みゆき「なおちゃんはどうして。『なお』って名前なんだろう？」
やよい「決まってるよ。将来胸が垂直になるだろうってパパが思ったから『なお』って名前にしたんだよ！」
なお「うわああああああああああああああああっ！！」
あかね「あっ！なお！泣いて逃げた……。」
やよい「図星だね。」（キラッ）
れいか「さすがやよいさん正解です。」
みゆき「すぐに泣いて逃げちゃってしょうがないねあのツルペタは。
あんなんじゃハッピーが逃げちゃうよ。」
あかね「あんたもツルペタやみゆき。」
れいか「あなたもツルペタですあかねさん。」
やよい「れいかちゃんもツルペタだよ。」
れいか「そうですね、そしてあなたはツルペタというかもう幼児です。」
やよい「幼児が言わせてもらうけど私昨日視聴者にお風呂入ってるとこ観られたよ。」
やよい「プリキュアに入浴シーンなんてご法度だったんじゃないの？」
あかね「いや、あんたのは5歳児やし。」
れいか「本当に幼児ですね。」
みゆき「フレッシュの美希さんはそのまんまの体でシャワーシーン観せてたよ。」
れいか「同じ青なのに何故こんなにも扱いが違うのかしら？」
あかね「あんたは観せたいんか。」
やよい「不公平だよ！フレッシュだけボインボインだなんて！」
やよい「フレッシュもツルペタになるべき！」
あかね「えーと…、風呂入っとるとこ観られて腹立ついう話ちゃうかったん？」
みゆき「私もそう思う、胸が大きいなんてプリキュアじゃない！」
あかね「聞けやおまんら。」
れいか「マジョリーナに『ヒンニュウニナール』とか作ってもらうというのは？」
あかね「もしもしれいかさーん？」
やよい「さすがれいかちゃん天才！」
みゆき「じゃあ早速魔女さんのとこに行って作ってもらおう！」
みゆき「というわけで作ってもらいました。『ヒンニュウニナール』！」
れいか「これでフレッシュの皆さんをツルペタにするのです。」
やよい「楽しみだねー、魔女さんドラ○もんみたい。」
あかね「………。」
みゆき「どうやって魔女さんの家まで行ったかって？それは秘密。」
やよい「なんで魔女さんの家を知ってるかも秘密。」
れいか「そんなことどうでもいい、すこぶるどうでもいいってこれはなおの台詞ですね。」
あかね「………。」
みゆき「あかねちゃん、さっきから何もしゃべらないけどどうしたの？」
あかね「いやあの……。ウチらの胸を大きする『キョニュウニナール』とか作ってもらった方が良かったんちゃう？」
みゆき「」
やよい「」
れいか「」
みゆき・やよい・れいか「「「！！！」」」
あかね「いや気づけよ。」
時はさかのぼって30分ほど前
マジョリーナ「できただわさ。『ヒンニュウニナール』だわさ。」
みゆき「うわぁ！ありがとうおばあちゃん！」
あかね「ホンマに作ってくれよった…。」
やよい「なんでも作れるんだねえ、キテ○ツ君みたい。」
れいか「ありがとうございます。」
マジョリーナ「礼にはおよばないだわさ。」
あかね「せやけどなんで作ってくれたん？」
マジョリーナ「乳がでかいのが自慢のおなごが、突然乳がしぼんでしまったら大量のバッドエナジーが集まるだわさ。」
あかね「前から思とったけどあんたら悪もんのくせにやることせこいなあ。」
あかね「バッドエナジー集めるゆうても、第7話は小さい女の子ふたりだけやったし。」
マジョリーナ「あれはウルフルンだわさ。」
あかね「11話は虫やったし。あれあんたやし。」
マジョリーナ「うるさいだわさ。」
みゆき「虫のバッドエナジーでもあの目盛り進むんだ。」
やよい「だったらいちいち人間襲いにこなくてもいいのに。」
れいか「アホだから気づいてないんですわ。」
マジョリーナ「なんか言っただわさ？」
みゆき「いいえなんにも。」
やよい「発明品失くしたら交番に行くような人だもんね。」
れいか「終わってから『小さいんだからアカンベー使わなくても倒せるだわさ』ですしね。」
みゆき「とにかくありがとう。これはお礼。」
マジョリーナ「なんだわさそれは？」
あかね「レコード？今時？」
やよい「みゆきちゃんの提案で私たちおばあちゃんのテーマソングを作りました。」
あかね「え？そんなんいつ作ったん？」
マジョリーナ「あたしのテーマソングだわさ？」
れいか「私が作詞作曲しました。」
みゆき「『マジョリーナの唄』聴いてみて。」
カチッ
http://www.youtube.com/watch?v=bYJsi67ONCY
アミダばばあの唄
作曲：桑田佳祐
作詞：桑田佳祐
忘れかけた 時にひとり 現れた思たら また消えて
そんじょそこらのババアじゃない いやらし恥ずかしなど何もない
股のつけ根 イボ痔の夢 情けない痛みに 耐えかねて
