初秋の夕暮れ時、かれんお嬢の住む豪邸に、いつもの面々が集っている。エコロ  
ジーが叫ばれる世の中にもかかわらず、自宅に馬場を持っているブルジョワジの  
代表格であるかれんは今、白馬に跨っている所であった。  
「わあ、格好いい」  
そう言って無邪気に笑うのはのぞみである。彼女には勿論、人間の身勝手な都合  
で囲われる畜生の哀れさが理解できていない。  
 
「久しぶりであまりうまく乗れなかったわ」  
戻って来たかれんは下馬した後、照れ臭そうに額の汗を拭った。近頃の彼女は、  
以前のような刺々しさが抜け、柔らかな性格になりつつある。それもみな、ここに  
いる友人のおかげであり、共に過ごせる時間が何よりも尊く感じていた。  
 
「あら、ミルク、あなた・・・」  
かれんがふと気がついたのだが、ミルクの様子が何処か変である。体がだるそうで、  
やけにフラフラしているのだ。かれんは手を伸ばし、そっとミルクの額に触れてみる。  
「大変、熱があるわ」  
かれんはミルクを懐に抱き、プリキュア一家と共に自室へと戻って行った。すでに  
空は黄金色に染まり、夕闇がすぐそこまで迫っていた。  
 
「じいや、じいや」  
かれんは執事を探し、屋敷内を奔走する。ココやナッツの見立てでは、ミルクは風邪  
を召したらしいのだが、この世界の薬は効かず、治療を行うピンキーを探してこなけ  
ればならない為、看病を任されたかれんを除いて、皆が外へ出て行った。  
「どうしました、お嬢様」  
かれんの声に執事が慌てて現れる。  
「風邪をひいた時の看病の仕方を教えて欲しいの」  
「どなたかが臥せっておられるので?」  
「そうなの」  
心配げなかれんの顔を見ると、執事はすぐに看病の道具を持ってきた。  
 
「これは体温計です」  
執事はどこの家庭にでもある、普通の電子体温計を手にした。  
「それは知ってるわ。腋の下で計るのよね」  
「いいえ、違います」  
「え?」  
「肛門で計るのです」  
「まさか」  
かれんはぽっと頬を染めた。  
 
「直腸検温といい、一般的にも行われています。さあ、お嬢様、下着を脱いで、ソファ  
に寝てください」  
「わ、私がやるの?」  
「予行演習です。いきなりではお嬢様も戸惑いなさるでしょうし」  
執事はあくまでも真剣である。その為、かれんも押されてしまった。  
 
「分かったわ」  
ミニスカートの中に手を入れ、ショーツのゴムに指をかけたとき、執事の顔色を確かめ  
たが、やはりいつも通りの優しい初老の男のままだった。  
(じいやは決して、いやらしい気持ちじゃない。私が恥ずかしがってどうするの)  
かれんはショーツを脱ぐと、ソファにうつ伏せとなる。後は執事任せで、どうやるかは  
分からない。  
 
「お嬢様、下着は私が預かっておきましょう」  
「あ、ありがとう」  
脱ぎたての、体温が残っていそうな純白のショーツが、執事の手に渡った。かれんは  
この時、下着に恥ずかしい汚れが無いか心配でならなかった。  
「それでは・・・」  
スカートが捲り上げられ、細い体温計の先がかれんのすぼまりに迫る。執事は二、三  
回、肛門の皺を指で伸ばすように撫でた後、体温計をぐっと押し込んだ。  
 
「あっ!」  
「一分ほど、ご辛抱なさってください」  
体温計はすんなりと肛門内に入り、かれんに違和感を与えた。背後には幼少の  
頃から世話になっている執事の老人がいる。尻の割れ目を開かれたので、女の  
大事な部分も見られているはずだが、そこにまだ性毛を持たぬかれんは、その事  
が恥ずかしくて仕方が無い。  
 
「じいや」  
「なんでしょう」  
「私のアソコ・・・まだ毛がないでしょう」  
「ございませんね」  
「これって変じゃないかしら。発育不良なのかも」  
「そんな事はございません。成長には個人差があります。じき、生えてくるものと  
思われます」  
「そう、それならいいけど・・・」  
 
アラーム音が鳴り、検温が終わった。執事が体温計を肛門から抜く時、かれんは  
あっとため息を漏らした。  
「三十六度五分。平熱ですね」  
執事は温度を確かめてから、ティッシュで汚れを拭った。その様を見てかれんは  
羞恥のあまり、ソファに顔を埋めてしまう。  
(体温計、汚れてたわ!きっと匂ったはずよ・・・いやっ、恥ずかしい!)  
 
