「……」ぽかーん  
阿呆面の阿呆がだらし無く口を開け呆けている。阿呆なのだから呆けていることはなんら不自然ではなくかえって自然なことであると思われるだろうが、  
そう思うのはあたしだけに赦されることだから、他の者にはそういう風には見られたくないし、むしろ少しかっこよく見られて欲しい願望も無きにしもあらずなのだけど、  
あまりかっこよく見られて良からぬ虫がつくのも鬱陶しいので(決して危機感を募らせているわけではない)、  
やっぱりちょっとは阿呆に見られたほうがこちらの精神衛生上は好ましいことになるわけで是非このままでいて欲しいと願うのはいささか身勝手だろうか。  
でもあたしに釣り合う男の子は残念ながら目の前の阿呆しかいないのだからいつまでも口を開けたままでいないで欲しい。  
あたし以外のことで一体何にそれほどまでに心を奪われるのだろうか。いや、そんなことはありはしない、と言うのは自意識過剰であることは充分承知の上だが、  
それでもそんなことはないと断言したい。と、思いたい、と弱気になってしまうのは、悲しいことにあたしの想いは一方通行で、  
あろうことかこちらが彼に阿る態度を取ってしまうことがあるのだ。このことを彼はきっと気付かないし、信じない超絶鈍感野郎なのだ。  
そんな彼が心を奪われているものがもしあたし以外の女の子のことだとしたらあたしは忽ち失意の底に叩きのめされはい上がることはけして出来ない。  
彼を見ることは絶対に出来ない。彼の横に見知らぬ女の子がいるのだ。あたしなんかよりも可愛くて愛想が良くて、  
彼に対し素直な好意を向けてるし、彼の落ち着かないそわそわとしたありうべからざる特殊な反応をもらうことが出来るのだ。  
そんな女の子を彼は見てしまったのだ。まさに一目惚れと呼ばれるものだ。彼の目の奥にはまだ見ぬ未来のお嫁さんの姿が焼き付いて離れないのだろう。  
だめ、そんなことを考えてはだめ。どうしてあたしはこうも物事を悪い方向に考えてしまうの。きっと大したことじゃないわ。  
阿呆なことよ。いえ、馬鹿げたことなの。彼は馬鹿でもあるの。あたしのアプローチに一切興味を示さない度し難い馬鹿なのよ。  
もっと気楽に構えるの。さぁ、聞くのよ。  
「さっきから何をそんなに馬鹿みたいな顔をしているの?」  
「……!」  
彼はハッとしたような面持ちを一瞬見せ、すぐさまいつもの調子で  
「馬鹿とはなんだよ、ちょっと考え事してたんだよ」  
と答えた。  
一瞬垣間見せた表情が気になるがそんなことおくびにも出さず  
「ふぅん。で、何?」  
と、きく。こういうところがあたしが素直になれていない証。  
「あ、え、えーと、何でもいいだろ!」と彼は突っぱねる。  
あたしに口答えする気なの?いい度胸ね。  
「いいから教えなさい」  
ちょっと脅かすように迫力をつけ尋ねる。たいていはこれで彼は口を割る。けれども彼の反応は今までのものとは異なっていた。  
「いやだよ!どうして言わなきゃいけないんだよ!」  
激しい拒絶だった。あたしに知られてまずいことがあるのだ。彼の頑なな態度はあたしの不安を裏付けにした。  
「どうしてもいわなきゃいけないの」  
「絶対答えるもんか!」  
ああ、したくないのに口喧嘩してしまう…!!  
 
と、そこへ  
「そこのお二人さんお熱いねぇ」  
調子のいい声がかけられた。  
続いて  
「一体二人ともどうしたの?そんなに声を荒らげて」  
落ち着いた声がかけられる。  
今あまり会いたくない人達に出会ってしまった。  
落ち着いた声の主は、彼の姉の南野奏だ。  
調子のいい声は、彼女の親友の北条響である。  
二人とも警戒すべき人物だ。  
まず彼の姉の奏だが、彼女はあたしなんかと違って、愛想が良くて可愛くて、たおやかで、スイーツなんかもつくってしまう非常に女子力の高い女の子だ。  
そんな姉がいることで彼の女の子への理想は高くなっているのではないだろうか。それが彼があたしに靡かない原因だとすれば由々しき事態ね。  
でも、そんな女の子はいつまでたっても現れない。やがて痺れを切らした彼は近くにいる理想、実の姉を女として意識するようになる。  
待って!もうすでにそうかもしれない。あたしが知らないだけでこの姉弟はすでに人には言えない関係になっているのかも…!  
だから、あたしがいくらアタックしてもこちらに靡かないわけだ。って、そんなことないでしょ。ないはずよ。うん…  
続いて、その姉の親友の響の危険性に語る。彼女は可愛いというよりも凛として美しい小股の切れるいい女だ。  
頼れる姐御肌なところもあり、男子よりも女子から告白されることも多いという。  
あたしも時折ドキリとすることがあり、そういう趣味もあるのかと自問してしまったこともある。  
彼の姉、奏とは幼い頃からの馴染みであり、必然、彼とも幼馴染みという部類に入る。  
彼にとって物心つく頃から見知っている家族以外の異性。年上で面倒見も良いお姉さん。  
認めたくないけれど、彼の初恋の人物である可能性が高いのだ。姉とは真逆なところが彼にとって惹かれるポイントになるのかもしれない。  
このような二人に囲まれ、どちらも意識しない男子はいるのだろうか。いないわね。  
もしかして、彼女ら二人と彼はすでにそういう関係なのかもしれない。あたしや他の人の目が届かないところであられもない狂乱に耽っているのかもしれない。  
「そんなに睨まないで。奏太をとったりしないから」  
「睨んでいないわ」知らず知らずに睨んでいたらしい。  
「口喧嘩の理由は何かしら?」  
「口喧嘩なんかしていないけれど、奏太があたしに何か隠し事をしているの。それをいくらきいても答えてくれないの。ただそれだけのことよ」  
「言うなよ!」  
と奏太は必死だ。ふん、二人にもきかれたくないわけね。  
ところが、奏と響の反応はあたしの予想とは異なり、彼の事情を察しているが故のそれだった。  
「えっと…これ以上は追求しないでたほうがいいと思うの。」と苦笑いの奏。  
「そうそう。奏太も男の子だよ?女子に言えないことの一つや二つはあるの。」とニヤニヤする響。  
「姉ちゃん、まさか響姉ちゃんに言ったのかぁ!?」  
奏太は絶叫を放った。  
「えへへ、ごめんなさい」と舌を出す彼の姉。  
「えへへじゃねぇよ!!マジ信じられねぇ!!」  
「しっかし、あの奏太がねぇ…時が経つのも早いものですなぁ、奏さん」  
「そうですねぇ、響さん」  
「何和んでだ!ぎゃあああああ!!」  
弄られ発狂する奏太。  
な、なんですって!?どうして二人が知っててあたしが知らないの!?  
パシパシ!  
「いたぁ!なにぶつんだよ!」  
発狂していた奏太を正気に戻す。  
「ちょっと来なさい」  
奏太を二人から引き離した。  
 
