とある昼下がりに足早に駆け抜けるのぞみ。ハァハァと息を切らしながら向かうところはナッツハウスだった。  
「いらっしゃ……、なんだ、のぞみか。」  
「なんだはないでしょー、失礼ねー!」  
相変わらず無愛想な態度のナッツ。  
「ところで何しに来たのさ、のぞみ。」  
のぞみの話によると、りんは運動系部活の手伝い、うららはテレビ番組の収録、こまちは図書委員の会合、かれんは生徒会緊急会議のため、のぞみが一人暇を持て余しているという。  
「しかもココも職員会議なんだって、あーヒマだなー。頼みの綱はナッツだけなのよー。」  
「…昨日までは客が多かったからな。しかし今日は客足が鈍っているんだ。」  
「ということは、お手伝いはなし?!」  
「なしだ。俺一人で充分だからな。」  
ますます暇で落ち込むのぞみ。  
(はぁー、ナッツもヒマを持て余しているのかと思ってたのに〜。)  
そんなことを考えているうちに、一人の客が訪れた。  
(あれ…こまちさん今頃学校なのに?)  
しかし、よーく見ると…、姉のまどかだった。  
「こんにちは、あなたがのぞみちゃんね?ヨロシクぅ!」  
「まどかさん?どうして私のことを?」  
「こまちから聞いたのよー。」  
「ここじゃなんだから、中に入ろうよ。」  
早速店の奥に行くのぞみとまどか。そそくさとした行動にちょっと驚くナッツ。  
(まあ、いいか。のぞみにはいい暇潰しだろうからな。)  
 
店の奥にある一室でくつろぐ2人。テーブルの上にに秋元家の豆大福があった。ちなみにナッツにも豆大福をあげたのだ。  
「改めて聞くけど、まどかさん。何で私がヒマなのがわかったんですか?」  
「実はね…。」  
話は昨日に遡る。秋元家でくつろぐまどか。そこにこまちが帰ってきた。  
「あら、お姉ちゃん。家にいたの?」  
「先ほど帰ってきたのよ。2〜3日家にいるかも知れない。」  
「それなら、私の友達ののぞみさんの相手をしてくれるかしら。」  
「のぞみって…、ピンクの髪の子?」  
「そう。私は図書委員の仕事で帰りが遅くなるかもしれないから。」  
「オッケー、いいわよ。私は明日もヒマだから。」  
こうしてこまちは、まどかにナッツハウスの地図を渡した。  
「ここにのぞみさんが来そうだからね。」  
「一度行ったことがあるかもだけど。ま、いいか。」  
…ということだったのである。  
「へーこまちさんがー。フーン。」  
「私もこまちやかれん達のことが聞きたいのよ。もちろん他の友達のこともね。」  
こうして女子らしい会話が長時間続いた。しかし時間が経つうちにだんだん飽きてきる様子が伺える。  
テーブルの上にある豆大福も残り1個。  
「半分ずつにしましょうか。」  
「いいわね。お言葉に甘えて…。」  
豆大福は半分になった。  
「ところでのぞみちゃん。あなたに魔法をかけてあげたいのよ。」  
「魔法って?」  
話が再び盛り上がった。しかし、この盛り上がりは何かの前兆であることも知る由もなかったのだ。  
 
半分ずつになった豆大福をほうばるまどか。  
「魔法というのはこのことよ…。のぞみちゃん、瞳を閉じて…。」  
まどかの言葉を受け入れるのぞみ。  
「…こ、こうですか?」  
と瞳を閉じる。そこにまどかはのぞみの唇を奪うかのように口付けを交わした。  
(何これ…、あ、甘〜い。)  
それも甘いはず。まどかは自分の食べた豆大福をのぞみに口移ししたのだ。  
(しかもとろけてる〜。まどかさんのキスって甘かったんだ〜。)  
やがて互いの口を離した。  
「…なんだか身体が火照っちゃった〜。ハァ…。」  
「そうよね。リラックスしようか。」  
まどかはのぞみのキャミソールを優しく脱がせる。上半身はスポーツブラ1枚になった。  
「まだ火照っちゃてるよー。」  
「このキスは効果絶大ね。魔法の効き始めみたい。」  
まどかはのぞみの背後に回った。その手はのぞみの乳房に触れる。  
「…まだ成長過程の身体ね。なのにジンジン。」  
「まどかさん…私その気じゃないんだけど…。」  
「あら、そんな事言っちゃって、身体の方が正直なのに。」  
(なんでわかっちゃったのかな…?)  
まどかはブラ越しに指で乳首を弄る。  
「ブラの上でもカチカチ。やっぱり敏感なのね。」  
(さすがお姉さん。手馴れてるな…。)  
ここでは一言も言えないのぞみ。年季が違うのか、感じ方はまるで違うようだ。  
 
