12XX年7月
ムスメは今日から、自分の家で家事手伝いのお仕事です。
パッパラパララ、パッパラパララ、パッパラパララ、パララランパララ〜♪
執事のキューブ「また家事手伝いですか、お嬢様。私もラクチンで助かります」
(いや〜、お嬢様、最近一段と成長したような)
ムスメ「キューブ、今日は何をすればいいかしら」
キューブ「ええと、そうですね。食器の片づけを手伝ってもらえますか?」
(夏服が短くなり過ぎて、パンツが見えそうです)
ムスメ「分かったわ、キューブ」
パッパラパララ、パッパラパララ、パッパラパララ、パランラン〜♪
ムスメ「キューブ。このお皿はどこにしまえばいいの?」
キューブ「あっ、それはその戸棚の一番上にしまって下さい。そうその戸棚です」
(パンツ……。お嬢様のパンツ……)
ムスメ「一番上って、届かないわ」
パー、パラララー、パララララー、パラララー、パラララー、パララ♪
キューブ「そこにある足台を使ってください。結構高いですから、気を付けてくださいね」
(近づいて下からのぞきこめば……)
ムスメ「分かったわ、キューブ」
キューブ「大丈夫ですか、お嬢様。場所分かりますか?」
(今日は白……! それに、茶色に透けて見えるもしゃもしゃの物体は……!)
パー、パラララー、パララララー、パラララー、パーラーラー♪
キューブ「いや〜、お嬢様、なかなか頑張りましたね。おかげで僕も助かりました」
(お嬢様、やっぱりいろいろと成長しているなあ)