人目につかないところで  
「いいから洗いざらい教えなさい」奏太を問い詰める。  
「いやだっていってるだろ!」  
「いいから!」  
パシパシ!  
「いてぇ!」  
「………」睨みつける。  
「ひぃ!!お、おしえるからぶたないで…!」  
「素直になればいいのよ」  
ついにきけるのだ!  
奏太はもじもじと視線をさ迷わせながら  
「な、なんていうか、今朝、せーつーてのをしたらしいんだよ…」  
「は?」  
は?  
一体この可愛らしい男の子はなにをおっしゃるのですか。  
せーつーとは精通のことでしょうか。精巣で精液が作られ、種を残すことが出来る体制になったというこでしょうか。  
それが本当ならばどうして実の姉が知っているのでしょうか。再び良からぬ妄想があたしの脳内をぐるぐると駆け巡る。  
知識しかしらないのだけど、精通していなくても男の子も逝くことはできる。  
つまり奏太は9才にして自慰をする早熟な変態小学生ということが確定だけどもそれを姉も知っていたことになる。  
きっと二人とも朝から互いの自慰を見せ付ける変態姉弟なのね。そして、今朝ついに奏太が射精するときに白い液を姉の身体に飛ばしたの。  
それを姉の親友もしっているということは奏太とは自慰を見せ付ける仲かもしれない。いえ、ペッティングまでいってるんじゃないかしら。  
それどころか、性交する仲なのでは…  
精通してなくても勃起できるというし、精通していないからこそ、これまではずっと生で三人で愉しんでいたのだ。  
あたしがこうして奏太を捕まえていなければこのあと三人で奏太の精通を祝って3P祝賀会を開いていることだろう。  
な、なんて乱れた関係なの…!?  
あ、あたしも是非参加…じゃなくて、ああ、どうしてそんなことばかり考えちゃうの!常識に考えてそんなことはあってたまるものですか!  
きっとあたしの聞き間違いね。  
「もう一度言ってちょうだい」  
「せーつーだっての!言うの恥ずかしいんだからな」  
顔を赤らめる奏太きゅん可愛いよ。  
せーつーをしたということは間違いないことね。でもここで早合点をするのは愚か者のすること。そのせーつーが果たして精通なのか確かめる必要があると思うの。  
「それってどのようなものなの?」  
あからさまに奏太は言いたくなさそうだったが腹を括ったのかやけくそ気味に答える。  
「こうなったら全部答えてやる。笑いたければ笑えよ。朝起きたらパンツのなかがグチャグチャしてたんだよ。  
いっとくがおねしょじゃないぞ!なんだか知らないけど、それがむせいってやつで、同時にそれがおれのせーつーだってよ。  
なんか分からないけど、おねしょみたいで人には知られるのが恥ずかしかったんだよ…」  
「ふぅん、なんだ、そんなことなの」  
「笑わないのか?」  
「笑うわけないでしょ。ただの生理的現象よ。」  
落ち着いて冷静なふりをしているだけで内心は安堵とともに興奮が身体を駆け巡っていた。  
推測が正しければ奏太はまだだれとも関係を結んでいない。ピチピチの童貞だ。  
それどころか、この天使はもしやまだ一度も自慰をしたことないのでは?試しに聞いてみる。ドキドキするわね…  
「オ、オナニーはしたことある?」  
「おなにー?なんだそれ?」  
うおおおおおおお!奏太きゅんマジピュアピュア!  
小首を傾げる仕種が子猫ね!お姉さん、食べちゃいたい!  
「知らないのね…」  
そうだ。まだ聞きたいことがあった。これはかなり重要なことだ。果たして彼は覚えているのだろうか。  
「どんな夢を見たの?」  
「!!」  
明らかに奏太の顔に動揺が走る。覚えている。そして、その内容が人には言えないようなことも伺い知れた。  
「言わないといけないのか?」  
「……」  
笑顔で小石を粉々にしてみせると彼は作り笑顔を浮かべ  
「エ、エッチな夢を見たんだよ…」  
あは☆  
ズドンと壁に穴を空ける。  
ビクッとする奏太。  
いっけない♪興奮しすぎちゃったぁ☆  
 
