「はぁ…はぁ…大丈夫、のぞみ」  
「はぁ…は…はぁ…うん」  
かれん達と離ればなれになってしまったりんとのぞみ。  
襲い来る鏡の化け物達を何とか凌ぎながらここまで来た。  
「さっきはありがとう…助けてくれて…でも…皆とはぐれちゃったし…」  
「何言ってんのよ、のぞみ。アンタがそんなのでどうするのよ?」  
「…ごめんなさい…りんちゃん」  
「あたし達はプリキュアなんだから、もっとしっかりしないと。ココやナッツ達も  
あたし達を探してるはずだから……大丈夫、きっと合流できるよ。」  
「うん…」  
「そろそろ行こう、のぞみ。」  
「りんちゃん」  
「ん?」  
「目の前がクラクラしない?」  
「え……」  
「身体が思うように動かせる?」  
「の、のぞみ…?」  
「そろそろ呂律が回らなくなってくると思うんだけど…どう?」  
「のぞ……うっ…」  
 拳を振り上げた瞬間、キュアルージュは倒れた。  
「ふうん…呂律は回るのね。意識もしっかりしてるみたいだし……上出来かな」  
「の…のぞみ…ま、まさか…ぐぅ」  
「ふふふ…綺麗よ、りんちゃん。」  
「……のぞみ!いや、アンタはのぞみじゃない!」  
「いいえ、私は『のぞみ』よ……正確にはのぞみの黒い部分かな?」  
のぞみはくすくすと笑いながらそう言うと、  
「メタモルフォーゼ…大いなる深淵の力…ダークキュア・ドリーム」  
 白いキュア・ドリームが黒い光に包まれ、もう一度変身した。  
 それは確かにのぞみだった。そう、コスチュームが全て黒い漆黒のドリームであった。  
「そ、そんな…!」  
「鏡のクリスタルの力でのぞみの暗黒面を具現化されたのが私。素敵でしょ?」  
「い、一体…いつから…本物ののぞみはどうした!?」  
 りんは何とか起きあがり、言い放った。  
 ダークドリームはきょとんとした顔をして首を傾げた後、ぱぁと笑った。  
「あはは、やだなぁりんちゃん。私も本物の『のぞみ』だよ♪」  
「ふざけるな!あ…ぐっ!」  
 りんはもう一度、ダークドリームに向かって行こうとしたが一歩踏み出したところで倒れてしまった。  
「ははは、無理無理。今のりんちゃんには私を倒すどころか指一本触れれないって」  
「くっ…ちくしょ…」  
「私が少しずつりんちゃんの体力を吸収していったの…どうしてだかわかる?」  
「知るか!」  
 のぞみはりんの前でゆっくりとスカートをめくり上げた。  
 スパッツを突き破らんばかりの勢いで股間から何かが反り返っている。  
「………!?」  
「見て、りんのアソコにぶち込むチンポよ……素敵でしょ?」  
 
 

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