。
わずかに皮の向けている先端から透明の粘液が滲み出る。そのため、手で擦る度にグチュグチュと音がする。
「…ハァ、ハァ。…アコ、…アコ」
奏太はアコの股間にいる小鳥を自身に置き換え、その行為を妄想した。奏太の性器がアコの股間の豆を突く。
それに合わせてアコが喘ぐ。そんな妄想。
奏太の性器が、手が、粘液で汚れ、更に擦る速度が上がる。
「なにやってんのかなぁ?」
後ろから声がしたと同時に、細くきれいな右手が奏太の性器を優しく握る。
「!?っにゃあぁあっ!?」
いきなり性器を握られ、思わず声を上げる奏太。直後、アコに聞こえたかと焦るもアコはぴーちゃんを用いた自慰に夢中で気づかない。
「ふふ、外でこんなことしちゃって悪い子ね、奏太君」
声の主の少女〜エレンは悪戯っぽく微笑みつつ、奏太の性器を擦る。かすかに膨らんでいる胸を少年の背中に押しつけ、その耳元に吐息をかける。
「あぁん///、…って!な、何すんだよ!?」
思わぬ快楽に女の子のように喘いでしまうが、すぐにエレンの行為を責める。
だがエレンはそれでも性器への愛撫を辞めず、奏太の耳に甘い吐息をかけ続ける。
「ねぇ?自分でするよりもワタシに任せたほうがずっと気持ちいいけど?
キミのおちんちんも喜んでるみたいだし?」
エレンの右手も粘液でベタベタに汚れている。それでも構わず奏太の性器を愛撫するエレン。
他人に触られた事など無い少年の性器は、未知の快楽に今までにない大きさにまで怒張していた。
「…や、辞めてよ…。チンコ、立ちすぎて痛い…」
確かに少し痛みはあったが、それをはるかに凌ぐ気持ちよさで奏太の顔は真っ赤に染まっていた。
膝の力が抜け、自力では立っていられないほどだった。
「でもおちんちんは辞めて欲しくないって言ってるよ?」
エレンは性器への愛撫を強め、更に強く胸を押し当てた。少年の耳をその猫舌で舐める。
「!!ひゃあぁっ!?」
奏太はいきなり耳を舐められ、一気に絶頂に達した。
白く濁った大量の精液が飛び出て弧を描く。エレンの右手に精液がこびりついた。
「うわぁ…、たくさん出したね。手にこんなにかかっちゃった」
少し意地悪っぽく囁くエレン。奏太は自分の汚い精液を女性にかけてしまったことに強烈な罪悪感を覚えた。
「ご、ごめんなさい…」
震える声で詫びる奏太をエレンは優しく抱擁する。
「ふふっ、奏太君のだったら汚くないよ?…それよりも、またしてあげよっか?」
奏太の性器は精液まみれになりながらもまだ怒張し、グッグッと天を突いている。
エレンは舌なめずりをしながら、少年の耳元で搾精を促した。