「相手は誰なの?」  
「な、なんで相手がいるって知ってるんだよ、そんなこと…!」  
「い・い・か・ら・☆…」  
「ひぃ…!は、はなすから…話すけど…おれのこと軽蔑しないでくれよ…」  
ええ!?相手も誰か覚えているの!?あたしじゃなかったら承知しないんだからね!  
「プリキュアだったんだよ…」  
「で、キュア何かしら」  
たいして興味もないように聞く。内心はキュアメロディなみに荒ぶっている。  
はう!マジですか奏太きゅん!?それってもしかして、キュアミュー…じゃあ。  
「実はそれが誰か今日友達にも言ったんだけどな、馬鹿にされたんだよ。ロリコンとかいわれてな。おれと同じ小学生なのにな…」  
「え!?」  
ちょ、ちょっとまって!今、なんて?ロリコン?奏太と同じ小学生?それってあたし!?あたし調辺アコことキュアミューズが奏太の初のオナペットになったってこと!?  
「お、おい、鼻血出てるぞ…大丈夫か?」  
「へ、平気よ…」  
ティッシュを鼻に詰める。こんな姿奏太に見せても全然平気。だってこの小学生は小学生プリキュアをオナペットにするロリコンさんだもの♪  
「このロリコン」  
言ってやる。  
「言うなよ。やめろよ…でも、どんなに馬鹿にされてもやっぱりおれはそのプリキュアが好きだ!」  
とくん。胸の高鳴りが抑えられない。  
「ロリキュア万歳!」  
奏太が万歳しだす。ああ、嬉しい。  
「そ、それで、誰なの?」ドキドキ  
彼の口から聞きたい。彼があたしで夢精したことを。  
「キュアエースは最高だぜ!!」  
「はあぁぁぁぁぁぁ?」  
 
「あのむっちりした身体がたまんないぜ!キュアピーチがおれの一番だったけど今じゃキュアエースにメロメロなのさ!まったく小学生は最高だぜぇ!」  
う…え…ああ?…こ、このマセガキはなにをほざくのかしら。結局男は胸なのね!キィーーーー!!  
「も、もうひとりの小学生プリキュアはどうなの?」  
「そんなのいたっけ?」  
こ、こいつは……ビキビキ  
「思い出して?爪弾くは女神の調べ!キュアミューズ!」  
「あ、ああそんなのもいたな。あの青臭いガキだろ?あんなのが好きなやつこそロリコンだっての。ん?なんでそんなに怒ってんだ?」  
「もういい帰る!このBBA専野郎が!」  
「おい、待てよ…」  
奏太を置いて帰る。しばらく歩いてから彼が追って来ないことを訝る。戻ってみると彼は一人で頭を抱えてうずくまっていた。  
「どうしたの?」  
「そ、それが…おかしいんだよ、ここが!」  
彼が立ち上がると股間が盛り上がっていた。勃起しているのだ。まさか勃起も初めてなの!?  
「勃起しているのね!」  
「ぼっき?」  
やはり彼は知らない!これはイケル!この流れで奏太の初オナニーを手伝うの!  
「エッチなことを考えるとおちんちんが大きくなるの。生理現象ね。でもこのままで人前に出ると逮捕されちゃうわ」  
「そうなのか!たしかにキュアエースのことを考えてこうなったんだった。どうすればいいんだ!?」  
「まずはおちんちんをだして」  
ここは人目につかない場所だ。彼がオナニーをしても誰かに見つかる心配はない。  
「こうか?」  
奏太は恥ずかしそうに勃起したぺニスを出した。顔が真っ赤っかね。家族以外ではじめてみる男性器。皮に包まれたそれは天高く屹立していたの。  
「じゃあキュアミューズを思い浮かべて」  
「分かった…」目を閉じる奏太。彼の前には変身したあたしがいることだろう。  
「キュアミューズが服を脱ぎ出したわ…」  
「ああ…うおおお」  
と言って、彼は目を開け、おのれの分身を眺めた。彼自身の角度がだんだん下がっていく。  
「ぼっきてのがおさまっていくぞ…!」  
なんてことなの!?どうして萎えているのよ!こうなったら癪だけど…  
「裸のキュアエースが誘っているわ」と囁いてやる。すると  
「うおおお!またちんこが硬くなってきたぞ!?」  
奏太が屹立しだす。  
「手でおちんちんを扱いてちょうだい」  
「こ、こうか?」  
奏太はおそるおそる皮ごと掴み、それを前後に動かす。  
「なんだこれ!?すっごく気持ちいいぞ!」  
「これがオナニーっていうの。奏太は男子だから保健の授業はまだ受けてないけど、こうやって男の人は性欲を処理するのよ」  
「性欲?」  
「むらむらっとするエッチな気持ちよ。キュアエースにそういう気持ちを抱いているでしょ?」  
「たしかにキュアエースに変な気持ちをもってるけどこれが性欲ってやつなのかぁ!おお、皮がむけたぞ!」  
「大丈夫よ。ほら、このひっかかるところがかりっていうんだけどそれを弄ってごらんなさい」  
「ちんこが敏感だけど気持ちいい!ここがかりっていうのか!よし指でくいくいっと、あっ、ああっ、やべぇ!すっげぇ気持ちいいぞ!」  
「ほら頭の中でキュアエースのむっちりした身体に抱き着きなさい。奏太も頭の中じゃ裸なんでしょ」  
「うおおお!キュアエースの身体やわらけぇぇぇ!」  
奏太は無我夢中で一物を扱いていた。こんな姿をクラスメイトの女子に見せることがどれほど異常なのか気付いていない様子だ。  
「あっああっ、な、なんか出るぞ…!出る……!」  
「それが射精よ!ほらもっと手を動かして!」  
「あっあっああああ!でりゅぅぅぅぅぅ!!」どぴゅっ!  
勢い良く奏太のペニスから発射された精液があたしの顔にかかる。指ですくって舐める。フレッシュだわ!  
「はぁはぁはぁ、気持ちよかったぁ…」  
大の字になって倒れる奏太。萎れたちんこから精液が垂れている。  
「はいティッシュ。拭きなさい」  
綺麗に拭かせる。  
「このことはあたし以外にはくれぐれも秘密ね。したいときはあたしが立ち会うわね。それ以外のときにしちゃだめなんだから」  
「わーったよ」ぐったり  
 