「だんだんもどかしくなっちゃったかな。」  
まどかは優しくブラを脱がせる。そこには成長過程といえるのぞみの乳房が露になった。  
「キャ、恥ずかしい…。まどかさんったら…。」  
「あらー、乳首も真っ赤ね。」  
「やん、そんなに見つめないで…。」  
まどかはのぞみの赤く染まった乳首を口にした。静かにチュウチュウと音を立てながら。  
(さすが大人の女性…、身体の弄り方も違う…。)  
乳首を口から離した。しかし乳首はまだ赤いままだ。  
「まだ熱いわね。私も熱くなっちゃった。」  
熱が移ったかのようにまどかも火照ったようだ。  
「のぞみちゃん…、私をリードして…。」  
「…でも、上手くいくかなー。」  
「大丈夫よ。あなたなら。」  
今度は逆にのぞみがまどかの背後に回った。  
「…こ、こうかな……?」  
のぞみはタンクトップ越しにまどかの乳房を触る。  
「そうそう。優しく、優しくね…。」  
手習いっぽい動きだが、柔らかくまどかの乳房を揉む。  
「更に火照っちゃったわ。お願い、上を脱がせて。」  
一瞬戸惑ったのぞみ。しかし手はタンクトップの裾を掴んでいた。  
「早くぅ。」  
そしてぎこちなくタンクトップを脱がせた。  
 
脱がし終えると、まどかの乳房がたわわに揺れた。  
「ノ…ノーブラ…???」  
まどかの乳房はツンと上向きで、しかも美乳だった。大きさも申し分ない。  
「クス……、のぞみちゃん、他人の大人の胸を直で見るの初めて?」  
のぞみは小さく首を縦に振った。  
「いいわよ。私の胸を弄って。」  
言われるままにのぞみはまどかの乳首に吸い付く。  
「あ…、ハァ………、ン……。」  
今まで友人とこのような経験をしているのか、この扱い方は手馴れたものであった。  
「あなた……お上手………。」  
この言葉は、今ののぞみにとっては理解不能であった。誉めているのか、けなしているのか。  
「まどかさん…、まだ熱いよ…。」  
身体の熱も下がらない。しかしお互いそうなのだ。  
「今度は私のジーンズを脱がせて。」  
やはり言われるままにジーンズを緩く脱がせた。まどかはパンツ1枚になったのだ。  
(まどかさんの脚…キレイだ…。)  
趣味のツーリングで鍛えた脚は、やや太めのももとやや細めのふくらはぎの均整の取れた脚だ。  
「そんなに私の脚って……、いいかな?」  
「思わず見とれちゃいました。」  
「あなたの足も悪くないわね。」  
のぞみはショートパンツを穿いたままだが、太くも細くもない普通の脚が露だった。  
「のぞみちゃん、もっと楽にしたらどうかな。」  
…つまりのぞみはショートパンツを脱いだら楽になると思っていたのである。そして自らショートパンツを脱いだ。  
 
パンツ1枚になったのぞみをしみじみと見るまどか。  
「……あなたのパンツ染み付いちゃってる。やっぱりね。」  
火照った証拠なのか、のぞみのパンツは愛液で濡れていた。  
「そ…そんなこと……ないです。」  
「あらあら、言葉と身体が合っていないわよ。」  
のぞみの恥丘を指で弄るまどか。親指と人差し指を動かしながら粘った液体を見せる。  
「これを見て、どう思う?」  
「……………………。」  
沈黙するのぞみ。まどかは何かをを探るかのように、パンツの中へ手を入れた。  
「あー、膣(なか)が熱くてグッショリ。」  
もっと楽になるかもしれないと、パンツを脱がせた。のぞみの秘部はまだ毛も薄く縦棒の一本線がわずかだが見え隠れしていた。  
「蜜があふれちゃってるわ。」  
「は、恥ずかしいです…。」  
まどかはのぞみの蜜を吸った。チュウチュウと音を立てて…。  
「のぞみちゃんの蜜……、おいしい………。」  
「あ……、アン……、ヒャッ………。」  
まどかの舌先にあるのは、のぞみのクリトリスだった。その舌先でクリトリスの皮をむいた。  
「さらに大きくなってる。敏感ね。」  
舌先は豆粒大に膨れ上がったクリトリスをなめる。  
「ヒャアアアアアアアアアアア………。」  
「まだイクには早いわよ。」  
まどかはややサディストっぽい笑みを浮かべていた。  
 
