「さすがにシャオが可哀想になってきた」
「奇遇ですね、僕もそう思っていた所です」
まだ夜も更けきってない頃、カイルとヴァンは妙に深刻そうな顔で密談していた
ちなみにマリーは台所の片付けをしている。ということはシャオは食卓テーブルでコーヒーを飲んでいる。いや、別にストーカーとかじゃないよまじで
「ちょっと、二人で何コソコソしてんのよ」
「げっ、フレデリカ…」
「『げっ』とは何よ、カイルの癖に失礼ね」
「シャオ君とマリーさんをくっつけようという話をしていました」
「お…おいヴァン…」
「マリーと…?」
ちょっとこめかみのあたりがピクってなった気がする
フレデリカのマリー依存症は相変わらずのようだ
「ダメよ!! 絶対ダメ!!」
「やっぱりなー」
「ときにフレデリカさん、これを見てください」
やけに落ち着き払ってヴァンがフレデリカに見えるようにパソコンの向きを変える
「ちょっとこのサイトを見てください」
「PSYSEN-サイレン-でエロパロ…?」
「何よこのSS…酷い…」
「シャオがこんな扱いを受けていたなんて…」
「ね?可哀想でしょう?」
「だから俺達でどうにかシャオに良い思いをさせてあげようってわけだ」
「……」
フレデリカの頬には一筋の涙の跡が残っていた
「付き合うのは許さないけど一度くらいなら良い思いさせるのも面白いわね」
「やけにノリノリだな…」
「違ッ…」
「まぁツンデレなフレデリカさんは置いといて作戦でも考えますか」
「ちょwwwww」
「シャオはヘタレだからな…、生半可なことでは動かないぞ」
「単純な話、シャオ君もマリーさんも興奮させればいいわけですよね? だったら…」
「カイル君とフレデリカさんの営みを見せてあげればいいんじゃないですか?」
「おK、把握した」
「…ッ!! ∋£¶Жб〜!!」
「声になってませんよ」
「…ちょっ…ヴァンあんた…いつ、から…!!」
「悪い、俺が言った」
「馬鹿!! あんたほんと馬鹿!!」
〜しばらくの間痴話喧嘩をお楽しみください〜
「すみません、話戻していいですか?」
「ん、あぁ」
「……////」
「まずは久しぶりに5人で飲み会でも開こうと提案するわけですよ」
「未成年だけどな」
「そこで適度に酔いが回ってきたあたりでお二人さんが励み始めるわけですよ」
「wktk」
「……//(真っ赤)」
「すると必然的に余ったシャオ君はマリーさんと求め合い…」
「ん?その間ヴァンは何してるんだ?」
「それは考えてませんでした」
「……(もうアタシとカイルがするってのは確定なわけ!?)」
「ただ呆然としてるのも変だしなぁ」
「じゃあフレデリカさんのお手伝いでもさせて貰ってもいいですか?」
「〜〜ッ!!??」
「おー、3Pかー」
「カ…、カイル…? 冗談よね…?」
「あ、でも僕童貞なんですよね。上手くできるかなぁ?」
「じゃあ予行練習が必要だな」
「ちょ……ちょっと…」
「ヴァン!! 押さえろ!!」
「合点承知です」
「ひゃッ!!…」
フレデリカの横に座っていたヴァンが後ろから抱きつくような形でフレデリカを押さえ込む
そしてフレデリカの横に座っていたカイルは前方に回り込み……揉んだ
もみゅもみゅ
「乳首立ってねぇ?」
「…そんなわけ、ない…ん…」
「3Pって聞いて興奮したんだろ?」
「やぁ…違うの…ッ…」
「じゃあ確かめてみるか?」
「…えっ…きゃっ…」
カイルはフレデリカのファスナーを開け上着を乱暴に取り去ると、シャツの上から胸を持ち上げるように揉み上げた
「…ゃ……ぁん…」
「ノーブラかよ、元々その気で来たってことか?」
「…ぁ、んぅ…、ちが…」
「ヴァン、腕を後ろに回してみてくれるか」
「はい」
「…ぁっ……」
ヴァンが腕を引っ張り少し反らせるように体勢を変えると、小降りな胸の頂点がさらに小さく、しかしはっきりと自己主張していた
カイルはそれを人差し指と中指で挟みくりくりと弄ぶ
「ん、ぅ…やぁ…あぁ、…」
「フーはここが好きなんだよな」
「カイル君、僕もおっぱい触りたいです」
「ん、あぁ御免な」
ヴァンは体を押し付け腕を固定したままフレデリカの前に手を伸ばしやわやわと胸を持ち上げる
手慣れない手つきが逆にもどかしい
「…ふ、ぁ…んぅ…」
フレデリカは目を閉じて刺激に耐えていたためにだらしなく開いていた脚の前にカイルが屈んでいることに気づかなかった
くにゅっ
「…あぁッ!!…はぁ……」
「すげ、もうこんなに濡れてんのかよ」
「今ビクッてなりましたね」
「…ん…あッ!!…ふぅ、ん…」
「これならもう挿れても大丈夫かもな」
「じゃあ僕は口でお願いします」
四つん這いの姿勢にさせられたフレデリカの秘部にいつの間にかファスナーから露出させていたカイル自身の自身があてがわれる
「ぁ、やぁ、ぁああああッ!!」
「なぁ、なんか忘れてね?」
「さぁ?何かありました?」