それからというもの放課後、あたしの部屋でオナニーをするのが奏太の日課となった。  
そして、彼が帰ったあと、彼が精液を撒き散らしたベッドでオナニーするのがあたしの日課となったのね。  
「今日はキュアエース以外をオナペットにしましょ」  
「ええー」いやがる奏太。  
「おかずのレパートリーが多いほどオナニーライフは充実するのよ」  
奏太にはいろいろな性知識を教えた。昨日は奏太は(妄想のなかで)キュアエースと野外でアナルセックスを行っていたほどなのだ。  
「キュアメロディとキュアリズムはどうかしら?」  
「う、うーん、やってみるよ…て、二人!?」  
「そうよ。今日は二人を相手にしてもらうわ。いわゆる3Pね!」  
「おお!3P!これは興奮するかも!」  
そういって奏太はオナニーし始めた。あたしもメロディとリズムがどんな姿でどんなことを奏太にするのか話す。  
「メロディが奏太のアナルに舌を突っ込んで舐めてるわ。メロディったら変態さんね。あら?リズムがおまんこを広げて誘ってるわ。どうする?」  
「あっ、すっごく興奮する!もちろん!ズブリだぜ!」  
「あら?ゴムしないの?」  
「生中だしが粋な男だぜ!」  
あはは、奏太は知らない。いままさに実の姉と合体したことに。  
 
 
 
別の日。  
「今日は誰が相手なんだ!?」  
奏太はあたしの部屋に入るなり裸になりすでにちんこがギンギンだ。  
「慌てないで。オナペットは逃げないわ」  
すっかり奏太は変態さんね。  
「そうねぇ、今日はプリキュア以外の女の子にしましょ」  
「おお!で、誰なの!?」  
「南野奏」  
「え?」  
「はい、始めなさい」  
「えっと、もっかい誰なのか言って」  
「だから、南野奏よ」  
「ねえちゃん!?」  
「そうよ、あなたの実姉よ」  
「で、できるわけないだろ!?」  
「ベッドの上に、一糸纏わぬ姿の姉がいるの」  
「……!」  
「奏太、あなたも裸なの」  
「……!!」  
「家には誰もいないの。二人きりなの。」  
「……!!!」  
奏太のペニスはみるみるうちに大きく硬くなっていった。それからあたしは近親相姦に耽る奏太のオナニーを眺めた。  
あたしが何も指示していないのに奏太は北条響も出して彼女の前では実の姉と弟の性交を行い、3Pを行ったのである。  
 
奏太のオナニーはエスカレートしていった。  
なんと姉の使用済の下着を使って自らの性器をそれで扱いたのだ。もちろんあたしの指示するところだが。  
アナルを開発させ、きゅうりやナスを入れさせたりした。  
柔軟体操をやらせセルフフェラをさせながら、このしゃぶってるおちんぽは姉の好きな王子先輩のものだ、  
そして、彼におちんぽを舐められている、男同士でシックスナインしている、とちょっとあたしの趣味を持ち出したりした。  
 
ここまでくるとあたしは奏太のセックスが見たくなった。  
あたしが相手してもいいけれどどうせ奏太は相手にしないし、どうやらあたしにNTR属性なるものが芽生えているようなのだ。  
奏太の童貞を他の女に取られるのは許せないけど、だからこそ興奮するのだ。  
あたしはさっそく、キュアエースこと円亜久里に連絡を取った。彼女とはプリキュア以外にオナペット共有同盟として繋がりがある。  
奏太や知り合いの男(オナペット)の写真を送ったりしている仲なのだ。  
奏太の童貞をキュアエースとして貰っていただけないかと伝えると一も二もなく承諾された。  
彼女もオナニーするときはキュアエースとして奏太を逆レイプしているというまさにウィンウィンの関係なのだ。  
 
 
「え?」  
奏太はあたしの部屋に入るなりポカンとした。キュアエースがいたのだ。  
「今日はオナニーではなくセックスにしましょ」  
あたしはなんてこともなくさらりと言う。  
「え?え?」  
と困惑の極みにある奏太に脱ぐように命じる。  
思考停止の彼は素直に言葉に従い裸になる。事態が把握していないみたいで勃起していない。  
「彼女の服を脱がしなさい」  
と命令し、彼がキュアエースの服を脱がすごとに彼自身はそそり立っていった。  
裸のキュアエースを前にして奏太はすべてを了解し歓喜の雄叫びを上げた。  
奏太とキュアエースの濃密な絡みを前に、とめどなく愛液が流れ落ちるのをあたしは感じていた。  
 
しばらくキュアエースと奏太がセックスする日々が続いた。  
「あれ?エースは?」  
「今日はいないのー。これを渡すから今日はもう帰って。自分の部屋で見なさい」  
「んー、わかった。」  
 
 
 