指で触りゃ くそやかましい ドトウの刺激が駆けてく
みにくいほどに美しく 何は無くとも ばばあ
ケイレンの夜風に KISSを
誰もかれも皆 あたいなんかにゃ 見向くそぶりも ありゃしない
アミダくじ アミダくじ ひいて楽しい アミダくじ
男と女のあいだのばばあ
アミダくじ アミダくじ どれにしようか アミダくじ
思い出すは ジジイの事 ポクリと遊郭で死んだっけ
はしゃぎ過ぎと無理なポーズが 彼を逝かせた訳なのさ
下衆な振る舞いと嫌味で 生きてる事が好き
涙は乾いて果てたの
月の迎え無く 男なんかにゃ とうの昔に屁も出ない
アミダくじ アミダくじ ひいて楽しい アミダくじ
嫌われ踏まれてばかりのばばあ
アミダくじ アミダくじ どれにしようか アミダくじ
カチッ
みゆき「どうかな？」
あかね「いや全然うちらが作ってないやん！『アミダばばあの唄』やし！作詞作曲桑田佳祐やし！！つーかよーこんな古いのん知っとったな！！」
やよい「B面に『アミアミダダバ アミダばば 』っていうのも入ってるんだけどネットで探してもみつからなくって。」
あかね「B面もあんの？」
れいか「そんなわけで音楽は無いけど歌詞だけごらんください。」
アミアミダダバ アミダばば
作曲：桑田佳祐
作詞：桑田佳祐
生まれ浪花のアミダばば 開いた手相もあみだくじ
自慢のヌードはあばらくじ ジャイアント馬場よりも ちから強い
今何時？あみだくじ 沢田研二に牧伸二
「見ぃたぁなぁ〜？」 「死んでもしらんぞぉ〜」
アミダばばあ みんなで殴れば怖くない
アミダばばあ 吊るしてしまえばただの骨
砂に続いたあみだくじ たどって行ったら流された
なんだか寂しい海の底 ほら貝吹いてみたら 鮫が来た
今何時？あみだくじ おみくじ なめくじ たからくじ
「見ぃたぁなぁ〜？」 「お前親あんのかい」
アミダばばあ 後ろを向いたら石投げろ
アミダばばあ 首を絞めたら動かない
だけども ばばあも人間だ おしんのように耐えてゆく
だ・け・ど
アミダばばあ みんなで殴れば怖くない
アミダばばあ 吊るしてしまえばただの骨
アミダアミダ アミアミダダバ アミダばば
アミダアミダ アミアミダダバ アミダばば
れいか「この小説の作者は子供の頃このレコードを持ってたんですけど、もしかしたら実家に帰ったら見つかるかもしれませんね。」
あかね「持っとったんかい！作者歳なんぼや！いやうちらが作ったんやないって言うてまいよった！」
れいか「ちなみにこのCDにも収録されてますので聴きたい人は探してみてください。」
http://www.amazon.co.jp/%E6%98%8E%E7%9F%B3%E5%AE%B6%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%BE-%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/dp/B001P7CMX0
マジョリーナ「気に入っただわさ。」
あかね「えー！？」
マジョリーナ「あたしのテーマソングだわさ！」
あかね「いや『アミダばばあの唄』やから！さんまとたけしやから！」
みゆき「わぁ！よかった！」
あかね「わぁ！よかった！ちゃうやろ！」
みゆき「喜んでもらえてウルトラハッピー！」
みゆき「じゃあおばあちゃんまたねー。」
マジョリーナ「あんたちまたくるといいだわさ。待ってるだわさ。」
やよい「はーい。」
れいか「うふふ。」
あかね「また来るん？うちらまたここに来るん？」
マジョリーナ「いいものもらっただわさ。」
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ウルフルン「ん？なんだこの音楽は？」
アカオーニ「マジョリーナ、何聴いてるオニ？」
マジョリーナ「！！」
ウル・オニ「ひっ！？」
マジョリーナ「見ぃたぁなぁ〜？」
ウル・オニ「ひいぃぃぃぃぃっ！！？？」
マジョリーナ「死んでもしらんぞぉ〜」
なお「テーマソングと引き換えに『ヒンニュウニナール』を手に入れたみゆきたち。」
なお「『キョニュウニナール』を作ってもらった方がよかったと気づいたのはこの直後だった。」
なお「今回くだらないことに気を取られてちっとも話が進まなかった。」
なお「はたして無事フレッシュ組をツルペタにできるのか？それ以前にこれはエロパロでもなんでもない。」
なお「まだフレッシュ組のところにも行ってないし、なおもまだ戻ってきていない、ってあたしじゃん！」
なお「続きが気になる人は自分で書け！もう今度こそ続きは絶対書かない！」
なお「ってあたしの出番これだけ！？」