『こまちとかれんの中一時代』
これは、こまちとかれんが中学一年の頃の話…。
社会科見学の現場がドタキャンされ、中止を考えるもこまちの助言で続行が決定した。
2人は数々の現場を廻って、必死の思いの末、漸く替わりの現場を見つけることが出来たのだった。
その日の夜、2人は水無月家でパンフレットを作り終えて、喜びを分かち合った2人がここにいた。
充実した達成感の余韻か、喜びもまた大きいものだった。
「あなたのお陰でここまで頑張ることが出来たわ。ありがとう、こまち」
「ううん、お手伝い出来てよかったわ、かれん」
肩の荷が下りたのか、喜びの後は疲労も出てしまった。
その時どうしようもなく落ち込んでいたかれんが先に眠りこけたのだ。
「スー…………」
かれんの小さい寝息がかすかに聞こえる。こまちはその様子を見ていたのだ。
「かれんったら、気持ちよさそうね。ご苦労様」
こまちは小声で囁く。しかし、こまちは寝ているかれんに興味を示していた。
ほんのちょっとしたイタズラ心か、こまちはかれんの耳にかすかな息を吹きかける。
「フッ…」
「う……、うん?」
かれんは起きかけたが、すぐ眠った。
(感じてるみたいね)
こまちは寝ているかれんの邪魔をしないとばかりにその場を見つめていた。
その後しばらくして…。
「こ……こまち………」
「…寝言かしら?」
「こまち……、上着………脱がせて………」
気が付けば制服姿のまま眠っていたから、気が楽になるようにとこまちにお願いしたのであろう。
こまちは眠りの邪魔にならないようにかれんをゆっくりと起き上げる。そして悪戦苦闘しながらも上着を脱ぐことが出来た。
脱がせた後、かれんは深い眠りについた。しかし、傍にいるこまちは何かを企んでいるような笑みを浮かべた。
(フフフ…かれんにイタズラしちゃおうかな…)
こまちにほんのちょっとしたイタズラ心が芽生えたのだ。
こまちはかれんのボレロスカートを徐々に脱がせた。無論、眠りの邪魔にならない程度に。
「う、……うん………」
かれんは鼻を鳴らす声だけを発していた。もちろん脱がされたのも気付かずに。
まだ寝ているかれんは首に付いているリボンとシャツとパンツだけの姿になっていた。
(さてと…次は何をしようかしら……?)
ますますこまちのイタズラ心は加速する。今度は首のリボンに手をかけていた。
ゆっくりとリボンを解く。これでシャツとパンツだけになったのだ。
(私も楽になろっと)
こまちも上着とボレロスカートを脱ぐ。すぐにリボンも解いていく。
その時である。かれんは起きる気配をしていたのだ。
「んー……?」
かれんは目覚めていた。
「な……何、この格好?!私…どうしちゃったの??」
「お目覚め?かれん」
「お目覚めって……、こまち、あなたもこの格好なの??」
驚くかれん。しかもこのような姿で混乱するのも無理もない。
このような事態を起こしてしまい、かれんは突発的に狂ってしまった。
しばらくして、こまちはかれんが落ち着くのを見計らって詫びを入れた。
「こめんね、かれん。あなたが可愛かったから……、つい……」
「私の方こそこめんね。いきなりのことで動揺しちゃった…」
「それじゃ、お詫びの印に…。かれん、目をつむってね」
言われたとおりに瞳を閉じるかれん。そこにこまちは唇を重ねた。
「チュ……」
2人の唇が重なり、深いキスを味わっている。
「う……うん……」
どこで覚えたのか、2人は舌を絡ませた。さらにキスは濃厚さを増していく。
「こまちのキス……、美味しかった……」
「かれんこそ・・・……」
それぞれキスの味を堪能したいた。
「今度は私の番ね。こまち」
「お返しして……いいわよ」
かれんはこまちのシャツとブラを脱がせる。まだ中一の幼い乳房がかれんの目の前に映った。
手探りでこまちの乳房を触るかれん。両手の親指は両方の乳首を触れていた。
「き……気持ち……いい……」
触れていくうちにこまちの乳首は屹立する。そこにかれんは口を使って含ませた。