「さて、見るか…んん!?」  
あたしに渡されたDVDを再生して驚く奏太。無理もないわね。だってそこには…  
『ああんっ、奏太ぁ、おちんぽしゅごいよぉぉぉ』  
自分をオナペットにしてオナニーに耽る姉の姿があったのだから!  
実は忠臣黒川エレンに命じて奏や響にオナニーを見せ合う仲に発展してもらったの。そこで実の弟をオナペットにしてオナニーしているところを隠し撮りしたの。  
あ、奏太ったらおちんぽだして扱きはじめた。実姉のオナニーみながらシコるなんてマジ変態さん♪  
奏太の部屋に隠しカメラがあるからどんな動きも見逃さないわ。  
そんな彼の携帯に電話する。  
『もしもし〜オナニーで忙しいところ申し訳ないけど、今、奏も自分の部屋にいるの。  
そこで奏太と同じように奏太が自分の下着を使って自分をオナペットにしてオナニーしている動画を再生しているの。  
あ、奏にも奏太が今していることをエレンが電話しているところなの。つまり、お互いが何をしているのか分かっているのね』  
 
その後何があったのかは、翌日奏太と姉が眠たそうだった、とだけ言っておく。一部始終をあたしは見ていたのだけれど。  
 
 
「姫様は参加されないのですか?」  
「見ているだけでいいの」  
「はぁ……取られてしまいますよ?」  
そういうとエレンは奏太と複数の女の子が絡み合う場に戻って行った。  
 
ある朝、奏太が待ち合わせ場所にいなかった。  
おかしいな。  
遅刻かなと思って待ってみるけどもなかなかやってこない。  
登校すると教室に彼はいた。  
挨拶をするけども彼からは目をそむけられ、ぼそっとした声が返ってきただけだった。  
何かおかしい。  
その日一日の彼の態度はよそよそしいの一言に尽きた。  
あたしが何をしたの?何を怒らせたの?  
脳裏に過ぎたのは彼の年齢では体験できない夥しい卑猥な行為の数々。  
このような行為が世間一般では蔑まれ、彼の価値観もそのように変わってしまったのだろうか。  
それを引き起こしたあたしに関わりたくないというのか。  
放課後、逃げるように教室を出た奏太を捕まえ、問いただす。  
どうしてあたしを避けるのか。  
彼は目をそらしながら  
「昨日、お前で抜いたんだよ…」  
んん!?  
「な、なに…?」  
今とんでもない発言を!?  
「だから、お前をオナペットにしてシコッたんだよ!」  
なんですって!?  
そ、奏太があたしをオナペットに!?  
「手を繋いだり、一緒に歩いたり、おれの新作スイーツを美味しそうに食べるアコの表情を想像しながらちんぽを扱いたんだよ!」  
な、なななななななな、そんなこと絶対ない!  
あたしなんかを性的な対象にする人なんかいるわけないじゃない!  
「今日はおれんちでしよう」  
と言って、奏太に手を握られる。  
たったそれだけで蒸気が吹き出るみたいにあたしの顔は赤く熱くなる。  
しよう、って、な、何をするのかしら!?  
あたしはいたたまれなくなり彼から逃げ出す。  
ううう、彼に意識されることがこんなにも恥ずかしいなんておもわなかった!  
翌日以降も奏太はなんどもあたしを誘い、結局根負けしてしまった。  
彼にオナペットにされながら彼のオナニーを見るなんて悶絶しそうだった。  
彼との初キッスをみんなに見られながら行った。  
初体験はもちろん二人きりだ。撮影もしていない。  
彼はあたし一筋になると言ってくれたが、週に一度はみんなと乱交するようにお願いした。  
その乱交にあたしは参加しない。あたしは彼がどんなことをされているのか妄想し悶え苦しむことに快楽を見出だす変態さんになってしまったのだから。  
 
月日は経ち  
あたしと彼は結婚し、今では8才になる娘が一人いる。  
仲睦まじい家庭を築いている。  
義理姉さんとの仲もすでに健全なものとなって久しい。  
最後に彼が義理姉さんたちと乱交をしたのはたしか彼が中学二年生の春休みのときだった。  
義理姉さんがそれぞれの進路を決め、加音町を出立する数日前だったと思う。  
実は彼が中学に上がり乱交などという卑猥な行為を全くしなくなったが、義理姉さんたちの門出を祝って三日三晩、彼と交わってもらったのだ。  
あたしの申し出にはじめは彼も義理姉さんたちも激しく拒否反応を示したが、性欲の少ないメイジャーランドの住人が子孫を残すために使う秘薬をこっそり使って、  
みんなを淫乱で絶倫に仕立て上げ、意志に反して交わらせたの。  
みんな涙を流しながらもこれまででもっとも激しくアクロバティックで倫理道徳を冒涜する淫猥なる行為を重ねていってあたしも涙を流しながら自慰を行ったのね。  
全てが終わってしこたま叱られたけれど、最後に感謝されてしまって、こちらが困惑してしまった。  
実を言うと、彼も義理姉さんたちも、肉体関係を持っていたことをずっと後ろめたく思い、生きていたのだという。  
けれどもあたしが薬を使い、これまでの行為が唇と唇が触れ合うだけのキスぐらいに思えるほどの行為を体験し、吹っ切れたという。  
なぜなら、おそらくこの世界では天地開闢以来空前絶後の快楽享楽に耽ってしまったのだから。  
すっかり、彼と義理姉さんたちの仲は、彼が精通する以前のものになったのだ。  
あたしの目論み(つまり、これからもずっと彼は義理姉さんたちと乱交することね)は外れ、むしろ、健全な関係に修復してしまったのね。  
不幸なことに、いえ、幸運なことに、あたしはこのことを深く考えてしまった。  
考えてしまったせいで、苦しんだ。  
あたしが欲望のためだけで善良な姉弟、幼なじみたちを消して後戻り出来ない堕落に塗れた畜生道を歩かせてしまったことに。  
そのせいで中学の終わりまであたしは引きこもってしまった。パパもママもおじいちゃんも、彼も、義理姉さんたちにも心配をかけてしまった。  
何度手首から血が流れただろう。何度怨嗟の呪詛を撒き散らしたことだろう。何度、後悔、絶望しただろう。  
ついに後戻り出来ない、首吊りを実行した瞬間に、彼はドアを突き破り、あたしを荒々しく抱いた。  
彼に目茶苦茶に辱められ、救われた。  
今でも彼の言葉を忘れない。  
 
