しばらくするとバナザードは娘の口内のさらに奥にペニスを突き  
込んだ。屈辱と苦痛に娘の顔は歪んだが、当然のことながらバナ  
ザードは躊躇などしない。娘の口内を思うがままに犯して、快楽を  
貪っている。  
 
 娘の口内に突き入れられたペニスが激しく蠢き始めた。それと同  
時にバナザードの腰の動きもさらに激しさを増す。バナザードの口  
は快楽に蕩けるかのようにだらしなく半開きになっている。  
 「うっ」といううめき声と同時に、バナザードのペニスの先端が  
はじけた。大量の白い毒液が娘の口内に吐き出されたのだ。頭を押  
さえ付けられた娘には、哀れにもその噴射を逃れるすべがない。す  
べてを口で受け止めるしかなかった。  
 噴射がとまるとバンザードは娘の口からペニスを引き抜いた。こ  
れ幸いに白い毒液を吐き出そうとする娘に、バナザードは非情の一  
言をかる。「吐くな。すべて飲み干せ」。  
 
 娘は汚辱感に苛まれながら、バナザードの精液を飲み込んでいっ  
た。娘の喉がゆっくりと動いて、おのれの子種が娘の腹の中におさ  
まっていくのを眺めながら、バナザードは満足げにうなづいた。  
 
 ようようバナザードの毒液を飲み込んだ娘は、ぜいぜいと荒い息  
を吐きながら言った。  
「ねえ、もう満足でしょ? おうちに帰して…」  
 
「あ、あなたのことは誰にも言わないから…」  
 そう懇願する娘の口のまわりは、口内からあふれた精液に濡らさ  
れて、てらてらと光り輝いていた小さな肩は小刻みに震えていた。  
 娘に対するバナザードの返答は次の通りだった。  
「いいぜ、おれもお嬢ちゃんが可愛いからちょっと悪戯したかった  
だけなんだ」  
 そういうと短剣をとりだし、娘の手足を縛めている縄を断った。  
バナザードが自分の要求をあっさりと呑んだことをいぶかしく思い  
つつも、娘は喜び、さっそく立ち上がろうとする。  
 だが。  
 立てなかった。娘はバランスを崩して、たちまち地面に突っ伏  
す。膝になぜか力が入らないのだ。気を取り直してもう一度立ち上  
がろうとするが、やはりたちまち崩れ落ちてしまう。縄で手を縛ら  
れていたためだろうか。いや違う、体の奥底から力が奪われている  
感じなのだ。脚同様、腕にもまったく力が入らないことに娘は気付  
いた。  
 
 四度目の試みも失敗し、娘がうつぶせに地面に倒れた瞬間、バナ  
ザードは嘲笑を娘に浴びせかけた。  
「へっへっへっ、お嬢ちゃんを縛っていたその縄、実は“麻痺”の  
魔法効果があったのさ。力なんてまるではいらないだろう」  
 そういってバナザードは、森全体に届くのではないかと思うほど  
大声をあげて笑った。娘は自分自身の甘さに涙するしかなかった。  
「泣くなよ、もうちょっと楽しもうぜ…おじちゃんばっかり気持ち  
よくなって不公平だから、こんどはお嬢ちゃんも気持ちよくしてあ  
げるぜ」  
 そう言い終えると、バナザードはどこからか小瓶に入った液体  
と、赤い丸薬を取り出した。  
「…ここからが本番だ…」  
 
 赤い丸薬は貝殻のような容器に入っていた。液体の入った化粧瓶  
といい、どちらもこの野卑な男にはあまり似合わないものである。  
 先ほど男の生臭い欲望を飲み干したばかりの娘の唇を無理やり開  
かせると、バナザードはその中へ丸薬を放り込んだ。  
「うっ…ううっ…」  
 娘は当然拒否しようとするが、バナザードはすかさず瓶の口を娘  
の口内へ押し込み、その中身を流し込んだ。鼻をつままれ、そして  
屈強な手で顎を押さえられてしまった娘は、その怪しげな丸薬と液  
体を飲み干すしかなかった。  
 娘が薬を飲み干したのを確認すると、バナザードは両手を離し  
た。娘は草むらの上に仰向けに倒れた。娘の薄い胸が苦しげに上下  
している。  
 
 しばらくすると、自分の体に変化があらわれたことに娘は気付い  
た。乳首がいたいほど尖り始めた。それどころかせつない疼きが胸  
全体に生まれ始めている。いや、乳首だけではない。秘部もまた、  
疼き始め、わずかづつだが濡れ始めている。呼吸は荒かったが、そ  
れはつい先ほどのような苦しげなものではなく、なにか艶めいたも  
のが混ざっている。  
 