「あ……、あう……ふ……」
こまちは喘ぎ声をかすかに上げた。
かれんはこまちの股間をパンツ越しに指でなぞった。
「ここ……感じる?」
「ん………」
中指の先で丁寧に割れ目をなぞる。徐々に泉が溢れるかの如く、かれんの指先は湿りが強くなる。
「ふ……ふあ……」
十分濡れたのか、かれんはこまちのパンツを脱がせた。やはり中一の身体なのか、毛はなく縦線が丸見えである。
「こまち……気持ちいい?」
「……ひゃ、ひゃあ!」
かれんの指先は速さを増して、クチュクチュと音を立てながら愛液を漏らした。
「は………、あ………、ん」
ようやく一時的に達したのか、こまちの口から大きなため息が漏れる。
「ハァ………、ハァ………」
「気持ちよかったかしら?」
かれんは自らシャツとブラを脱いだ。こまちの身体とくっつけ、お互いの乳首を擦り付けている。
「こまち、これも気持ちいい……よね?」
「うん……」
2人は抱き合うように愛撫を楽しんだ。
「かれん。あなたのを……触らせて」
「うん」
今度はこまちがかれんのパンツの中に手を突っ込んだ。
「かれんのも…濡れてる」
やはりかれんも股間が濡れていて、すぐさまパンツを脱がせた。
そしてこまちは濡れたかれんの壺に指を入れた。クチュクチュとした鈍い音が大きく響く。
「あ………、ああ…………」
指の動きは徐々に激しくなる。
「気持ち……気持ちいい!!」
かれんの頭の中は真っ白になっていた。
「ハァ…………、気持ちよかった……」
今度はかれんが立ち上がり、こまちは横になっていた。
「これ…、何かで調べたんだけど……もっと気持ちよくなるのがあるらしいわ」
何かと博学のこまち。
「どうやるのかしら」
どうやら『貝合わせ』をやろうとしているらしい。横になったこまちは足を伸ばして股を広げ、かれんは立ったまま足を広げている。
「なんだかよくわからないけど…」
戸惑いながらも手探りで行為を続けていた。
「準備はいいかしら?こまち」
「ええ、いいわよ」
お互いの花弁を徐々に近づけ、同時に雌同士の特有の匂いを放っていた。
この時、濡れた音が重なり合う。花弁はすでに吸い付いているかのように。
「こ、これって…」
「何?この感覚?」
2人は生まれて初めての悦楽を味わっていた。まるで何かに覚醒するが如く。
重なった花弁は激しく動き、立っているかれんの腰が勢いを増していた。
「と…止まらない……」
「かれん、こんな体験は初めてよ!」
2人の声が高くなっている。まさに『絶頂』を迎えようとしていた。
「ほ、本当に、き、気持ち、気持ちいい!!」
「あう、あ……、い…イッちゃいそう!」
くっついている花弁の勢いは止まらないままだった。
「来て……来ていいから!!」
「うん……、いいわよ!かれん!!」
クチュクチュとした音が一段と大きくなっていく。
そしてお互いイキそうになったその瞬間……。
「あ、あひゃ、アーーーーーッ!!!」
重なった花弁が離れて、かれんの秘所から黄金色の液体がシャーっと勢い良く吹き出た。
その液体は、こまちの乳房から股間までかかっていた。
「こまち…、ごめんね……」
「どうしたの?」
「……あの………おしっこが……出ちゃった………」
「ううん、私は全然気にしてないわよ。それより応急処置ね。尿道炎になるかも知れないから」
こまちはかれんの尿道を洗うかのように舌を使って愛撫する。
「ああ、また……、き、気持ちいい!!」
「かれんのおしっこ……美味しい……」
「こまちってば……」
呆気に取られたような表情のかれん。
今度は尿ばかりでは足りないのか、さらに膣全体を愛撫していく。
「ホ、ホントに気持ちいい……本当にイッちゃう……」
かれんは更なる悦楽を味わっていた。
その後数々の悦楽と快感を味わいながらも友情を深めた(?)こまちとかれん。
しかし、その友情の絆に関しては誰にも言えない秘密の1つとなっているのであった。
終