「お前は俺の雌豚奴隷だ!御主人様の命令は絶対だ!生きろ!!」  
 
このときこそ、あたしの魂が浄化され、M気質を強く認識した瞬間だった。  
それから、あたしは外に出て、遅れた学力を取り戻し、彼と同じ高校に入学し、高校生活の前半は彼とのアブノーマルな行為に耽溺し、  
後半は落ち着き、普通の恋人になり、別々の大学進学で疎遠になったり、ヨリを戻したり、突然プロポーズされたり、子供が出来たり、  
で、今に至る。  
 
ああ、ちょっと飲み過ぎちゃった。  
今日は大学の同窓会がありその帰りだった。  
家では夫と娘が仲良く待っていることだろう。  
時間が時間だから娘は寝ているだろう。  
天使の寝顔にキスしたいけれどお酒くさいのよね。  
うん、今夜は我慢我慢。  
あ、良いで忘れてたけど、明日は娘の誕生日だわ。  
うふふ、彼と一生懸命探し回ったあのぬいぐるみ、きっと気に入ってくれるわよね?  
ぎゅぅぅぅぅてぬいぐるみに抱き着く娘をぎゅぅぅぅぅって抱き着いてキスしまくっちゃお。  
あはは、酔ってる酔ってるイカンイカン。  
さて、わが家に着いた。  
あれ?  
義理姉さんの車が止まってあるぞ?  
う〜ん、なんで?  
そうだった。あたしがいないから家のことを義理姉さんにまかせていたんだった。  
玄関に入り帰ってきた挨拶をするが返事が帰って来なかった。  
お水を飲みにリビングにも行ったが明かりがついていなかった。  
おかしい…  
何かは知らない。  
何かがおかしいと感じた。  
酔いがすぅーと醒める。  
そろりそろりと廊下を踏む。  
義理さんがいるはずの客室の戸を開ける。  
いなかった。  
娘が眠る子供部屋を開ける。  
いなかった。  
お風呂も明かりはついていない。  
残るは寝室だ。  
もしかしてどこかに出かけてるかも。  
靴がたしかにあった記憶が脳裏をよぎりその可能性がたちまち打ち消される。  
寝室のわずかに開いたドアの隙間から明かりが漏れていた。  
声も聞こえる。  
彼だけではない。複数の声がする。嬌声だ。  
そっと中を覗き込む。  
信じがたい光景が広がっていた。  
ベッドの上で全裸の彼と義理姉さんがいたのだ。  
彼の背中に裸の義理姉さんが抱き着いているのだ。  
弟に胸や局部を押し付け自身を弟の体で愛撫しているのだ。  
そして、最も理解できないのが彼が結合している相手だった。  
娘だったのだ。  
ベッドの上で全裸の娘と彼はセックスしていたのだ。  
ここからはよく見えた。  
見えすぎるほどに。  
彼の大きく硬く膨張した剥き出しのモノが娘のピンク色の小さな割れ目に出たり入ったりする光景が。  
「あはぁ、パパのおちんぽしゅごしゅぎぃぃぃぃ!」  
「はぁはぁ、今夜もたっぷり注いであげるからね!ママがいないからもっと大きな喘ぎをきかせておくれ」  
「やぁん、奏太ってばいやらしい。実の娘に生中だしなんて。まだ初潮を迎えてないから孕む心配もないしね。もう、前よりも淫乱な父娘になっちゃってるぅ」  
彼等のやりとりの凄まじい内容に全身の毛穴から汗がどっと出る。ガツンと脳に衝撃を食らう。  
これまでの平穏な生活が音を立てて崩れ去る。  
 
これまでの彼や娘の言動は全て嘘だったのだ。  
いや、思い当たる節はあった。  
彼はよく娘と二人で入りたがったし、実際に入っていた。少し長いと感じたが彼が長風呂だったからとくにおかしいと思わなかった。  
そういえば、シャンプーが切れてたから二人のいる風呂場に予備を差し入れたときの彼等は驚いた顔をしていた。  
彼は娘を連れて彼の実家のお店にたびたび行っていた。今では、義理姉さんとその婿さんもお店を手伝っていた。  
もし彼等の目的が義理姉さんと会うことだったとしたら?  
彼等の会話、過去の行動がすべてその裏付けを取っていた。  
あたしは実は一泊する予定だった。  
けれども会場が急遽代わり一泊する必要がなかったのだ。  
このことを言い忘れていたため、あたしの居ぬ間に、夫とその娘と夫の姉の近親相姦3Pプレイをすることになったのだ。  
本来ならばあたしは知らなかった事実。  
けれど知ってしまった。  
いったい何時からこのような関係なのだろうか?  
手慣れた様子をみると関係を持ってだいぶ経っていることが分かった。  
実の娘、実の姉と性行為を行う。  
これがどれほど異常性なのか分からないわけがないだろう。  
どうして…!?、と思う資格が、あたしには…ない。  
因果応報。  
天網かいかい疎にして漏らさず。  
彼が娘と姉と交わる近親相姦愛好家になったのはあたしが昔に実の姉と交わるよう仕向けたため。  
8才という幼い娘を貫くロリコンになったのは、9才のあたしと交わったため。  
この常軌を逸したNTRはすべてあたしのせいなのだ。  
背筋がゾクゾクとする。  
はぁはぁ。  
気づくと手を下腹部に伸ばしていた。  
下着はすっかりぐっしょりと濡れており、身体はほてっていた。  
 