「な、なにをしたの…?」  
 口調からは敵意は失われていないが、顔は快楽の波に崩れ始めて  
いる。バナザードは答えた。  
「あの赤い薬は『豊乳丸』といって、お嬢ちゃんのオッパイをほん  
のちょっと大きくしてくれる薬さ。そして瓶の中身は『妖精の  
蜜』。あれを飲めば、教会のお堅いシスターでも男が欲しくて股を  
おっぴろげちまうくらいの媚薬だ」  
 バナザードの言葉通り、娘の薄い胸はわずかづつだが隆起しはじ  
めていた。そして秘裂は、さきほどの自慰のときのように、更なる  
快楽を己に与えるよう娘をせかしている。  
 耐えなければ…耐えなければ…娘は必死で自分に言い聞かせた  
が、快楽に溺れ始めた体はいうことを聞いてくれなかった。悩まし  
く体をくねらせ、あえぎ声が森の静寂のなかに響き渡る。  
 
 そして、バナザードは暴風のように娘にのしかかった。  
 
 娘は悲鳴をあげ、抵抗を試みるが、手足に麻痺をかけられていて  
は虚しいものでしかない。そして悲鳴は、バナザードにとっては耳  
にここちよいBGMだった。娘のブラジャーをめくりあげ、さきほど  
よりは隆起したもののまだまだなだらかな乳房と、薄いさくら色の  
乳倫、そして固くしこった乳首を露出させる。  
「何日かしたら、お嬢ちゃんはとある大金持ちのヒヒじじいの屋敷  
で一生そいつに嬲られながら暮らすことになるんだ」  
 そう言いながら、娘の乳房を乱暴にこねくりまわし、乳首を指先  
でいじくりまわす。娘は苦痛と快感と屈辱のなかで顔を歪ませた。  
「そいつがまたうるせえ奴でね、子供でも胸がほどほどに育ってる  
のがいいんだと。まったく、『豊乳丸』がいくらすると思ってるん  
だよ!」  
 いい終わると、こんどはバナザオードの口が娘の乳房をおそっ  
た。まるで引っぱり上げて大きくするかのごとく娘の胸を強く吸  
い、乳倫と乳首をなめ回す。  
 バナザードが愛撫を加えるたびに娘は声をあげた。最初のうちは  
抗議の声だったが、だんだんとそれは蕩け始め、せつなげなものに  
変わり始めた。  
 
 とつぜんバナザードの右手が娘の乳房を離れたかと思うと、今度  
は下へむかった。娘の処女地を守るショーツに手を伸ばしたのだ。  
いよいよ、生娘の「本丸」の攻略にとりかかり始めたのだ…。  
 
 バナザードは確かに狡猾で残忍な男ではあるが、実はそれほど気  
の長い男ではない。いつもならとうの昔に、獲物の股間におのれの  
イチモツを突き入れていただろう。だが、この粗野な男にもそれな  
りに悩みがあった。  
 上得意の「あのヒヒじじい」ならば、これだけの上玉、しかも生  
娘には惜しみなく大金を払うはずだ。だが、バナザードが「味見」  
をした後と知れたら、その金額は三分の一、いや五分の一になって  
もおかしくない。それを考えたら、「おいた」はこのぐらいでやめ  
ておくべきである。  
 しかし、この美しい娘を嬲り尽くし、操を踏みにじり、いまだ幼  
き体内に子種を思う存分ブチまけてみたいという欲望もまた強かっ  
たのだ。彼は迷いに迷い、その迷いが娘への愛撫をより執拗なもの  
した。  
 
 娘の股間に手を伸ばしたバナザードは、絹のショーツ越しに娘の  
秘所の感触を思う存分楽しんだ。幼き秘裂は、「妖精の蜜」の効果  
と、ねちっこい彼の愛撫によって、すでにじゅうぶんな湿り気を帯  
びていた。指についた湿り気の感触を確かめるとバナザードは、  
「おやおや、ずいぶんと湿ってるねぇ、お嬢ちゃんも愉しんでいる  
みたいだね」  
と、娘に言葉責めをあびせかけた。  
 
 娘は涙ぐみながら、イヤイヤをするかのように首を振った。だ  
が、バナザードの指が蠢くたびに、  
「あっ…あっ…」  
とあえぎ声をあげてしまうのは、否定のできない事実である。自分  
の指で「大事なところ」を愛撫するのは、さきほどの「ひとり遊  
び」で経験済みだったが、他人の指でそこを成すがままにされるの  
は、それとはまったく違った経験であった。  
 
 そろそろいいか。ひとり頷くとバナザードは娘の腰に手をかけ、  
最後の砦であったショーツを一気に引きずり下ろした。  
 
 足首まで一気にショーツは引き下ろされたが、脱がされたのは片  
方の足だけである。もう片方はそのまま、娘の片方の足にひっかけ  
たままにしてある。バナザードは娘の太ももと太ももの間に体を割  
り込ませると、いよいよあらわになった秘部をのぞきこんだ。  
 娘の秘部はいまだ無毛であり、一本のきれいなタテスジがはっき  
りと見えていた。そしてそのタテスジは、ジクジクとわきでる愛液  
によって、濡れそぼっている。  
 バナザードは舌を伸ばすと、娘の秘裂をゆっくりとなめあげた。  
生まれて初めての感触を嫌悪したが、それは心だけの話で、肉体は  
バナザードの口技に感じ始めている。次にバナザードは娘の秘裂を  
押し開いた。  
 