まどかは、のぞみの穴に指を1本入れた。  
「さらにあふれちゃってる。」  
「まどかさーん、きもちいいーーーー。」  
さらに指を1本増やし、2本も入れる。  
「ワンフィンガーでイクもよし、ツーフィンガーでイクもよし。でも早くイッちゃ困るのよね。」  
「2本もー、限界ですよー。」  
むしろのぞみの穴はまだ小さい。限度なのも承知のはずだろう。  
「今度は私をイカせてほしいな。」  
「…で、でも………。」  
「大丈夫、あなたにも出来るはずよ。」  
と、おもむろにまどかのパンツを脱がせた。ヘアも生え揃っていて、いかにも大人の女性だ。  
「いきなり正攻法とは、テクニシャンね。」  
「いや、それほどでも…。」  
ヘアを掻き分けてクリトリスをつまんだ。  
「うわー、どこもかしこも大人だー。」  
「あまり誉めないでよ、恥ずかしいわね。」  
まどかの一言は一種の誉め言葉であろうとも気が付かないのぞみ。頭の中はイカせることしかほかになかった。  
「…こ、こうですか?」  
舌でまどかの秘部を弄る。  
「ヤン!う、上手いわね…。」  
舌を適当に動かすのぞみ。蜜は溢れてそれを巧みに吸った。  
「アン、イッちゃいそう…。」  
 
まどかは昇天寸前だったが、自ら持ってきた樹脂製の棒をバッグから取り出した。  
「まどかさん、これは何?」  
「これが秋元家の秘密兵器『いかせ棒』よ。あなたは初めてっぽいから日本人標準サイズを持ってきたの。」  
「ひ、秘密兵器って!?!?!?!?」  
「これでイカせてあげるから。」  
いかせ棒の丸い先端部をなめるまどか。  
「これで準備OK。始めは痛いけど我慢してね。」  
棒の先はのぞみの秘部を少しずつ侵入させた。  
「い、痛、イタタタタ!」  
けたたましく叫ぶのぞみ。  
「大丈夫、痛みも快楽に変わるから。」  
棒の半分はのぞみの膣の中にあった。もう半分をまどかが入れてリードする。  
「まどかさん、痛みが消えたよー。」  
「そうでしょ?痛みなんかすぐ忘れるわよ。」  
動きは勢いを増した。それに大きい喘ぎ声がこだまする。  
「まどかさん、もうイッちゃいそう!!」  
「わ、私もよ!!!」  
お互いに昇天して果てたのだった。  
「ハア、ハア…、あなた、よくやるじゃん。」  
「よくわからないけど……、気持ちよかった……。」  
 
翌日・学園のカフェでいつもの5人が会話を交わしていた。  
「のぞみー、昨日はどうだったの。あんたが一人だったから心配だったよ。」  
幼馴染なのか、りんはのぞみのことを心配していた。  
「いやいや、それほどでも。」  
と、心配無用をアピールしていた。  
「のぞみさんってば、昨日はホントに楽しかったんですね。」  
何故か羨ましそうな表情のうらら。それもそのはずである。  
「のぞみさん、昨日はどうだった?」  
と、こまちが尋ねる。  
「た…楽しかった…です……」  
声を詰まらせるのぞみ。  
「あら、素直じゃないわね。のぞみったら照れちゃって。」  
かれんが容赦なくツッコむ。  
「私もまどかさんに『愛のムチ』をやらされたんだからね。もっと喜んだら?」  
のぞみは赤面する。  
「お姉ちゃんがのぞみさんのことを誉めてたわよ。『またのぞみちゃんとやりたいな』って。」  
更に容赦なくこまちは毒舌を口にした。  
「し、しばらくは勘弁して〜〜〜〜!!!!!!」  
のぞみは大声で叫んだのであった。  
 

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