自分の排泄孔に入れられた物を、執事とはいえ異性に見られるという事が、年頃  
の少女にとっては耐えがたい屈辱だった。しかし、今はそんな事を言ってはいられ  
ない。病に倒れたミルクの為に、学ぶ事は幾らでもあった。  
「ではお嬢様、次はこれです」  
次に執事が選んだのはネギ。スーパーで売っている、普通の長ネギを十センチ  
ほどの長さに切った物だった。  
 
「ネギ?」  
「昔からネギは熱さましに良いと言われております。所謂、民間療法の類ですが」  
「それをどうするの?食べるの?」  
「いえ、お尻の穴に入れるのです」  
「まッ、また、お尻・・・」  
 
かれんは先ほどより更に顔を赤らめ、困ったような表情を見せた。長さ十センチの  
ネギは三センチほどの太さを持ち、先ほどの体温計とは明らかにサイズが違う。  
これを乙女の尻穴に挿入せよとは、何という過酷さか。しかし、彼女の自室にはう  
なされるミルクがいる。今はたとえまじないにでも頼りたい気分なのだ。かれんは  
拒もうとすらしなかった。  
 
「さあ、お嬢様、四つん這いになってください」  
「・・・じいや」  
「はい?」  
「もし、私が恥をかくような事があっても、笑わないでね」  
かれんはそう言って手足を伸ばし、四つん這いとなった。  
「私がお嬢様を笑う事はありません」  
ネギを持った執事の手が、かれんの尻穴に再び迫る。先ほどの体温計で、そこは  
解されているせいか、ネギは案外、すんなりと肛門内へ収まっていく。  
「あッ、あッ・・・」  
「お嬢様、締めてはいけません。ネギが出てきていますよ」  
「ああ、恥ずかしいわ・・・」  
異物を拒もうとする肛門の動きを制し、執事はネギを挿入した。  
 
「うッ!」  
「お嬢様、いきんではいけません」  
「で、でも」  
「しばらくの辛抱です・・・」  
執事はネギをずぶりと肛門内へ捻じ込んでしまった。かれんは思わず天を仰ぐよう  
に喘いだが、すぼまりに感じる痺れるような疼きに何やら妖しい愉しさを覚えるので  
あった。  
 
息を荒げ、目を潤ませるかれんに執事がこう言った。  
「こうしていると、昔のお嬢様を思い出します」  
その言葉がかれんに古い記憶を呼び起こさせる。そういえば昔にもこんな事があっ  
たような気がする──と。  
 
(ああ、そうだわ・・・私はじいやに・・・)  
幼い頃、眠っている自分の下着を脱がし、執拗に肛門を弄る誰かがいたのを、かれん  
は思い出した。人の良さそうな優しい顔に口ひげをたくわえた初老の男・・・そう、それ  
は執事であった。執事は昔から事ある毎に、こうやってかれんのすぼまりを嬲ってい  
たのである。  
 
「・・・私は、じいやに悪戯されてたんだわ」  
「思い出されましたか」  
執事の眼鏡の奥で、悪意が光る。見ればこの男、股間を膨らませているではないか。  
勿論、その凶器の先はかれんに向けられている。  
「私はアナルマニアでしてね」  
執事の手がかれんの無毛地帯に伸びた。そして皺だらけの指が、まだ開きかけの  
肉の芽を包む皮を剥く。  
 