ドアの隙間から彼らの行為を一部余さず瞬きさえも惜しみ目に焼き付け、中指でクリトリスを焦らすようにゆっくりと愛撫する。  
くちゅくちゅ。  
あっ  
あっ  
あっ  
いけない、声に出ちゃう。  
彼に娘に義理姉さんにあたしが彼等の淫蕩に塗れた行為を見ながらオナニーしているのがバレちゃう。  
でも、止まらないの。  
もっと気持ち良くなりたいっていう命令が脳から出ちゃって指が止まらないの。  
くちゅくちゅ。  
あっ  
あっ  
あっ  
すっごく気持ちいいの。  
あんっ、彼の腰の動きったら激しいわ!  
娘が口を大きくあけてよだれを垂らして喘いでいるの!  
義理姉さんは彼のアナルに舌を突っ込んで吸ったりしてるの!  
へ、変態な一族だわ!  
変態の遺伝子が発現しているのね!  
あ、あたしったらとんでもない一族の一員になったものね…  
えへ、えへへへへへ  
くちゅくちゅ。  
あ〜キモチイの。  
あっ、あっ、そこ、クリちゃんキモチイの?こう?あっあんっ、い”い”わ”ぁ〜  
おおお、そ、そろそろ、彼、逝っちゃう!  
娘の膣で逝っちゃう!  
8才の膣で逝っちゃう!  
姉の腕が彼のアナルにすっぽり入ったまま逝っちゃう!  
あ、あたしも逝っちゃう!  
あ”あ”!彼、逝ったぁ♪  
うひょぉぉぉぉぉぉぉ!!  
娘の膣にどくどくと彼の白い精液が流し込まれてるぅ☆  
あんん、もうダメ!  
あたし逝く!!  
「逝っちゃうぅぅぅぅぅぅ!!」  
あは☆  
声出しちゃった☆  
ぷしゅあああああ。  
潮噴いちゃった☆  
もうダメ。意識無くなっちゃう!  
あは☆  
 
「よし、逝ったようだな」  
「ええ、そうね」  
「つーまーりー」  
 
「「「作成大成功だ(ね)!!」」」  
 
男は娘との結合を解き、娘の膣から流れる己の精液をティッシュで拭いてやった。  
「うんしょ」  
と彼のアナルから彼の姉が手首を出す。  
彼等はドアを開けると廊下で自らが巻き散らかした体液塗れの女を見つけた。  
彼女は彼等の妻であり母親であり義理妹でもあった。  
「ママ喜んでくれたかな」  
「ああきっと素晴らしい誕生日プレゼントになったぞ」  
「これで少しは自重してくれるかしら?」  
「「う〜ん、どうだろ?」」  
「そこは肯定してくれないと高校卒業以来に実弟と近親相姦したのが報われないんだけれど」  
「「性癖があれだからねぇ」」  
「う…確かに。ホント理解に苦しむわ。NTRが誕生日プレゼントなんてもっと解りたくないわ」  
そうなのだ。彼女は結局、NTR属性が消えることがなかった。夫との間に娘ができると彼女は最大のNTRを思いついた。  
夫が娘に寝取られるのだ。  
これ以上のNTRはあるか、いや、ない。  
これを実現するために彼女は、父親と娘が恋愛や近親相姦する映画をレンタルして夫と娘に見せまくった。  
娘には体で父親の体を洗うように指導したり、夫にロリの近親相姦裏ビデオを見せてオナニーするよう通達して、夫と娘が近親相姦するように仕向けていたのだ。  
だが、娘は父親と行為をすることに気持ち悪さを抱き、夫ももとから娘に欲情しなかった。  
彼等はウンザリした。  
どうすれば彼女はやめてくれるのか。  
それは彼女の欲望を満たすことだった。  
つまり、彼女の要求通り近親相姦すればいいのだ。  
すでに父親と娘は近親相姦を単なる記号としか見てなかった。近親相姦に付随する倫理道徳的な背徳感、疚しさを一切覚えることはなかった。  
父親と娘は近親相姦することに決めたのだがいつにするのかという点についてはよく話し合った。  
結果、娘と妻の誕生日の前日に行うことにした。  
その日は妻の大学の同窓会(実はそれも夫と娘をセックスさせる機会を設けるための嘘だった)があり、一泊の予定が直前で変更して、  
それを夫と娘は知らない、という設定であったので、実に都合が良かった。  
それに妻(ママ)には日頃から感謝の念も抱いていたのも事実だ。  
妻と初セックスしたのはお互いに9才の時だ。  
だから、8才の娘とセックスすることは、実の娘にNTRれて、さらに自分のときよりも1才年下にNTRるという  
彼女にとってもっとも興奮するシチュを提供することにして、それを誕生日プレゼントとしたのだ。  
その贈り物をさらに良いものにするための夫は実姉にも声をかけ、実は前から夫の姉にNTRれていたというスパイスを振り掛けることにしたのだ。  
娘とのセックスはふり、ではなく、本当にすることにした。  
ちゃんと膣とペニスの結合を見せ付けるのだ。  
しかし、8才の娘の幼いおまんこに父親の大きなペニスを入れるにあたり準備を必要とした。  
そのままでは裂けてしまい、娘の一生を台なしにしてしまうのだ。  
アナルセックスならばそれほど手間もかけずにできそうだった。  
アナルのほうが緩んでおり、事実、妻(ママ)が見せ付けるロリ、ペドものの父娘近親相姦本物動画、写真にはアナルセックスが多数載っていた。  
でも、やっぱり膣でセックスするべきなのだ。それが彼女が最も興奮するセックスなのだから。  
そういうわけで娘の膣を拡張する訓練が始まった。主に娘とお風呂に入るときに行った。  
指を娘の膣に入れて、少しずつ指の本数を増やしたり、バイブを使ったりして、拡張していったのだ。  
かといって父親と娘の間に近親相姦したいという欲望は一向に生まれなかった。  
お風呂場で父親が娘にバイブを突っ込んでいるが彼のペニスはまったく勃起していなかった。娘も愛液を流しておらずローションを必要とした。  
何度か娘が逝ったりしていたが、ただの生理的な反応だと二人は割り切っていた。  
かつてここまで淡々とした作業的な近親相姦的行為はなかっただろう。  
もしこれを妻(ママ)が目撃したら  
『そんなんじゃないのよ!もっと濁った暗い欲望を滲ませた目で互いの身体を貪り合うの!』  
と叱咤を飛ばしたことだろう。  
 
