続続・姉と弟  
 
やよい「みゆきちゃん。」  
みゆき「うん?」  
やよい「ごめんね、みゆきちゃんの話を信じてあげなくて。」  
みゆき「ううん。わかってくれたらもういいの。」  
やよい「みゆきちゃんは私なんかと違って嘘ついたりする子じゃないもんね。私今度から親友の事は信じるようにする。」  
みゆき「もういいんだってば。」  
やよい「みゆきちゃん…。」  
みゆき「それよりも問題は………。」  
やよい「うん………。」  
みゆき「まさかあかねちゃんたちがあんな娘たちだったなんて………。」  
やよい「さすがにショックが大きいよ………。」  
みゆき「なんか…もう変な噂が広まってるよ………。」  
やよい「うん…げんき君があかねちゃんのパンツおかずにしてるとか、けいた君がなおちゃんのパンツおかずにしてるとか……。」  
みゆき「つまりあかねちゃんとなおちゃんははイカくさくてガビガビになったパンツ履いて学校に来てるとか………。」  
やよい「れいかちゃんのパンツもお兄さんのでガビガビとか、みゆきちゃんのもお父さんのでガビガビとか………。」  
みゆき「やよいちゃんのは元からイカ臭いとか………。」  
女子「あ、あの娘たち本当に毎日毎日何言ってるの─────!?」  
男子「こ、この前はこの前でフリチンとか言ってなかったか!?」  
 
みゆき「でもさあ、自分の噂の事は置いといて…あかねちゃんたちの噂は………。」  
やよい「うん…もしかしたら間違ってないかもとか思うようになってきた………。」  
みゆき「…………………………………………………………………。」  
やよい「…………………………………………………………………。」  
みゆき「やよいちゃん。」  
やよい「うん?」  
みゆき「私あの娘たちと絶交しようかなってちょっと思ってきちゃった………。」  
やよい「私かなり本気で思ってる………。」  
あかね「うおおおぉぉぉっっっ!!」  
みゆき・やよい・「ひいいぃぃっっ!!」  
あかね「あ〜〜〜めっちゃ業沸く!!」  
みゆき「あ、あかねちゃん!」  
やよい「ど、どうしたの!?」  
あかね「どなしたもこなしたもあるかい!なんやウチらの変な噂が広まっとるやんか!!」  
女子「こ、今度は何!?」  
男子「ま、またあいつらかよ………!」  
みゆき「あ、あかねちゃん落ち着いて………。ここ教室………。」  
やよい「み、みんな見てるよ……とりあえず屋上行こ屋上………。」  
女子「お、屋上だって………。」  
男子「行ってみるか………。」  
みゆき・やよい「着いて来こないで!!」  
 
屋上  
 
あかね「誰やねん!!噂広めとるんは!!」  
みゆき「え、え〜〜〜っと………。」  
やよい「そ、それは………。」  
あかね「アンタら知っとんやろ!!教えんか!!」  
みゆき「は、はいいぃぃっっ!>>303とか>>304とか>>305とか………。」  
あかね「それだけか?」  
やよい「あ、あと>>306とか>>307とか>>308とかです………。」  
あかね「許さん!!サニーファイヤーバーニングや!!」  
みゆき「あかねちゃん落ち着いてえぇっ!!」  
やよい「死んじゃうよ!!」  
あかね「うるさいだまれ!!」  
みゆき・やよい「ひいいいぃぃぃっっ!!」  
あかね「それにな!ウチはアンタら二人にも怒っとるんや!!」  
みゆき「え!?」  
やよい「な、なんで私たちも………!?」  
 
あかね「決まっとるやろ!!アンタら>>303とか>>304とか………あんなあぼちんらの言うこと本気にしとるからや!!」  
みゆき・やよい「!!??」  
あかね「げんきがウチのパンツおかずにしとる!?そんな訳ないやろ!!」  
みゆき・やよい「え…あ、あの………。」  
げんき「みゆきさんやよいさん、ワイの事そんな男やと思とったんですか!?」  
みゆき「げんき君!!」  
やよい「いつの間に!?」  
げんき「あんまりや!!二人とも信用してくれへん!!」  
あかね「ウチの弟が信用できんの!?ウチの事が信用できんの!?あんな嘘本気にして………ウチらの友情はそんなんやったん!?」  
みゆき・やよい「!!!!!」  
 
(もしかしてプリキュアって、友達を大事にする子がなれるクル?:キャンディ談)  
 
みゆき「そ、そうだ……その通りだ………!私たちの友情が………こんな事で壊れるわけがない!!」  
やよい「私たちは何を考えていたの?私たちが信じなくて…誰があかねちゃんを信じるの?誰がげんき君を信じるの?」  
あかね「ア、アンタら………!」  
みゆき「ごめんねあかねちゃん!」  
みゆき「ごめんねげんき君!」  
(みゆき、げんきの手を握る)  
げんき「み、みゆきさん!」(ドキッ)  
やよい「私たちが間違っていたよ!」  
(やよい、げんきとみゆきの手を握る)  
げんき「や、やよいさん!」(ドキッ)  
あかね「わかってくれたんやな!」  
(あかね、げんきとみゆきとやよいの手を握る)  
みゆき「うん、目からウロコが落ちたみたいだよ!」(うるうる)  
やよい「ごめんなさい、私さっき親友の事は信じるって誓ったばっかりなのに………!」(上目使い)  
あかね「し、親友やなんて……は、恥ずかしいやんか………!」  
げんき「わ、わかってくれたらええんですよ!ワイがそんな…姉ちゃんのパンツをおかずにしとる訳ないやないですか!」(ドキドキ)  
みゆき・やよい「うんうん。」  
あかね「おーおーげんき照れとる。ぐふふ……。」  
 
げんき「ワイがおかずにしとるんはみゆきさんのパンツです!!」  
バッ  
(げんき、ふところからみゆきのパンツ(本物)を取り出す)  
みゆき・やよい「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっ?!??!!!???!!?」  
みゆき「なんで持ってる!!!!????」  
あかね「げんきの誕生日にウチがプレゼントしたった!」  
みゆき「するな────────────────────っ!!!!!」  
げんき「姉ちゃん!」  
あかね「うん?」  
げんき「来年の誕生日はやよいさんのパンツがええな!」  
あかね「よっしゃ!引き受けた!!」  
やよい「受けるな────────────────────っ!!!!!」  
なお「ちょっとあんたたち!!」  
れいか「お待ちください!!」  
みゆき「二人ともいつの間に!?」  
なお「なんでげんき君は私たちのパンツ欲しがらないの!?」  
れいか「同じプリキュアなのにどうしてこんなに扱いが違うのかしら!?」  
やよい「うるさいだまれ!!!!!!!」  
みゆき「絶交じゃあああぁぁぁぁ────────────────────っ!!!!!!!!!!」  
 
おしまい  
 

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