「ああ、いやあ・・・」  
「固くなってます。ふふ、毛も生えてないくせに、こちらはしっかりと育ってますね」  
米粒ほどの大きさしかないかれんの肉芽は、執事の指先で弄ばれた。女の最も敏感  
な場所である。そこを巧みに弄られては、強気のかれんも形無しであった。  
「じ、じいや、やめて・・・」  
「ここで感じながら尻穴掘りに慣れると、女として一皮剥けますよ。お嬢様、肛門に  
神経を集中して」  
「駄目、こんなの駄目ぇ・・・」  
違和感しかなかった尻穴に、新たな感覚が芽生えようとしていた。かれんはネギが、  
執事の手で出し入れをされていることに気がついた。  
 
「お嬢様、これで最後です。お薬を注射しましょう」  
執事はズボンを脱ぎ、己の下半身を露わにした。年齢に似合わず、それは堂々と  
反り返って、十代の若者のような猛々しさである。  
「ああ、じいや・・・」  
「いきますよ、お嬢様」  
大なまずのような男根が、かれんの尻穴に迫る。それまで頑張っていたネギは放り  
出され、二十センチはあろうかという執事の分身が、少女の菊蕾に収まろうというの  
だ。  
 
「さあ、頭が入りました」  
「ああーッ!さ、裂ける!裂けてしまうわ!」  
四つん這いのかれんからは見えないが、尻穴に衝撃が走った為、そこが侵されてい  
る事が分かった。想像するだに恐ろしい、肉の塊が排泄孔を遡ってくるという悪夢。  
そのおぞましさにかれんは思わず落涙した。  
 
「ほうら、棒の部分が・・・半分もいきましたかね。後、一息です」  
「ううッ・・・うわあ・・・ッ」  
蜂の一刺しならぬ、巨根の一撃でかれんはほとんど気絶しそうだった。全身が汗ば  
み、毛穴が開くような切迫感があった。もとより細身で華奢なかれんゆえ、このような  
剛棒を受け入れるには、まだ未熟なのである。しかし、執事は青い果実をもぎ取るよ  
うな残酷さを有していた。  
 
「お嬢様、お手を拝借」  
「ああ、何を」  
「馬になってもらいますよ。ふふ・・・」  
執事はかれんの両手を背後に回し、ちょうど乗馬中に手綱を引き絞るような姿勢を  
強要した。高貴な家の息女が取らされるとは思えぬ惨めな格好で、しかも尻穴は  
犯されたまま。そんな姿で、執事はかれんに尻を振れと言う。  
 
「ああ、じいや、お尻が変なの・・・」  
「どんな感じです」  
「熱くて、疼いて・・・でも、とっても素敵!」  
「それで良いのです」  
執事はこれまでに重ねてきたかれんへの悪戯が、ようやく実を結んだ事を悟った。  
これからはもう、この少女は肛門性交奴隷と化し、そのしなやかな身を自分へ捧げ  
るに違いない。  
 
ゆくゆくは遊びに来るあの少女たちも毒牙にかける事が出来るかも知れぬと思う  
と、執事の口ひげは引きつったように歪んだ。五人の少女の菊蕾を代わる代わる  
味わえるとなれば、老い先短いこの命、何の惜しい事があろうかと、射精の予兆を  
覚えながらほくそ笑む。  
 
「じッ、じいや!私、変になっちゃう!恥をかきそうだわ・・・」  
「良いんですよ、お嬢様。快楽に身を任せるのです」  
かれんは肛門内で放たれる執事の粘液の存在を感じた瞬間、天にも昇るような  
快感を知った。それは下半身から放射状に伸びていく波のように拡散し、ついには  
脳天にまで達した。その瞬間は何も考える事が出来ず、ただ執事が愛しいとだけ  
思ったのである。  
 
(じ、じいや・・・大好き・・・よ・・・)  
広大な敷地に建てられた豪邸の中で、初老の執事と少女が二人きり。そんな歪な  
生活は、生々しい男女の営みでしか保つ事が出来ないだろう。かれんは予感してい  
た。いつかきっとこうなると。そしてこれからは執事の性奴として生きていくと、胸の中  
に誓うのであった。  
 
おすまいん  
 

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