 汗、小便、おりもの、恥垢、そして愛液。それらの匂いが渾然  
いったいとなってバナザードの鼻を突いた。生娘の常で、娘の「あ  
そこ」の手入れは十分なものではなかったが、彼にとってその臭気  
は「ごほうび」である。夢中になってなめあげる。その際ぐちゃぐ  
ちゃとわざと大きな音を立てるのは、もちろん娘に聴かせるためで  
あった。羞恥と快感のために、娘の顔はより上気し、その滑らかな  
皮膚には汗が浮かび始めていた。  
 バナザードは、秘部に隠されていた娘の「雌しべ」を発見する  
と、そこを重点的に責めあげた。娘の身じろぎとあえぎ声がいっそ  
う激しくなる。そしてバナザードは舌をとがらせ、娘の窒口を突い  
た。  
「ああああああああああ〜〜〜〜〜〜」  
 ケダモノじみた声をあげながら背中を反らし、それがまたまっす  
ぐになったかと思うと、娘はぐったりとしてしまった。どうやら軽  
く達してしまったらしい。つい先頃初潮を迎えたばかりの少女とは  
思えぬ淫らさである。  
 
 「さーて、どうしてくれようか」  
 おそらく生まれついての悪党にしか抱けないであろう悩みをかか  
えながら、バナザードはおのれの分身を、娘の秘部にこすりつけは  
じめた。  
 
 娘の秘裂の上をバナザードの陰茎がなぞりあげる度に、淫靡な水  
音が森のなかに響く。それに飽き足らずバナザードは、娘の敏感な  
突起を亀頭の先っちょでつついた。  
「あっ…あっ…」  
 その度に娘の背骨に電流にも似た快感が走る。  
 それどころか、秘裂に亀頭のほんの先端だけを差し入れたりもし  
た。娘の体が一瞬恐怖で固まる。が、バナザードは秘裂の内部の感  
触を少し愉しんだだけで、さっさとそれを出してしまった。  
 
 実はここまでやっておきながら、バナザードには娘の純潔を一気  
に散らしてしまう覚悟がつきかねたのだ。さすがに一時の快楽のた  
めに大金をみすみす逃してしまうのはためらわれた。  
「うっ」  
 娘の秘部で遊んでいるうちに、いつの間にかバナザードは達して  
しまった。怒張から大量の白い毒液が吐き出され、娘の秘部周辺ど  
ころか、可愛らしいへそのまわり、将来性は感じさせるがまだ控え  
めな乳房を穢した。一部は顔にまで達している。  
「しくじったぜ」  
 バナザードはそうつぶやきながら、今度は娘をうつぶせにした。  
さすがに己の精液でよごれた体を抱きしめるのにはためらいがあっ  
たのだ。そのとき、娘の体の一部が彼の目に入った。  
「ひひ…そうか、いいところがあったじゃねえか…ここなら値は下  
がらねぇ…」  
 バナザードの視線の先には、娘の下半身のもう一つの穴、肛門で  
あった。ほんのりとピンク色をしたその器官は、これから起きる惨  
劇に気付いたかのように、ひくっ、ひくっと震えている。  
 
 バナザードは傍らの自分の革の鞄から、もうひとつの小瓶を取り  
出した。蓋をあけると中に入っていた液体を自分の手のひらに注い  
だ。ぬとぬとと光るその液体は油であった。それもただの液体では  
ない。東洋から持ち込まれた性戯用の油である。それをバナザード  
は娘の菊門に丁寧にすりこんだ。  
 思わぬ奇襲に娘はたじろいた。本来そこは排泄器官であって、そ  
こを男が愛撫の対象にするなど、マルシアが教えてくれた知識のな  
かにもなかった。だが油がなじんで来るにつれて、そこまた快楽を  
娘の脳髄に運んでくるようになる。  
 ずぼっ。バナザードが右手の人さし指を娘の肛門に突き入れる。  
娘の顔が一瞬苦痛にゆがむ。だがしばらくすると、快感を感じ始め  
たのか、苦痛の表情は消え、甘いあえぎ声をあげはじめる。バナ  
ザードは人さし指を上下に動かし、娘が確かにそれで快感を得てい  
ることを確かめるとつぶやいた。  
「もういいな…」  
 そして残りの油をすべて、自分の陰茎に塗り込んだ。娘の菊門を  
苛んでいるうちに硬さを取り戻したバナザードの男性自身は、本日  
三度目の快楽を貪ろうと高々とそそりたっていた。  
 
 
 
 
 

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