そして、当日、姉とも合流し、台本を片手にリハーサル(もちろん服をきたまま未挿入)を何度も繰り返し、  
その光景を寝室のドアの隙間から映し、しっかりと挿入部位が見るかなど入念な打ち合わせを行った。  
また、挿入する側の父親は娘に全く欲情しないため、彼の姉と娘は精のつく料理を沢山こしらえ、さらにバイアグラも添加する気合いの入り用だ。  
本物の近親相姦動画を鑑賞して本物の迫力を学んだりした。  
まさにAVの撮影現場であった。  
視聴者には決してその裏側を見せずに最高のエンターテイメントを提供するのだ。  
同窓会から帰ってくる設定の彼女が家にいつもどってくるのかわかるように家の前や廊下に監視カメラを設置していた。  
彼女が帰ってくる時間帯(それもそれとなく彼女は夫、娘に伝えてあった)には寝室で全裸で監視モニターを見ながら待機していた。  
彼女が家の前でチャイムを押したりわざとらしく咳をしたり気がつくようにぐるぐるまわったりして時間を稼いでいる間に彼等はさっそく準備に取り掛かった。  
夫は妻のいやらしい姿を思い浮かべ勃起し、娘もローションを自らの膣に入れ父親が挿入しやすいようにした。  
夫の姉も台本での注意点を二人に再度通達した。  
妻(ママ)が玄関を開け執拗にただいまを連呼するのをモニターと直に聞きき、さっそく台本通りに演技をはじめた。  
娘に挿入したのである。  
娘への挿入はこれがはじめてだった。  
けれどもいろいろと特訓をしたおかげで娘が痛がることはなかった。  
三人で小型の監視モニターを眺め妻(ママ)がこちらを覗き込むのを確認すると演技に熱を込めた。  
そして、彼女がこちらを見ながらオナニーし、潮をふき、気絶するのを確認したのである。  
作成大成功なのである。  
 
彼女は寝息を立ててベッドで寝ていた。彼女は同窓会に行くふりをしていたが時間をつぶすあいだにお酒を飲んでいたのだ。  
「これなら朝までぐっすりだな」  
「ええそうね」  
「これからどうしおっか?トランプ?」  
「寝るに決まってるだろ、姉さん。子供はもう寝る時間だし」  
「でもパパその前にこれどうにかしないといけないんじゃないの?」  
娘が指摘するのは張り詰めた勃起ペニスだ。  
「ああ、トイレで処理するさ」  
「トイレなんて不衛生よ」  
「あたしたちが料理張り切りすぎたせいかしら?」  
「美味しかったよ、御馳走様でした」  
「そういって貰えると嬉しいな」  
「今度はあたしだけでパパに料理つくっちゃうんだから」  
「はは、楽しみにしてるよ」  
「ところで、これからわたしの寝る部屋にみんなで来ない?」  
「ん?」  
「どうしてなの?」  
「せっかく練習した台本もまだ前半部しかやってなかったし、観客はもう寝ちゃっていないけれど、ダメかしら?」  
「そ、それは…流石に、まずくないか?」  
「大丈夫よ、パパ。元々する予定だったし。ついでにパパも抜けるし」  
「まぁ、実を言うと、わたしがちょっと身体を持て余してるだけなんだけどね…あは」  
「姉さんがしたいだけかよ!」  
「パパ、ごめんなさい。あたしもホントはパパとしたくて…」もじもじ  
「二人も精のつく料理を食べたから身体がほてってるのも無理はないか…おれも実はおまえたちとしたかったりする。  
だが、これは紛れもなく、近親相姦になるし、妻を裏切ることになる。妻に万が一知られようものなら…」  
「大丈夫よ、こんなにぐっすり眠ってるもの、ねぇ?」  
「パパ、ダメかしら?」  
「おまえたち…う……分かったよ…」  
 
   
   
   
   
   
   
 
 
「………」  
客間に敷かれた布団の上で夫と娘と義理姉が一心不乱に互いの身体を貪っていた。  
手元の台本を見るが彼等の言動と一致するところはない。彼等は知らない。  
彼等を見る目があることを。  
彼等は知らない。  
眠っていたふりをしていたことを。  
彼等は知らない。  
彼等の痴態を見ながら自慰をする者の存在を。  
 
その後、夫は娘はあたしの目のないところでいかがわしいことを繰り広げていた。  
夫と娘はたびたび二人で外出し、夫の姉『たち』と合流して、ホテルの一室で狂乱に耽っていた。  
 
このことをあたしが知っていることを  
彼等は知らない。  
 
これらが仕組まれたものだと  
彼等は知らないのだ。  
 
 
 
おわり  
 

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