濡れているとはいえ、受け入れる肉棒は怪人のソレ。  
逃れられず、防げないと悟った育代は悔しさに歯を食いしばった。  
膣口にぐっと反発する肉棒の先端。  
「おや…濡れているのになかなか入りませんね…力を抜いてもらえますか?」  
クククと笑うジョーカーに育代は頭を振るだけだ。  
「そうですか…それでは少々乱暴にして差し上げましょう」  
ジョーカーは育代の腰を掴む手に力を込め、一気に腰を突き出した。  
ズブッという感触と共にジョーカーの肉棒が一気に育代の最奥まで到達した。  
「あぅ!あっ…あッ!」  
強引な挿入に育代は眼を見開き、口を大きく開いたまま一瞬、静止した。  
「ふふふ…いい具合ですよ、奥さん…乱暴に突いてあげますよ」  
ジョーカーが耳元で囁くと同時に腰を突き出した。  
遅れて続く痛みに育代は声を上げた。  
「はっ―あッ―痛ッ!あッ!あぐッ!あ!」  
育代の意志に反して熱くぬめった肉棒をぎちぎちと包み込む膣内。  
ジョーカーの肉棒に吸い付き、異物の侵入を拒もうとますます締め上げる。  
「ああ…キツい。奥さんの身体は気に入ってくれたようですね…締め付けて  
未練がましく吸い付いてくるなんて」  
「や、やめっ…やめて!う…動かな…なっ!あぐっ…はッ!」  
 
育代の白い肌に玉の汗が浮かび、突かれるたびに涙をまき散らす。  
形容しがたい痛み、そして突かれるたびにわき上がってくる微かな快楽。  
行為に及び、突かれ続ける度にやがてそれが反転する。  
夫とのセックスで絶頂を迎え、膣内で精を受け止めた育代にはそれが  
許せなかった。無理矢理犯されて感じる自身の体が許せなかった。  
「ほらほらもっと声を上げてください。気持ちいいんでしょう?」  
丸みを帯びた艶やかな尻にジョーカーは腰を擦りつけた。  
ズブッズブッズブッと肯えて抉るように突き上げるジョーカー。  
突かれる度に育代の身体が前へ前へと動くが、脚を固定している為  
逃れられない。そして成熟した身体は強引な交わりに感じ始めている。  
立ったまま、獣のように後ろから犯され、感じている。  
それはジョーカーの嗜虐心を十二分に満たしている。  
「あッ…ああ!はッ…!ぐぅ!んッ!」  
必死に歯を食いしばって声が漏れないように耐える育代。  
それでも激しい突き上げに鼻にかかったような甘い声が漏れてしまう。  
 
「我慢しても無駄ですよ。そうだ、奧さんがイくタイミングと同時に中で  
射精しるなんてどうでしょう?人間同士ではなかなか味わえないおもしろい  
趣向だと思いますよ」  
「あッ…ふ、ふざけ…やッ…ないで!んッ!」  
「こんなに濡れているのに説得力ありませんよ」  
ジョーカーは嬉々としながら育代の淡い唇にむしゃぶりついた。  
口内を蹂躙され、舌を絡め取られる中、  
ジョーカーと育代の獣交はまさに破滅的な終焉を告げようとしていた。  
「あッ…ああッ!」  
育代の腰がガクガクと震え、腰がビクン、ビクンと波打ちだす。  
(ダメッ…い、いや…いやッ!あ、あなたッ!みゆき!許して…)  
「もうイキそうですか?堪え性のない人ですねぇ」  
ジョーカーは猛烈な勢いで育代の尻に腰を叩きつけ始めた。  
パンパンパンと手拍子のような音が響く。  
「あッ!あぅ!あッ!あッ!んんんぅ!」  
育代の上半身が仰け反り、膣内がキュウウと締まった。  
達する前兆である。育代の意識が眩く霞み、ゾゾゾッと背筋を駆け上り脳天を穿つ。  
 
「さぁ、しっかり種付けしてあげますからねぇ…星空育代さん」  
それと同時にジョーカーは育代に覆い被さりのけ反る乳房に指を食い込ませた。  
「んッ!いや、いやッ!んうううッ!!」  
ピクンピクンと震える絶頂。真っ白になる視界、その最中、  
育代の膣内にぶばッどぶッとぶちまけられた。  
人間の精子と違い、濃度も量も粘つきも違う怪人の精子を受け入れてしまったのだ。  
下腹部に広がるおびただしい体液の不快感に育代はすすり泣いた。  
見知らぬ者にレイプされた喪失感、そして感じ、絶頂してしまった。  
夫と娘への裏切りとも言える自身にただただすすり泣いた。  
「ふぅぅ……」  
射精絶頂の快感に喉を痙攣させ、舌で育代の項を舐め、ジョーカーは萎えかけた  
肉棒を名残惜しく育代の膣口から引き抜いた。  
「ん…ぁ」  
育代の力のない呻きとともにどろっと黄ばんだゼラチンの塊が育代の膣口から滴り落ちた。  
太腿や膝にボトッ…びちゃと付着する白濁は淫靡な光景だった。  
放心状態の育代を満足そうに眺め、ジョーカーは育代の耳元で囁いた。  
「奥さん……妊娠してしましたね?」  
「あ…に、にんし…ん?」  
「また形にもならない胎児のようですが…残念でしたね。魔の精に負けて死んでしまうか  
はたまたその胎児に魔が潜り込んで化け物が産まれるか…まぁ、拘束は解きましたので  
早く股を洗って掻き出した方がいいかもしれませんねぇ…」  
「そ…そんな…」  
「いいですねぇ…その顔、最高のバッドエナジーが取れそうです。そうだ、今度は  
仰向けで堪能させてください。奥さんのこととっても気に入りましたので」  
ジョーカーは育代を床に引き倒すと、トランプを取り出した。  
「い、いや…も、もう十分でしょう!いやッいやああああッ!」  
そして育代は犯された。何回、いや何十回と犯された。夫にも許したことのない体位で  
性技で何度も何度も犯され続けた。  
 
END  
 

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