調理場にあったすりこぎ(チン〇ン大のやつ)を挟もうとして、  
 
ゴトンッ!  
 
 調理場に虚しい音が響いた後でマリーが登場。  
 
「ダメだよフーちゃん。調理器具をおもちゃにするなんてお行儀悪いよ」  
 
「……っさい」  
 
「え?」  
 
「うっさいわよ! あんたのような魔乳には分かんないわよ! どーせこれくらいの棒、魔乳マリーなら挟むのなんて楽勝でしょ!」  
 
「(フーちゃん、何言ってるんだろう?)うん、じゃあ試しにやってみるね。んしょっと。……簡単に出来たけど、これがどうかしたの?」  
 
「うわ〜〜〜〜〜〜〜ん! マリーのバーカバーカ! あんたなんか大嫌いだけど大好きよバーカ!」  
 
「あっ! フーちゃん! ……行っちゃった。でもこれが出来ると何かいいことあるのかな?」  
 
 試しにマリーがすりこぎを挟んで胸を上下に揺らしている所にシャオが通りかかる。  
 
「シャオ君」  
 
 すりごきを胸で挟んだまま、シャオの方へと向き直り、笑顔で名前を呼ぶマリーにシャオが轟沈。  
 
「キャーーッ! シャオ君がいきなり体中の穴という穴から血を流して倒れたよー! ヴァン君を、誰かヴァン君を!」  
 
 轟沈したシャオの表情は血で真っ赤ながらも、一片の喰いもないイイ笑顔だったという。  
 
 
 
 

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