自演ってことは自家発電だよね。自家発電ってことはおなぬーだよね。  
ということは、フーちゃんはアゲハ助けた夜にさ、マリーの辛抱溜まらんおなぬーみちゃって  
火照った体がパイロクイーンなわけだよね。きっちり最後まで目撃しちゃって逃げるように部屋に飛び込んで  
ドア閉めてベッドに倒れこんで大きく深呼吸しちゃうわけでそこでマリーのあられもない姿とか  
声とかイっちゃった時の聞いたこともない艶っぽい喘ぎとか思い出しちゃうわけで  
 
 
<バーストストリーム>  
 
その時私は何を考えていたのかわからない。  
でも、あんなマリーは見たことが無かった。  
 
そう、みた事があるわけが無い。だって私は女で、マリーも女だからだ。  
それに別に私は性の対象としてみてるわけではない。  
 
でも、でも。  
 
(あの子、あんな声……出しちゃって……)  
 
いつも私の後ろにいたマリー。  
私自身彼女のことは大抵知っているし、  
きっと、マリーも私のことを知っているだろう。  
 
私の知らないあの子。  
でも、きっと、今の私も、あの子は知らない。  
 
そっと、右手をスカートの中へもぐりこませる。  
ショーツをよけて、熱くなっている部分へそっと指を差し込んだ。  
 
「……ふ、ぁ……、はぁん」  
 
最初は撫で回すように、そして次第に捏ね回すように。  
さっきあの子がしてたように。  
 
「……んっ……んっ、あ、は……あ、はぁん!!」  
 
止まらない、何か、いつもと違う。  
マリーのを見たから? それともアゲハでしているマリーをみたから?  
 
「…あ、やん、やだぁ、これ、とま、らないっ……はぅ、あぁん、んっ」  
 
もう、片手じゃ足りない。  
 
「あうっ、やだ、やだやだぁ、あ……、あぅ、んっ!! 気持ちい、気持ちいよ……」  
 
膝を立てて、うつ伏せになって、両手をスカートの中でリズミカルに動かす。  
はたから見ればなんてはしたない格好だろう。  
 
でも、気持ちいい。頭の中が真っ白になるほど、気持ちい。  
 
「んっ……んーっ、あ…ぁ…あん…っ!!」  
 
気づけばショーツがぐっしょりとなっていた。  
ねとねとした、液体でまみれていて、とてもいやらしい。  
もう一度ショーツの上からしつこく撫で回したあと、  
両の手で、ずずっと、ショーツをずり下げた。  
 
あそこから液体が溢れ出ていて糸を引いている。  
私はごくりと唾を飲んだ。  
 
「はぁ、はぁ、はぁ、私、凄くはしたないわ」  
 
そういって、いままでお預けをしてきた、クリトリスへ  
指をそっと這わせ…、  
 
「んふふ、フーちゃん、凄く、エッチだね?」  
 
マリー声がした。  
 
</バーストストリーム>  
 
 
 
んでじつはマリーさんフーちゃんが覗いてるのは委細承知で見せ付けてたんだね。  
それでフーちゃんが辛抱溜まらんとなると同時に追っ掛けて先回りしたマリーも辛抱溜まらんなわけで  
でもフーちゃん私でしてたの? それともだれでしてたの?見たいな話になって  
はわわわわとか、うろたえてるフーちゃんの小股にマリーの指が絡みつくわけで、  
お預けしてたクリちゃんをじれったく愛撫されちゃうわけだね?  
だれでしてたの?私?それとも ア ゲ ハ さ ん?  
見たいな感じでじれったくつんつんされたり、上半身剥かれて乳首をぴんぴんされたり、  
舌でころがされたり、もうフーちゃんはおもらししたみたいにぐっしょりしちゃって  
わかんないとぅ、ゆるしてよぅとかくすんくすんむせび泣いちゃうのね?  
んじゃマリーがアゲハさん好きなの? ってきいてうん、とうはいわないまでもそうかもしれないわ、とか  
つぶやいちゃったらさあ大変。そうなのそれじゃいっしょだね、とかマリーさん笑顔で  
それじゃいっしょにしよっかみたいなことになっちゃって、でも負けないからって何の勝負な感じで  
私のほうがアゲハさんが好きってこと解らせてあげる見たいな感じで、もうまたとんでもなくフーちゃんは  
マリーにいかされちゃって、新技テレキネシスでバイブレーションとかもでちゃって、もうフーちゃん  
いろんなところからいろんなものを出しちゃうくらい腰砕けになっちゃって、  
そこで空気の読めるシャオ君は大変なことになって翌日干からびた姿で発見されるわけなんだけど  
 
 
ちょっと、ムラムラしたからテレカで電話かけてくるね。  
バーストストリームって難しいね  
 

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